ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲雨天決行 嵩山 <前編>

2008-06-25 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年6月22日(日) 

ポレポレ隊の3名は 埼玉県内の某山岳会に属しています。 (保険もそこで入っています。)

山岳会に入った流れは 唐松岳のレポの中で少し触れましたが

隊長が山に興味を持ったとき、パパも私も全く何の知識もなく

やはり経験豊かな方々に色々話を聞きたいと思いました。

それより何より、親の体力がないからと、

登りたい山を諦めなければならないのは可哀相すぎる。

私たちが歩けなくなってからも 彼をサポートしてくれる場を見つけなきゃ

・・・・・そんな思いをなんとかしたくて仲間に加えていただきました。

しかし、実際には 2006年9月の篭ノ登を最後に 

昨年はとうとう一度も会の山行に参加することがありませんでした。

3月に行われる総会には 隊長と二人で毎年参加していましたが

あまりの不参加ぶりに 居心地が悪く、

今年はなんとしても皆さんと歩く機会を作らなければ、と思っていました。

この時期、会の方が持っている山荘に集まり (別荘のようなもの) 

一泊して翌日皆で軽い山を歩く 「ザイル祭り」 というのが恒例行事となっています。

1ヶ月以上前からお誘いを受けていたので

翌日の山歩きのみ参加ということで この日を迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

しかし梅雨の真っ只中。

前夜の予報では 「明日は100ミリを越える雨量。所によっては強風の荒れ模様」

と繰り返していました。

義理ママも 東北の地震や九州の土砂崩れのことがあり

「こんな天気でも行くの?」 と心配そうです。

副会長さんの携帯に その旨を確認すべくメールを送ったのですが

返事がないため 不安と共に出発しました。 (山荘は圏外で携帯通じてなかった・・・・) 

関越自動車道、渋川 伊香保ICで下ります。

雨は降ったり、止んだりを繰り返していました。

 

 

 

 

 

 

 

『ふるさと公園たけやま』  の 駐車場に9時集合。

1時間前に着いちゃいました。

しかし我々がいつも時間より早く到着することを知っていて

皆さん8時半前に来てくださったんです!

のんびり構えてた私たち、慌てて準備。 (ほんと焦ったー) 

 

 

 

 

 

 

 

今日の参加はポレポレ隊も入れて総勢22名。

準備体操をして出発です。

この体操の段階から漫才を聞いてるような雰囲気。

誰かが一言発すると それに必ずツッコミが入り、

すごーく和やかな雰囲気でスタートです。

皆さん、久々参加のポレポレ隊を 暖かく迎えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

「あのう・・・もしかして 霧の向こうにうっすら見える あの山に登るんですか?」 と 弱足。

「そうだよ。」  と リーダーのFさん。 (この方が山荘の主)

「えええええっ! 無理ですっ!」 と 弱足。

「大丈夫だよ。 あの岩を登るわけじゃないから。」 と笑いながらFさん。

「ああ、そうですか・・・・」 と それでも不安は拭えない。 

皆さんの足を引っ張らないといいけど。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず出発です。

東登山道から入って 表から降りてくる周回コースで。 

 

 

 

 

 

 

いつ雨が落ちてきてもおかしくないような感じだったので

ポレポレ隊が雨具を着ていたら

皆さんから 「暑いから脱いだ方がいいよ。」 と言われ、慌てて脱ぎました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい てるてる坊主。

このてるてる君が 威力発揮してくれました。 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・と いうことだそうです。

ここに書いてある 「岩登り」 というのは クライミングのことを言ってるみたいです。

普通のコースには鎖場が設置してありました。

クライマーの心をくすぐる岩場があるのですが そこはダメってことだと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

ズンズン進みます。

今日は写真、あまり撮れそうにないな。 

 

 

 

 

 

 

 

女性陣は実に賑やか。

聞いててとっても楽しかった。 

 

 

 

 

 

 

 

人が多い山を歩く場合は パーティを2つか3つに分けて歩きます。

篭ノ登の時がそうでした。

そうしないと他のハイカーさんに迷惑をかけますから。

でも今日は私たち貸切のようなので このまま長い列で歩きました。 

 

 

 

 

 

 

 

ゾロゾロ・・・・ゾロゾロ・・・・ なんかいつもと全然違う。

お花も咲いてたのですが 立ち止まることができないので

後ろ髪引かれながら 進みました。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな看板が何箇所かにありました。 

 

 

 

 

 

 

 

岩が出てきました。 

 

 

 

 

 

 

 

すごーい! 

 

 

 

 

 

 

 

一升水 と呼ばれるところ。

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺から鎖場になります。

無様な姿にならないように がんばろっと。

でも なんだかすごく安心感がありました。

それって不思議な感覚だったなぁ。

登るのは自分自身なんだけど どこかで 「守られている」 ていう感じがして・・・。

それは会の皆さんのせいなのか この山の持つ雰囲気のせいなのか・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

先輩方の登り方を下から見ています。 

 

 

 

 

 

 

 

雨で岩も鎖も濡れているので 尚一層の注意が必要。 

でもあちこちから声がかかります。

「ここは危ないよ」 とか 「この岩は滑るよ」 とか・・・。

これはすごく心強かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして大天狗と言われる頂上。

ここは狭いので 少人数ごとに分かれました。

パパさんが 「ここ、ママじゃ無理かもよ」 と言ったので

「じゃあ、私はここで待ってようかな。」 と言ったら

その会話を聞いて副会長さんが飛んできてくれました。

「ママさん、大丈夫、 せっかく来たんだから上、行きましょうよ。 私が下で支えてあげるから。」

と・・・。

私のデカ尻を支えてくれるんですか!?

うれしすぎる・・・・。 ・゜・(ノД`;)・゜・

でもなんとか自力で上がることができ、頂上を踏むことができました。

 

 

 

 

 

 

 

おかげさまで 雨にも降られず大天狗の頂上に立てました。 

 

 

 

 

 

お天気が良ければけっこうな展望なんだろうけれど 

降られなかっただけでも すごいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! ここはゴルフ場かな?

まるで巨大迷路みたいだね。 

 

          <後編> へ つづく ・・・

 

 

 

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▲雨天決行 嵩山 <後編>

2008-06-25 03:00:00 | ▲2008年山行報告

 

              <前編> からの つづき

さて、一旦鞍部に下ります。

そこはエゴのお花の絨毯が。 

 

 

 

 

 

 

 

東屋で休憩。 

 

 

 

 

 

 

 

ここには・・・

 

 

 

 

 

 

 

無数の石仏が並べられていました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

『戦国の世に果てた城虎丸を筆頭に、一族の悲哀を偲ぶ場所』

・・・・以前ここを訪れている K2Couple  のあたさんがHPに書かれていました。

そう・・実は今回、会の方から 嵩山についてのお誘いがあったとき

日程の詳細と一緒に送られてきたのが あたさんのレポたったんです。

びっくりして当日、副会長さんにお知り合いなんですか? と聞いてしまった。

そしたら 「いえ、とてもわかりやすい内容だったので 前もって学習するのにいいかな、と思って。」

と いうことでした。

あたさーん! あたさんのレポが 今回の山行の元になってました!

こんなことってあるんですね。

びっくりするやら うれしいやら。

お世話になりましたー! (笑)

 

 

 

 

 

 

 

ヤマアジサイがたくさん咲いてた。

すごい種類があるんですね。

そういえば、 お花を見つけるが早いか女性陣から

「これは○○だね。」 「うん、そうだ、そうだ ○○だ。」

と 花の名前が瞬時に飛び交います。

まるでヤマケイポケット図鑑を持って歩いているみたいでした。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

全体に もやってますが 雨は落ちてきません。

予報を見事に裏切ってくれました。 

 

 

 

 

 

 

 

鞍部から次は小天狗へ。 

 

 

 

 

 

 

 

ここもちょっとした岩場を越えます。 

 

 

 

 

 

 

 

そして 小天狗の頂上到着。 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! 大天狗の上からよりも眺望がいい!

なんてラッキーなんだ。 

 

 

 

 

 

 

 

ポレポレ隊のみの写真はこの一枚だけ。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

祠の向こうに さっきまでいた 大天狗が見えていました。 

 

 

 

 

 

 

 

すごいです。

押し合いへしあいでメチャメチャ賑やか。

でもなんか楽しかったー! 

 

 

 

 

 

 

 

思い出ポストがありました。

時間がなくて記入できなかったけど。 

 

 

 

 

 

 

 

晴れていれば浅間や日光連山まで見えるんだって。 

 

 

 

 

 

 

 

木々の競演。 

 

 

 

 

 

 

 

そして紫陽花さんに迎えられて戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

時間は短かったけれど 歩いている間はとうとう雨に降られませんでした。

そして・・・・

クールダウンの整理体操してたら雨がポツポツと・・・・・

まるで私たちが山から下りるのを待ってくれていたかのように。

不思議だねぇ。  (shuさん、こんな真相で脱力させちゃったかな。汗)

 

 

 

 

 

 

朝の霧は消え、嵩山の全容が見えました。

なんか二子に似てるよね。 

クライマーの皆さん、ガマンしてくださいね。 

 

 

 

 

 

 

 

雨が強くなってきました。

今日の山ごはんはどうするのかな、と思ってたら

Fさんの山荘で食べようということになりました。

前日の余り物だけど・・・・・と 煮込みうどんとフルーツ。

サクランボは ポレポレ隊も持参しました。 

このFさんの山荘、個人のものなので 写真は載せられませんが

ものすごく素敵で大感激。

建設の仕事をなさっているFさんの手作りなんです。

トイレの取っ手が自然の木の一部を使ってたり 立派な露天風呂にドラム缶のお風呂まで!

こんな山荘があったらいいねーと パパさんと何度もため息をついてしまいました。

キッチンも完備されていて リビングには だるまストーブがありました。

ワイワイガヤガヤ お留守番してた方も含めて25名くらいいたのかな。

とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。

 

今回会ったお花さんたち 

 

トリアシショウマ 満開でした。               ヤマツツジ。 

 

 

 

 ヤマアジサイ。                     ギンリョウソウ。 今年初めて!

 

本当はもっと咲いていたのですが撮れませんでした。 (ごめんね お花さんたち)

 

今回は ◆今日のバッジ◆ は お休みします。

 

その代わり・・・というわけではありませんが ちょっとバッジネタを。

ポレポレ隊 オリジナルバッジもいつの間にかこんなに増えました。

どうしても似たような感じになっちゃうけど 並べて見るとずいぶん作ったなあと

ちょっとうれしくなる。

 

 

 

 

 

 

 

百名山のはこんな風に暖簾の山名の下に。 

それ以外のはオリジナルバッジの横に付けてあります。

一つ一つが思い出であり、ご褒美であり、勲章です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すごーく久しぶりの山岳会での山歩き。

ハイキング気分での短い時間でしたが 

岩場もあったりなんかして 変化に富んだお山さんでした。

今回はかなりショートカットしてますが 実際には 大天狗、小天狗のほかに

中天狗や胎内くぐり、ってのもあったりして もう少し楽しめるのでは、と思います。

 

山岳会に関しては賛否両論あるでしょう。

いい面もそうでない面もある、と私自身も思っています。

でも やっぱり隊長のことを考えると 

4本爪のチビアイゼンのような お守りみたいな感じなんです。

隊長の障害のことも 皆さんが受け止めてくださっていて本当にありがたい。

もちろん彼が一番若いので とっても可愛がってもらっています。

山のことだけじゃなく、人生の先輩として これからも末永くお世話になれるといいな、なーんて。 (図々しい)

年に1~2回 お世話になるペースがいいのかな、と私個人としては考えています。

皆さん、ありがとうございました。 

ということで 次のお山は いつものポレポレ隊に戻りまーす。 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

嵩山  (たけやま)

群馬県  789m 

コース・・・・・・・・ふるさと公園たけやま 登山口(8:40) ~ 大天狗(9:25) ~

          小天狗(10:15) ~ 登山口(10:45)

全所要時間・・・2時間5分 (若干の休憩を含む)

メンバー・・・・・・山岳会メンバー19名 + いつものポレポレ隊3名 総勢22名。

 

          

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▲壺中の天地  燕岳 <その1>

2008-06-19 07:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年6月13日(金)

この時期に北アに行けるなんて 考えてもいませんでした。 

6月13日は隊長の学校の創立記念日。

泊まりでどこかに行けたらいいのに・・・

そんな夢のような想いが まさか本当になるなんて。

義理ママのOKが取れた後は 行先を巡って楽しいバトル。

パパさんの希望は 『海の幸でゆっくり温泉スペシャル。』  弱い・・・

隊長は 『八ツ 小屋泊』  いいねぇ。

そして弱足さんは  『絶対に燕!!!』

決まりです。 燕。 

我が家の力関係歴然。 

しかし調べたら6月初旬の段階で  

アイゼン、ピッケル必携  ということだったので

なーんだ、ピッケル持ってないからダメだ、 と 一度は白紙状態に。

海の幸スペシャルに傾きかけていたのを

10日ほど経って再度小屋に連絡してみたら

「大分雪が融けてきたのでピッケルはなくても大丈夫ですよ。」 との答え。

よし、これで決定!

平日の しかもお泊まりでの山行・・・!

期待しちゃいけないって方が無理です。

ワクワク感とドキドキ感をMAXに膨らませて 埼玉のおうちを出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

妙義が見える辺りでちょうど日の出。 (高速より) 

 

 

 

 

 

 

 

姨捨 (出た!) SAで朝食を。 

 

 

 

 

 

 

 

見えてきた! 見えてきた!

アルプス軍団が見えてきた!

落ち着け、落ち着け。 今日は慌てなくていいのだから。 

 

 

 

 

 

 

 

豊科ICで下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

くーっ! 常念がお出迎え。 

 

 

 

 

 

 

 

二百名山の有明山もどっしりと構えています。 

安曇富士、有明富士・・・などと呼ばれているのがよーくわかる山容ですね。

 

 

 

 

 

 

 

中房川に沿って走る県道327号線。

道幅がどんどん狭くなり すれ違えない箇所もある。

対向車がこないといいね、と念じながら進みました。 (この時は一台も来なかった。) 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山者用無料駐車場に到着しました。

やはり少ない。

我が家を入れて6台でした。

有明山に登る人もここに置きます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここから登山口まで車道を10分ほど歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。 カエルちゃん。  がんばってケロ。 

 

 

 

 

 

 

 

中房温泉に到着。

良くガイドブックで見る場所だ。

温泉の番頭さんみたいな人が  

「帰りに寄って行きなさい。」 と 満面の笑顔で言ってくれました。

登山客と思われる人は一人もいません。

 

 

 

 

 

 

 

登山届出します。 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ脇が登山口。

新緑のトンネルの中に吸い込まれるように入って行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、皆さんご存知のように ここは北ア表銀座の玄関口であり

今から取り付く合戦尾根は アルプス三大急登の一つになっています。

そんなたいそうな場所を このポレポレ隊が今から歩くなんて信じられます? いえ、全く・・

とにかくゆっくり。

いつもゆっくりだけど もっとゆっくり。

先頭を歩く隊長に 何度も何度もお願いしました。

「ママがバテたら 隊長におんぶしてもらうからね。」 

「わかった。すごーくゆっくり歩く」 と即答。 

 

 

 

 

 

 

 

確かに最初からけっこうな登りですが まあこれは普通の傾斜。  

 

 

 

 

 

 

 

危険な場所は一切ないので ペース配分さえしっかりすれば

全く問題ないと思われます。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら! お花も咲いてるから 写真撮りながら歩くと

自然とゆっくりになるしね。

マイヅルソウさん、今年初めて。  

元気そうで良かった。 

 

 

 

 

 

 

 

登り一辺倒じゃなくて 緩やかに下ったりもします。 

 

 

 

 

 

 

 

そして最初に到着したのが第一ベンチ。 

登山口から40分くらいですかね。  (かなり遅い?)

だーれもいません。

そう、ここ合戦尾根はちょうどいい感覚でお休み処があります。

体力のある人は全てに止まらずとも進めそうですが

何しろ弱足さんが歩くのですから しっかり休憩します。

水場は少し下った所にありましたが

下ると上ってこなければならないので 誰も行きませんでした。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

また進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

っと 今度はイワカガミちゃん!

また会えました!

この先もいっぱい咲いてて とっても励ましてもらえました。 

 

 

 

 

 

 

 

そのままどんどん進んでいきます。 

 

 

 

 

 

 

 

次の第二ベンチ到着。 

第一ベンチから30分くらい。

また休みます。(笑)

ここも誰もいない。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ傾斜が増してきたかな。

木の根っこも登場して歩き辛い。 

 

 

 

 

 

 

 

しかーし! 木々の間から大変なものが見えました!

表銀座の稜線かー!?  3人で大感激。

でも上にはもっと感激の風景が待っていたのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

逸る気持ちを押さえながら進みます。 

 

           <その2> につづく・・・

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その2>

2008-06-19 06:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                <その1> からの つづき

けっこう階段もあります。 

 

 

 

 

 

 

 

下だけじゃなく、上からもお花さんがエールをくれました。

ありがとう! 

 

 

 

 

 

 

 

すごい根っこ。 

 

 

 

 

 

 

 

おお! また見えた。 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまたまた貸切の第三ベンチ到着。

第二から35分くらいでしょうか。

しっかり休みます。

 

 

 

 

 

 

 

ここからが多分、このコースで一番辛いところじゃなかったかと思われます。

第三ベンチから次の富士見ベンチまでの間。

頑張ろう! 

 

 

 

 

 

 

 

コース中 ロープがあったのはこの一箇所のみ。

でも使わないで登れました。 

 

 

 

 

 

 

 

頑張るぞー! 

 

 

 

 

 

 

 

ここらあたりから チラホラと雪が登場しました。

でも歩く妨げにはならないくらいの量です。 

 

 

 

 

 

 

 

第三ベンチから40分ほどで富士見ベンチ。

富士見ベンチってくらいだから富士山が見えるはずなのですが

けっこう疲れてたのもあって 全然トンチンカンな方向を見て

「見えないねぇ」 と言ってました。

写真の左側に写ってる指導標の上あたりだったのかも。

なんと下りも見逃しました・・・・ アチャー

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・

富士見ベンチから先は チョコチョコと雪があります。

踏み抜きに気をつけて歩きましょ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

所々に赤い旗が立ってました。

雪がもっと深いときは すごくありがたい目印になったことでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さん、ゼーゼー言いながらも頑張ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

立ち休みして稜線を何度も見ました。 

 

 

 

 

 

 

 

雪も多くなってきた。 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったらまたなくなった。 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺は全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

だんだん下の方まで見えるようになってきたね。

 

 

 

 

 

 

 

すごい~~~っ! 

 

 

 

 

 

 

 

コヨウラクツツジさんは毎日この景色を見てるのね。 

 

 

 

 

 

 

 

ダブルストック持っての撮影ってほんと大変。

歩いている時、カメラはポケットに入れてるのですが

ルミちゃんはレンズ部分が飛び出ているので

ひっかかって出し入れがスムーズにいきません。

あまりにもイライラしたので ここでウェストポーチを装着。

ファスナーを半開きにして そこにポン、と放り込む作戦に。

これがけっこう楽でした。

皆さんはどうしてるのかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

有明山の向こうに安曇野の町が見えてきました。

しかし空模様が・・・・

歩き始めは晴れていたのに  そして予報でも晴だったのに。

あ、でも・・午後から山沿いは雷雨だって言ってたね。

大丈夫かなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

雪もまた登場。 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに 合戦小屋に到着しました。

ここも我ら3人だけです。

静まりかえっていました。

名物のスイカももちろんありません。

でもちょっと寒くて スイカって気分じゃなかったけど。

パパさんと私は上着を着ました。

そしてお腹が空いたので ここでランチにします。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の山ごはんは・・・・・あら・・・これだけ?

はい・・・。

題して 『行動食寄せ集めごはん』 

今日のお薦めは シベールのラスクと 江ノ島名物タコせんべいかな。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

お腹もそこそこ満足したので出発です。

合戦小屋からはかなりの雪みたいなので

弱足さんのみアイゼン装着。

パパさんと隊長は 行けるところまで行ってみる、ということで。 

 

 

 

 

 

 

 

食べた分だけ身体が重い・・・・。 

 

 

 

 

 

 

ひょえ~~~~~!!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

隊長の頭の上にチョコンと見えるのは・・・

もしかして・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

槍の穂先だ~~~~~~~!!!!!!

Kさーん! 見えました!!!!!!!!! (Kさんは今年のGWに燕に登られています。) 

 

          <その3> につづく・・・

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その3>

2008-06-19 05:00:00 | ▲2008年山行報告

 

        <その2> からの つづき

感動が より具体的になってきました。

引き続き頑張って登ります。 

 

 

 

 

 

 

 

ここはけっこう怖かったです。

滑ったらどこまで落ちるんだろうね、ってビビリながら歩いてました。

でもしっかり道はできていました。 

 

 

 

 

 

 

 

転ばないようにゆっくりね。 

 

 

 

 

 

 

 

そして ここが合戦沢の頭。 

 

 

 

 

 

 

 

 

一応やります。

合戦沢の頭までよく頑張りました!

おめでとう!

ありがとう。

でもまだ続くよ。 

 

 

 

 

 

 

 

槍がさっきより大分下まで見えるようになりました。

雲が多いけれど 展望はしっかりあります。 

 

 

 

 

 

 

 

実際にはこんな感じで見えてます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして反対側に目をやると 餓鬼岳方面が。

 

 

 

 

 

 

 

雲が不気味だ。

ここもけっこう怖かったです。

下を見ないようにして歩きました。 

 

 

 

 

 

 

 

あの上が小屋だね。

頑張ろう! 

それにしても人がいない・・・。

すれ違った人は一人。

そして抜かされた人も一人。

その方は日帰りということで 頂上を踏まずに引き返したようでした。

 

 

 

 

 

 

 

頑張れー!

 

 

 

 

 

 

 

頑張ってるよー! 

 

 

 

 

 

 

雪がなくなった! 

 

 

 

 

 

 

 

小屋が見えてからがけっこう長い・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また雪。 

 

 

 

 

 

 

 

 

着実にゴールは近づいている。 

 

 

 

 

 

あと少しだ。 何度言ったことか。

 

 

 

 

 

 

 

景色に励まされて頑張ってます。 

 

 

 

 

 

 

おりゃー!

後ろの景色全部独占じゃー!  人格に変化が・・

 

 

 

 

 

 

 

もう雪ないよね。 

 

 

 

 

 

 

よし、今度こそ あと少し! 

 

 

 

 

 

 

 

つ・・・・ついた。

・・・・すごいことになってる・・・

この景色・・・・・

どうしよう・・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ヤリ~~~~~~~~~~~~~!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず落ち着こう。

そして小屋で手続きしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

今日 お世話になるのは 北アルプスで大人気の燕山荘さん。

ここがフロント。 

 

 

 

 

 

 

 

入ってすぐに売店があり、弱足さんの物欲をわしづかみ。 

 

 

 

 

 

 

 

どどどどどどどど どれにしよう・・・   落ち着け

 

 

 

 

 

 

 

それでは2階のお部屋へ参りましょう。

 

 

           <その4> につづく・・・

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その4>

2008-06-19 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

              <その3> からの つづき

お部屋は寝台車みたいな感じです。 

 

 

 

 

 

 

 

畳4枚が写真のように敷いてあり 寝具は6セット。

寝袋タイプのお布団に毛布が一枚。

こんなんじゃ寒そうだよね、って言ってたのですが全然心配ありませんでした。

寝袋タイプのお布団は発熱する生地でできてるらしく 

入って少し経つとポカポカになりました。

スペースはそれぞれ壁で仕切ってあります。

今日はとっても空いているので この6人用をポレポレ隊3名で貸し切りました。

廊下側にはカーテンがあるので そこを閉めてしまえば まるで個室です。 

この日の宿泊は 4組7名のみでした。 

 

 

 

 

 

 

 

あらあら・・散らかってますね。  お見苦しくてスミマセン。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、空模様が気になるところです。

できれば今日のうちに頂上をゲットしたい。

フロントでお姉さんにお天気を聞いてみると

「雨雲が近づいているようですが 頂上往復するくらいなら大丈夫じゃないかなぁ・・」

ということでしたので 出発することにしました。

隊長に簡易ザックを背負わせて雨具を入れて出発です。

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず だーれもいません。 

全ての展望がポレポレ隊独占。

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると槍はまだ穂先まで見せてくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

燕岳の頂上目指して歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

すごい迫力だねー。 

 

 

 

 

 

 

 

もう小屋があんなに小さくなっちゃった。 

 

 

 

 

 

 

 

北アルプスの名峰達を独占しちゃいました。

これ以上の贅沢はありません。

左側の笠ヶ岳から三俣蓮華やら双六やら鷲羽、野口五郎、三ツ岳、烏帽子・・・・・

ヒョエーって感じです。 

いや、実は生で見てるときは どれがどれやらサッパリわからず。

今、地図を見ながら冷静に写真を見て改めて驚いている次第です。(汗)

 

 

 

 

 

 

隊長もパパさんも感動してました。

特に隊長は いつもはほとんど自分から言葉を発しないのに

「来て本当に良かった。 また夏に来たい。」 と何度も言っていました。 

それを聞いて、

「ほらね~! だから言ったでしょう? ママの選択は正しかったでしょう?」

と 得意満面で私が反応したことは言うまでもありません。 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく頂上へ。 

 

 

 

 

 

 

 

槍・・・・今まで見てきたあなたは 望遠鏡でなくちゃ確認できない距離だったのに

今日は 手を伸ばせば届きそうな場所にいる。

それはつまり・・・・

すごいことだ。 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく頂上へ。 

 

 

 

 

 

 

 

 あ、また雪。

 

 

 

 

 

 

 

 

二人はどんどん先に行っちゃいます。

待って~~~!! 

 

 

 

 

 

 

 

一応振り返ってみよう。 

小屋が見えると安心する。

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもすごい岩だね。

奇岩・・・て言葉がピッタリ。 

 

 

 

 

 

 

 

すごい、すごい。 

 

 

 

 

 

 

 

待って~~~! 

 

 

 

 

 

 

 

ここを登れば頂上かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたり。

ここが頂上。

すっごい狭いです。

平坦だけど。

ここ、夏場はどうなっちゃうのでしょう。

こんな狭い場所に人が溢れているのでしょうか。 

 

 

 

 

 

 

 

これが山名板ならぬ山名岩。? 

 

 

 

 

 

 

 

三角点もありました。

ポレポレ隊、北ア 燕岳ゲットおめでとう!

ありがとう。 

すっごくうれしい!!!

 

 

 

 

 

 

 

北西に目をやると 剣岳!

今、映画に向けて 『点の記』 を読んでいるところなので 尚更思い入れが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

頂上から見る燕山荘。

こうやって見ると すごい所に建ってるんだな。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は北燕まで行きたいと言ったけど

コマクサも咲いてないし 雲行きも怪しいのでここは次回に。 

 

 

 

 

 

 

 

けっこう高度感あります。

パパさんは すっごく怖がっていました。

もちろん私も怖かった。

風がすごく吹いていたので尚更です。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな眺めを3人だけで独占していいのでしょうか。

ここはどこ? 私は誰?

なんか気が変になりそう。

表現がおかしいけど 本当にそんなでした。

 

 

 

 

 

 

 

それでも槍はそこに居た。

 

              <その5> へ つづく・・・・

 

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その5>

2008-06-19 03:00:00 | ▲2008年山行報告

 

           <その4> からの つづき

ポレポレ隊 オン ザ 燕。

 

 

 

 

 

 

 

東の空は暗雲がたちこめています。

ものすごい勢いで雲が流されていく。

そろそろ戻った方がいいかも。

 

 

 

 

 

 

 

戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

この辺りの岩はご存知のように花崗岩。

ザラザラしてて、パパさんは手を切ってしまいました。

グローブしてた方がいいかもしれません。 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく持ってきたから風通りの弱い場所に三脚立ててみました。

風で髪が・・・・汗。

・・・花輪クンみたいになっちゃった。(笑)

 

 

 

 

 

花輪クン ↓

誰か呼んだかーい?
ママさん、分け目が逆だよ ベイビー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはパパさん。

槍と共に。 

 

 

 

 

 

 

 

また3人で。 

 

 

 

 

 

 

 

ああ! これが有名なイルカちゃんですね。

こんな場所にあるとは。

 

 

 

 

 

 

 

 

定番ですが 槍とイルカちゃん。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に小屋に戻ってきました。

雨に降られなくて良かった。 

 

 

 

 

 

 


 

 

すぐに小屋に入る気がしなくて

また3人でカメラ片手にウロウロ。

 

 

 

 

 

 

 

隊長と槍。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足と槍。 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも平等にその雄姿を見せてくれた・・・・槍。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の後ろにある奇岩。

最初、これがイルカちゃんだと思いました。

オットセイか?(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、槍から離れられない。 

 

 

 

 

 

 

 

結局 ずーっと3人で独占しちゃいました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

方位盤を見ながらパパさんと隊長、盛り上がってたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

身体が冷たくなっちゃった。 

そろそろ中に入るとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂にはストーブがあって 冷えた身体を暖かく包んでくれました。

夕食までまだかなり時間があるので

熱いココアを頼み ライブラリーで過ごしました。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じの食堂。

誰もいません。

他の宿泊者の方達はお部屋で休んでいるようです。

ここも夏になると 賑やかな社交場となることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

夕食です。 (午後6時)

ご飯とお味噌汁はおかわり自由。

パパさん、ビール飲みすぎて、ヘロヘロ。 最近 自己管理ができません。

 

 

 

 

 

 

 

 

お部屋から撮りました。

安曇野の町も 灯りが一つ、また一つと。

あの中には極普通の生活がいっぱい詰まっているんだろうな。

ここはなんだか別天地。

不思議な時間。

 

その後、ポレポレ隊の3人は ふかーい眠りにつきました。

静かな夜・・・星に近い場所で・・・・

ヽ( ´O`)ゞファーァ...   おやすみなさい・・・

 

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

朝です。

夕べはぐっすり。

4時30分の小屋前です。

しかし、残念ながら厚い雲に覆われて 御来光は拝めませんでした。

隊長はまだ熟睡してました。

パパさんは寒いから嫌だって・・・。

だから今は弱足さんがこの場所、この景色を独り占め。

 

 

 

 

 

 

 

槍さん、おはよう!

前の写真から40分ほど経って また来てみると

うっすらモルゲンロートが見れました。

雲の間から 太陽が頑張って槍を照らしてくれてました。 

 

 

 

 

 

 

 

裏手にも回ってみました。

昨日と変わらず 表銀座の稜線が。

みなさん、おはよう。

今日もよろしくお願いしますね。

 

 

 

 

 

 

 

だーれもいません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽が上がってきた。 

 

 

 

 

 

 

 

天使の梯子も。

自然が見せる全ての技に ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

燕さんも やっぱりそこに居ました。 

 

 

 

 

 

 

 

なんか うまく言えないけど・・・・

みんな、ありがとう。 

 

          <その6> に つづく・・・

 

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その6>

2008-06-19 02:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                 <その5> からの つづき

 

6時。 朝ごはんの時間です。

普段はパン食の私も ガッツリいただきました。 

 

 

 

 

 

 

 

パパさんと隊長も 食後のお散歩。

寒いです。

 

 

 

 

 

 

 

お気に入りの一枚。

三人の髪型も一緒にお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

さて、名残惜しいけれどそろそろ下山します。

ソロの方たちは とっくに出発されたようです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

お世話になりました。

またいつか・・・必ず来ます。

だって・・・手ぬぐい 買いそびれちゃったから。 それが理由かいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい景色よありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

槍さんも ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

でも なかなか去りがたい・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

また絶対くるから。

手ぬぐい買いに。  オーイ。 

 

 

 

 

 

 

 

下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず今日の手ぬぐい。 ペンギンさん。

そういえば、雷鳥サンには会えなかった。

今は雛の誕生時期で 警戒心が強いんだって。 

 

 

 

 

 

 

 

今日はお天気、良さそうだ。 

 

 

 

 

 

 

 

気を引き締めて 下りようね。 

 

 

 

 

 

 

 

さよなら、 燕山荘。 

さよなら、燕岳。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは3人共 アイゼン装着。 

 

 

 

 

 

 

 

同じ道を通っているのに 昨日とは全然気持ちが違う。

帰りたくないよね。

 

 

 

 

 

 

 

でも帰らないと。 

 

 

 

 

 

 

 

昨日通った時よりも 道が整備されてました。

そういえば 小屋のお兄さんが何度か出入りしてたっけ。

こうやって登山者のために頑張ってくれてるんだね。

ありがとうございます。

今日は土曜日なので きっとたくさんの人が通るんだろうな。 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでに けっこうな人とすれ違いました。

やっぱり6月と言えども週末は賑わうんだね。

みなさん、楽しんできてくださいねー!

 

 

 

 

 

 

 

槍の穂先も ここで見納め。

本当にたくさんの感動をありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

そして 合戦小屋到着。

昨日とは違って 次から次から上がって来てました。

みなさん 行ってらっしゃい!

 

 

 

 

 

 

 

なんか寂しい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも帰らなきゃ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、帰らなきゃ。 

 

 

 

 

 

 

 

帰りたくないけど。 

 

 

 

 

 

 

 

 

地の果てまで続いてるみたいな 踏み抜き跡。

くわばら くわばら。

 

 

 

 

 

 


 

 

慌てなくていいからね。

 

 

 

 

 

 

 

富士見ベンチ到着。 

 

 

 

 

 

 

 

気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

樹林帯をどんどん下る。 

 

 

 

 

 

 

 

第三ベンチ到着。

小学校低学年くらいのお子さんを連れたファミリーが。

「頑張ってねー!」

って声をかけたら 後からパパさんに

「はっきり言うけどママよりあの子の方が全然心配ないと思うよ。 俊敏性とか特に。」

って言われた。

確かに・・・・。 

人に頑張ってって言ってる場合じゃなかった。

 

 

 

 

 

 

 

私達も頑張ろう。

いや、違った。

私が頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

木の根っこも頑張ってる。 

 

            <最終章> へ つづく  やっと終わるよ。

 

 

 

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▲壺中の天地  燕岳 <その7>

2008-06-19 01:00:00 | ▲2008年山行報告

 

                <その6> からの つづき

荷物を運ぶケーブルをくぐって 

 

 

 

 

 

 

 

第一ベンチ到着。

あれ、第二は通り過ぎちゃった。 

パパさん、なんかやってます。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

急に新緑が目に染みる。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん下ります。

そろそろ膝が・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

と 思ったら中房温泉に到着。

ふぅ~~。

だんだん現実に引き戻される。 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場は ほれ、こんな。

昨日とは全然違うね。

下りて来るまでに20人位の人とすれ違ったかな?

もっとかな? 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

今回、下山して初めて温泉に寄りました。

いつもは時間との戦いなので着替えてそのまま帰路につきますが

今日は寄るぞー!

ポレポレ隊が利用したのは 有明温泉。

外見の写真を撮り忘れたので 静岡のKさんにお借りしました。 

Kさん、ありがとうございましたー! 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、毎度こんな気持ちいいことしてたんですねー。

でも、パパさん ビール欲しくなっちゃって なだめるのに大変でした。 汗。 

 

 

 

 

 

 

 

ビールはおうちに帰ってから。

・・と 出発した途端にお猿さんと遭遇! 

 

 

 

 

 

 

 

木の陰から親子が見てた。 

達者でね。

 

 

 

 

 

 

 

そして お昼はお蕎麦。

こんなことも普段はできない。 

明日が日曜ってことで すごく気が楽。

花わさび蕎麦、 とってもおいしかったです。 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトクリームも忘れずに。

安曇野スイス村にて 後立山連峰を眺めながら。 

 

 

 

 

 

 

 

 

高速に乗ったところで asaさん からメールが。 (ありがとうございました)

ここで初めて東北の地震のことを知りました。 

リアル友からも続けて連絡が。

慌ててラジオをつけます。

同じ山なのに 私たちはこんないい思いをして

片方の栗駒ではあんな悲惨なことが・・・。

相手が自然だけにどうしようもないけれど すごくショックでした。

他のヤマ友さんたちは大丈夫だろうか。 

アフーさん は?  あっこちゃん達 は?

ひろ父さん  と ひのさんは宮城の人だ! 栗駒にも何度も登ってる!

 
・・・・幸い、皆さん無事とわかりました。

帰宅してから所属してる山岳会にも問い合わせてみましたが 

副会長さんから

「行ってる人は居ませんでしたが 『駒の湯』 は何度かお邪魔したことがあるのでとても悲しいです。」

との返事が・・。

亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に 被災地の皆さんに心からお見舞い申し上げます。

 

今回会ったお花さんたち

 

アカツメクサ。                      シロバナノヘビイチゴ。     

 

 

 

クルマバソウ。                       ヤマツツジ。     

 

 

 

スミレちゃん。                       ミヤマゼンキュウ? 

 

 

 

モミジイチゴ。 ちょっとシワシワ。            イワナシさん。  

 

 

 

ミヤマカラマツ。                       マイヅルソウ。 

 

 

 

バイカオウレン。                     コヨウラクツツジ。  

 

 

 

オオカメノキ。                           タネツケバナ。 

 

 

  

ニガナさん。                      似てるけどこっちはジシバリ。 

 

 

 

コミヤマカタバミ。                   そして イワカガミちゃん。 

 

ヤマバッジ 



右の赤い熊さん 「おすすめ」 ってなってたので。
パパさんが ネクタイピンに使うそうです。(^_^;)

 

 

おみやげ  燕山荘で

赤沼敦夫氏撮影の絵葉書、スタッフバック、バンダナ。
そして受付で頂いた栞。 (大好きな畦地梅太郎さんの!) 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平日の山がこんなに静かだなんて 普段週末しか行けない私たちはとっても驚きました。

もちろん夏場は平日でもこうはいかないと思いますけど。

・・・夢じゃなかったんだ・・・

写真を整理しながら またあの風の冷たさを思い出している私です。

隊長のお休みに合わせて休暇を取ってくれたパパさん (しかも睡眠時間3時間で) 

快く送り出してくれた義理ママに感謝です。

北アの入門コースと言われている燕岳。

いつか必ず歩いてみたいと思ってましたが まさかこんなに素敵な条件で叶えられるとは。

またいつか 今度はコマクサの時期に行ってみたい。

 

レポが富士山と同じ長さになっちゃいました。

人が感動してる姿なんて おもしろくもなんともないでしょうが

最後までお付き合いくださってありがとうございます。

生きていると色々なことが起きるけど なんとか踏ん張って乗り越えて行けます様に。

できることを 少しずつ。

これからも皆さんと一緒に頑張らせてください。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

燕岳  (つばくろだけ)

長野県 2763m  日本二百名山  甲信越百名山  信州百名山

コース・・・・・<1日目> 中房登山口(7:35) ~ 合戦小屋(10:45) ~

               燕山荘(13:10)  

全所要時間・・・・・・・・・・・5時間35分 (含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・・・・・・・・・約4時間30分 

               その後 燕岳頂上へ (往復 約60分) 

       <2日目>  燕山荘(7:50) ~ 合戦小屋(9:00) ~中房登山口(11:15)

全所要時間・・・・・・・・・・・・3時間25分 (含 休憩)

歩行時間・・・・・・・・・・・・・・3時間10分

メンバー・・・・・・・・・・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ (いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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▲やっぱりネコが好き! 四阿山~根子岳 <その1>

2008-06-06 07:00:00 | ▲2008年山行報告

 

歩いた日 2008年6月1日(日)

6月2日、関東地方も梅雨入りしちゃいましたねぇ。

全国のヤマヤさん達の ふかーい溜息が聞こえてきそうです。

そんな梅雨入り前の日曜日、

太陽がありったけの力を振り絞って青空をプレゼントしてくれました。

登りたい山がいっぱいあって 隊長と大騒ぎ。

二転三転しながら今回向かった先は

2年前からリスト入りしていた四阿山。

楽勝・・・だと思っていたお山でしたが  アハハハハ。

自分の弱足ぶりを実感した山行となりました。

まだまだですな・・・。

お仕事や体調不良でお山に行けなかった皆様ごめんなさいデス。

ポレポレ隊、前回の霧ヶ峰に続いての日本百名山、

信州と上州にまたがる四阿山に出発進行しちゃいまーす!

 

 

 

 

 

 

 

3時前に家を出発。

上信越自動車道 東部湯の丸SAで朝食を。

あ、ランチパックだ。 

 

 

 と 思ったら・・・

 

 

 

 

・・・違います。

浮気しちゃいました。 会長!すみませんっ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

上田菅平ICで降ります。 

 

 

 

 

 

 

 

菅平牧場への道。

前日まで降っていた雨が ますます緑を際立たせている。 

 

 

 

 

 

 

 

まだ6時前だっていうのに第一駐車場はもうこんな!

同じ百名山でも 前回の霧ヶ峰とは大違いだ。

 

 

 

 

 

 

 

駐車場からの眺めです。

雲の上に見えるのは・・・

北アルプス!!!!!!  

ここでテンション上がりまくり!  

ギャーギャー騒いじゃってます。  落ち着け。 

 

 

 

 

 

 

 

準備体操して 登山届を出して 

 

 

 

 

 

 

 

すごく簡単な案内板を確認したら 

 

 

 

 

 

 

 

出発です。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい・・・プチトマト。 

 

 

 

 

 

 

 

私たちの少し前にも 何人かの方たちが出発しましたが

皆さん根子ちゃんの方から先に登られるようでした。

あ、つまり根子岳です。(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

なーんて気持ちいいんだ~!

あの芝生の上で転げまわりたい。  入ってはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

そしてここが登山口。

そう、ポレポレ隊の今日のコースは 

最初に四阿山に登ってから根子ちゃんに向かいます。 

隊長が決めました。

 

 

 

 

 

 

 

お馬さんだ!

凛々しい。 

 

 

 

 

 

 

 

それでは新緑の中に突入します。 

 

 

 

 

 

 

 

大明神沢を渡ります。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足さんも渡ります。

こんな場所でも ちょっと怖がるビビリ者。 

 

 

 

 

 

 

 

最初はゆっくりでお願いしまーす。   ずっとじゃん。 そうでした。 ((^┰^))ゞ テヘヘ

 

 

 

 

 

 

 

シラカバがきれい!

 

隊長  「シラカバってなんでこんなに白いんだろう。」

パパさん  「誰かが毎日来てペンキで白く塗ってるんだよ。」

隊長&ママ  「・・・・・・・・・・・・。」

 

こういうくだらない会話しながら 毎度登ってます。

絶対 誰にも聞かれたくない。 

 

 

 

 

 

 

 

パパさんの言葉を忘れさせてくれるかのような

気持ちのいい新緑! 

 

 

 

 

 

 

 

ん? お二人さん、どうしました? 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! 

 

 

 

 

 

 

 

雲海の上に・・・・・

アルプスさん勢ぞろいの巻~~!!!

 

 

 

 

 

 

 

もくもく・・・

眺めは刻一刻と変わります。 

 

 

 

あっ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

イ・・・・・イワカガミちゃん・・・・・・・・

今年は 四阿山で会えたのね。

ご無沙汰してました。  

とってもうれしい!

弱足さん、お花は みーんな大好きだけど、 

もし・・・・・ 

『一つだけ選ばなければ今後一切お菓子禁止!』

という辛い選択を強いられたなら・・ きっと 

「イワカガミちゃん!」  と答えるでしょう。

女王と呼ばれているコマクサさんは 本当に美しくて気品があって

誰もが釘付けになるオーロラ姫みたいな存在。

対してイワカガミちゃんは、 

歩いていると  あら、あった! ほれこっちにも!

と、普通にどんなお山でも会える庶民的かつ可憐な 白雪姫みたいなお花。

最後はどちらも王子様と結ばれて幸せに暮らします。

・・・・・あら・・・・何の話でしたかね。 

とにかく・・・!

今年も無事にイワカガミちゃんに会えて幸せな弱足さんなのでした。 (^ー^* )♪

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに 中四阿に到着。

ここ・・・本当に中四阿なのですか?

それとも小四阿?

ま、いいや。 

とにかく休憩!

 

 

 

 

 

 

 

浅間を見ながら休憩しまーす。   ちんすこうは雪塩に限る! 

 

             <その2> へ つづく・・・

 

 

 

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▲やっぱりネコが好き! 四阿山~根子岳 <その2>

2008-06-06 06:00:00 | ▲2008年山行報告

 

               <その1> からの つづき

 

それでは出発します。 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺から 勾配が少しずつ急になってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

と 思ったらまた開けてこんな景色。 

 

 

 

 

 

 

 

雲が遠くの山々を隠したり また出したり。 

 

 

 

 

 

 

 

高度を上げていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

左に根子ちゃんを見ながら。 

待っててねー。  後で伺いまあーす。

 

 

 

 

 

 

 

パパさ~ん!  

慌てなくていいから早く~!   ・・・難しいぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここが中四阿だったのかなぁ・・ 

 

 

 

 

 

 

 

隊長と空。 

 

 

 

 

 

 

 

早くあの根子ちゃんの稜線を歩きたいね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

四阿だって負けてはいない。

けっこう高度感あります。 

 

 

 

 

 

 

 

今回は笹の中を歩くことがとても多かった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

山肌が荒れている。 

私のお肌も荒れている。

 

 

 

 

 

 

 

ここは怖かった。

あんまり前に行かないでね。 

 

 

 

 

 

 

 

ワーイ! 雪だ、雪だ!

・・・・・って 喜んでいられるのは今だけです。

実は・・後からあんなに苦労させられることになるなんて

この時は3人ともまだ知らない・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶん上がってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

また雪。 

 

 

 

 

 

 

 

雪、消える。 

 

 

 

 

 

 

 

登る。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、その上はどうなってるの~~? 

 

 

 

 

 

 

 

こうなってるの。 

 

 

 

 

 

 

 

パパさん、さっきから

「なんか足に小石が当たって痛くて仕方ない。」 と・・。

靴下を縫いでチェックしてます。

その姿を遠くからじっと浅間山が見てました。 

 

 

 

 

 

 

 

先に行ってまーす。 

              

 

 

 

 

 

 

また雪。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん雪。 

 

 

 

 

 

 

 

また消える。 

 

 

 

 

 

 

 

そして分岐に出ました。

右に行くと 四阿山。

左に行くと、先ほどから 「根子ちゃん」 と馴れ馴れしく呼ばせてもらっている 根子岳です。

最初はまず四阿山へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

四阿山の頂上はどんなかなー。 

 

 

 

 

 

 

 

と、また雪。 

 

 

 

 

 

 

 

今度は階段。 

 

 

 

 

 

 

 

本当ならここから乗鞍や御嶽も見えるはずでしたが残念。 

 

 

 

 

 

 

 

また雪。   忙しいねぇ。

 

              <その3> へつづく・・・

 

 

 

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▲やっぱりネコが好き! 四阿山~根子岳 <その3>

2008-06-06 05:00:00 | ▲2008年山行報告

 

           <その2> からの つづき

ここを登れば頂上かな。 

 

 

 

 

 

 

 

そうでした。

四阿山の細長い頂上に立ちましたよー!

 

 

 

 

 

 

 

まずは信州祠に手を合わせます。

「お邪魔させて頂きます。ポレポレ隊と申します。」 

 

 

 

 

 

 

 

次は上州祠に手を合わせます。

「お邪魔させて頂きます。 ポレポレ隊と申します。」

 

 

 

 

 

 

 

日本百名山 四阿山!

頂上ゲットおめでとう!

ありがとう。

群馬県では 「吾妻山」 と呼ばれているそうですが

長野県側の 「四阿山」 が一般的に使われているようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

この山の三角点はここにはありません。

今いるこの場所は 南峰 (2354m) になるのですが

もう少し低い 北峰 (2333m) の方に 二等三角点があるみたいです。

・・・っていうのは 実は帰ってきてからわかったことで

この時点では 車山の時みたいにウロウロ探していた隊長と私・・。

人が多かったので諦めて そこら辺の岩を借りて

一応、頂上ゲットの証を撮りました。

じゃ、もう一度・・・

頂上ゲットおめでとう!

ありがとう~!!

 

 

 

 

 

 

 

それにしても 四阿山の頂上って けっこう狭かったのですね。

イメージとかなり違う・・・。

しかも人がどんどん増えてあまりくつろげなくなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず頂上メールのみにして

早々に退散することに。 

 

 

 

 

 

 

 

全体に ぼや~ん としてますが

これで文句を言ったらどなたかに怒られそうなので言いません。(笑)

一番良く見えていたのは やっぱり浅間から黒斑方面。

山岳会で行った篭ノ登も見えます。 

懐かしいなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

名残惜しいけれど 先に進むことにします。 

 

 

 

 

 

 

 

今 来た道を引き返します。 

 

 

 

 

 

 

 

さっき登った雪を今度は下ります。

ゆっくりねー。 

 

 

 

 

 

 

 

そして階段を下りると

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの分岐に到着。 

 

 

 

 

 

 

 

今度は根子岳方面に向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! すごい!

根子ちゃんが目の前に。

随分崩落してるなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

それでは根子ちゃんの頂上目指してGO!GO!

早くあの笹の道歩きたいね~!

ルンルン♪

 

ルンルン・・・・

ル・・・・

あれ・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・ここからが大変でした。

さっきまでのルンルンはあっと言う間に消えてなくなり 

 

 

 

 

 

 

 

雪との戦いが・・・・・。

しかも傾斜もかなりある。

アイゼンつければいいじゃん、て思われるかもしれませんが

それよりも 雪の堅さが非常に微妙で

そーっと歩かないと踏み抜いてしまうのです。

深いところは腿のあたりまであって 

一度踏み抜くとそこから出るのに難儀しそうなのです。

 

 

 

 

 

 

 

踏み抜かないように そーっとそーっと。

しかも滑らないように。

この道でかなりの時間がかかってしまいました。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長も2度ほど転び、パパさんにいたっては 数え切れないほど。 あらら・・・

カメラは余裕がなくてポケットに入れてましたが

運良く (!?) ちょうど手に持ってたとき、パパさんが写真の状態に・・・。

口では 「大丈夫?」 とか言いながら しっかりシャッター押してました。 ひどい・・・

しかも  「絶対に載せないでよ!」 って言われてたのに

・・・・・思いっきり載せちゃいました。 パパさん、会社で見て怒りまくってるかも。 笑ってごまかそう・・・(゜∇^*) テヘ♪

 

 

 

 

 

 

 

一番転びそうな弱足さんが なぜ一度も転ばなかったかっていうと

それは危なそうな場所にきたら あらかじめお尻を付いてズリズリしてたからです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

とにかくこの道は大変でした。

ルートも途中でわからなくなって 数回戻ることもありました。

藪こぎ・・・・・しかも胸のあたりまであるのを

足元が全く見えない中進んだ箇所も。

下が土なのか雪なのか穴なのか全く見えない。

実に怖かったー。

ただ、登ってくる人がけっこう居たので

お互いに今までの様子を情報交換しながら進みました。

写真は余裕がなくてほとんど撮れませんでしたが、

雪がなくなれば 特に問題はない道だと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

やっとの思いで降りてきました。

ものすごくほっとした瞬間。 

 

 

 

 

 

 

 

さあ! 大スキマに到着したぞー! (十ヶ原ともいうみたい) 

ここからは天国みたいなルートです!

 

 

 

 

 

 

 

ここ! ここ!!

ここを歩きたかったのー!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

オーイ!

 

 

 

 

 

 

 

ここだよー! 

私はここにいるよー!

でも青山テルマじゃないよー!! (笑)

 

 

            <その4> に つづく・・・

 

 

 

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▲やっぱりネコが好き! 四阿山~根子岳 <その4>

2008-06-06 04:00:00 | ▲2008年山行報告

 

               <その3> からの つづき

後ろにはさっきまでお世話になっていた四阿山が!

 

 

 

 

 

 

 

 

空も青い。

そして高い! 

 

 

 

 

 

 

 

さっきの道を越えてきたからこそ 尚更うれしく感じちゃう。

時間も気になるけど 楽しみながら歩こう。 

 

 

 

 

 

 

 

根子ちゃんを見上げながら歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

岩もちょっとずつ出てきました。 

 

 

 

 

 

 

 

四阿山をバックに 弱足さんが見ているのは 

 

 

 

 

 

 

 

これだ!

ふぅ~~~  たまりませんな。 

見えてる山がどこの山なのかは全然わからないけど・・・・汗。

 

 

 

 

 

 

 

その頃 隊長は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

すまん、すまん。

今 行くってば。

 

 

 

 

 

 

 

ブツブツ・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

でもまた止まっちゃうもんね―――だ! 

 

 

 

 

 

 

 

途中、岩を巻いてこんな場所も通ります。 

 

 

 

 

 

 

 

ここはちょっと怖かった。

だって雪が凍ってて滑るんだもの。

ゆっくりね。 

 

 

 

 

 

 

 

よいしょっと。 

 

 

 

 

 

 

 

また飛び出した。 

 

 

 

 

 

 

 

あ・・・・ここ、見覚えがある・・・

もしかして・・・・・!!

 

 

 

ここでちょっと時間を戻してみましょう・・・・

 

 

 

 

ほら、遠くから根子ちゃんを見たときに

だいぶ崩落してるねえ・・・って眺めたあの稜線だ! 

 

 

 

 

 

 

 

今まさにそこを歩いているわけでございます。 

 

 

 

 

 

 

 

よし、あと少しだ! 

 

 

 

 

 

 

 

着きましたー!! 

 

 

 

 

 

 

 

根子岳頂上おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

四阿山に比べて 根子ちゃんの頂上は私好み~!

広いです。 

 

 

 

 

 

 

 

予定時刻より遅い到着となったので

すぐに山ごはんの用意します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな場所で食べました。

 

 

 

 

 

 

 

今日の山ごはんはチャーハンです。

あとは もずく春雨スープ。 なんと 51kcal!!

 

 

 

 

 

 

 

あんまりゆっくりできないよ。

下山するよ。  実に慌しい・・・

 

 

 

 

 

 

 

四阿山さん、さようなら。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか車山からの下山道に似てるねー

って話しながらの歩き出し。

 

 

 

 

 

 

 

牧場目指してグングン下がる。 

 

 

 

 

 

 

 

空と雲とパパさん。 

 

 

 

 

 

 

 

パパさんと弱足さんは ちょっと足がヘロヘロしてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

でも ヤマザクラさんの応援を受けて頑張ります。 

 

 

 

 

 

 

 

そして誰かが白く塗ったシラカバの林に入ってきました。  塗ってない、塗ってない。 

 

 

 

 

 

 

 

高度が下がるほどに緑が濃くなってくる。

本当にきれい。

このまま緑色に溶け込んでしまいたい。  さようなら。   ・・・まだ続くってば!!

 

             <その5> に つづく・・・

 

 

 

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▲やっぱりネコが好き! 四阿山~根子岳 <その5>

2008-06-06 03:00:00 | ▲2008年山行報告

 

               <その4> からの つづき

 

新緑の入り方がおもしろーい。 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ下がってきたね。 

 

 

 

 

 

 

 

牧場の一角まで降りてきました。 

緑色がこんなにきれいだったなんて!

 

 

 

 

 

 

 

ここに住みたい。  (霧ヶ峰でも言ってた・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

隊長~!  それは有刺鉄線だよー! 

 

 

 

 

 

 

 

もうもう牛さんものんびり。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただいま。 もう駐車場はすぐそこ。

タンポポさんが お帰りなさいって。 

なんか今日はすっごく疲れてしまいました。

パパさんも私も ここに戻ってきた時は 酔っ払いみたいにヘロヘロでした。

題して 「帰って来たヨッパライ」  オラは死んじまっただぁ~

いかん、いかん、こんなことじゃ。

もっと精進しないとレベルアップできないぞー。  はい、がんばりまーす・・・

  

 

 

 

 

 

 

 

っとその前に 例のものいってみよう。 

ここ、ふれあい牧場売店で買いました。

 

 

 

 

 

 

 

ソフトクリーム!

カンパーイ! 

お疲れ様でした~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あのぅ・・・あなたたち・・・

和気藹々とは ほど遠い図なんですけど・・・。

しかもパパさん、ザック背負ったままだし。 

 

 

さ、ソフトクリームも食べたし 帰ります。

今日は駐車場に戻ってきたのが 予定よりも 遅くなってしまいました。

夕飯の準備の時間までに帰れるかしらん。

でも、パパさん、慌てなくていいので 安全運転でよろしくお願いしまーす。

 

 

 

 

 

高速から浅間をパチリ。 

 

 

 

妙義もパチリ。

 

そして無事夕方5時におうちに到着いたしました。

ギリギリセーフだ。 (汗)

パパさん、ありがとう。 

 

 

今回会ったお花さんたち

 

ヤマガラシ。                       ネコノメソウ。 

 

 

 

ムシカリさん (オオカメノキ) 今年初めて。          ミツバツチグリ、また会ったね。 

 

 

 

レンゲツツジはあと一息。                ミツバツツジは咲いてました。 

 

 

 

ショウジョウバカマさんもまた会えた。        虫食いミツバオウレンさん。 

 

 

 

クルマバソウ 可憐です。                    フデリンドウ。

 

 

 

アズマギクさんもお久しぶり。               ミネヤナギさん。 

 

 

 

ヤマザクラ。                         ガンコウランも今年初。 

 

 

 

                  どちらも スミレちゃん。

 

 

 

シロツメクサ。                  麓に下りてきてタンポポを見るとホッとする。 

          

               

    そして・・イワカガミちゃん! 本当にうれしかった!またどこかで会えるよね。  

    

       

山バッジ 

 

根子ちゃんのもゲットできました。 詳細はバッジリストから。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

山の形が屋根を四方へ葺(ふ)き下ろした東屋 (四阿)に似てることから付いた四阿山。

とんがった山は目を引くし なるほどカッコいいかもしれないけれど

四阿山~根子岳の緩やかな曲線、私は好きだなぁ。

深田久弥氏は 『日本百名山』 の中で

「根子岳なんて四阿山の附録みたいなものである。」

と 書いています。

私は声を上げて言いたい!

そんな表現は根子ちゃんに失礼だ。

そりゃ標高は四阿山より低いけど 

頂上はビロ~ンとしてゆっくりできるし

花の百名山に選ばれてるし

なんてったってあの大スキマを歩く気持ちの良いことと言ったら!

だから私は叫んじゃう。

私は・・・・・    根子岳が・・・・・・・ 

 

好きだ~~~~~~~~~!!!

 

・・・・・ああ、スッキリした。

これで終わります。  !?(゜〇゜;) ・・マジッスカ・・・

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

四阿山 (あずまやさん)  

 長野県 、 群馬県  2354m   日本百名山  甲信越百名山  信州百名山

根子岳 (ねこだけ)

 長野県  2207m   花の百名山

 

コース・・・・・菅平牧場駐車場(6:05) ~ 中四阿(7:30) ~ 四阿山(9:25)

        ~ 根子岳(11:45) ~ 牧場駐車場(13:45)

全所要時間・・・7時間40分 (含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・約6時間30分

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ (いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

 

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