ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲恐るべし! 蓼科山 <前編>

2007-05-29 10:00:00 | ▲2007年山行報告


歩いた日 2007年5月27日

八ヶ岳連峰最北端に位置する蓼科山は 

その秀麗な山容から 諏訪富士とも言われています。

前回の 乾徳山 に続いて岩ゴロゴロの山ですが

山頂が広いから私好みかなー・・・・なんてちょっと期待しながら出発しました。

天気予報では快晴! 

こりゃ頂上からの眺めが楽しみだあ~!

・・・・のはずだった。

 

 

 

 

 

 

関越から上信越道へ。   

ティファニー・・・・・じゃなくて 佐久平PAで朝食を。 (笑)

 

 

 

 

 

 

佐久ICで下りて蓼科スカイライン 林道唐沢線へ。

実は今回、一番怖かったのがここでした。(!)

途中で 「凍結、落石のため通行止・・・云々」 の看板があり

え―――――っ!?  とビックリ仰天!

ただ、どうみても凍結はしてないし、 

その看板、 「どうぞお通りください」  と言わんばかりに 道の端っこにあるんです。

ちょっと考えた末、このまま行ってみることにしました。

結局凍結してる箇所は一つもなかったんだけど

落石はかなり注意が必要。 

小さい石が 道路の真ん中あたりまで転がっていました。

大雨の後などは特に要注意です。   

 

 

 

 

 

 

 

林道の途中から見えた蓼科山。

「あの白いの・・・雪だよね?・・・・」 

ちょっと不安に。 

 

 

 

 

 

 

大河原峠到着。

そう、今回、ポレポレ隊の蓼科山登山は ここ大河原がスタートです。

蓼科山には北横岳方面からの縦走以外に 主たる登山口は3箇所。

一番一般的なのは女神茶屋から。 

でもひたすら登りでちょっと大変そう・・・

蓼科牧場からゴンドラかあるいは七合目まで車で入って・・・・のコースは

逆にちょっと物足りない?

で 結局選んだのが 大河原峠から天祥寺原を通る周回コース。

本当は 双子山、双子池、亀甲池を経由したかったんだけど

なんと一人暮らししてる長男が この日、家に泊まると言ってきたことと
(よりによってこんな日に帰ってこなくても!)

丹沢、乾徳と帰りが遅くなっちゃって 

夕飯の準備等で義理ママに迷惑をかけているので

なんとしても夕飯準備の時間(4時半) には家に着いていたかったため

そっち経由は諦めたのでありました。残念・・・。

 

写真では全然わかりませんが かなり強い風が吹いてとにかく寒い! 

寒くて寒くてこの時点でちょっと気持ちが萎えちゃいました。

副隊長は 雨具の上着を羽織って出発。

 

 

 

 

 

 

ここから ポレポレ隊が向かう天祥寺原のコース、

前出の双子山経由のコース、 将軍平への直登コースに分かれます。 

 

 

 

 

 

 

登山届け出しまーす。 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。   クローバー。
四葉もあるよ。 幸せになれるかな。 


 

 

 

 

 

 

歩き始めはこんな感じ。 

 

 

 

 

 

 

まるで湿原みたいな雰囲気ですが かなり登山道、グチャグチャでした。

雪解け水のせいなのかねー なんて話しながら歩いて行きます。 

 

 

 

 

 

 

よそ見してると ポチャっとはまりそう。 

 

 

 

 

 

最初から下り坂。

歩き始めが下りの山って 今までにあったっけ? 

 

 

 

 

 

 

笹原の道は気持ちいいねー。 

 

 

 

 

 

 

副隊長もカメラ出しました。 

 

 

 

 

 

 

ウッホッホーイ!!!!

こういう道、大好き!

前に見えるのは北横岳!

なんと、アフーチーム が来てるらしい!

ヤッホー!!アフーさ~ん!!!!!!! 

こんなに近くにいるよ~!!!

・・・が・・・・しか~し・・・・実際には来ていなかったみたいデス。 アリャリャ。

近いことは近かったんだけどネ。 残念でした。(笑)

でもこういうドキドキって楽しいな♪

ポレポレ隊も昨年登ってまーす。 (北横レポへ) 

 

 

 

 

 

 

樹林帯に入ります。 

 

 

 

 

 

 

天祥寺原に到着。

双子池経由で来た場合、ここで合流になります。 

 

 

 

 

 

 

下に滝ノ湯川が見えてきたよ。 

 

 

 

 

 

 

竜源橋方面へどんどん進みます。 

 

 

 

 

 

 

おおっ! 蓼科山が!

 

 

 

 

 

 

ちょっと歩くと・・・ 

 

 

 

 

 

 

また ドッカーン! と見えちゃう。 

 

 

 

 

 

 

あそこまで行くのか~  頑張らないとね・・・・

チラっと見える白いのが きっと山頂ヒュッテだね。 

なーんて話してます。

 

 

 

 

 

 

進みまーす。  水溜りにはまらないようにね。

 

 

 

 

 

 

さて、次の分岐で右に折れます。

このまま真っ直ぐ行くと 竜源橋経由で女神茶屋へ。 

 

 

 

 

 

 

それにしても水が多い。 

 

 

 

 

 

 

樹林帯の中に入っていきます。

 

 

 

 


 

どんどん樹林帯。

 

 

 

 

 

 

時々木々の間から姿を見せてくれる。

頑張ってるよ~!

 

 

 

 

 

 

岩ゴロゴロになってきた。

 

 

 

 

 

 

傾斜もきつくなってきたよ。 ファイトー!

 

 

 

 

 

 

立ち休みを繰り返しながらGO,GO! 

 

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると北横岳が応援してくれてる。

 

 

 

 

 

 

なんか悪路になってきた・・・・

 

 

 

 

 

 

こんなプチ沢登りみたいな箇所あり。

隊長が足を掛けた岩が ガラガラと崩れ落ちて一瞬ヒヤッとする場面も。

 

 

                 <中編> に続く・・・・

 

 


▲恐るべし! 蓼科山 <中編>

2007-05-29 09:00:00 | ▲2007年山行報告

 

            ~<前編> からのつづき~

 

岩ゴロゴロの急登をハーハー言いながら登ります。 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員の息遣いが余りにも激しいので 隊長が

「ママ大丈夫?」 と何度か声をかけてくれました。

「平気、平気。 いつものことだから。(^_^;)」

 

 

 

 

 

 

所々に雪が見え始めたと思ったら 左前方に何やら屋根らしきものが・・・

もしや 蓼科山荘? 

 

 

 

 

 

 

おおっ! やっぱり!

将軍平に到着しました~!!   

ここで3つの登山道が合流します。

大河原からの2本と 七合目からのコース。

ここから頂上へは一本道。

 

 

 

 

 

蓼科山荘。 

なんかいかにも 「山小屋です!」 っていう雰囲気。

あるいは昔の小学校みたい。

建物の前に 「貸しアイゼン 500円」 という文字発見・・・・・

ってことは・・・・・・

ちょっと不安になる弱足。 

 

 

 

 

 

 

ワオッ・・・・やっぱり出た!

こんなに雪が・・・ 

 

 

 

 

 

 

ずっと頂上までこんななのかな・・・

しかもかなりの急登!

ますます不安になる弱足隊員。 

 

 

 

 

 

 

はい、ここで弱足隊員はアイゼンをつけます。

お守り用の軽アイゼンだけど ないより全然安心感がありますから。

隊長と副隊長はアイゼンなしで進むそうです。 

 

 

 

 

 

 

かなりの量だね・・・・

でもアイゼンをつけてるってだけで 気持ちは全然違う。 

 

 

 

 

 

 

弱足さん用にザイルもあって かなり助かりました。 

エッチラ、オッチラ・・・

 

 

 

 

 

しかし歩きやすいんだか 歩きにくいんだかようわからん。

あんまり足を上げなくて済む分、岩よりやっぱりいいかなぁ。 

 

 

 

 


 

 

うーん、ガスってるねぇ。

本当ならもっとすごい景色だろうに・・・。 

ちょっと・・・いや かなり残念。

 

 

 

 

 

 

岩と雪のコラボ。

 

 

 

 

 

 

それにしても空いてるよねー。

大河原から出発して将軍平までは一人も会わなかった。

その先だって人を見かけたのはほんの数人だもんね。

でも良かった。 こういう道で人が大勢いると 焦っちゃうから。 

 

 

 

 

 

 

あとちょっとの雰囲気。

がんばろー! オーッ!! 

 

 

 

 

 

 

ここで滑ったら下までいっちゃうね・・・・

気をつけて渡ろう。 

 

 

 

 

 

 

あと少し! 

 

 

 

 

 

 

ふぅ・・・やっとここまで登ってきたよ。

・・・・でも・・・・帰りもこの道・・・・通るんだよね・・・・・(怖) 

 

 

 

 

 

 

ほぼ到着。

 

 

 

 

 

 

蓼科山頂ヒュッテです!

天祥寺原から見えた場所にとうとう着いたんだね!

よく頑張った!

バッジはここで買いました。

 

 

 

 

 

 

頂上はこちら・・・・・・了解!

 


 

 

 

 

おおっ! サイトで見た風景と一緒だー!

いったいどこが本当の頂上なの?

 

 

 

 

 

 

どこなの?

 

 

 

 

 

 

ここなの?

 

 

 

 

 

 

ここでした。

到着です。 蓼科山2530m! やったー!!

・・・・それにしても寒い・・・・ 寒すぎる・・・・

風も強いし・・・・ ((((~~▽~~ ;)))ブルブルブル

 

 

 

 

 

 

南八ッが・・・・

でも思ったほどはっきり見えない。

快晴の中での素晴らしい眺望を期待してたけど 

うーん・・・・それほどじゃなかった。

ま、こればっかりは仕方あるまい。

これだけ見えれば十分って思わないとね。

 

 

 

 

 

 

ヽ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)ノ  ビロ~~~~~~~~~~~~~ン!!!

それにしても広い頂上。

でも・・・でも・・・・ちょっと予想してたのとは違うぞ。

岩がゴロゴロでも もっと小さい砂利みたいなのがいっぱいあるのかと・・・・

頂上でスキップしたりして あっちこっち駈けずり回ろうと思ってたのに

とんでもない!!!

ここでスキップしたら 間違いなく複雑骨折だ。

こんなに大きな岩がゴロゴロしてたのかー。

ほんのちょっと移動するにも大騒ぎ。

しかも寒い。 どっかに座りたい。

ごはんの場所を確保しなければ・・・

でも平なところがなかなか見つからない。

どうする~!?!?!?  

 

 

 

 

 

 

そんな時は景色を見て気を紛らわす。

うっすらと八ヶ岳。

硫黄も見えるね・・・・・・・硫黄・・・・・

去年はポレポレ隊を受け入れてくれなかった硫黄ですが・・・・・ 

フフ・・・待っててちょんまげ。

 

 

 

 

さーてと・・・・・

時間は早めだけど 4時半までに家に帰るってことは

どんなに遅くても1時半には駐車場を出ないといけません。

さっさとごはん食べちゃおう!

なんとか平っぽい場所を確保し、寒さと風と戦いながらごはんの準備に入りました。

 

 

今日の山ごはんは サンドウィッチ と つけ麺だー!

つけ麺は初めての試み。

でも・・・・・寒くて普通のラーメンの方がよかったね。

あっという間にどんどん冷たくなって こりゃたまらない一品ですな。 ( ̄_ ̄ i)タラー

 

 

 

 

 

 

しかも今日も持ってきてました!

題して 『岩とスイカ』

隊長も副隊長も 「いらない」 って・・・。

カル2さん、おひとついかがですか~?(笑)

いくらスイカ大好きな私でも この寒さの中でのスイカはかなり辛いものがありました・・・・。

スイカといえば・・・・

モンちゃん、元気にしてるかなぁ・・・・・

 

 

 

 

 

 

弱足隊員が鼻水たらしながらスイカと格闘してる間に

隊長は ちょっとお散歩。

いや、本当なら副隊長も弱足隊員も360度の展望を確認しに

あっちこっち歩き回りたかったけど

寒さと 岩の大きさにめげました。

もういいです。 隊長の報告を受ければそれで満足です。 

 

 

              <後編> へ続く・・・・

 

 


▲恐るべし! 蓼科山 <後編>

2007-05-29 08:00:00 | ▲2007年山行報告

             ~<中編> からのつづき~

 

だけど なんとも鳥居が気になって

とりあえず蓼科神社のお参りだけはしようと 

ヨッコラヨッコラ岩をまたいで やってきました。

「どうか無事に下山して 埼玉のおうちに4時半までに戻れますように」

 

 

 

 

 

 

あの雪道を下る時間も考えると そろそろ歩き始めた方がいいよー

ってことで出発しました。

ああ、下りが不安だ・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は迷わずアイゼン装着。

隊長も 「下りはつけようかな」 と装着。

副隊長だけは 「いいや。行けるとこまで行ってみる」 とアイゼンなしで・・。

大丈夫かなー。 

 

 

 

 

 

 

将軍平の山荘が見える~!

まずはあそこを目標にがんばろう! 

 

 

 

 

 

 

ヤッホー! スキー気分。

歩くというよりは 滑るって感じ。

副隊長、実はスキーかなり上手なのです。  

若い頃ブイブイ言わしてました。  ブイブイって・・・・(^_^;)

弱足隊員、この道は必至だったため とてもじゃないけど写真なんて撮れず

この一枚のみ。  すみませーん!!

 

 

 

 

 

 

はい! 無事に将軍平に到着しました~!

助かった・・・

でもこれで終わりじゃないのよね。

ここから往路とは違う道で 大河原峠へと戻ります。 

 

 

 

 

 

 

さっきまでの雪道がうそのような のんびりしたトレイルをルンルン進みます。 

 

 

 

 


 

 

樹林帯へ入ります。 

 

 

 

 

 

 

明るい道なので歩きやすい。 

 

 

 

 

 

 

木の間から八ヶ岳が・・・・・

やっぱりうっすらでしたけど。 

 

 

 

 

 

 

ほーら! 後ろを見てごらん!

ついさっきまで居た頂上が あんな遠くに。

 

 

 

 

 

 

前掛山との分岐地点。

実はこのちょっと手前で 元気ハツラツのオジサンに 

「こっちって大河原方面で いいんですよね?」 って聞かれたので

「そうですよ。」 と答えると

「おかしいなー 登ってきた時はこんなに平な道じゃなかったんだけどなー」 

と言いながらドンドン進んで行ったのですが しばらくするとそのオジサン戻ってきて

「やっぱりこんな道じゃなかったなー。 こっち、本当に大河原峠ですか?」

とまた聞くので 地図を見せて説明したら

「あ! 違った! 私が登ってきたのは女神湖の方だった! 大河原じゃない!」

と びっくり発言!!

「これ、差し上げましょうか?」 と地図のコピーを渡そうとしたら

「いや、いいです、いいです! もうわかりましたから! ああ、助かった! ワハハハハハ!」

と笑いながら来た道を戻って行きました。

その後私たち3人は口をあんぐり。

「自分がどこから来たのかわからないなんて、しかも地図を持ってないなんて信じられない。」

と副隊長。

「地図を持ってないのは信じられないけど 自分がどこから来たのか分からない気持ちは ちょっとわかる・・・」

と弱足隊員。

隊長と副隊長は今度は弱足の方を見て口をあんぐり・・・・・。

ささ、先を急ごう! ヾ(;´▽`A``

 

 

 

 

 

 

これって縞枯山とかでよく見る 木の立ち枯れ現象だよね。

北横に登った時、ピラタスロープウェイのアナウンスのお姉さんが

原因はわからないって言ってたけど なんかちょっと異様な雰囲気でした。 

シラビソの木に多いらしい。

 

 

 

 

 

 

グラグラしながら渡ります。 

シラビソさん、ごめんなさいね。 上、通ります。 

 

 

 

 

 

 

さて・・・・ここから先もかなりの雪がありました。

傾斜がきつくなかったので 私でもアイゼンなしで大丈夫でしたけど。

とにかく膝の上までズボッ! ズボッ! と足がはまってしまい難儀しました。

隊長、弱足、副隊長・・・の順に歩いてたんだけど何故か私だけが ズボッ! となる。

後ろで副隊長の Ψ(`▽´)Ψ ククク・・・

と笑う声が聞こえてすっごく悔しかった。

どうせ3人の中で一番体重あるのは私ですよーだ! 

てやんでいっ! 悔しかったら増やしてみろってんだ!

・・・つうか自分が痩せろ。 アイーン・・・

 

 

 

 

 

 

気を取り直して 後ろでも振り返ってみましょう。

ほら、蓼科山が微笑んでいますよ。 またいつでもいらっしゃいって。

 

 


 

 

 

相変わらずズボズボしながら進みます。 

時間との戦いだったので写真撮れず・・・。

 

 

 

 

 

 

やっと雪がなくなったぞ。

 

 

 

 

 

 

ワーイ! 大河原が見えた!

 


 

 

 

 

ほぼ到着。 今頃になって天気すっごくいいんですけど・・・。

 

 

 

 

 

 

駐車場に到着!   やっぱり朝より車増えてるね。

 

 

 

 

 

 

ああ、残念! 双子山登りたかったな。

メッシーさんのご子息、初登山のお山だったのにー!

感動を分かち合えなくて残念・・・・。

いつか機会を見てまた来ようっと。

 

 

 

 

 

 

朝は全く見えなかった浅間山が本当にうっすらだけど見えました。

わかるかな?

 

 

 

 

 

 

ってなワケで大河原をタイムリミットの1時半に出発したポレポレ隊、

そのままアメリカのグランドキャニオンへ向かいました・・・。

なんちゃって・・・・隊長によると これは裏妙義のはずれ、高岩だそうです。

見ごたえあります。

 

 

今回会ったお花さんたち

  

今回はお花さん、すごく少なくて残念でした。
行きの林道沿いにはヤマブキを始め、木に咲く花をいくつか見かけましたが
とてもじゃないけど落石が心配で車止められず。
左は ショウジョウバカマさん。 登山口からポレポレ隊を導くように
点々と咲いてました。   右はお馴染みコバイケイソウの葉っぱさん。

 

こんなもの見つけました

ハート型の石! 岩ゴロの中に発見! 
なんかとってもうれしかった。

 

今日の山バッジ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本百名山・・・・ポレポレ隊は特に百名山制覇にこだわってるわけではありません。

でも情報量の多さや  登山道が整ってることや、 バッジが買いやすいことに加えて

なんていうのかな、レベルアップの目標を立てやすいなど 

やっぱり意識してないわけじゃあない。

今回の 蓼科山 は どのガイドブックを見ても 「初級クラス」 になっていました。

だからちょっと弱足隊員、侮ってたかもしれません。

頂上の岩の大きさ、歩きにくさも現場で初めて実感したし。

雪の多さにもびっくり!

もしまた登る機会があったなら 今度は絶対に頂上の端から端まで歩いてみたいと思います。

そして今回の蓼科山について、伊那の国のメッシーさん にアドバイスを頂きました。

メッシーさん、ありがとうございました~~~!!!

お花が少なかったのは残念だったけど 乾徳山でいっぱい会えたからガマンします。

次のお山はちょっと予定変更して 久々に東北道走ってみましょうかね。

あ、それと・・・・・おうちには無事4時30分に到着!

ギリギリだったけど間に合いました。 お騒がせしました~!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

蓼科山 (たてしなやま)

長野県  2530m

日本百名山 、 甲信越百名山 、 信州百名山 、 新・花の百名山 

コース・・・・大河原峠(6:20) ~ 天祥寺原(7:05) ~ 将軍平(9:05) ~

       蓼科山(10:05) ~ 大河原峠(13:20) 周回コース

全所要時間・・7時間 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約6時間

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

                蓼科山 <前編> に戻る

            

 


▲やっぱり怖かった・・ 乾徳山 <その1>

2007-05-17 16:11:01 | ▲2007年山行報告

 
 歩いた日 2007年5月13日(日)
 

奥秩父主稜線から南に外れた場所に 岩峰を天に向けて立っている山、乾徳山。

山岳会の方からも 「変化に富んだいい山ですよ」 とかなり前に聞いて

ずっとチェックはしてましたが 『岩』 が弱足の気持ちを迷わせていた。

今年、 「絶対登るぞリスト」 に入れてから ずっとドキドキ・・・・

そのドキドキ・・はどんどん高まり とうとうその日がきちゃいました。  

ああ、ドキドキ・・・・とってもドキドキ・・・・

 

 

 

 

 

 

♪中央フリーウェイ~♪ を通って勝沼ICに向かいます。

右に競馬場、左にビール工場を見送って 

GW過ぎの だーれもいない 高速をひた走る。

本当に滑走路みたいだね。

 

 

 

 

 

 

徳和の駐車場到着。 

徳和公園のPにはトイレもありますが ポレポレ隊は林道を抜けて

もうちょっと上の駐車場まで上がってきました。 ここにはトイレはありません。

そして一番ノリみたいです。

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。  竹の子さん。 

 

 

 

 


 

いつもようにバナナを食べて身支度開始。 

 

 

 

 

 

 

登山口まで少し歩きます。 

 

 

 

 

 

 

道標に沿って。 

 

 


 


 

 

最初の分岐。 右に進むと道満尾根方面。

帰りはそっちから下りてくるのか・・・。 

 

 

 

 

 

 

登山口はまだかね。 

 

 

 

 

 

それにしてもこの新緑! 目に鮮やかな緑色。

『みどり』 って一口に言っても 本当に微妙な色合いだよね。 

どんな高級な絵の具を使っても出せない色たち。

 

 

 

 

 

 

そんなたくさんの緑色の中を進んでいきます。

気持ちいいっす。

 

 

 

 

 

 

ここが本当の登山口。

コースタイムを確認する隊長と副隊長。

弱足隊員は既にお花を見つけて脇で大喜びしてます。

 

 

 

 

 

 

それでは出発。   無事に戻ってこれますように。 

ドキドキ・・・・

 

 

 

 

 

 

おっと・・・熊ですか。 

それじゃあここで熊鈴のストッパーはずします。

久しぶりにチリンチリン♪鳴らしながら歩きます。 

 

 

 

 

 

 

いい感じ。 最初は杉林。 

 

 

 

 

 

 

ちょっと歩きにくくなってきたぞ。 

 

 


 

 

 

しばらく歩くと最初の水場、銀晶水に到着。 

ここのお水はチョロチョロでした。 

 

 


 

 

 

お、コブラが見てる! (笑) 

 

 

 

 

 

 

いい感じで進みます。 

 

 

 

 

 

 

駒止に到着。 

 

 

 

 

 

 

また進みます。 

 

 

 

 

 

 

岩がいっぱい。 

 

 

 

 

 

 

と思ったら こんなになだらかな道。 

 

 

 

 

 

 

今度は 錦晶水。  さっきのは 『銀』 晶水。 

 

 

 

 

 

 

ここの流れの方が勢いがよかったです。

副隊長、顔をザブザブ洗って 「気持ちいい~!」 って叫んでました。

いいなぁ~ こっちはそれができないからなぁ。

お化粧全部落ちちゃうもん。 

スッピンだと猛獣に間違われて猟友会の方に撃たれそうな弱足。(キャーッ!)

 

 

 

 

 

 

錦晶水の広場はこんな感じ。 小休止にちょうどいいです。 

 

 

 

 

 

 

さて、歩き出そう。   

この木・・・・・!! 

 

 

 

 

 

 

お・・・!!! 

もしやあれに見えるは・・・!!!! 

 

 

 

 

 

 

そう、あれこそが今向かっている乾徳山であります。

そろそろ国師ヶ原に着いたらしい。 

 

 

 

 

 

 

国師ヶ原の交差点です。  

ここはまっすぐ扇平に向かいます。

 

 

 

 

 

 

まだけっこうあるなぁ。 

 

 

 

 

 

 

がんばろう。

 

 

 

 

 

 

中央に富士山がうっすら・・・・・

わかるかなぁ~

 

 

 

 

 

 

シラカバを見ながらズンズン進みます。

 


 

 

 

 

扇平はもうすぐかな。

 

 

 

 

 

 

ケルンに一つ積み上げて。

 

               <その2>につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲やっぱり怖かった・・ 乾徳山 <その2>

2007-05-17 15:15:24 | ▲2007年山行報告

 
         <その1> からの つづき 

 

カヤトの向こうに見えてきたよ。 

 

 

 

 

 

扇平まで行ったら休憩しようね。 

 

 

 

 

 

 

う~ん・・・いい景色。

人も全然いないし、とっても静かです。 

 

 

 

 

 

 

ここは本当に気持ちがいい場所でした。 

 

 

 

 

 

 

「あれ、甲武信じゃないかな・・・」 と隊長。 

 

 

 

 

 

 

っと思ったら とうとう扇平到着。

可愛い道標だね~! 

 

 

 

 

 

 

はい、ここで休憩しましょ。

副隊長は大菩薩嶺を拝みながらバナナをパクリ。 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからがいよいよ核心部。 

気を引き締めて行こう。 

 

 

 

 

 

 

岩が多くなってきた。 

ドキドキ・・・

 

 

 

 

 

 

慌てなくていいからね。 

わかった。

ドキドキ・・・

 

 

 

 

 

一旦平地。 

 

 

 

 

 

 

嵐の前の静けさか・・・・

弱足隊員、かなりビビってきました。

ドキドキ・・・ドキドキ・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

さて、行くよ。 

はい・・・・

ドキドキ・・・

 

 

 

 

 

 

ちょっとドキドキ・・・・・

まだ平気。 

 

 

 

 

 

ゆっくりね。 

ドキドキ・・・・

 

 

 


 

 

 

短い距離でも気を抜かないで。 

ドキドキドキドキドキドキ・・・・・・・・・・・

 

 

 


 

 

う・・・隊長、よく見てゆっくりね。 

・・・・・ドキドキ・・・・ドキ・・ドキ・・・

 

 

 

 

 

 

う・・・・・怖い・・・・・高い・・・・・・・下半身がジンジンしてきた・・・・ 

ここから落ちたら一巻の終わりだ・・・・

ドキドキ・・・ ドキドキ・・・・

 

 

 

 

 

 

ふぅ・・・

とりあえず梯子で一度下ります。 

 

 


 

 

 

弱足も下ります。 

 

 

 


 

 

さて!!!!!!!

いよいよ本格的な鎖場に入ってきました。

「念仏岩」? 「旗立岩」? ガイドブックによって色々書いてありました。

ここはしっかりしたスタンスあり。 

でもやっぱりドキドキ・・・・

 

 

 

 

 

 

引き続き弱足隊員は ドキドキ・・・・・・

後ろから副隊長が 「ゆっくりでいいからね。焦らないで」 と

声をかけてくれてます。

カメラはポケットの中へ。

普通の人には何の問題もない箇所だと思われますが 私には・・・

アフーさーん! 私はここでも十分ビビッてました・・・。 

 

 

 

 

 

 

副隊長はかなり楽しんでいる模様。 余裕です。 

 

 

 

 

 

 

気を抜かず引き続き登るぞ~!

オ――ッ!

ドキドキ・・・

 

 

 

 

 

「副隊長~! 大丈夫?」

「全然平気だよー!」 

さすがだ・・・。 

 

 

 

 

 

 

けっこう高度感あります・・・・。

ドキドキ・・・・ドキドキ・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

次の岩場へ移動。

 

 

 

 

 

 

いきなり平な場所に。 しかも眺めがいい。

ちょっとここで深呼吸。

 

 

 

 

 

 

でもあんまり前に出ると危ないよ。

 

 

 

 

 

 

あ! あれはもしや・・・・!!!!

 

 

 

 

 

 

ほら・・・・・

 

 

 


 

 

やっぱりそうだ! 

金峰山の五丈岩!!! 

まだ雪があるね。

 

 

 

 

 

 

さあ・・・いよいよ次は一番の難関だ。

ドキドキ・・・・ ドキドキ・・・・・ ドキドキ・・・・・

 

 


 

 

 

出たっ!

ここが頂上直下の岩場。

「天狗岩」 「杖棄岩」 ・・・? 

これもガイドブックによって 名前が色々書いてあります。

どれが本当なんだ?

弱足隊員、何度もこの岩をシミュレーションしてきました。

アフーチームのレポも 他の方々のサイトでも・・・・

正直言うと最初この岩を見た時 「思ったよりも大きくないじゃん」 って思いました。

もっともっと高くて大きいかと思ってた。

でもだからって簡単に登れるなんて思ったわけじゃなくて

相変わらずドキドキしながら呼吸を整えます。

それじゃ、行こう。 

ここさえ越えれば頂上が待っている。

 

                  <その3> へつづく

  

 

 

 

 

 


▲やっぱり怖かった・・ 乾徳山 <その3>

2007-05-17 14:14:35 | ▲2007年山行報告

        
           <その2> から のつづき 

 

実はあの最後の鎖場が登れない人のために 横に巻き道があります。

これがそれ。

ただ・・・・最初からこっちに行くのはなんとも悔しい。

やっぱり乾徳山に来たからには あの岩を登ってこそ・・・・

もし途中まで登ってダメだったら こっちから行くことにして 挑戦してみないと。

でも途中まで登ってって・・・そこから下りるのはもっと怖くないか・・?? 

 

 

 

 


 

まずは隊長が先頭をきります。

最初のとっかかりで予想外の難儀。

隊長、落ち着け!

 

 

 

 

 

 

下で隊長の様子を見ながらますますドキドキする弱足。

ドキドキ・・・・ドキドキ・・・・・ でもここまできたらやるっきゃない。

アフーさ~ん! がんばるよ~!! 

 

 

 

 

 

 

一度登り始めれば やはり若さでどんどん上がる隊長。

 

 

 

 

 

 

弱足も頑張ってます。 

下から副隊長が ずっと声をかけてくれてた。

「落ち着いて。 三点支持、忘れないで」 

「ふぁ~い・・・・・・・・・・・・・」  

 

 

 

 

 

 

う・・・・・・怖いかも・・・・・神様・・・・

でも頑張る・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

副隊長は全然平気。 とっても楽しそうにどんどん登ってきた。

そういえば・・・山岳会の岩登り練習で (天覧山)

「お父さん、上手!」 って 皆から誉められたんだ。

やるな、副隊長!

 

 

 

 

 

 

あと一息。  

 

 

 


 

 

下を見るとやっぱり怖い・・・・・ 

だから見るなって。  

副隊長から 「写真なんて撮らなくていいから」 って何度も言われたけど

使命感? でカメラを何度も出したりしまったり。

 

 

 

 

 

 

隊長、どうやら登りきったらしい。 

続いて弱足隊員、副隊長も無事に登頂!

やった~!!!!!!

ドキドキ・・・ ドキドキ・・・ 

まだドキドキは続いてます。

手も足も震えてる・・・。

 

 

 

 

 

 

頂上も岩だらけ。(当たり前)

全然くつろげない弱足隊員。 

 

 

 

 

 

とにかく頂上の証を撮らなければ。 

 

 

 

 

 

 

はい、ここが本当の頂上です!

扇平の道標と同じデザインになってました。 

今年最初の2000m峰、やりました! 

あれ? そういえばアフーチームが登頂した時には 

ここに鮮やかななお花があったのに、今日は・・・・ない・・・。

 

 

 

 

 

 

それにしても・・・・弱足隊員はこういう岩ばっかりの頂上は苦手です。

全然気持ち的に楽にならない。

頑張って登ってきたけど 景色を楽しむ余裕がない。

下山のことを考えたりしてると尚更です。

ドキドキ・・・・は まだずっと続いたまま。 

 

 

 

 

 

 

どんな山が見えてるのかも全然わからなかった・・・・ 

南アルプスも見えてるはずなんだけど。

 

 

 

 

 

 

あ! でも 五丈岩はわかる! 

今日は富士山が見えない分、五丈岩に支えられたかな。 

 

 

 

 

 

 

あれまっ! いったいいつの間にこんなに人が!

道中、全然人がいなかったのに・・

忽然と人が現れました。

みなさん、いったいどこから湧いて出たのですか。

団体さんみたいですが どうやら女性陣は最後の岩は登らずに

あの巻き道から上がってきたようです。

それを聞いてちょっとだけ優越感に浸る弱足。 

 

 

 

 

 

 

さて、全然落ち着けないのでさっさと下ります。

ここは下山道が別にあるのですが、アフーさんはここを薦めてませんでした。

でも・・・私にはさっきの岩を下りる勇気はもうありません。

やっぱりこの下山道を行くことにしました。

確かに気の抜けない道。

でもアフーチームの時みたいに雪がないので なんとかなりそう。 

 

 

 

 

 

 

とにかくゆっくり落ち着いて。 

 

 

 

 

 

梯子もあるよ。 

 

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると さっきまでいた乾徳山が 「またおいで」 て言ってるようでした。

もうしばらくは結構です・・・・・ごめんね。 

 

 

 

 

 

今日は同定する余裕全くなし。

黒金山の右方に見えるのは 甲武信・・・らしい。 

 

 

 

 

 

 

岩は続くよ どこまでも・・・・・。 

 

 

 

 

 

隊長はかなり満足してるようです。 

 

 

 

 

 

 

でも気を抜いちゃだめ。  

 

 

 

 

 

 

ヨッコラショっと。

いや~ん、デカ尻、撮らないでよー!

 

 

 

 

 

 

ほんと岩ばっかりだね。

 

 


 

 

 

ダァ~~~~~~ッ!!!

おお、びっくりした!  

副隊長、弱足隊員の緊張をほぐすために色々やってくれます。

ありがとう。

でも気をつけてよぉ。

 

 

 


 

 

 

見ればみるほど岩の山だね。

 

 

 


 

 

本当は下山道にも一箇所巻き道があったのに 

副隊長一人だけ鎖で降りてきました。

よっぽど岩が好きらしい。

 

 


 

 

 

分岐に出ました。

地図に書いてある 「水のタル」 ってここのことかな・・・・

よくわからない。

 

 

            <その4> につづく・・・

 

 

 

 

 

 


▲やっぱり怖かった・・ 乾徳山 <その4>

2007-05-17 13:54:10 | ▲2007年山行報告

            
              <その3> からの つづき

 

下山時の一番大変な部分はとりあえず終了したようです。 

 

 

 

 

 

 

急な部分もあるけれど ゆっくり転ばないように。

あとはとにかく下るだけ。

それにしても この下山道・・・確かに雪があったら大変だったと思う。

アフーさん、本当によく頑張ったね。 

 

 

 

 

 

 

コバイケイソウに導かれて歩きます。

コバイケイソウとバイケイソウって葉っぱはそっくり。

お花は全然違うのにね。  これはコバイケイソウ・・・でいいのかな。

「コ」(小) がついてても 1mにもなるんだって。 

 

 

 

 

 

 

群落の中を進みます。 

お花が咲いたらきれいだろうな。 

 

 

 

 

 

 

忘れた頃に岩が出現。

そろそろ弱足隊員、疲れてきました・・・。 

 

 

 

 

 

 

下山を始めて約2時間・・・・・。

かなりヘバッテきた・・・

高原ヒュッテの文字がどんなにうれしかったことか。

お腹空いたよ~ 

・・・ってシャリバテか? 

 

 

 

 

 

 

ヒュッテの赤い屋根が見えた! 

 

 

 

 

 

 

今は無人の高原ヒュッテ。

いい場所にありますねぇ。

さて、ごはんにしよう!

だーれもいない。  ポレポレ隊独占だあ! 

 

 

 

 

 

 

今日も前回の丹沢に引き続き、

歩行時間が長いので調理済みのごはんに しちゃいました。

 

 

 

 

 

 

頂き物の山形のさくらんぼジャム。 これがメッチャおいしい!

お山で食べるとますますおいしい! 

 

 

 

 

 

 

榛名山で食べたマンゴーが気に入ったみたいで 隊長からのリクエスト。

今回はアップルマンゴー。 榛名のよりおいしかった! 

今話題の宮崎のマンゴーにしたかったけど 1個2000円もするのでやめました。

 

 

 

 

 

 

ウッホッホーイ! やっぱスイカ食べないと始まらない。

スイカと乾徳山のコラボ。   

今日はスイカにピント合ってました。(笑) 

う・・・うまいっ・・・!!

 

 

 

 

 

 

こんな場所で食べてました。

松ぼっくりがいっぱい! 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ行こう。

かなり時間かかってるし。  

国師ヶ原の分岐から 道満尾根経由で下ります。 

 

 

 

 

 

 

お腹いっぱい。 ますますカラダが重い。

でも山で食べるごはんは 本当においしくて ついつい食べすぎちゃう。 

 

 

 

 

 

 

新緑がきれいだねー。 

 

 

 

 

 

 

どんどん行くよ。

弱足隊員、緊張の糸がほぐれたのか いつもより疲れを感じる。

 

 

 

 

 

 

大平牧場への分岐。

実は今回、ポレポレ隊は徳和から入ってますが 

この大平牧場からも入れるんです。

隊長が前夜、 「もしママが大変なら大平から入ってもいいよ」 って言ってくれたのに

「いいよ、夏に備えて頑張らないと」 なーんて 強気の発言しちゃったんです・・・ 

 

 

 

 

 

 

ああ、下に牧舎が見える・・・・

やっぱりこっちからのコースにすれば良かった・・・

もう遅いけど。 

 

 

 

 

 

 

下らないと着きません。 頑張って。 

 

 

 

 

 

 

道満尾根は比較的いい道でした。

でも とにかく疲れてしまってあまり写真撮る元気がなかった。

新緑に癒されながら歩きます。 

 

 

 

 

 

 

お花に励まされたなあ。

ほんとにお花の力ってすごい。

ありがとうね。、お花さん。

 

 

 

 

 

 

上を見ればこんなだし。  

ああ、自然の力って素晴らしい。 

 

 

 

 

 

 

弱足、限界に近くて こんな道標を見ても

「道萬山? それが何か・・・・」

ってな具合。

松ぼっくりが丸くして置いてあった。 それにはちょっとだけ反応。 

 

 

 

 

 

 

実は今回、弱足隊員ダブルストック持ってきてなかったんです。

これが失敗の元でした。

どうせ岩が多くてストックは邪魔になるだろうから、ってシングルにしちゃった。

副隊長はしっかり持ってきてました。

足の痛みと疲労でボロボロの弱足隊員を見て 副隊長が何度も

ダブルストック貸してあげるよ、って言ってくれたのに

ずっと拒否。  「いいっ!」 って意地張ってシングルで下りました。

シングルとダブルってこんなに威力が違うんだ、ってこと、今回思い知りました。 

 

 

 

 

 

 

やっと徳和集落の文字・・・・・

もう言葉も出ない。

しかし副隊長はずっと弱足隊員を励まし続けてくれました。

自分だって疲れてるのに いつもの親父ギャグを連発したり、

「ザック持ってあげようか?」 とか 

「帰ったら足、マッサージしてあげるから がんばんな」 とか・・・。

ありがとうね、副隊長。 ほんと優しい。

あなたがだんな様で本当に良かったです。 涙。

 

 

 

 

 

 

 

集落が・・・集落が・・・見えました。

徳和の皆さん、ただいま戻りました~!! 

 

                 <その5> につづく・・・ 

 

 


▲やっぱり怖かった・・ 乾徳山 <その5>

2007-05-17 12:58:50 | ▲2007年山行報告

        
           <その4> からのつづき

 

 

道満尾根の終点・・・・

なんか弱足隊員のボロボロ度を表したかのような標ですな。

途中何度も 「顔色真っ青だよ」 と言われながらなんとか到着。

でも無事にここまで下りてこれてよかった。

 

 

 

 

 

 

しかしここからもう少し頑張って駐車場まで行かないと・・・。

副隊長が  「ここで待ってていいよ、車取ってくるから」 

って言ってくれ たけど、やっぱり女の意地(!)で

 「一緒にゴールする!」 と 言い張りました。

それくらいの余力はあるもん。

 

 

 

 

 

 

あ・・・なんか見覚えのある風景。

この先が最初の分岐地点だ!

しかし・・・こんなに疲れてるのに写真だけは良く撮ったな、と 自分でも感心しました。

記録を残すっていう執念が 染み付いているらしい。(苦笑) 

 

 

 

 

 

 

と、と、と、到着!!!!!!!!!  

時間は15時半を少しだけ回っていました。

出発したのは えっと・・・6時20分だから・・・・・

え?・・・・え・・・? 

9時間10分!!!!!!!

すごすぎるっ!

これって もしかして このコースを歩いた人たちの中で 最高記録じゃないか? 

サイト上でも見た事ないし。 ある意味貴重な記録かも。  

・・・駐車場も ひっそりしてました・・・・。 

 

 

靴下を履き替えたら なんと右足の外反母趾のところ、豆がつぶれてた。

これ見た途端、急に痛くなったデス・・・。 泣。

 

 

 

 

 

 

本当は副隊長がとっても行きたがっていた場所。

武田信玄の墓所である 恵林寺 です。

夢想国師が乾徳山に篭った後、開山した古刹。

とても寄る時間などなく、車の中からパシっと撮影。

かなり混んでいるようでした。  大河の影響でしょう。 

 

 

乾徳山 バッジ風絵 

 

 

 

今回会ったお花さんたち  

 

ヤマブキさん。また会えたね。            タカネザクラ?? 

 

 

 

ご存知タンポポちゃん。               ←の穂。 見ると フゥーッって
                               やりたくなっちゃう。 

 


 

ミツバツチグリ。いっぱい咲いてた。        ヒメオドリコソウ。 

 

 

 

うっすらピンク、ハルジオン。            タネツケバナ。 

 

 

 

クサノオウ。                      ミヤマハコベ。 可憐です。 

 

 

 

よく会います。 モミジイチゴ。           三人いてもフタリシズカ。 お初です。 

 

 

 

フデリンドウ。ハルリンドウと瓜二つ・・。      ワチガイソウ。 マチガイじゃないよ。 

 

 

 

ハルザキヤマガラシ。                 ユリワサビ・・・かな。 
メッシーさんと論争になった。(笑)

 


  

タチツボスミレ?                      ケマルバスミレ?
スミレさんはいっぱいいっぱい咲いてました。
どんなに助けられたことか・・・。ありがとうね、スミレさん。

 


 

カンスゲさん、こんにちは。              コイワザクラ。 
                               見つけた時は歓声を上げちゃった。 

 

 

 

フウリンオダマキ。 目立ってました。          ムラサキケマン。 

 

 

 

コブラじゃないよ、マムシグサ。           ウワミズザクラ。 実は食べられる。 
いっぱいいました。      

 

 

ウツギさん。                    なんとツクシさんまで!! うれしいよぉ! 

 

 

 

ごめんなさいね・・・あなたはだあれ?      ゼンマイに似てるけど・・・
                              山菜類は全然わからない。 

 

 

アスパラさん!・・・じゃないよね。(笑)
あなたもだあれ? 

 

乾徳山は 新・花の百名山に選ばれてるだけあって いっぱいお花さんと会えました。
これはもう弱足大感激! 
歩行時間の長さは お花さんとの出会いを 楽しんでるせいでもあるの。
でも素通りできない。 一つ一つのお花さんに大感激でした。
疲れた身体をどんなに癒してもらったか。
コバイケイソウもそうだけど、トリカブトやゴゼンタチバナ・・・
まだまだ出番待ちしてるお花さん達がたくさんいましたよ。
これからもっともっと花畑になると思います。
お花が好きな人、是非、6~7月の乾徳山へ!!

 

 
こんな方たちにも会いました

 

 蛾。                         あなたは何者? 
                             まっくろくろすけ の茶色いやつ。 

 

 

       

       徳和集落のおばあちゃん。 
       弱足隊員が一番ヘロヘロの時に 笑顔で 「こんにちは」 って
       声かけてくれました。 疲れが一瞬吹っ飛びました。
       どうかお元気で~!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

乾徳山・・・・樹林あり、草原あり、岩峰あり・・・

変化に飛んだ本当にいいお山でした。

・・・でも・・・私は疲れました。

やっぱり岩場は苦手です。 あのドキドキが疲労を大きくしちゃいました。

ゴールに到着した時は 疲れて痛くて(どこが痛いかわかんない) 

泣きべそかいてました。 

帰る時間も遅くなって 義理ママに迷惑かけちゃいました。

いろんな想いを総合すると 

楽しい ≦ 怖い    これが正直な感想です。

でもステップアップにはなったかな。

人にはそれぞれ適した山があると思う。

私は ビロ~ン とした のんびりまったり開放感のある山が大好きです。

でも隊長と副隊長は乾徳山、とっても気に入ったようでした。

それぞれの山。 それぞれの想い。

副隊長、実は丹沢はイマイチって言ってたけど 今回は気に入ったみたいで

私はそれを聞いてうれしかったよ。 

誰か一人でも心の底から楽しめた人がいて本当に良かった。

岩ゴロゴロは苦手だけど 頂上が広ければ全然平気。

そう、次回予定のあの山みたいに・・・。

このレポを見て 乾徳山に 「行ってみたい」 って思った人が

一人でも多くいることを祈ります。

とってもとってもいい山ですから、是非、自分の目で、足で確かめてくださいね。

最後に・・・・・丹沢山同様、長くなっちゃいました。

丹沢レポで 「長くてすみません」 てタイトルつけたのに 

これからずっとこんな調子だったらどうしましょ。 (^_^;)

それと・・・・今回、乾徳山に行くにあたって アフーチームの詳細レポ 

とってもとっても役に立ったし、心強い味方でした。

親分、アフーさん 本当にありがとう!

この場を借りて感謝します。 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

乾徳山 (けんとくさん) 

山梨県 2031m 

日本二百名山 、甲信越百名山 、 山梨百名山 、 新・花の百名山

コース・・・・徳和林道上駐車場(6:20) ~ 錦晶水(8:15) ~ 扇平(9:10)

       ~ 乾徳山(10:30) ~ 国師ヶ原(12:35) ~ 駐車場(15:30)

全所要時間・・・9時間10分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・・約8時間20分 (かなり長めなので参考にならないと思います)

メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

               乾徳山 <その1> へ戻る。 

               続・ポレポレ隊が行く へ →サイトの都合で休止中。

 

 

 

 


▲長くてすみません。 丹沢山 <その1>

2007-05-01 15:46:05 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年4月29日 

深田久弥は丹沢山の章でこう書いています。

 『 私が百名山の一つに丹沢山を取り上げたのは 

  個々の峰ではなく、 全体としての立派さからである。』 

まるで迷路のようにつながる丹沢山塊。

縦横無尽にはしり、そしてつながる登山道・・・・・

地図を見れば見るほど楽しくて、時間を忘れるほどでした。

今回、ポレポレ隊が歩いたルートは 戸沢、政次郎尾根から入り 

一旦表尾根へ出てから搭ノ岳へ。

そこから丹沢山を往復し、下山は大倉尾根から天神尾根に入って

戸沢に戻るという周回コース。

冬の間、低山、しかも歩行時間が短い山ばかりだったので

もししんどかったら 無理に丹沢山まで行かず、搭ノ岳のみ、という計画。

GW前半の中日・・・道路も山も混雑が気になるところです。

でもお天気だけは期待できそう。(モンてるファミリー、毎度お世話になってます!)

そんな中、眠い目をこすりながら自宅を出発。

 

 

 

 

 

 

首都高から東名に乗り、秦野中井ICで下ります。

東名通るのは天城山以来だね。 

 

 

 

 


 

風の吊橋を通って 戸川林道へと入ります。 

 

 

 

 

 

 

未舗装の道幅が狭い林道・・・久しぶりだね。 

ゆっくり、ゆっくり。 

 

 

 

 

 

 

戸沢山荘前の駐車場。  かなり広い。

テントも数張ありました。  

前日はすごい雷雨があったはず  大変だったろうなぁ・・・。

 

 

 

 

 

 

準備運動をして 歩き出します。

戸沢は 「天神」 「書策」 「政次郎」 の三つの登山道のスタート地点。

ポレポレ隊は 「政次郎」 から。 

 

 

 

 

 

 

登山届け 忘れずに。 

 

 

 

 

 

 

ここから政次郎尾根へ。  『政』 の字、どうしました・・・?

 

 

 

 

 

 

山桜の花が 応援してくれてました。  

行ってきます!! 

 

 

 

 

 

 

この当たりは新緑がきれいでした。  

気持ちいいね~。   この萌黄色がたまらない。 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけ沢を渡ります。 

 

 

 

 

 

 

それっ!

 

 

 

 

 

岩の間を進みます。 

 

 

 

 

 

 

しばらくは樹林帯の中。

木の根っこが歩きにくい。 

 

 

 

 

 

 

ここで 今日の手ぬぐい。

鯉のぼりです。  季節ですから。

 

そういえば、先日 手ぬぐいの話をしてたら 副隊長が

「唐草模様の手ぬぐいってないのかなぁ。 あったら欲しいなぁ。」

って言いました。

え――っ? 唐草模様の手ぬぐい? そんなのないでしょ。

唐草模様が似合うのなんて、泥棒か東京ぼん太くらいじゃない? 

 

 

 

 

 

 

ありました・・・・・。

これ 風呂敷じゃありません。

正真正銘の手ぬぐいです。  あるもんですねぇ。 

 

 

 

 

 

 

おおおおおっ!!!

泥棒!!  

って 副隊長・・・・・・

あのぅ・・・ 言っときますけど 私がやれって言ったんじゃありませんから。

ほんとですよ。 信じてください。

副隊長が自分の意志でやったんです。

最近、サービス精神旺盛の副隊長。 

 

 

 

 

 

 

そんな副隊長を残して 冷たく先を急ぐ 隊長と弱足。 

いこ、いこ。

 

 

 

 

 

 

副隊長~! 早くいらっしゃ~い。 

泥棒、よく頑張ったってば~ 

 

 

 

 

 

はい、3人揃って歩きましょ。 

 

 

 

 

 

 

暗いけど時々陽が射してます。 

 

 

 

 

 

 

まだ余裕の弱足。 

 

 

 

 

 

 

歩きにくい・・・ 

 

 

 

 

 

 

ずっとこんな道が続きます。

でも 鳥の鳴き声がずっとしてました。 

バードコールを鳴らしたら あっちから こっちから いろんな鳥の声。

終いにはカラスまで かーかー反応してくれました。 

 

 

 

 

 

 

鳥さんも鳴いてたけど 木も泣いてた。

 

 

 

 

 

 

ズンズン登ります。 

 

 

 

 

 

 

おっ! 山のテッペンに小屋が見えるぞ!

どこの小屋だろう・・・ 

 

 

 

 

 

 

お次は富士山も見えた!

ビミョーな角度だなぁ。 

 

 

 

 

 

 

引き続き登ります。 

 

 

 

 

 

 

後方に見えるのは秦野市街か?

 

 

 

 

 

 

だんだん見えてきたね。

 

 

 

 

 

 

ちょっと歩くと 後ろを振り返り・・。

 

 

 

 

 

 

がんばれ~!

 

 

 

 

 

立ち止まって景色ばかり見てるから あんまり進まなくなってきたぞ。

 

 

           <その2> へ つづく・・・ 

 

 


▲長くてすみません。 丹沢山 <その2>

2007-05-01 15:40:20 | ▲2007年山行報告

            <その1> からの つづき 

 

わあ~! 気持ちいいね~! 

 

 

 

 

 

富士山もチラッと。 

 

 

 

 

 

どんどん登るよ。 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ分岐のはずなんだけどなあ。 

 

 

 

 

 

 

ん? もしかしてこの上が 表尾根との分岐か? 

 

 

 

 

 

やっぱりそうだ~! 政次郎ノ頭に到着。  

 

 

 

 

 

 

ここからの表尾根は ヤビツから上がってきた人たちと合流します。

歩いてきた政次郎尾根は全く人に会わなかった。

 

 

 

 

 

 

わあっ! ずいぶん富士山の裾野が見えてきた。

早く 全部の姿が見たいねー。 

 

 

 

 

 

はい、頑張って進むよー。 

 

 

 

 

 

 

この空の色・・・どうよ。 

 

 

 

 

 

うーん・・・麓の街並みがキラキラ光ってる。 

きれいだねー。 

 

 

 

 

 

 

後ろを見ると 表尾根の二ノ搭と三ノ搭が。 

 

 

 

 


 

何度も何度も振り返っちゃう。 

 

 

 

 

 

 

書策小屋に到着。  

 

 

 

 

 

小屋の前に立ってた道標。

 

 

 

 

 

 

隊長も満喫してる様子。 

 

 

 

 

 

 

えっと・・・あの小屋は・・・・木ノ又かな・・・・ 

 

 

 

 

 

 

表尾根なのに空いてるね。

ちょっとゆっくり目の休憩。 

 

 

 

 

 

 

さて、歩き出します。  また登りだよ。 

 

 

 

 

 

 

岩がゴロゴロ。 

 

 

 

 


 

隊長も全然進みません。 だって景色が良くって・・・。 

 

 

 

 

 

 

また階段だー。 

 

 

 

 

 

 

登ったところが新大日。 

 

 

 

 

 

 

そして新大日小屋。 

 

 

 

 

 

今度は下りるんかい。 

 

 

 

 

 

 

で、また登るんかい。 

 

 

 

 

 

 

しばらく登ると また山小屋。

今度は木ノ又小屋です。

わおっ! かき氷! 

うーん、食べたいけどここで時間食ってちゃ先に進めないもんねー。

弱足、ぐっとガマンの子。   じゃなくて ガマンのおばさん。

 

 

 

 

 

 

どんどん進もう。

 

 

 

 

 

 

富士山がずっと応援しててくれました。

 

 

 

 

 

 

隊長、今日は自分の双眼鏡、ちゃんと持ってきたね。

 

 

 


 

 

あっちもこっちも双眼鏡で見まくってます。(笑)

 

 


 

 

 

このような崩落箇所、けっこうあるんだね。

 

 

 

 

 

 

わー ここもすごい。 気をつけて。

 

 

 

 

 

 

また階段です。

 

 

 

 


 

ふじさ~ん! 待っててね~!

もうすぐあなたの美しい姿 全部見ますから~!

 

 

 

 

 

 

あっ! 右上に見えるのが 尊仏山荘に違いない!

あと少しで搭ノ岳だー!

 

 

 

 

 

 

また止まっちゃった・・・・。

 

 

 

 

 

 

とにかく前に進まないと。

 

 


 

 

 

ほれ、あと少しだ。

 

 

 

 

 

 

ファイトー!

 

 

 


 

 

こっちが搭ノ岳ね。 

はい わかってますって。

 

             <その3> へ つづく・・ 

 

 


▲長くてすみません。 丹沢山 <その3>

2007-05-01 15:30:52 | ▲2007年山行報告

      
           <その2> からの つづき  

 

登りは辛いけど この景色だから救われる。

もうひと頑張りだ。 

 

 

 

 

 

後ろは 今歩いてきた道。

 

 

 

 

 

 

最後の登り。  あと一息。 

 

 

 

 

 

 

ん? 頂上か? 着いたのか? 

 

 

 

 

 

 

着いた~!!!

搭ノ岳に着きました! 

 

 

 

 

 

そうそう! これです。 

ここが搭ノ岳の頂上です!! 

 

 

 

 

 

尊仏山荘もありました! 

 

 

 

 

 

 

こんな感じ。 

 

 

 

 

 

 

そして ずっと励ましてくれてた富士山!!

やっと全容が見れました! 

 

 

 

 

 

 

 

今日もあなたに会えました。 そしていっぱい力をもらいました。

ありがとう!

 

 

 

 


 

南アルプスの山々もしっかり見えてます。 

 

 

 

 

 

 

ほら! すっごくきれい!! 

 

 

 

 

 

 

隊長も副隊長も大満足。

もちろん、私も! 

 

 

 

 

 

 

今日は八ッもしっかり忘れずに。  あれ、ほんとに八ッか?? 

 

 

 

 

 

 

ここでたっぷり大休止しました。

お、ここって電波入ってる!  なーんて言いながらメールチェックする弱足。

うれしい応援メールが入ってました!  

アフーさん! ほえっち! ありがとう!!

副隊長は 「もう ここがゴールでもいいくらい」 って 言ってます。

さて、どうしましょう。 丹沢山へ向かいますか?

それとも ここでもっとゆっくりして 戻りますか?

隊長は もちろん行きたい派。  弱足も珍しく 行きたい派。

最初、副隊長は  「じゃあ、二人で行って来れば? ここで待ってるから」

って言ってました。

えー でも行って帰ってくるのに私の足じゃ2時間半くらいかかるよ。

その間、ずっと一人でここにいるの?

それに 山ごはんはどうする?

って会話をしばらくして・・・・副隊長もやっぱり一緒に行くことに。

お天気いいし、時間も早いし 

じゃ、もう 一がんばり・・・いえ 二がんばりくらい・・行ってみましょうか。

もし途中で無理だと思ったら 引き返そう。

 

 

 

 

 

 

隊長は本当は蛭ヶ岳も行きたかった。

でも それは日帰りでは無理。 私達では絶対に無理。 

 

 

 

 

 

 

さて、では歩き出そう。

最初から階段の下り。   ゆっくりね。 

 

 

 

 

 

 

丹沢は アップダウンが多い山って聞いてました。

登って下りて 下りたと思ったらまた登って・・・。

そして階段も多い。 

でもいつだったか 浅田Q也さんが 「丹沢山までだったらそうでもないですよ」

って 言ってた気がする。

丹沢から蛭ヶ岳は ちょっときついって。

丹沢山までなら大丈夫・・・その言葉を呪文のように唱えながら歩いてました。 

 

 

 

 

 

 

はいはい、丹沢山、あっちですね。 

 

 

 

 

 

 

転ばないように ゆっくりでいいよー。 

 

 

 

 

 

 

ローム層の土は流れやすいんだね。 あちこち補強してある。 

それに人も多いからどうしても 荒れちゃうんだろうな。

心して歩きます。 

 

 

 

 

 

 

歩きやすい道。 

 

 

 

 

 

後ろに搭ノ岳が見える。  

あんなにいっぱいいた人がグッと減りました。 

 

 

 

 

 

いい感じ。

 

 

 

 

 

 

出た! 階段。

 

 

 

 


 

がんばろう。

 

 

 

 

 

わー いい感じ。  

 

 

 

 

 

 

同じ登りでも 周りが開けてると疲れも違うんだよね。

 

 

 

 

 

 

また階段。  ゆっくり息を整えながら登ろう。

 

 


 

 

 

人が少ないと 自分のペースで歩けていいよね。

 

 

 

 

 

ひたすら上ります。

 

 

 

 

 

あと800m。 

平地ならなんてことはない距離ですが・・・。

 

 

 

 

 

 

こんな景色に助けられて。

 

 

 

 

 

 

今度は下ります。  

いつの間にか団体さんが・・・。   賑やかでした。

良くあんな風にずっとしゃべりながら歩けるなあ。

私なんて息が上がっちゃって 全然ダメです。

 

 


 

 

 

あれま、富士山が・・・・

でも、朝からずっと頑張ってくれたから 少し休憩させてあげないとね。

副隊長が 

 「あれはガスじゃなくて どこかで野焼きをしてる煙に違いない。

  野焼きカンタービレ・・・なんちゃって。」 

・・・・・・。

気にせず先へ進もう。

 

          <その4> に つづく・・・  (長くてすみません)

 

 


▲長くてすみません。 丹沢山 <その4>

2007-05-01 15:20:51 | ▲2007年山行報告

            <その3> からの つづき 

 

まだ雪が残ってる場所も。 

 

 

 

 

 

 

 

木道を進みます。 

 

 

 

 

 

 

道標がいっぱいで わかりやすい。

そろそろかな・・・・ 

 

 

 

 

 

 

なんだか着いたみたいだよ・・・と 副隊長の声。

え? ほんと? 

 

 

 

 

 

 

 

本当でした。 けっこう広いね。 

 

 

 

 

 

 

これを見て実感。  とうとう丹沢山まで来たのね。

 

 

 

 

 

 

日本百名山の文字が光ってます。

 

 

 

 

 

 

みやま山荘。  ここの奥様、とっても優しい方でした。

バッジを買いに行ったら 帰り際に 「どうぞお気をつけて」 って言ってくれました。

この一言で すっごくいい気持ちになれます。  

 

 

 

 

 

 

 

さーてと!  山ごはんにしましょう。

いっぱい歩いてお腹空いたよね。

今日は歩行時間が長いと思い、山で調理はやめました。

コンビニのおにぎり。  

でも お味噌汁は飲みたいねってことで それだけここで作りました。

ありゃ、具が沈んじゃって汁ばっかりだね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

その代わりってわけじゃないけど チーズケーキを持ってきました。

前日に家で焼いたものです。

お山でチーズケーキ。  いかがでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

それと スイカ! やっと食べれた! 

モンちゃん、持ってきたぞ~!!(笑)

ありゃ、ピントがスイカじゃなくて 隊長に合っちゃってるじゃん。 

 

 

 

 

 

 

こんな場所で食べてました。

丹沢山って樹林帯で眺望はない、っていうイメージだったけど 全然違いました。

明るいし、広いし、確かに 搭ノ岳のような眺望はないけれど

それでも木々の間から ちゃんと周辺の山々は見えてました。

もちろん富士山も。 

 

 

 


 

 

さて、そろそろ戻りましょう。

帰りもまた長いぞー。 気を引き締めてがんばろう。 

 

 

 

 

 

 

おおおおー! 搭ノ岳が見える! あんなに遠くに・・・

しかもあそこがゴールじゃなくて 本当のゴールは そのずっと向こう・・・ 

 

 

 

 

 

 

竜ガ馬場 で早くも休憩。 

だってすごい開放感があって いい場所だったから。

行きはスルーしちゃったので 帰りはちょっと景色を楽しもう。

 

 

 

 

 

 

ここにずっと居たい気分。 

 

 

 


 

 

さて、小休止の後は 出発。 

 

 

 

 

 

 

下がって、上がって を繰り返します。 

 

 

 

 

 

 

搭ヶ岳・・・さっきより、少しは近づいてきたかな。 

 

 

 

 

 

往路は元気もあり、写真もたくさん撮るので いつもストックは使わない弱足ですが

さすがに今日は ダブルストック持ってきました。

 

 

 

 

はい、わかってます。 搭ノ岳に向かってひたすら歩きます。 

 

 

 

 

 

 

行きに通った崩壊場所 また通ります。 

 

 

 

 

 

こういう道は好き。 

 

 

 


 

 

何度か上り下りをくり返し、搭ノ岳直下の階段までたどり着いた。 

 

 

 

 

 

 

そして 搭ノ岳に戻ってきました! お疲れさん!   

朝より人がまた増えて あっちもこっちも人だらけでした。 

ちょっとだけ休みます。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからはひたすら戸沢に向かって下るのみ。

ルートは往路と変わって 途中までは大倉尾根。 

 

 

 

 

 

 

 

景色がいいねー。 

 

 

 


 

 

とにかくずっと下るのみ。 膝にくるなあ。 がんばろう。 

 

 

 

 

 

 

気持ちいい木道を進みます。 

 

 

 

 


 

この辺りが 金令シ かな。

とにかく大展望の連続。 

 

 

 

 

 

 

ちょっと歩いてはまた撮影。

なのでますます歩みが遅くなる・・・・。 

 

 

 

 



 

この道は景色がいいけれど 人もすごかった。

下りる人と これから上がってくる人で ごったがえしていました。

下りに (も) 弱い、弱足は 後ろに人がいるだけで 落ち着かなくて

「先に行ってください」 って譲ってばかりいるので

ますます遅くなり、隊長、ちょっとイライラしてます。 

 

 

 

 

 

 

花立山荘に到着。  ここも人がすごかった。 

 

 

 

 

 

 

「足腰健脚祈願」 !!!

私にぴったり。  お参りしていこう。  

 

 

 

 

 

本当はこの花立山荘にも あの 「氷」 の文字が ヒラヒラはためいていました。

「食べたいな・・・」 って小さい声で訴えてみました。

副隊長は 「いいよ」 って言ってくれたんだけど

隊長は 「そんなことしてたらますます遅くなる。ガマンしな。」 って・・・。

確かにそうだよね・・・ここはぐっと カキ氷への思いを断ち切ることに。 

 

 

 

 

 

 

さて、まだまだ続く展望を見ながら がんばって下ろう。 

 

 

 


 

 

この空!!!

 

                <その5> に つづく・・・ (もうちょっとの辛抱です)                        

 


▲長くてすみません。 丹沢山 <その5>

2007-05-01 15:10:19 | ▲2007年山行報告

         <その4> からの つづき 

 

ひたすら下ります。  どんどん下ります。 

 

 

 

 

 

だんだん岩が多くなって 歩きにくくなってきたぞ。 

 

 

 

 

 

ここが戸沢への分岐。  

ほとんどの人は このまま大倉へ向かいます。 

 

 

 

 

 

ポレポレ隊は 戸沢へ。  

ここから45分か。  

もうひとがんばりだね。 

 

 

 

 

 

さっきまでの賑やかさがウソのよう。

一気に静寂に包まれます。

やっぱり人がいない方がいいなあ。

 

 

 


 


 

でも かなり歩きにくい。 段差も多くて足 (特に膝) への負担が大きい。 

 

 

 

 




すごいポレポレペースです。  

カメの方がまだ速いかも。

ほとんど人がいないと言っても たまーに何人か 通りますが

どんどん近づいて来て 疾風のように通り過ぎていきます。

ああ、足が もう・・・・

 

 

 

 


 

本当にダブルストック持ってきてよかった。

もう全体重をストックで支えるようにして下りてました。

副隊長も同じ。  

右の手の平、皮むけちゃいました。 

ストック持ってるから 写真もほとんど撮れず。

 

 

 

 

 

 

副隊長も限界に近づいたらしい。

「もう駄目だ――っ」  と何度言ったことか。

隊長は 「全然平気」 とか言って若さを強調。

く・・・・・悔しい・・・ 

 

 

 

 

 

そろそろ 終わってほしい・・・・・ 

 

 

 

 

 

終わったみたい。

ここが天神尾根の入り口でした。

ああー長かった。  

あの道標に書かれていたように 分岐から45分が標準コースタイムとすると 

ポレポレ隊はそれより35分オーバーか・・・

もっとかかったような気がしてたけど これくらいならいつもとあまり変わらないか。

 

 

 


 

 

といっても ここがゴールなワケではなく ここから駐車場まであと少し歩きます。 

 

 

 

 

 

沢を流れる水音に癒されながら あと少しだけ頑張ろう。 

 

 

 

 

 

下に降りた途端に元気を取り戻した副隊長は

さっさと隊長と共に行ってしまった・・・・。 

 

 

 

 

 

一人寂しく影でも撮るか。 

 

 

 

 

 

よく頑張ったね。 足。  

靴も泥だらけだ。  帰ったらきれいにしてあげるからネ。

 

 

 

 

 

つ、着いた・・・・・ 駐車場に。

写真撮り忘れましたが すごい車の数でした。

あとテントの数も朝よりずっと増えてました。

早目の夕飯の支度をしてる人たちもいて なにやらいい香りが漂ってた。

我が家はこれから 埼玉まで戻ります。 

 

 



 

 

首都高からの夕景。

今日は遅くなることがわかってたので 夕飯は先に食べてもらうよう

義理ママにも言って出てきました。

帰ってから支度しなくていい、ってだけで 主婦としては すっごく気が楽。

東北道のSAで軽く食べて家には7時40分頃到着。

副隊長、運転、お疲れ様でした~!!!! 

 

今回会ったお花さんたち 

 

ヤエザクラ  

                     

                                      ↑ マメザクラ

 ↑ キランソウ

                  

                                   ↑ ヤブヘビイチゴ

   ↑ ツルカノコソウ かな?

                    

                        ↑ ヤマルリソウ  なんて可愛い!
                              そんなに私を見つめないで

  ↑ コバイケイソウ のはっぱ。
     いっぱいありました。 花が咲くのが楽しみだね。

                    

                          ↑ ヤマブキ さん   また会えたね。

 ↑ アセビ  これもいっぱい咲いてました。

                      

                       こっちは ドウダンツツジ。 同じ釣鐘型。

 ↑ ミツバツツジ  斜面に咲いてたのでこれ以上近づけなかった。

                    

                       ↑ ヒメウツギ  小さいお花がまとまって。

         

  キクザキイチゲ に似てるけど。 お花は違うよねぇ・・・
   う~ん、あなたはだあれ?

 

こんな方たちにも会いました

 こりゃまたびっくり!   ヒオドシチョウ さん!
 ほら、この間の 榛名山で突然現れて消えてった・・・
 やっぱり私に何か伝えたいことがあるんだ。 
 あなた絶対小田和正さんでしょ。

 

 丹沢といえば 鹿さんです。
 山中では一頭も見かけなかったけど 朝 林道を走ってたら姿を見せてくれました。
 

山バッジ                

百名山なので入手は簡単。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずは 最後までお付き合いくださったことに感謝いたします。

こんなに長くなっちゃいました。 

貴重な時間を費やしていただいて恐縮です。

気付いたことなどあったら どんどん突っ込んでください。

 
さて・・・今年二つ目の百名山になりました。

やっぱり人が多かった・・・

でも 政次郎尾根と天神尾根はほとんど人がいなくて とっても静かでした。

我が家にあるガイドブックで この道を紹介してるものは一冊もなかった。

そもそもエスケープルートとしての道らしいので 

どんなかな、とちょっと心配だったのですが 特に問題はありませんでした。

丹沢山塊・・・・・・思っていたよりずっとずっといい山でした。

派手さはないけれど しっとりと どっしりと ポレポレ隊を迎え入れてくれました。

また機会があったら 今度はほかのピークも踏んでみたいと心の底から思いました。


― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―


 丹沢山 (搭ノ岳とうのだけ~丹沢山たんざわさん

  神奈川県 1491m(搭ノ岳)  1567m(丹沢山)

 日本百名山 、 関東百名山

 コース・・・・・戸沢P(5:55) ~ 書策小屋(8:10) ~ 搭ノ岳(9:15) ~

        丹沢山(10:50) ~ 搭ノ岳(12:55) ~ 

        天神尾根分岐(14:05) ~ 戸沢P(15:30) 周回コース

 全所要時間・・・9時間35分 (含 昼食 休憩)

 歩行時間・・・・・約8時間15分

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー3名) 

          

                  ポレポレ隊が行く へ