ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲初めての3000m! 乗鞍岳  <前編>

2007-07-18 19:45:15 | ▲2006年山行報告


歩いた日 2006年8月18日

ポレポレ隊、2006年夏山遠征 二日目の山は

北アルプス南端にそびえる独立峰 乗鞍岳だぁ~~~!! (1日目レポはこちら

昨日、ポレポレ隊の最高峰となった木曽駒の2956mを

なんと一日で抜いてまた記録更新。

今日は3026mの頂きに立つのでR!

初めての3000m、どんな気分なんだろう。

ワクワクするねー!

「最も手軽に登れる3000m峰!」 

乗鞍について書かれている本には だいたいこんなコメントがついている。

おおっ! なんて弱足隊員にピッタリなんだ!

まるで弱足隊員のためにあるような山じゃないか!

ああ、早く手軽に山頂に立っちゃおう!

それじゃ、出発!

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・が・・・・

副隊長、またバスに酔っちゃいました。

昨日の木曽駒はバス乗車時間、約30分。

今日はそれより15分ほど多い45分。

バス停で待ってる時から もう既に 「酔っちゃうぞモード」 になってました。

ああ、副隊長は弱足隊員みたいにお気楽な性格じゃないからなぁ。

「気にしない、気にしない・・」 ってワケにはいかないのよね、可哀相に・・・・。

畳平に到着しても すぐには動けませんでした。

昨日みたいに少し休んでから出発しよう。 

 

 

 

 

 

 

 

でも今日もすっごくいいお天気。

そして既にここは標高2700m!

だから手軽に登れる3000mなんだね。

さあ、そろそろ出発しようか。

副隊長、昨日よりはちょっと立ち直りが早いようです。

 

 

 

 

 

 

 

いつもに増してゆっくりペースで歩きます。

木曽駒に続き、ここもお花がいっぱい咲いてました。

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・・この乗鞍岳ですが 「乗鞍岳」 という山はありません。

複数のピークの総称をいいます。

大小23の峰と7つの池沼、8つの平原からなり、最高峰は剣ヶ峰。

火山標高では富士山、御嶽 に継いで第3位を誇ります。

 

 

 

 

 

 

 

3人でポーズ。

がんばろうね!  そして

楽しもうね!!

 

 

 

 

 

 

 

コロナ観測所の丸いドームが見えまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

そして前方にそびえるのが 最高峰剣ヶ峰!

あ、あそこまで登るのか・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず剣ヶ峰バックに はい、パチリ! 

 

 

 

 

 

 

 

あっちもこっちもいい景色が広がります。

雲が下に見える~!! 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとに手軽に楽して頂上に立てるのか・・・・? 

 

 

 

 

 

 

 

左を見ると大雪渓!

よーく見ると夏スキーを楽しんでいる人がいました。 

 

 

 

 

 

 

 

肩ノ小屋を過ぎると本格的な登りになります。

岩がゴロゴロ・・・歩き辛そう。 

 

 

 

 

 

 

 

後を振り返ると肩ノ小屋。

帰りに寄ってみよう。 

 

 

 

 

 

 

 

思ったより人が少ない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

しかしほんと岩が多い・・・

しかもこの岩場を すごく軽装で登ってらっしゃる方が大勢いました。

多分、畳平まで観光で来て、なんかおもしろそうだから剣ヶ峰まで行ってみよう

っていうノリなんだと思います。

行きはヨイヨイ帰りは怖い・・・だぞー! 

 

 

 

 

 

 

 

時々後を振り返って 深呼吸。

ほら、いい眺めだよ。 

 

 

              <中編> へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲初めての3000m! 乗鞍岳  <中編>

2007-07-18 18:54:41 | ▲2006年山行報告


                ~ <前編> からのつづき ~

なにやらピークに着いたぞ!

でもここは剣ヶ峰ではありません。

剣ヶ峰はあの上です。 ふぅ~ 

 

 

 

 

 

 

 

ここは蚕天岳 (こだまだけ) でした。 2980mゲット!

 

 

 

 

 

 

 

一応証しを撮っておこう。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、それではまた歩き出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと一登りで剣ヶ峰・・・

しかしその一登りがけっこうきつい。

やっぱり現実は厳しいのだ。


侮るな 楽して登れる 山などない 
              
    (弱足心の俳句 季語なし)

 

 

文句ばっか言ってないで とにかく前に進みな。

 

 

 

 

 

 

 

 

権現池の深い色が 「弱足さん、頑張りなはれ!」 って言ってくれてるみたい。

実際には聞こえなかった。 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

あとちょっと・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

いやまだかなり・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

なんだここは・・・? 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここを登りきれば今度こそ・・ 

 

 

 

 

 

 

 

頂上直下の雰囲気。

いよいよか・・・!? 

 

 

 

 

 

 

 


ついに3000mの頂上ゲット―――!


っと思ったら あら大変!!!!

帽子を優先したために 標高の一の位が写ってないっ!!!

これじゃ302mみたいじゃんか・・・・・     実際には3026mと書いてあります。大失敗。 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角点も一応ね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

乗鞍本宮。

ここにもありました! 限定のバッジが!

ここでしか買えない、貴重なバッジ! もちろんゲット。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ山ごはんにします。

宿泊してる国民休暇村で作ってもらいました。

しじみのお味噌汁は 作ったよ。

暖かいお味噌汁でおにぎりのおいしさ倍増! 

 

 

 

 

 

 

 

隊長の大好物、ハバネロちゃんも 3000mのお山でパンパンでした! 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べたらサッサと戻ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

肩ノ小屋まで戻ってきたよ。

途中、岩ゴロ道で何度も転びそうになったけど

奥白根、金峰と2回続けて転んでいるので絶対に3度目は避けたい・・・

なんとか持ちこたえました。(汗)

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

小屋でビール!!!

これ、ちょっと憧れでした。

弱足隊員は アルコールめっぽう弱いけど少しくらいなら大丈夫。 

副隊長は 自称アル中・・・ってほどお酒は大好きなんだけど

いつもはドライバーやってるので弱足監視員が絶対許しません。

でも今日は運転しなくていいわけだし

生ビール、グイっといっちゃいました!

弱足隊員も3口くらいもらって飲んだ。


お、お、お、おいし――――――――っ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ビールもググっと流し込んだし このまま下山・・・

といきたいところだけど それじゃあ おもしろくないでしょ。

とりあえず登れるピークは全部制覇してやろうじゃないの ってんで

まずは摩利支天岳。

そう、遠くからずっと見えてたあのドームの場所です。

あ、ここは副隊長はスルーしました。

隊長と弱足隊員の二人だけ。

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・ピークらしい場所がない・・・

いったいどこが摩利支天の頂上なの?

あっちこっち探し回ったけど結局わからず・・・・

途中で変な棒が立ってたので 弱足隊員、勝手にこれを頂上にさせてもらいました。

国土地理院の方々、すみませんが今日の摩利支天の頂上はここにしまーす!

       (後でわかったのですが このコロナ観測所そのものが摩利支天の頂上だそうです。汗)

 

 

 

 

 

 

さっきまで居た剣ヶ峰が。 

 

 

 

 

 

 

 

そして反対側には次に向かう富士見岳が。 

 

 

 

 

 

 

 

摩利支天をスルーした副隊長は 先に富士見岳に登ってるはず。

あの頂上の人だかりの中にいるのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

はい! 富士見岳ゲット! 2818mです。 

 

 

 

 

 

 

 

北アルプスが見える~!

今日もたくさんの人たちが あそこにいるんだろうなー。 

 

 

 

 

 

 

 

今ちょっと前に歩いた摩利支天への道がはっきり見えます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士見岳から 今度は大黒岳へ。 

 

 

               <後編> へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲初めての3000m! 乗鞍岳  <後編>

2007-07-18 17:03:17 | ▲2006年山行報告

 

              ~ <中編> からの続き ~


 

大黒岳の頂上部分はけっこう広い。

とっても歩きやすい道でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

大黒岳の頂上ゲット! 2771m! 

 

 

 

 

 

 

 

 

方位盤もあるよ~!

少し遅れて来たやはりファミリー登山の方と談笑。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからの眺めもすごかった。

穂高が~! 焼岳が~!  

槍は残念ながら雲の中・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

大黒岳はここで行き止まりなので 来た道を戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

畳平が見えました!

でっかくそびえているピークは恵比寿岳。

今は崩落の危険があって残念ながら立入禁止。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、一度畳平に戻り、最後のピーク魔王岳に向かいますが

副隊長はまたしてもパス!

バス停で順番待ちしててもらって 隊長と二人でサクッと登ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

はい! 魔王岳ゲット! 2764mです。

畳平に一番近いピークなので サンダル履きの人など 

観光の方達で賑わってましたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

あっ! 大黒岳で雲に隠れていた槍が見えるっ!!

今、この瞬間に、あの穂先で雄叫びをあげている人もいるんだろうなー。 

こっちを見ながら 「あ、乗鞍が見えるぞ!」 なんて言ってるのかなー。


ヤッホー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

そして畳平に戻ってきた隊長と弱足隊員。

ああ、いっぱいピークゲットしたね~。

楽しかったね~。 

 

この後、ソフトクリームを食べて、無事に畳平からバスに乗りました。

副隊長、だいぶ高度とバスに慣れてきたようで、

ひどいバス酔いにはなりませんでした。

ああ、よかった・・・・

 

今回会ったお花さんたち◆  

  

ウサギギク。                       イワツメクサ。 

 

  

ゴゼンタチバナ。                  コバイケイソウはもうおしまい。 

 

  

イワギキョウ。                      ミヤマキンポウゲ。 

 

  

ミヤマゼンコ。                     ハクサンイチゲ。 

 

  

ヨツバシオガマ。                   ミヤマダイコンソウ。       

 

  

シナノオトギリ。                       オンタデ。 

 

女王コマクサ。 


本当は帰りに畳平近くのお花畑を歩く予定だったんだけど
バスの都合で寄れませんでした。 残念!

 

おみやげ◆ 

頂上の本宮で買ったお守り。 

 

バンダナと手ぬぐい。 

 

山バッジ  

購入場所等の説明はバッジリストから。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポレポレ隊、二日目のお山も無事に終わりました。

副隊長のバス酔いも、思ったよりもひどくはならず ほっとしました。

楽しい時間はすぐ過ぎる・・・・

明日はもう帰る日です。

でもそのまま帰るわけにはまいりません。

短時間で自然を満喫できて バッジもゲットできるところ・・・・

そうだ! あそこだ! あそこに寄ろう!


もしこれから乗鞍に行こうと思ってる方がいたならば

最高峰の剣ヶ峰だけじゃなくて 是非そのほかのピークも訪れてみてください。

それぞれ景色が違ってて感動します。

ただ・・・頂上が見つからないといって勝手に頂上を決めるのはやめましょう。
                                      (そんなやつはあんた以外いない)


― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

乗鞍岳 (のりくらだけ)

3026m 岐阜県 長野県

日本百名山  信州百名山  岐阜百名山  

コース・・・・畳平(8:00) ~ 肩ノ小屋(8:55) ~ 剣ヶ峰(9:55) ~ 

       摩利支天岳~富士見岳~大黒岳~魔王岳 ~ 畳平(14:20)

全所要時間・・6時間20分(含 休憩 昼食)

歩行時間・・・・約5時間30分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員(いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

              

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▲雲上は花畑! 木曽駒ヶ岳 <前編>

2007-07-17 16:46:28 | ▲2006年山行報告


歩いた日 2006年8月17日 

   *これは消えてしまった以前のレポを 作り直したものです。
     記憶も感動もちょっとずつ薄れてきてしまいましたが 
 
   パズルを埋めるみたいに思い出をつないで作りました。
     記載している事柄で おかしい箇所があったなら、どうぞ遠慮なく声をかけてください。

 

2006年の夏山遠征第一弾は 木曽駒ヶ岳。

初めての中央アルプスに かなり興奮しておりました。

普段ポレポレ隊は 日帰り登山を基本にしています。

でも夕飯の支度等考えると やっぱりいつも時間に追われてるような・・・・

一年に一度くらいは どこかにお泊りして 時間に追われることなく山を楽しみたい!

義理ママとうまく調整して なんとか行けることになりました。

 

 

 

 

 

 

16日の21時半に埼玉の我が家を出発。

17日の夜中1時半に着いちゃった。

とにかく周りが真っ暗で 様子が全然わからない。

菅の台のバスセンターに行くはずが うっかり見過ごして通り越し、

黒川平まで行ってしまった。

何か変だなーと 戻ってみたら ありました、菅の台バスセンター!

そう、そう! ここです! マヨさん の写真と同じだー。

黒川平からも乗れますが 菅の台の次に停車するため、

座れない場合もあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

バスで しらび平に着いたポレポレ隊、そのままロープウェイに乗って

木曽駒の玄関口 千畳敷駅に到着しました。

ところが・・・・

副隊長がバスに酔ってしまいヘロヘロに・・!!

元々酔いやすいところへもってきて 睡眠不足・・・

大丈夫かぁ~? 顔色真っ青なんですけど・・ 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず 少し休んでから歩き出すことに。

わあっ! すごい! 駒ヶ根市内が見えるよ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

千畳敷カールは、っていうと こんな感じでした。

上の方はガスっていて見えないけれど 

うーっ! この景色! ネットやガイドブックで いやってほど見てた景色と一緒だー!

本物が目の前に! うれしい~~~~っ!! 

 

 

 

 

 

 

 

まずは駒ヶ根神社で手を合わせて無事を祈りましょ。

あれ? お賽銭いれたっけ?

・・・・覚えてない。 

 

 

 

 

 

 

 

ここ千畳敷は とにかくお花がいっぱい咲いてるらしい。

・・・って言ってるそばから 次々にお花を見つけて大興奮の弱足隊員!

副隊長はまだあんまり顔色良くないのにほっぽらかしで、パシャパシャ写真撮りまくり!

ごめん、副隊長・・・適当に休みながら歩いててチョ。(冷血女)

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は全然前に進まない。

あ、これチングルマだ! あらら、これはなんだっけ・・えっと えっと・・・

ってな具合で 三歩進んで二歩下がる・・

思わずその辺から水前寺清子が出てきそうな雰囲気だ。

隊長は 「この調子じゃ いつ頂上に着くかわからないよ!」 っと かなりご立腹。

しかーし! 弱足隊員は なんと言われようと 決して自分のペースを崩さない。

サッサと行きたい隊長と、バス酔いでヘロヘロの副隊長と

あくまでもマイペースの弱足隊員・・・。

ポレポレ隊のチームワークの良さ、わかっていただけました? (汗)

 

 

 

 

 

 

 

ふと見上げると な、な、なんと!

さっきまでガスの中だったのに晴れてきた~~~!!

すばらしいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

実は台風10号の影響を心配していたのですが

なんとか大丈夫そうだ! 

良かったね~!! 

 

 

 

 

 

 

 

山頂駅があんなに小さくなっちゃった!

なんだかスイスみたーい。 弱足隊員、独身時代にスイス経験あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁坂を登ります。

青空いっぱい見えてきた! 

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁坂ってけっこう大変なのね・・・

マヨさん、足が痛いのによく頑張ったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしすごい景観だね。

圧倒されそう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

グングン高度を上げていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 岩がゴロゴロ 気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

 

進め~! 

 

 

 

 

 

 

 

下からも皆さん、どんどん上がってきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またスイスの風景を見ながら深呼吸。

 

 

 

 

 

 

 

見上げると宝剣岳の上に人が・・・!!

こわっ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、浄土乗越に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海が見える!

 

 

 

 

 

 

 

 

あれに見えるは天狗荘。

 

 

 

 

 

 

 

 

いい眺めだね~ 

 

 

 

 

 

 

 

駒ヶ岳に向かって歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

隊長、最初見た時 「あ、空木岳だ!」 って言ったけど

こんなに近いはずないでしょうが!

これは三ノ沢岳でした。  ったく・・・・時々平気で違うこといいますから。

 

 

 

 

 

 

 

岩ゴロの道を登りまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな景色を見ながらルンルン進む。 

 

 

               後編へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 


▲雲上は花畑! 木曽駒ヶ岳 <後編>

2007-07-16 16:53:02 | ▲2006年山行報告

 
                  前編からのつづき・・・ 

 

お! 駒ヶ岳頂上に着いたのか?

・・・・っと思ったら 小さく 『中岳』 と書いてありました。

ここはまだ本当の頂上ではないらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく登ったのに 一旦下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが出てきた・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

テントがちらほら見えてきたぞ。 

 

 

 

 

 

ここは頂上山荘前の幕場でした。 

 

 

 

 

ケルンを見ながら進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからもう一登りで 本当の頂上かな・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら着いたらしい! ワーイ! 

鳥居の後に見えるのはなんと売店でした。

こんなお山の頂上に売店が・・・

ここでしか変えないバッジをゲットして 弱足隊員、大興奮!

 

 

 

 

 

 

 

木曽駒ヶ岳到着! 

 

 

 

 

 

 

 

ん? こっちが本当の頂上か?

えーい! もうなんだっていいや!

とにかくポレポレ隊、今までで一番高いお山の頂上をゲットしました~!! 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長も大満足。

バス酔い、まだ引きずってるみたいだけど

この景色見て 少しは治ったかな。 

御嶽方面はガスってて 360度の展望ってわけにはいかなかったけど

それでも 大満足でした! 

 

 

 

 

 

 

 

さて、十分山頂を味わったので戻ります。

副隊長、どうしても宝剣に登りたいというので一人で向かいました。

ここは滑落事故も多い場所なので くれぐれも気をつけてよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

って言ってたら早い、早い! 

あっという間に戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

これが隊長が撮った頂上の写真。

フィルムカメラです。

ガスで何も見えなかったんだって・・・

そりゃ残念でした。 

 

 

途中で待ってた副隊長と弱足隊員も一緒に下ります。

さ、ごはんにしよう! 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長はお餅を焼いてカップラーメンに入れてました。

スイカも梨も歩き疲れた身体にはおいしいっ!

もちろんスイスミスのマシュマロココアもありまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

食べたらとっとと下ります。

あれま! 八丁坂、ガスガスだー!

これから登ってくる人たち、大丈夫かな。

この後、往路と同じように無事に菅の台まで戻りました。 

 

今回会ったお花さんたち

 

いっぱい咲いてたウサギギク。            ヤマハハコ。 

 

  

ウメバチソウ。                      タカネグンナイフウロ。

 

 

イワツメクサ。                      ミヤマリンドウ。 

 

 

シナノキンバイ。                        オンタデさん。 

 

 

ハクサンイチゲ。                     一際目立つ クルマユリ。 

 

 

ムカゴトラノオ。                     ミヤマアキノキリンソウ。 

 

 

トリカブト。すごい存在感。               ミヤマウイキョウ。 

 

 

エゾシオガマ。                      ミヤマホツツジ。      

 

 

ワーイ! イワカガミちゃん。            金峰でも会ったね トウヤクリンドウ。   

 

 

ゴゼンタチバナ。                       ヨツバシオガマ。 

 

 

シナノオトギリ。                     可愛いっ! カラマツソウ。 

 

 

チングルマの穂。                     ハイマツさん。 

 

こんな方たちにも会いました◆ 

 

信州大学の学生さん。                   駒ヶ岳山頂売店のお兄さん。
ハイマツの害虫を調べてるということでした。      写真撮ってもいいですか?って聞いたら 
                                  にっこり笑ってくれました。                           

 

山バッジ

 

いっぱい買っちゃった。 詳しい説明は バッジリストから。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夏山遠征 第1日目、無事終了!

お花三昧で弱足隊員は幸せいっぱい!

隊長もお天気が良くなって大満足。

副隊長は・・・・帰りのバスでもまた酔って 

宿では冷たいタオルをおでこに乗っけて寝てました。

実は明日は今日よりもっと長い時間バスに乗るのだ。

どうなる副隊長!!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

木曽駒ヶ岳 (きそこまがたけ)

2956m 長野県 

日本百名山  甲信越百名山  信州百名山  花の百名山

コース・・・・・千畳敷駅(6:50) ~ 浄土乗越( 8:35) ~ 駒ヶ岳(8:50)

        宝剣岳(10:05) ~ 千畳敷駅(12:15)

全所要時間・・5時間25分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約4時間30分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員(いつものポレポレ隊メンバー)

 

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▲航空母艦! 荒船山 <前編>

2006-12-05 10:28:40 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日 2006年12月3日(日)

 

荒波に浮かぶ船に似てるところから名付けられた荒船山。

この山容を一度見たら 決して忘れることはないでしょう。

西上州で人気の山、日本200名山にも選ばれています。

山頂部は南北に約2km、東西に400mの溶岩台地。

弱足隊員が1年前から思いを寄せていた山。

荒船の甲板に向けて さあ、出発します!

 

 

 

 

 

 

予報では晴れ。 (なんだかモノクロ写真みたいに見えますがカラーです)

途中まではすっごくいい天気で 

「今日もいい眺めが期待できそうだねー」 って 明るい会話が続いていた。

ところが登山口である内山峠に近づくと この一帯だけ厚い雲。

しかも楽しみにしていたのに この時点ではあの船体部分は全く見えず。

道路は凍結し、ノーマルタイヤの我が家の足は大丈夫なのだろうか・・・・と

かなり心配になりながらゆっくりゆっくり走ります。

副隊長は 「まずいなぁ」 を何度も繰り返してました。 

 

 

 

 

 

 

内山峠到着。 

ごらんの通り、真っ白でした。

我が家を含めて3台の車。

そのうちの1台は屋根にかなりの雪が積もっていたので 

どうやら昨夜からここに泊まられていたようでした。 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は弱足だから もちろんこの時点で迷わずアイゼン装着。

4本爪の簡易タイプです。

一番最初に使ったのは 今年の3月に登った竜ヶ岳でした。(弱足大好きなお山) 

その後確か、半月山でも使ったし、先日の北横、とけっこうお世話になってます。

この時点では隊長も副隊長も 着けないで出発しました。

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。

クリスマススペシャルってことでこんな柄を。

おもしろいでしょ。 

サンタさんと大黒天? のプレゼント大作戦だ~!

サンタさん、ちょっと表情が怖いです。 

笑って、笑って! クリスマスなんですから。

 

 

 

 

 

熊さんもこんなに寒くちゃ動くのいやになっちゃうよね。

もう冬眠生活に入ったと思うけどなあ。

 

 

 

 

 

 

歩き始めはこんな感じ。

静かです。 

 

 

 

 

 

雲ってはいるけれど 木々の間からこんな景色が見え隠れしています。 

 

 

 

 

 

小さなアップダウンを繰り返しながら どんどん進んでいきます。 

 

 

 

 

 

景色はきれいだけど寒かった~!

先週の北横より全然寒いね、なんて話しながら歩いていきます。 

 

 

 

 

突然こんな岩が現れたり、 

 

 

 

 

 

つららがあったり。 

 

 

 

 

 

気にせず ズンズン進みます。 

 

 

 

 

 

さっき走ってきた林道が見えるよ。 

 

 

 

 

 

ん? なにやら上に見えてきたぞ!

甲板の一部か? 

 

 

 

 

 

今日は寒くてのんびり歌うたってる場合じゃないっス。

鼻水たらしながら歩く弱足隊員。 

 

 

 

 

 

 

実はこの一杯水が飲んでみたくて 今日はカップをザックにぶら下げてきたのに

小さくて危ない橋を降りなくてはならず 滑りそうだし怖いのでやめました。

雪がなければ全然問題なさそうだけど。 

 

 

 

 

 

写真に撮るとあまり伝わらないのよね。

これ、もっと傾斜があったのに。

雪のために倍の神経を使いました。

そんな場所が他にも何箇所かあったっけ。 

 

 

 

 

 

 

トゲトゲの樹氷さん。

きれいだなあ。 

 

 

 

 

 

どうやら頂上の北端部分に着いたらしい。

まずは艫岩(トモイワ) の展望台にて休憩します。 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか青空になってる!! 

 

 

 

           <中編> につづく ・・・・・

 

 

 


▲航空母艦! 荒船山 <中編>

2006-12-05 09:51:47 | ▲2006年山行報告

 

              ~ <前編> からのつづき ~

 

ありゃりゃ・・・・ガスってます。

やっぱりね。

でも仕方ない。

前回の飯盛&北横で あんなに素晴らしい眺めを頂いちゃったもの。

今日はじっとガマンしましょうね。

お山の神様も そうそういい眺めをプレゼントしてはくれないでしょうから。 

 

 

 

 

 

 

立派な方位盤があります。

晴れてればきっといっぱいお山さん達が見えるんだろうな。 

 

 

 

 

 

 

う~ん・・・・なんだかもう一息って感じなのにな。

ところで・・・

荒船の頂上はこの艫岩ではありません。

でもここで帰ってしまう人もけっこういるようですね。

何故かというと 本物の頂上である 経塚山(行塚山) は樹林に囲まれていて

眺望はほとんどないのです。

だから眺めのいいこの艫岩でゆっくりして帰る人が多いのも

なんとなくわかる気がするな。 

しかーし! ピークハンターの隊長がそれで満足するはずもなく・・・・・。

本当の頂上に向けて3人は歩き出したのでありました。

 

 

 

 

 

 

ここからはずっと平坦な道を進みます。 

 

 

 

 

 

 

どこまで行っても平です。

だってここは 

 

 

 

 

 

 

 

そういうワケだったのね。  

 

 

 

 

 

 

ズンズン進みます。 とにかくズンズン。

しかし・・・アイゼンてとっても便利なんだけど 

雪の下に隠れてる枯葉まで一緒にくっついてきて歩きにくい。

雪と枯葉が合わさって団子状になり、重いったらありゃしない!

一人でブツブツ文句言いながら歩く弱足。

ある程度重くなると ひとりでに落ちるんだけど それまで待っていられなくて

ストックでチョンチョンしたり、靴をコンコンってやったりしながら

なんとか歩いてました。

「もうアイゼンはずしちゃえば?」 って言われたけど

イヤだ! 滑るのは怖いから って結局最初から最後までずっとつけて歩いてた。

そしていい方法を編み出した。

「あーした天気になーあれ!」 って風に足をポンと勢いよく前に振り上げる。

そうすると団子状になった雪&枯葉が ポーン!と2,3m飛んで行くの!

こりゃおもしろい、ってゲラゲラ笑いながら遊んでたら 副隊長から怒られた。

前に人がいる場合はやらないでくださいね。(そんなことやるバカは他にはいない) 

 

 

 

 

 

 

さて、そうこうしているうちに 頂上直下まできましたよ。

ここからの一登りはちょっと辛い。

かなりの急登です。

ガンバレ! 

 

 

 

 

 

 

こんな樹氷を見ながら エンヤコラ。 

 

 

 

 

 

 

そして到着しました! 本当の頂上に。

 

 

 

 

 

 

頂上の標柱は全然読めません。

隣には三角点もありました。 

 

 

 

 

 

木々の間からはかろうじて こんな景色が。

本当はここから八ヶ岳が見えるはずなんだけど あいにく雲の中でした。

1週間前に居た場所だから見たかったけどねー。

残念でした。 

 

 

 

 

 

 

祠に無事を祈ったら下りますよ。 

 

 

 

 

 

 

ここは急だったので 隊長、副隊長ともアイゼン装着。 

 

 

 

 

 

来た道を戻ります。

ズンズン ズンズン。 

 

 

 

 

 

 

もっとズンズン。 またまたズンズン。 

 

 

 

 

 

 

わかってるって。 

 

 

 

 

 

そしてさっきの艫岩に戻ってきました。

あれまっ! さっきはあんなにガスってたのに ひょっとして・・・・・! 

 

 

 

 

 

ひょっとした。

正面に見えるは 浅間山じゃあ~りませんか!

 

 

 

 

 

 

あっちもこっちも本当にいい眺め。

山の神様から またまた素晴らしいプレゼントもらっちゃいました~! 

ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

でも気をつけて!

その先は断崖絶壁なのだ!

危ない、危ない!

 

 

 

 

 

全然怖がらない隊長と 

 

 

 

 

 

メチャメチャ怖がりの弱足隊員。

でも見たいのー!

 

 

「もう! 今日はママのせいでいつもよりもっと時間かかってるんだよ。

 遊んでないで 早くご飯食べて帰るのだ。」 と

副隊長から催促のお言葉。

「ハーイ!」 それじゃ そろそろご飯にしましょ。 

 

 

 

 

 

今日はですね。 

寒いからこれにしました。 

 

 

 

 

 

 

キムチ鍋じゃあ~!!!!

寒い時にはやっぱこれでしょ。

でもね・・・実は弱足隊員は辛いの苦手。

なのでどれくらい辛いのか おうちで練習してきました。 (練習って・・)

スープを飲まなければなんとか大丈夫ってことがわかったので

「マイルド」 っていうタイプの味にして あとは具を中心に頂きました。

隊長と副隊長はメッチャ辛いの大好き人間なので 

この味では少し物足りなかったようですけどね。 

 

 

 

 

 

そして・・・・具が少なくなった頃、ご飯を入れて卵を落として

雑炊にしましたよ。

これがまたうまいっ!

ちょっと汁が多かったけどね。

3人とも大満足で山ごはん終了!

この艫岩展望台には 東屋がありまして トイレなんかもありまして

なんと! 驚いたことにその東屋の柱部分に時計までありまして

時間もしっかり合ってました。 

こんなの初めて見た! どなたが管理してるのやら。 

 

 

               <後編> に つづく ・・・・・・

 

 


▲航空母艦! 荒船山 <後編>

2006-12-05 08:59:05 | ▲2006年山行報告

 

         ~ <中編> からの つづき ~ 

 

 

おなかいっぱいになったので 下山しまーす。

帰りはとにかく怖かった。

行きも怖かったけど 帰りは100倍怖いのだ。

ゆっくり、ゆっくり・・・滑らないようにね。

でも朝よりだいぶ雪融けてきたね。 

 

 

 

 

 

 

落ちないようにね。

弱足隊員は 「怖い、怖い」 を何度連発したことか。 

 

 

 

 

 

 

怖くてもちゃんと戻ってきたのだ。 

うぉ~! 

朝は3台しかいなかったのに いつの間にか駐車場はいっぱいになってる!

しかも雪ないし・・・・。

 

 

 

 

 

 

林道の雪もなくなってて 副隊長ひと安心。

さー このままインターに向かって 埼玉のおうちへ帰るよ~!

・・・・・・・って思ったらとんでもない。

実は、今回 もう一つの大事な目的があったのさ。

なんでしょう。

これです。 

 

 

 

 

 

昭文社の地図に書いてあるこの文を 

食いしん坊の弱足隊員が見逃すはず ありませんでしょ。

神津牧場のソフトクリーム!

地図に 「ソフトクリームがうまい」 なんて書いてあるのを見つけちゃったからには

行かないで帰るワケはないザマス。

サイトを見ても かなりの方達が帰りに寄ってるようだしね。

絶対にソフトクリームを食べて帰るぞ! 

っと意気込んでおうちを出てきた弱足でありました。

清泉寮のとどっちがおいしいか食べ比べてやるっ!

それでは神津牧場に向けてレッツラゴー!!

 

 

 

 

 

 

はい、着きました。

ひっそりしています。

やってるのか? 

実はこの牧場、日本初の洋式牧場なんだって。

明治20年に始めたらしい。

すごい歴史ある牧場なんですねー。

さて、ソフトクリームはどこだ?

ソフトクリーム、ソフトクリーム!

わかった。 静かにしな。

 

 

 

 

 

 

やった~! ついにゲット!!

これがそのソフトクリームです!

早速食べてみよう。

ペロッ・・・・・・・

もう一口 ペロッ・・・・・・

・・・・・・・。 

ビミョー。

すごくビミョー・・・ っていうか どうやら期待が大きすぎたらしい。

私ははっきり言って清泉寮の方が好きです。

でもこれは好みの問題ですからね。

弱足はなんでも こってり派なのです。

ラーメンも背油ギトギトのギラギラのコテコテが大好き。

だからサッパリめが好きな方にはこれ、いいかもしれませんねー。

そういえば清泉寮のソフトクリームって季節によって味を変えてるとか・・・・

夏はサッパリめ、冬は濃厚・・・・って。

弱足は冬の清泉寮の濃厚ソフトクリームが一番好きでーす!

 

 

 

 

 

戻る途中ですごい光景と遭遇!

牧場の上に 見えたの! あれが!

どれが?

 

 

 

 

 

 

 

浅間山が~~~~!!!!!

すごい、すごい!

先週 佐久インター近くで見た浅間より 一層雪が増えてる!

きれいだな~!  

もう大満足~!!!!

さて、これで今日の目的は全て達成されました。

今度こそ帰りますよ。

今日はどんなことがあっても 夕飯の準備の時間までには帰らないと。

前々回の浅間と 前回の飯盛&北横は帰りが遅くなっちゃって

義理ママに迷惑かけちゃったからね。

それでは下仁田インターに向かいます。

荒船さん、浅間さん、さようなら。

 

 

 

今日のおみやげ

   

神津牧場で買ったチーズケーキとゴーダチーズとロースハム。

みんなおいしかったです。 

 

 

  

下仁田と言えば ネギとこんにゃく。

インター下りてからいったいいくつこの看板を見たことか。

もちろんポレポレ隊も買ってまいりました。

こういうおみやげは義理ママが喜ぶのです。

この辺でちょっと点数あげておかないとね。 

 

 今日のバッジ

 

っていうか バッジ風絵。 → バッジにしたよ。詳しくはバッジリストへ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

荒船山がポレポレ隊、今年最後の山となりました。

昨年の忘年山行は 赤城山でした。

しかも偶然にも全く同じ日の12月3日。

やっぱり雪の中をサクサク歩いたけれど あの時はまだ軽アイゼン持ってなくて

滑ったり転んだりしながら歩いたっけ。

あれから一年経ったんだ。 早いなあ。

今年ポレポレ隊が登った山は全部で26座。(途中で断念した硫黄を含む)

事故も怪我もなく無事にこうやってこの時期を迎えられたことを 神様に感謝します。

来年もまた楽しい山歩きができますように。

いつもポレポレ隊を応援してくれている皆様、本当にありがとうございます。

年が明けても また叱咤激励よろしくお願いいたします。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

荒船山 (あらふねやま) 1422m 群馬県

 日本二百名山 、 関東百名山 、 信州百名山 、 群馬百名山  

 コース・・・・・・・・内山峠登山口(7:35) ~ 艫岩展望台(9:30) ~

           経塚山(荒船山頂)(10:13) ~ 艫岩展望台(10:50) ~

           登山口(13:25) ピストン

 全所要時間・・・5時間50分(含 休憩、昼食) 

 歩行時間・・・・・約4時間40分

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊)

 

                      「続・ポレポレ隊が行く」 に戻る。

 

 

 

 


▲飯盛山 & ▲北横岳 <前編>

2006-11-27 08:55:23 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日 2006年11月25日(土)

ポレポレ隊、山を意識して歩くようになってから 1年と約4ヶ月・・・・・

多分、今回はその中で一番の好展望だったかもしれません。

本当に本当にほんと――――――に 素晴らしい眺めでした。

タイトルは二つの山の名前になってますが 家を出発した時には

飯盛山しか考えていなかった。

歩行時間が短いから 帰りはまた清泉寮によってソフトクリーム食べて

大好きなロールケーキ買って帰ろう、って思ってました。

なのに結果的にこういうことになっちゃった。

さ、まずは予定通り 野辺山方面に向かって車を走らせます。 

 

 

 

 

 

飯盛山は清里駅からと 野辺山駅からと 両方から入ることができます。

今回は楽な野辺山から。

コース中はもちろん、登山口にもトイレがないため (あるけど冬季は入れない) 

野辺山駅に寄ることに決めてました。

駅前でこの景色!

ここで既に大感激の弱足隊員。

もうここで帰ってもいいくらい 素晴らしい景色でした。 

 

 

 

 

 

ご存知、小海線の野辺山駅。

JR最高地点・・・・なんていちいち書かなくっても有名ですよね。 

 

 

 

 

 

平沢峠到着。

ここも素晴らしいっ! 

ここで帰ってもいいくらい。

じゃ、帰んなさいよ。 

いや~ん・・・・・やっぱり帰らない~!!

 

 

 

 

 

駐車場の片隅にはこんなものが。

今年は白菜や大根が余ってるとか。

1個百円かー 新鮮そうなので帰りに買って帰ろ。
(後日談 : すっごくおいしかったです!)

 

 

 

 

 

ここが登山口。

一番下に 『しし岩』 って書いてあるでしょ。

それは 

 

 

 

 

これです。

おお! 本当に獅子に見えるぞ!

だからしし岩なんだってば。 

 

 

 

 

 

歩き始めは8時前だったのですが この霜柱!

久々にこんな大きなの見た。   

また感動。 

 

 

 

 

サクサクしながら進みます。 

 

 

 

 

 

弱足隊員、サクサクが気持ちよくて 全然前に進みません。

早くも隊長から 「遅い」 と苦情が。 

 

 

 

 

 

 

スキー場で人工雪を降らしていました。

もうすぐ12月だっていうのに 雪少ないもんねー。

スキー場は大変だぁ。 

 

 

 

 

 

あっ! もしかして あれは浅間山!!!!!

やっぱり上は雪だ。

あのテッペンに登ったなんて信じられないねー

なんて言いながら かなりうれしい3人でありました。 

 

 

 

 

 

 あ!今度は富士山だ!!!!!

なんてクッキリ見えるんだ! 

きれいだね~!

 

 

 

 

 

おおおっ!!

今度は南アルプスまで!!!

こりゃたまりませんな。 

 

 

 

 

そうこうしてるうちに 今日のお山、飯盛山が前に現れました。

ほんとに飯盛り型だね。

 

 

 

 

 

 

写真撮りまくりの副隊長なので 珍しく歩みが遅い。

そりゃそうだよねー この景色だもん!

 

 

 

 

 

ここで清里方面からの道と合流します。

 

 

 

 

 

弱足隊員もバシャバシャシャッター押しまくり!

前に進めない。 

一人冷静な隊長。 

彼はこんな景色でも全く感情を出しません。

しかも撮る写真は山容と頂上の標柱のみ。

It's so cool!! 

 

 

 

 

 

あらら・・・・・やっぱり私だけが取り残されてた。 

 

 

 

 

 

はい、到着です。

こんなに楽チンしてこの景色!

しかもポレポレ隊、独占だぁ~~~~~!!!!!! 

 

 

 

 

 

とにかく360度の景色!

どっち見たらいいの?

全部見ればいいのさ。

 

 

              <中編> へつづく・・・・・・ 

 

 

 


▲飯盛山 & ▲北横岳 <中編>

2006-11-27 08:06:31 | ▲2006年山行報告

 

        ~ <前編> からのつづき ~

 

 

誰もいないのをいいことに 遊びまくるポレポレ隊。
(ひろ父さん、いただきました~!!!)

隊長にポーズつけてよ、って言ったのに拒否された。

 

 

 

 

 

それにしてもすごい眺め。

八ッが目の前!! 

あの因縁の硫黄もすっかり雪景色です。

隊長ったらこの日も何回も硫黄のこと言ってたっけ。

かなり執着してます。 

来年は絶対頂上ゲットするからさ。 

 

 

 

 

 

ごはん食べるにはいくらなんでも早すぎるよねー。

で・・・・・・この辺りで次にどうするか ちょっと話しを始めた3人。

清泉寮のソフトクリームもいいけど・・・・・なんかちょっと物足りないよね。

歩き足りないっていうかさぁ。

どっか近場で簡単に登れるとこないかね。 

ハイキング気分で歩ける場所とかさー。

そんな話をしながらとりあえず下り始める。 

左前方に見えるのは 平沢山。

往路は巻いてきたので 帰りは頂上を踏んで帰ることに。

 

 

 

 

 

 

カメラによって色が随分違うのね。

上は副隊長のカメラ。 下は弱足隊員のカメラ。

空の色が全然違うぞ。

「ポレポレ隊が行く」 のレポは 基本的には弱足隊員が撮った写真ですが

景色とかは副隊長のをもらって混ぜて載せていまーす。 

 

 

 

 

 

平沢山に登りまーす。 

 

 

 

 

 

ここでお花発見! そして虫さんも発見!

弱足、また遅れてて 隊長&副隊長から注意を受ける。

「次にどっか行きたいなら早くしなさいよー」 って。

「行きたい、行きたい!」 と慌てる弱足。 

 

 

 

 

 

平沢山のてっぺんも もちろん絶景が見えました。 

 

 

 

 

 

そして三角点はこちらに。 

 

 

 

 

 

何度見ても

「素晴らしい~~~~~!!!」 

って叫びたくなっちゃう。

肉眼で赤岳山頂の小屋が見えたのにはびっくり!

オーイ!!! 

・・・・って 手を振ってもそれは見えんだろう。  

 

 

 

 

 

こんな景色を見ながら下りまーす。 

 

 八ヶ岳 雪の帽子で お洒落して
                                       (弱足心の俳句) 

 

 

 

 

 

駐車場 到着。

副隊長も隊長も それぞれ思いを噛み締めていました。

弱足はその間、例の白菜に向かって突進中。

 

 

 

さて・・・・・・・・・結局 どうすることになったかというと・・・・

硫黄岳撤退の時にも話に出た ピタラスロープウェーに乗ってみよう

ってことで話がまとまったのでした。

地図で見るとかなり距離があります。

ナビに設定してみると2時間近くかかるって。

ちょっと無理か? と断念しそうになるが 副隊長が

悩んでるよりとにかく行ってみよう。 

無理そうならどっかで引き返せばいいんだから。 と GOサイン。

じゃ、出発!

 

 

 

 

 

メルヘン街道を通っていざ、北八ツへ!!

 

 

 

なーんと! 道路はスイスイで 予定よりかなり早く到着!

これなら山頂駅から頂上まで行けるかもね。

ってな感じで 出発のアナウンスしてるロープウェーに駆け込んだポレポレ隊。

これから二つ目のお山に向かって出発でーす。

 

 

 

 

 

写真撮り忘れたので サイトからお借りしました。

これがピラタスロープウェーです。

観光の人たちでかなり混んでました。

ザックを背負ってるのはポレポレ隊のみ。

ちょっと恥ずかしいぞ・・・・・。

車内アナウンスを聞いてびっくり!

ここから 北、中央、南、全てのアルプスが一度に見えるんだって!

そんなすごいロープウェーは日本でここだけらしい。

このピーカンの日になんてついてるんだ!  

でもポレポレ隊、駆け込み乗車したので車内の真ん中に居て全然外が見えず・・・。

降りてくるときは絶対に一番前をゲットしてやるっ!

 

 

 

 

 

北横岳坪庭とうちゃーく!

ゾロゾロと観光の方達がすごいです。

 

 

 

 

 

とりあえず観光人に混じって進みます。

既に遊歩道は渋滞。 

 

 

 

 

 

けっこういいとこですねー。

全く前知識なく来たけど こりゃ観光だけでも十分楽しめそう。 

 

 

 

 

 

はい、ここから山に向かう人と、お気楽観光人と別れますよ。

ポレポレ隊はもちろん左。

頂上まで1時間か。    出発進行!!

 

 

 

 

 

え・・・・・・・・いきなりこの雪・・・・・・

しかも凍ってるし・・・・

弱足隊員は一歩出すごとに ツルッ・・・・・ってなって

全然進めない。

仕方ないのでアイゼンを装着することに。

ああ、持ってきてよかった。

前回の浅間でも一応用意してたのでした。

これからの時期は低山でもアイゼンは必携。

北横って2000越えてるんだもんねー 

雪があって当たり前。

ちょっと不安になる弱足。 

 

 

 

 

 

アイゼンつけたのはいいけど けっこう岩場もあって歩き辛い。 

 

 

 

 

 

人が全然いないねー。

みんな坪庭散策して帰る人ばっかりなのかな。 

 

 

 

 

 

 うぉ~~~っ!!!!

なんじゃこの雪は!!!!

 

                <後編> へ つづく・・・・・・・・

 

         

 

 

 

 

 


▲飯盛山 & ▲北横岳 <後編>

2006-11-27 07:21:56 | ▲2006年山行報告

 

           ~  <中編> からのつづき ~

 

 

北横岳ヒュッテに到着。

この辺りでやっと登山者のパーティ何組かと会いました。

ちょっとホッとした瞬間。

 

 

 

 

 

ここでバッジとバンダナとポストカードを購入。 

 

 

 

 

 

ヒュッテから先は ますますアイスバーン状態。

危険なので隊長と副隊長もここでアイゼン装着。 

 

 

 

 

 

 

勾配がきつくなってきたぞ。

でもあとわずかで頂上のはず。 

 

 

 

 

 

ん? なんか頂上っぽい雰囲気。 

 

 

 

 

 

着いたのか? ん? 着いたのか? 

オーイ! 着いたのか~~!!??

 

 

 

 

 

おおっ! やった~!

北横の頂上ゲット!

と思って喜んでたら 隊長が

「頂上は頂上だけど こっちは南峰だから 北峰まで行くよ」

・・・・・あ、そうっすか、わかりました。 

 

 

 

 

 

ちょっとがっかりしながら北峰目指して歩きまーす。 

 

 

 

 

 

はい、到着。

なーんだ すぐなのね。 

よかった近くて。

 

 

 

 

今度こそ頂上ゲット!

なんと考えてみたら ポレポレ隊 初めての八ヶ岳頂上ゲットでした。

うれしすぎるっ・・・・・

年内は前回の浅間で2000m級のお山、最後かと思ってたのに

なんと2480mの頂に立っちゃいました。

ロープウェーでお手軽登山だけど なんか予定してなかっただけに

すっごくうれしいっ! 

しかも飯盛同様、ここもポレポレ隊独占だ~!!!

 

 

 

 

 

おおっ!目の前には蓼科山。 

けっこう傾斜があるんだね。 ちょっとびっくり。

その遥か遠くには北アルプスが!! 

 

 

 

 

 

南八ッもすごい!

飯盛山からの景色とは全く違う眺めだ! 

 

 

 

 

 

今日はどっからどこを見ても 本当にすごい眺め!

感動する機能が麻痺しそうなくらい!! 

 

 

 

 

 

さて、ごはんだ ごはんだ ごはんにしよう。

もうお腹ペコペコ。

いつもは山ごはん、早めにとるポレポレ隊ですが

今日は移動したので遅くなっちゃった。

今日の山ごはんは おでんだぞ~! 
(甘栗さーん! おそろいでーす!)

 

 

 

 

そして 持って来ました 生姜とお醤油!

ささのはさ~ん! 姫路風おでん食べちゃった~!! 

おいしかったよ~!

 

 

 

 

今日のフルーツは干し柿です。

ちょっと高級なのにしてみました。

メッチャおいしかった。 

3つのうち弱足隊員2コ食べちゃったもんねーダ。 

 

 

 

 

 

また遊んじゃった。

あれ? 「ポレポレ」 じゃなくて 「ポレポし」 になってるじゃん。

だって雪が硬くてうまくストックで書けなかったんだもん。 

さて、お腹もいっぱいになったことだし 戻りますよ~。

 

 

 

 

 

どんどん下って ヒュッテまで降りてきました。

ここから北横を見上げます。 

 

 

 

 

 

アイゼンは下りでその威力をマックスに発揮してくれました。

ほんとアイゼンてすごい。

ツルツルの凍ったとこでも 全く滑ることなく降りてきました。

よく転ぶ弱足隊員、これから街中でも使いたいくらいです。

それはちょっと・・・・・ 

 

 

 

 

 

坪庭まで戻ってきたよ。

縞枯山が前方に。 

名前の由来にもなっているこの樹木の縞枯現象は 

とってもめずらしいものらしいですね。 (ロープウェーのアナウンスで言ってた)

 

 

 

 

 

3時ちょうどのロープウェーに乗ることができました。

もちろん今度は一番前をゲット!

窓からはアナウンス通り、素晴らしい景色が見えましたよ。 

思いっきり逆光だったので写真は撮らなかったけど

一番目立ってたのは 御嶽かなぁ。 すごい存在感だった。 

お疲れさんでした~! 

今日のお山さんはこれで全て終了!

 

 

 

 

 

高速のインターへ向かいます。

一般的には中央高速なんだけど ポレポレ隊の家は 

関越のインターの方が近いので (中央だと東京を突っ切るので渋滞必至)

佐久インターから上信越道経由で帰ります。

途中で景色のいい場所みつけてまた休憩。

なんと槍も常念もはっきり見えました!

今日は本当に最後の最後まで いい眺めに会えた素晴らしい一日でした。 

 

 

 

 

 

最後はやっぱり浅間で締めてもらおう。

いつものように どっしりと広い裾野の浅間さん。

相変わらず噴煙が上がってます。

シンクさ~~ん!! 

シンクさんちはどの辺なのかなー なんて言いながら

佐久インターに向かってました。 

 

 

 

今回会ったお花さん

飯盛から平沢山への登りで見つけた。

これから黄色いお花が咲くようです。

 

 

こんな方にも会いました 

アリのオバケみたいな虫さん。 かなり大きかった。

玉虫色でキラキラしてた。 これも上のお花と同じ場所です。

 

 

 

 

今日の山バッジ

飯盛山のバッジ風絵。 そのうちまた本物のバッジに変身させます。 

 

 

 

北横岳のバッジ。 ヒュッテで買いました。

 

 

 

その他のおみやげ 

ポストカードとバンダナ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お手軽歩きで絶景の山・・・・・

今回はこんな風に 二つの山をゲットしたポレポレ隊。

本当に素晴らしい眺めでした。

これはまさに 『アルプスのフルコースや~!!』 なんて

彦摩呂口調になりそうなくらい お腹いっぱいの景色でした。

浅間の時にも書いたけど 今度こそまちがいなく今年最後の2000m峰。

これからは低山中心にして、里山めぐりに楽しみを見つけます。

12月の週末はいっぱい予定があるので 年内はあと1つ行けたらラッキーかな。

いつも最後まで読んでくれてありがとうございます。

これからはポレポレ隊、皆さんの雪山レポ、楽しみにしていますから。

いろんな歩き方、遊び方でそれぞれの冬山を満喫しましょ。

 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

飯盛山 (めしもりやま) 1653m 長野県 

 日本の山1000

  コース・・・・・・・平沢峠登山口(7:50) ~ 頂上(9:10) ~ 登山口(10:20)
                                              ピストン

 全所要時間・・・2時間30分(含 休憩)

         

北横岳 (きたよこだけ) 2480m 長野県

 甲信越百名山 、 信州百名山

 コース・・・・・・・・ロープウェー山頂駅(11:55) ~ 北横岳ヒュッテ(12:50) ~

           北峰到着(13:10) ~ 山頂駅(14:55) ピストン

 全所要時間・・・3時間(含 休憩、昼食)

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊)

 

                          「続・ポレポレ隊が行く」 に戻る。

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <前編>

2006-11-06 21:05:05 | ▲2006年山行報告

     

歩いた日 2006年11月4日(土)

 登った山の頂上から 山座同定するときに 必ず目印になる山がある。

富士山や槍などはその代表だけど

今回登った浅間山も そんな役割を果たしているように思います。

もくもくと上がる噴煙。 裾野を大きく開いた山容。

いろんな山の頂上で 「あ!ほら、浅間が見えるよ!」 

なんて声を 何度も聞いたことがある。

今回はそんな標の頂きにポレポレ隊、立つことになりました。

浅間山の頂上自体は相変わらず禁止区域に入っています。

じゃあ百名山ゲッターはそれまでどうしていたの? ・・・っていうと

ほとんどの人がすぐ隣にある 黒斑山に登り、

目の前に迫る浅間を見て、ゲットした気分を味わっていたわけです。

今回規制が緩和され、一番浅間に近い前掛山まで入れるようになりました。

またいつ噴火して規制が強まるかわからない。

このチャンスを逃すな!・・・・・ってことで ポレポレ隊、頑張って行ってきたです。 

 

 

 

 

 

今回は浅間山荘からのルートで入ります。

浅間山荘・・・・・

1972年に日本中を震撼させたあの事件を思い出す方もいるでしょう。

弱足は中学生だったけど ライブで映し出される異様な雰囲気に

ただならぬ何かが起こっている・・・・・とテレビに釘付けになったものでした。

今回の出発地点の山荘は名前は同じでも 全く別ものです。 

お間違えのないように。 (あの山荘は南軽井沢にある)

・・・・・とここまで書いて 訂正します。 

あの事件の山荘は 「あさま山荘」 とひらがなでした。 (moumingさん、ありがとう)

さて、山荘のパーキングに車を置いて ここから出発です。(有料500円)

6時40分くらいに着いたのですが、管理人さんが既に待っていて誘導してました。

登山口に近い場所は既に一杯で すぐ下の駐車場に案内してもらいました。

 

 

 

 

 

ここが登山口。 鳥居のすぐ隣にトイレがある。

実は、貴重品が入ったポーチをこのトイレに忘れ、朝から大騒ぎした弱足隊員。

運良く年配の女性が見つけてくださって 事なきを得ました。

副隊長から怒られる、怒られる・・・・ヽ(∴`┏Д┓´)ノ彡☆コラーッ! ナニシトンネン!!

ゴメンナサイ・・・・なんでこう忘れっぽいんだろ。  (;´д`) トホホ・・

気を取り直して 写真の白い小屋のポストに登山届けを入れていざ出発!

けっこう立ち直りは早い弱足。 (○゜ε^○)v ィェィ♪

 

 

 

 

 

ポストの前には火山情報が書かれていました。

隊長が何度も 「もし噴火しちゃったらどうするの?」 とビビってた。

副隊長はそのたびに 「そうなったらなったで仕方ない」 

確かに・・・・・・。 

地底の神様、どうか静かにしててくださいネ。

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐいは 柿。

前回の 『もみじ』 に続いて秋シリーズです。 

 

 

 

 

 

う~ん・・・・・・今日は二人の後姿を見ながら歩ける。

やっぱりこうでなくっちゃ。 

 

 

 

 

しばらくはこんな穏やかな道が続きます。

落ち葉をサクサク踏みしめて。 

 

 

 

 

 

木々の間から唐松の林が。  まっきっき~! 

 

 

 

 

 

 

沢を渡って進むよー。 

 

 

 

 

 

岩もなくて歩きやすい。 

 

 

 

 

 

副隊長は 頂上断念した硫黄岳以来の山歩き。

「大丈夫かな」 って心配してたけど 穏やかな道が続き、良かった良かった。

「歩きやすい道だ」 を連発してましたっけ。 出足は好調。

 

 

 

 

 

不動滝到着。 

ここは休憩しないで通過しまーす。

 

 

 

 

 

見渡す限りこんな景色。 

いいね~ 晩秋だね~。

 (´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)

 

 

 

 

 

二の鳥居に到着。 最初の小休止です。

数組のパーティーが休憩してました。 

 

 

 

 

岩が見えてきたぞ。 

 

 

 

 

おおっ! これが牙山かぁ!  本当に牙みたいだ。

「きばやま」 じゃなくて 「ぎっぱやま」 と読みます。 

 

 

 

 

どんどん進め。 

 

 

 

 

 

沢が褐色に・・・・・・すごいです。

そしてこのあたり、硫黄の臭いもかなりしてました。

 

 

 

 

 

次の小休止場所である 火山館が見えた!

上の方にチラッと見える三角の屋根がそうです。 

 

 

 

 

後ろを振り返ると 皆さん続々と歩いてきてました。 

 

 

 

 

 

火山館とうちゃーく!  

「無料。ご自由にどうぞ」 って書いてあった。

それじゃ失礼して・・・。

 

 

 

 

 

火山館の前から見上げるのは トーミの頭・・・かな。 

 

 

 

 

 

火山館横にある 浅間神社の祠に無事を祈ります。 

火山が噴火しませんようにって祈ってるのかな?

 

 

 

 

どんどん進もう。 

 

 

 

 

 

こんな風に木に拡声器が取り付けられていました。

万が一噴火の前兆が見られたりしたらこれで放送するんですね。

ちょっとドキドキしちゃう。 浅間さん、爆発しないでくださいよぉ~。 

 

 

 

 

 

湯ノ平分岐。 

車坂峠の登山口から来た人たちと ここで合流します。

ここまで約2時間。 ほぼ標準コースタイムで来れたぞ。

「なんかカナダみたいな景色だね~」 

・・・って カナダなんて見たこともない副隊長と弱足隊員。

 

 

             <中編> へつづく ・・・・

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <中編>

2006-11-06 07:54:14 | ▲2006年山行報告

              

          ~ <前編> からのつづき ~

           

 

本当ならここは唐松が一面に黄葉する場所なのですが

残念ながら遅かった・・・・・・

あと2週間早ければなぁ。 

でも贅沢は言いません。 

ポレポレ隊3人で来れただけでも幸せだと思わないとね。

 

 

 

 

 

 

こうやって何度も注意を促してます。 

 

 

 

 

 

一旦樹林帯に入りまーす。 

 

 

 

 

 

ん? あ! 右にちょこっと見えてきたのが前掛だよね!?

見えた、見えた!! 

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると黒斑山が ドッカーンとそびえています。

ついこの間までは あそこの上から浅間を見るしかなかったワケです。 

でも今は違います。 ラッキー!!

 

 

 

 

 

おおっ! 正面にはまたまたドッカーン! 浅間 (前掛)が!! 

 

 

 

 

 

 

そしてもっかい後ろを見ると 黒斑がドッカーン!!!!

もう、前も後ろもドッカンドッカンだらけ!

どこを見ていいかわからないくらいの風景です!

あら、後ろのご夫婦は 前掛にドッカンしてるようです。

どうも~。 o( ´_ゝ`)ノ アニョハセヨ~♪♪ (いつから韓国人。)

 

 

 

 

 

いつまでも見ていたいけど とにかく登らないと。

ここからが今回で一番きつい場所なのだ。

がんばろうっ! 

 

 

 

 

 

左側はこんな眺め。

黒斑~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳Jバンド と稜線が続いてます。

 

 

 

 

 

さっきまでの枯葉サクサクから一転。

火山の特徴であるガレ場の道に。 

ダブルストック大活躍。

あ、そうそう! 今回、副隊長もダブルストックデビューしました!

やっぱりどうしても下りで膝にくるようで。

これからはかなり負担が軽減されると思うけどなぁ。

 

 

 

 

 

歩きながらあちこちに目をやる隊長。

飽きることがありません。 

後ろを歩いてる中高年の男性パーティが 

「ここは富士山の登山道とそっくりだな」 なんて言いながら歩いてました。

そっか・・・こんな感じなのか。

来年は本物の富士山の登山道、歩けるかな。 

 

 

 

 

 

隊長~~!!!!!!  

別に用はないけどさ。   ただ呼んでみただけ。

疲れた・・・・・ (ーдー)ハァ~

湯ノ平までは順調に来てたけど 弱足隊員ここで一気にペースダウン。

10万人くらいに抜かれました。

くぅ――っ! 悔しいっ・・・ 

でもこれが弱足の体力の限界なのだ。

危ない箇所は一つもないので ゆっくり、ゆっくり。

 

 

 

 

 

はい、立ち入り禁止区域の限界まで来ました。

頑張ったね。

しかしこの先は入れません。 (実際には無視して入っちゃってる人かなりいました)

ここから矢印に沿って右に巻き、前掛の頂上を目指します。 

 

 

 

 

 

前方に見える稜線に沿って頂上まで行くよ。 

 

 

 

 

万が一噴火した時のためにシェルターが二つ。

しかし・・・・・ 

 

 

 

 

以前の噴火で屋根の部分がこんなに折れ曲がっていました。

怖い・・・・・

こんなものじゃ身を守るのは無理だよね、って言いながら

前を通り過ぎました。 

 

 

 

 

 

ゴロゴロの岩の間をぬって進みまーす。

かなりの人が前掛に向かって歩いてる。 

 

 

 

 

 

 

稜線の上に立った。 

 

 

 

 

 

左側のピークが頂上だよ。  

 

 

 

 

こんな感じになってます。

風が強いと吹き飛ばされそうだけど 今日はそれほど強くなくて良かった。 

 

 

 

 

 

この稜線の上では 副隊長カメラ構え通しで全然前に進まない。 

 

 

 

 

 

 

隊長が向けてるカメラの先には これがあります。

そう、これが本物の浅間の頂上部分。

全然大きさが伝わらないと思うけど ドッカーン ×100 くらいの存在感です。

そしてこの向こう側が火口になっていて 噴煙がもくもくと出て ガスも発生してます。

おお、怖い、怖い・・・・。 

 

 

 

 

 

 

この稜線を歩いてきたわけですね。

ところどころ道が狭くてすれ違うのに気を使う箇所もあります。 

 

 

 

 

 

ほら、頂上の標柱がかすかに見えるぞ。

人がたくさん集まってる場所がそうだね。 

斜面の白いのは雪です。

 

 

 

 

 

近づいてきた~!  もうすぐ、もうすぐ!! 

 

 

 

 

 

 

到着しました~~~っ!!

おめでとう! ポレポレ隊! 

無事に浅間山(前掛山) のピーク ゲットしました!!

 

 

 

 

 

 

頂上部分は狭いので 記念写真を撮るのに大騒ぎでした。

順番に撮ったら来た道を戻ります。

そろそろお昼にしようよ~。

お腹空いた~~!!

 

 

            <後編> につづく・・・・・・ 

 

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <後編>

2006-11-06 06:13:04 | ▲2006年山行報告

 

          ~ <中編> からのつづき  ~

 

 

お世話になったシンクさんはどの辺りに住んでるのかな~

シンクさ~ん!!!! 

・・・・・実は家に帰って地図を見てわかったのですが

弱足、全然違う方を向いてました。

こっちは群馬県の嬬恋村方面だった。

ありゃりゃ・・・ (^▽^;)

そういえば、静岡のKさんも今日は仙丈ケ岳のはず。

仙丈ケ岳ってどっちだ? 

方向音痴の弱足は北がどっちなのかもわからないワケで・・・。 

とにかく皆さん、お元気で~~ ヾ( ´ー`)ノ~

 

 

 

 

 

♪歩こう 歩こう 私はのんき~♪ 
(トトロの主題歌 『さんぽ』 に合わせて歌っている)

「それって 『のんき』 じゃなくて 『元気』 じゃなかった?」

あら、そうだった?  

ガハハ! 気にしない、気にしない。

 

 

 

 

 

正面には同じく百名山の 四阿山がドッカーン!

今回、浅間と迷ったお山です。

でもやっぱり浅間にして良かった。

四阿さん、来年伺いま~す。 待っててね~!! 

 

 

 

 

 

 

さっき通ってきたシェルターを上から見たところ。

風をよけるために 皆さん、シェルター付近に 集まってます。

考えることは一緒だね。 

ポレポレ隊もシェルターの近くに場所確保しました。

 

 

 

 

 

 

ワーイ! やっとごはんだ~!

今日の山ごはんはですね、スパゲティぺペロンチーノと

ちょっと豪華にビーフシチュー!

このビーフシチューが か~な~り~おいしくて 

ポレポレ隊の冬の定番になりそうな予感。

フルーツは副隊長大好物の ラ・フランス。

 

 

 

 

 

最後の締めはこれ。

あぶれ、たい焼きくん。 こんがり焼いて食べました~!

お腹いっぱい!! 

 

 

 

 

副隊長と弱足隊員、結婚して23年経ちました。

弱足隊員は凶暴性と物忘れと体重が増したけど

副隊長はあの頃とどっこも変わってない。

弱足は幸せ者でございます。 (*´ェ`*)ポッ

 

 

 

 

 

 

ノロケてる場合じゃないのだ。

今日はちょっと上で長居し過ぎちゃったね。

陽が落ちるのが早いから そろそろ行かないと。

それでは戻りまーす。 

 

 

 

 

 

湯ノ平付近で・・・・

一面のまっきっき~の唐松林が見れなかったことを まだ悔やむ弱足隊員。

諦めが悪いのだ。 

 

 

 

 

 

火山館で最後の休憩。

中を覗くと 火山の資料が置いてありました。

自由に入れます。

 

 

 

 

 

今回はピストンのコースだけど 

景色が良くて 往路で通ったのにまた何度も立ち止まっちゃう。

眺める方向が違うと 全く別の景色みたいに見えるのよネ。 

 

 

 

 

 

ここはあの硫黄の臭いがした場所です。 

 

 

 

 

 

つい足が止まっちゃうのさ。 急ぎましょ。

 

 

 

 

 

時々こんな風に黄色い唐松が残っててくれました。

ありがとね。 

 

 

 

 

 

どんどん下るよ。 

 

 

 

 

 

一の鳥居まで戻ってきた。

もうすぐかな。 

 

 

 

 

 

下にくると こうやってまだ紅葉が。

ああ、秋なんだ、って気付かせてくれる。 

 

 

 

 

 

いいね、いいね。

 

 

 

 

 

ゴール!!!!!!!

無事に着いたぁ~!! おめでとう!!

 

 

 

 

 

山荘の前の紅葉はこんなでした。 

 

 

 

 

 

ほれ、どうだ! もういっちょ!! 

 

 

 

 

 

これは車の中から撮った一枚。

弱足が 「止めて!!!」 といきなり叫ぶので 副隊長、大変でした。 

でもこの景色だもの。  感動!! 

 

 

 

 

 

そして小諸 IC から高速に。

途中の車窓から見えた浅間山。

今日は素敵な景色をありがとう! 

本当に 本当に  楽しかったよ!!

 

 

 

今回会えたお花さんたち

     

ヒメジョン。登山口の近くにて。          なんとタンポポの綿毛さん。 

 

 

    

ヤマハハコの天然ドライフラワー。       そしてビックリ! 
                           一輪だけ残ってたマツムシソウ。 
                           よく頑張ってくれてたね。ありがと。

 

 

       

あなたはだあれ?黄色いお花さん。     小さくて濃いピンクのお花さん。 
                         とってもきれいでした。 あなたもありがと。

 

 

 

そして今日のバッジ。  浅間山荘で買いました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3人のポレポレ隊、復活しました。

やっぱりこのメンバーで歩くのがいいなぁ。

何がいいかって言うと・・・・ガチガチの緊張がなくて済むから。

前回の隊長と二人での山歩きとは全然気持ちが違いました。

でもあまり緊張がないのも困ったもんです。

だから 年に1回くらいは また隊長と二人で行こうかな。

それと山岳会での山行もあるしね。

いろんなメンバーで行くと その都度違う感じ方ができるかもしれないな。

それにしても浅間山はとってもいいお山でした。

いろんな景色を見せてくれました。すごーく楽しい一日でした。 

浅間山さん、ありがとう。  またいつかお会いしましょう。

ポレポレ隊の2000mを越す山は 年内は多分これでおしまい。

また来年 雪が溶けた頃に 次の高いお山に会いに行きます。

それまでは低山の良さをいっぱい発見したいです。

報告長くなっちゃってすみません。

あれも、これも、って思ってたらこんなことになっちゃった。

懲りずにどうぞまた見に来てください。

それでは みなさん、さようなら。  (*'-')ノ*:・・:*マタネー*:・・:*

 

楽しいな やっぱり3人 ポレポレ隊  
                           (弱足心の俳句 季語なし)

 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

浅間山 (前掛山) 2524m 長野県 、 群馬県

 日本百名山 、 信州百名山 、 群馬百名山

  コース・・・・・・・浅間山荘登山口(7:20) ~ 火山館(9:10) ~ 

         前掛山頂上(11:15) ~ 火山館(14:35) ~ 登山口(15:55)

 全所要時間・・・8時間35分 (含 昼食、休憩)

 歩行時間・・・・・約6時間40分

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (本当のポレポレ隊)

 

                          「続・ポレポレ隊が行く」 に戻る。

 

 

 


▲秋山第二弾! 霧藻ヶ峰 ~ 妙法ヶ岳 <前編>

2006-11-01 06:35:58 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日2006年10月31日(火)

三峰山・・・・・という独立した山はありません。

今は 三峯神社一帯をこう呼ぶようになっているようですが

本来 三峰山というのは 

「雲取山」 「白岩山」 「妙法ヶ岳」 の三山を指しています。 

今回プチポレ隊が目指したのは その三峰山の一つである

「妙法ヶ岳」 と もう一つ 「霧藻ヶ峰」 です。

霧藻ヶ峰の方が標高は若干高く、高い所が大好きな隊長は

今回、もし時間が無い場合 妙法ヶ岳よりも 霧藻ヶ峰を優先したいと言ってました。

 

 

自宅最寄のバス停から始発のバスに乗り込み、

東武鉄道、秩父鉄道と乗り継いで 三峰口へ向かいます。

秩父鉄道は初めて乗りましたが 今回は始発駅から終点駅まで

長い電車の旅となりました。

終点の三峰口に着く頃は ほとんど貸切状態。

ローカルな感じがなんともいいねー。

 

 

 

8時6分。 三峰口到着。

ちょうどいいバスの時間が無いことが前もってわかってたので

今回はタクシーで行くと決めてました。

でもって タクシー乗り場はどこ?  

げっ・・・・都会じゃないんだから 駅前にズラーっとタクシーが

並んでるワケないんだった。

どうしましょ・・・・と辺りを見回すと タクシー会社発見!

早速行って 「三峯神社まで行きたいんですけど」 と言うと

ボソっと 「いいですよ」 

どうみてもこの方一人しかいない雰囲気。

事務所内、空っぽにしちゃって大丈夫かな、なんていらん心配しながら乗車。

ボソッと話すタクシードライバーさん、実はなんと山ヤさんでした。

乗車してた40分間、ずっと山の話で盛り上がり楽しかった。

今年ポレポレ隊が登った山に 時期は違えどかなり登ってらして

話がはずむ、はずむ!!

隊長の辞書に 「世間話」 という文字はありません。

なので、弱足とドライバーさんのやりとりを遠い世界から聞いてました。

時々 ドライバーさんが話している最中に いきなり割って入るので

それを制止するのに苦労しました。

 

 

 

 

あっという間に40分が過ぎ、三峯神社のPに到着。

この時点で帰りもタクシーで戻ることを決め、14時に迎えにきてくれるように予約。

実は本来ならば三峰口から大輪というところまでバスで行き、

そこから三峰ロープウェーで登れるはずなのですが 今年の5月から運休中。

そうなると秩父湖まで別のバスで行って そこからまた乗り換えなくてはならない。

すごく面倒。

帰りも バス便が少ないのに加えて 乗り継ぎがうまくいかないと大変なので

タクシー予約してしまいました。

さて、歩き出そう。 

 

 

 

 

タクシーの時間を気にしてるので 弱足隊員、ますます落ち着かない。

でも家に着く時間を考えると それが限度だもんなぁ。

何度も地図見て フニャフニャの脳みそで コースタイムを考える。

トイレ行ったり お店覗いたりしたいから 1時半には登山口に着いていたい。

大丈夫かなぁ。 間に合うかなぁ。

そんな心配をよそに 隊長はズンズン進んで行きます。

 

 

 

 

さて、ここが登山口の鳥居です。

気を引き締めて。 頑張って進もう。

分岐を示す道標に 「雲取山」 って書いてあるの気付きました?

そうなんです! ここはなんとあの雲取の三峰コースの登山口でもあるのでした!

去年、ポレポレ隊は山岳会のかもしか山行で 三条の湯から登りました。

山を始めたばかりなのに、いきなり日帰り雲取で、死にそうになった弱足隊員・・・。

でも死にそうで死なないのもまた弱足隊員。 (けっこう図太い) 

 

 

 

 

鳥居をくぐるとすぐに登山届けを出すポストが。

ここはカウンターがあって、それぞれ自分が入るコースのカウントを押します。

隊長は迷わず 「霧藻ヶ峰」 のカウンターをカチャ。

他には 「雲取山」 や 「甲武信ヶ岳へ縦走」 なんていうのもあって

隊長の心をコチョコチョくすぐってくれました。 

コチョコチョ・・・・・ヽ(;´Д`)ノ ヤメテヨ・・・

 

 

 

 

 

それにしても なんか不思議な感じ。

いつもは三人なのに、今日は二人きり・・・。 

隊長はほとんど喋らないので 静か静か。

副隊長がいないと やっぱ寂しいよオ。

私のおしゃべりに 親父ギャグで返してくれる人は今日は誰もいない・・・。

C= (-。- ) フゥー

 

 

 

 

隊長、黙々と進んでいきます。

弱足の私は相変わらず遅いので すぐに隊長、見えなくなっちゃう。

今日はまるでソロで歩いてるみたいだ。 

 

 

 

 

 

少し歩いただけで うっすら汗をかきました。

おっと・・・忘れてた。

今日のてぬぐい。

「もみじ」 です。  秋ですから。 

 

 

 

 

 

炭焼平到着。 ここで初めての小休止。

隊長は元気だから休憩なしで ドンドン行こうとしちゃう。

後ろから 「休む~~~~~っ!!!!」 

と叫んでの休憩となりました。 

 

 

 

 

 

代わり映えしない道・・・・・

代わり映えしない隊長の後姿・・・・・

そして 思いっきり逆光。  あらら・・・。

 

 

 

 

 

あんたはマドロスか。 (急に母口調) 

 

 

 

 

 

地蔵峠到着。

お地蔵さんがひっそりと。 

 

 

 

 

どうぞ宝くじが当たりますように・・・・

じゃなくて・・・無事に帰れますように。

そして次回はまた三人で歩けますように。 

 

 

 

 

 

展望台みたいな場所に到着。

今日はお天気が良くて 素晴らしい景色でした。

遠くに両神山が見えるぞ。

あと、正面の山塊の一番右のピークが 今日の目的の一つ、妙法ヶ岳。 

 

 

 

 

左を見ると 和名倉山。

ここは見た感じは優しい山容だけど けっこう手ごわいらしい。 

 

 

 

 

隊長・・・・後姿 なんか寂しいんですけど。 

 

 

 

 

 

さて、霧藻ヶ峰に向かって進みましょ。 

 

 

 

 

 

今回のコースはとても歩き安い道でした。

段差も大きいところはないし 岩ごろ道でもない。

枯葉をサクサク踏みながら歩きます。

でもずっとこのままの道で 雲取まで行けると思ったら大間違いかも。 

 

 

 

 

 

おお! これは・・・・!

ガイドブックに載っていた秩父宮様のレリーフ。

実は 「霧藻ヶ峰」 の名づけ親だそうです。

ゴールはもうすぐ・・・・かな。

 

 

 

 

やっぱり!

とうちゃーく!

霧藻ヶ峰 1523m。 

プチポレ隊、独占だ! 

 

 

 

 

 

方位盤あるよ。 

 

 

 

 

 

タクシードライバーさんが 「今日はここ1週間で一番いい天気だよ」

っと言ってました。

ワーイ! ラッキー!! 

 

 

 

 

霧藻ヶ峰休憩所。 予約すれば宿泊可能。

ただ、普通は土日のみの営業。 

 

 

 

 

 

 

秩父はまだ紅葉真っ盛りというには早すぎた。

でも そこそここんな景色も。

紅葉を愛でながら 山ごはんの場所を探そう。 

 

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