ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲御釈迦様が御座す山 高原山(釈迦ヶ岳) <前編>

2012-05-22 06:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 2012年5月5日(土)

ゴールデン・ウィーク中に2回も山に行けるなんて!

以前は毎年親戚が泊まりがけで来て、この時期全く身動きが取れなかったのですが

子どもの成長と共に年々家庭環境も変化してきます。

このラッキーな時間に感謝しつつ 今回訪れた場所は、

以前から何度も候補に上がりながら、なかなか順番が回ってこなかった高原山。

日光国立公園内に位置する日本三百名山の一つ。

数ある登山コースの中から、今回は八方ヶ原を選びました。

それではポレポレ隊、東北道に乗って出発します!

 

 

 

 

 

上河内SAにて朝食を。

 

 

 

 

 

おおおっ! 高速上から高原山が見えました!

なかなかカッコイイじゃありませんか!

高原山というのはいくつかある山の総称で、我々が今日目指すのは最高峰、釈迦ヶ岳。

真ん中辺のあの三角のピークにこれから向かうんだね。

ワクワクするね~

 

 

 

 

 

矢板IC下車。

 

 

 

 

 

ちょっとずつ近づいてくる~ (当たり前)

 

 

 

 

 

前回の男山と違って 今日は既に数台の車が停まっていました。

八方ヶ原には小間々台と大間々台という二つのパーキングがあります。

大間々台の方が広くてトイレもあります。

但し、大入道を経由して周回する場合には小間々台の方が便利かも。

 

 

 

 

 

この辺りは山に登らない人も散策できるようになっているので すごく整備されています。

ここから 「見晴コース」と「林間コース」に分かれます。

もっちろん左の見晴コースへ。

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、タケノコさん。

 

 

 

 

 

写真の指導標に書かれている「青空コース」っていうのはミツモチ山へ向かう道。

「やしおコース」なんていう道もあるミツモチ山はアカヤシオ、シロヤシオがすごくきれいらしい。

 

 

 

 

登山届出して、ここから山道へと入っていきます。

 

 

 

 

 

木の根っこいっぱい。

 

 

 

 

 

駐車場から既にかなりの風が吹いてました。

ちょっと心配。

しかもこの日の予報、栃木は微妙だったんですよね。

 

 

 

 

 

今のところ、青空出てるからホッと一安心。

 

 

 

 

 

さすが見晴コース。 この時点から既に期待度アップ。

 

 

 

 

 

歩きやすい道が続きます。

 

 

 

 

 

ちょっと岩なんかもあります。

 

 

 

 

 

また歩きやすい道。

 

 

 

 

 

青空どこ行った?

 

 

 

 

 

関東平野が一望! 

ただ・・雲行きが怪しい・・

 

 

 

 

 

筑波山がハッキリ見えました。

 

 

 

 

風はどんどん強くなって、完全に青空は無くなりました。

 

 

 

 

 

そんな中、突然現れたショウジョウバカマ。

このピンク色に癒された~。

たくさん咲いてました。

 

 

 

 

なんか空が怖い。

 

 

 

 

 

見晴らしはいいんだけどね。

 

 

 

 

 

隊長の心中やいかに・・

 

 

 

 

左に見えてるのが釈迦ヶ岳。 ちょっとガスかかってきた・・?

その左の三角の頭は鶏頂山?or 中岳?

 

 

 

 

 

この辺りからの道、好きです。

左側はずっと開けてる。

風さえなければ・・・

 

 

 

 

いい感じでしょう?

風さえなければ・・

 

 

 

 

 

そして到着したのは八海山神社です。

もうここがゴールでもいいくらいの眺め!

でも楽しみは帰りに取っておきましょう。

お参りだけしてすぐに出発です。

 

 

 

 

厚い雲がせっかく上がった気分を憂鬱にさせます。

そして、恐れていた雨がポツポツと落ちてきました。

 

 

 

 

 

隊長、一気にトーンダウン。

でも雨具着るほどじゃないからこのまま進もう。

 

 

 

 

 

雪まで出てきた。

 

 

 

 

 

矢板市最高点到着。

標高1590m。

 

 

 

 

もっと高みへ。

 

 

 

 

 

風が強いので気温が上がらず。

 

 

 

 

 

大入道への分岐地点。

剣ヶ峰はここからちょっとだけ大入道方面へ行った場所にあるらしい。

私たちはスル―。

 

 

 

 

釈迦ヶ岳見えてますがまだまだ先。

 

 

 

 

 

道が細くなってきました。

 

 

 

 

 

木も倒れてます。

 

 

 

 

雨は上がったみたい。

でも風はますます強くなってきた。

 

 

 

 

 

でも写真だとなかなか伝わらないのね。

 

 

 

 

 

少しずつ釈迦ヶ岳が大きくなってきた。

 

 

 

 

 

フー フー。

 

 

 

 

 

雪を横目で見ながら。

一応アイゼン持ってきたけど使わなくて大丈夫そうです。

 

 

 

 

 

ずっとこういう平な道ならいいのにねぇ。

でもそれじゃ 上に行かないもんねぇ。

 

 

 

 

 

木の周りには雪ないね。

何で~?

 

 

 

 

風が・・・・・

 

 

 

 

 

風が~~~~っ!!!!

 

 

            <中編> につづく・・・

 

 

 


▲御釈迦様が御座す山 高原山(釈迦ヶ岳) <中編>

2012-05-22 05:00:00 | ▲2012年山行報告

<前編>からのつづき

風が強い=寒い ブルブル・・

 

 

 

 

 

しかもかなり急になってきた。

 

 

 

 

 

ヨイショ、ヨイショ。

 

 

 

 

 

待って~~

 

 

 

 

 

 帽子が飛ばされるぅ~~!!

 

 

 

 

 

風にも負けず 急登にも負けず・・・

 

 

 

 

今が頑張りどき。

 

 

 

 

 

あと少しかな~

 

 

 

 

 

また雪。

 

 

 

 

ん? 着いたか?

 

 

 

 

 

着いた~~!

 

 

 

 

 

日本三百名山、高原山、釈迦ヶ岳、1794.9m ゲットしました~!

おめでとう!

ありがとう。  (パパ、帽子、変)

 

 

 

 

グーチョキパー タ~チッ!!!

 

 

 

 

 

横顔凛々しき御方は・・

 

 

 

 

 

釈迦如来様。

お邪魔します。

頂上のどこにあるかというと、

 

 

 

 

 

わかります? 右の方に見えてますでしょ。

 

 

 

 

 

それでは大休止といたしましょう。

 

 

 

 

 

釈迦ヶ岳と人気を二分する鶏頂山が目の前に。

隊長、あっちも行きたがっていましたが、今回はパス。

ごめんね。

 

 

 

 

 

風が少し弱くなった?

太陽も顔を出し始めた。

フーフーありがとうございました!

 

 

 

 

 

日光連山が目の前。

男体山はちょうど雲に隠れちゃった。

正面の高いのが女峰山。

太郎山の向こうで一際雪が目立っているのが日光白根。

 

 

 

 

 

会津の山々。 もうちょっとクリアならよかったけど。 

 

 

 

 

 

すんごい眺めです。

 

 

 

 

 

関東平野、いただきました。

 

 

 

 

 

笹原ちょっと下りてみよう。

 

 

 

 

 

こんなに青空になりました!

 

 

 

 

 

もうちょっと風が引けてくれれば・・

 

 

 

 

 

とにかく座ってゆっくりしよう。

 

 

 

 

 

今日は時間がなくてコンビニランチになっちゃいました。

パパと隊長が大好物のお好み焼きパン。 (私は食べたことありません)

 

 

 

 

 

さて、頂上も混んできたのでそろそろ行こうか。

 

 

 

 

 

 鶏頂山への分岐を分けて大間々台へ戻ります。

 

 

 

 

 

ピストンなので目新しい感じはありませんが

 

 

 

 

 

慌てずゆっくり参りましょう。

 

 

 

 

 

ソフトクリームみたいにグルグル曲がってる木。

自然て不思議。

 

 

 

 

 

また雪を踏みしめて。

 

 

 

 

 

あれだけ吹いていた風がウソのように止みました。

気温上昇。

 

 

 

 

 

ほら! さっきまでいた釈迦ヶ岳だよ~!

もう こんなに下りてきたんだね~!

人間の足ってすごいね。

弱足でもそれなりにね。

 

 

 

 

 

そうそう、細い道あった、あった。

 

 

 

 

 

指導標はしっかりしています。

 

 

 

 

 

下って

 

 

 

 

 

登って を 何度か繰り返す。

 

っと・・・・!!!!

 

 

 

 

 

!!!!!

会津駒? 福島のお山があんなにクッキリ!

ひょっとして 今、頂上行くとクリアな遠望がゲットできるのかぁ~?

 

 

 

 

 

まあ、仕方ないね。

こういう思いは今まで何度もしてきたからもう慣れた。

タイミングってすご~く難しい。

だからこそ、それを得られた時の喜びは大きい。

 

 

 

 

 

矢板市最高点通過。

 

 

 

 

休憩はあそこでね。

 

 

 

 

また展望が開けてきました。

さて、本当は帰りは林間コースで戻るつもりでしたが

やっぱりこの展望は捨てがたい。

よって帰りも往きと同じく見晴コースに決めた!!

隊長もパパも異存なし。

 

 

 

 

で、八海山神社が見えました。

なんか人、すごくない?

 

 

 

 

 

ここで休憩ね。

朝はパパっと通り過ぎたので 帰りはゆっくりしましょ。

 

 

 

 

 

ここをゴールにしている半分観光の方たちが多かったみたい。

確かにゴールにしてもおかしくないこの大展望と解放感!!

 

 

 

 

 

でも、パパさんは帰りの渋滞を気にして早く戻りたいらしい。

確かにね・・・

隊長もママも後ろ髪引かれながら下山します。

 

 

 

 

 

実に名残惜しい・・・

 

                   <後編> につづく・・・

 

 


▲御釈迦様が御座す山 高原山(釈迦ヶ岳) <後編>

2012-05-22 04:00:00 | ▲2012年山行報告

 <中編>からのつづき

釈迦ヶ岳よ さようなら。

 

 

 

 

 

では大間々台へ。

 

 

 

 

 

ほんといい眺めだね。

 

 

 

 

 

隊長もご満悦。

 

 

 

 

 

そろそろ見納め。

 

 

 

 

 

ママは全く進まない・・・

 

 

 

 

 

また来るね~~

 

 

 

 

 

ツツジ類が有名なお山ですが まだどこも固い蕾でした。

残念~!

 

 

 

 

 

今日は帰りの道、けっこう早く感じたなぁ。

何でだろ。

景色に変化があるからかしら。

 

 

 

 

 

登山口の鳥居 到着。

 

 

 

 

ぐちゃぐちゃのドロドロなのでゆっくりね。

 

 

 

 

 

ここからは平な道。 あと少しだ。

 

 

 

 

 

ほら、こんな遊歩道もありますよ。 

 

 

 

 

 

わあ~! たこ焼き屋さんまで出てる!!

車もいっぱい!

こりゃ、ツツジの時期はすごそうだ。

お疲れ様でした~!

 

 

 

 

 

道の駅 矢板 にて冷たいご褒美頂きました。

 

 

 

 

 

鯉のぼり~

近頃はこんな立派な鯉のぼり、なかなか見なくなりました。

今日は子どもの日だったね。

 

 

 

 

 

高原山、良い山でした~!

楽しい時間をありがとう!!

 

GWの真っ直中。

矢板ICから既に渋滞が始まっていましたが、時間が早かったので まだそれほどでもありませんでした。

あと30分、遅かったら・・・かなり大変だったかも。

八海山神社のパパさんの行動、さすがっ!

東北道は我が家から近いので、多少渋滞があっても気分的にはかなり楽。

夕飯の支度にはなんとか間に合いました!

良かった、良かった。

 

 

今回会ったお花さんたち

  

  ショウジョウバカマ                  ヒメイチゲ                        カタクリ

 

山バッジ◆ (弱足作: いずれバッジにします)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

強風と共に出発した八方ヶ原。 

途中でどうなることかと思ったけれど 後半は止んでくれてホッとしました。

お天気もどうにかこうにか持ってくれたし、まずまずの登山日和だったと思います。

駐車場までの道路でレンゲツツジやアカヤシオを見つけたので 期待に胸が膨らみましたが

残念ながらお山の中ではまだまだ小さな蕾でした。

ちょうど今頃からが高原山の一番良い季節なのではないでしょうか。

途中、ヤシオのトンネルもくぐれそうです。

林間コースと見晴コース・・・・

新緑の今頃は林間コースも捨てがたいけれど 是非是非、見晴コースをお薦めします!

林間コースでは あの大展望の八海山神社を通りませんので。

健脚な方は剣ヶ峰から大入道を通る周回も良さそうだし

ミツモチ山はアカ&シロヤシオがたくさん咲いているそうですよ。

今度こそ、ツツジの時期に! そして、紅葉も!

思った以上に素敵なお山で 大満足の一日でした!!

 

いつも最後までお付き合いいただいて、ありがとうございます。

感謝感激 ポレポレ隊! 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

高原山 ~釈迦ヶ岳~   (たかはらやま ~しゃかがたけ~)

栃木県 1794.9m

日本三百名山  関東百名山  栃木百名山

コース・・・・・・・・八方ヶ原 大間々台P(6:45) ~ 八海山神社(7:45) ~ 釈迦ヶ岳(9:45) ~ 八海山神社(12:35) ~ 大間々台P(13:35)

全所要時間・・・6時間50分(含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・約5時間30分

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつのもポレポレ隊メンバー3名)

 

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▲グルッと好展望 男山 <前編>

2012-05-04 05:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 2012年4月29日(日)

GWが始まりました。

気象予報士の発する言葉に一喜一憂しながら 全国の山ヤさん、西へ東へ大移動・・・?

かなり前から隊長のリクエストがあった 「男山、天狗山」

私の苦手とする岩岩の山なので、ずっと尻込みしてきました。

だけど、日頃頑張っている彼の希望を叶えてあげたい、と 先輩のアドバイスを元に前向きに検討。

特にどっちに登りたいの? の問いに 「男山!」 と即答した彼。

ここのところ、ハイキング程度しか歩いてないし、

パパもママも自信がないから そっちだけでもいいならOK.

ということで出発しました。

久しぶりに午前3時に車に乗り込み関越道へ。

 

 

 

 

 

妙義のシルエットを見ながら朝日を待ち伏せ。

・・・・

実はこの時、あの金沢発TDR行きのツアーバスとどこかですれ違っています。

藤岡jctを通過したのは私たちの方が少し早かったはず。

まさか同じフリーウェイであんな大きな事故が起こるとは。

楽しい計画いっぱい詰め込んで走っていただろうにな。

でもこれは人ごとではありません。

パパも年を重ねるに従って暗いうちの運転は怖いと言うようになりました。

気持ちにも時間にも余裕を持って無理のない行動を心がけたい。

山も平地も高速も。

 

 

 

 

 

佐久平PAで朝食を。

 

 

 

 

佐久jctから中部横断道へ入ります。

この道、初めて通りました。

 

 

 

 

 

突然のミルキーカラ―にちょっとビクビクしながら 佐久南ICで下車。

 

 

 

 

 

 

たどり着いたのは、立原高原キャンプ場。

この山に上がる場合の一般的な登山口は馬越峠ですが、隊長の提案で今日はここから。

何がいいって広い! そしてトイレがある。

しかし地図(山と高原地図 金峰山、甲武信)を見ると難路表示、しかもコースタイムも書いてない・・・

実際に歩かれた方のレポを見た限りでは特に危険な場所もないと判断し、決行。

 

 

 

 

 

「天狗山」の文字を見つけ一安心。 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、鯉のぼり。 

 

 

 

 

 

最初はログハウスの中をカーブしながら道なりに上って行きます。 

 

 

 

 

 

わおっ! ふきのとうをこんなに良く見たことなかったかも。

普段は花が開かない状態ばかりだものね。

まあるくて可愛い!

 

 

 

 

 

地図で確認。 特に危ないとか書いてないから大丈夫でしょう。 

 

 

 

 

 

ここから登山道が始まります。 

 

 

 

 

 

そのまま真直ぐ進みそうですが ここは左へ。 

 

 

 

 

 

目立たないけど しっかり表示ありました。

 

 

 

 

 

朝陽を浴びながら。 

今日は暑くなりそうな予感。

 

 

 

 

 

岩が多い上りですが 苔の緑がなんとも言えない色味を加えていました。

雨の後は滑りそうですが 私はけっこう好きな雰囲気。

 

 

 

 

 

樹間に天狗山を望みながら小休止。 

 

 

 

 

 

青空がうれしい。

 

 

 

 

 

急ではないけど上りがずっと続きます。

 

 

 

 

 

1時間くらいしか経ってないのに パパもママもお疲れモード。

どんだけ弱っちい夫婦なんだ。

 

 

 

 

 

でも行きます。

前へ。 

 

 

 

 

稜線の匂いがする。

 

 

 

 

 

駐車場から1時間10分ほどで分岐到着。

地図のあの破線の部分、これにて終了。 

危険箇所等はありませんでした。

左へ行くと天狗山。 右へ行くと男山。

隊長には 

「もし男山からここに戻ってきた時点で余力があったら天狗山もアリだけど、期待はしないでちょうだいね」

と話したのですが、

 

 

 

 

 

これを見た段階で パパも私も 〝多分・・いや、絶対に天狗はないな・・・″

と 確信しておりました。

 

 

 

 

 

とにかく目的の男山へ向かおう。

 

 

 

 

 

そこまでだって不安なんだから。

 

 

 

 

 

いや、そんな自信のないことでどうする。

 

 

 

 

 

だんだん岩の世界に入ってきました。

 

 

 

 

 

こんな岩を見ると

 

 

 

 

 

ついやりたくなっちゃうんです。

年を考えなさい、って声が聞こえてきそう。

 

 

 

 

 

急に開けた。

すぐ前は断崖絶壁。

 

 

 

 

 

こんな景色が広がってます。

瑞牆はなんとか同定できる。

 

 

 

 

 

こうするとわかるかな。

雪が目立っているのは金峰山。

そして・・あら?  瑞牆と重なってうっすら見えるのは・・・

 

 

 

 

 

富士さ~~~ん!!

嬉しいです。

 

 

 

 

 

早く頂上から観たいね。

 

 

 

 

 

岩の後はこんな優しい道。

 

 

 

 

 

登ります。

 

 

 

 

 

また稜線に出た隊長から何やら感動の声が。

なに?なに?

 

 

 

 

 

男山の向こうに八ツの雄姿が!!!!!!

 

 

 

 

 

そして後ろを見ると 天狗が ドカン!

 

 

 

 

 

頂上への逸る気持ちを抑えながら確実に進みます。

 

 

 

 

 

待ってろよ、八ツ。

 

 

 

 

 

あらよっと。

 

 

 

 

 

どっこいしょっと。

 

 

 

 

 

バランスとって。

 

 

 

 

 

しゃくなげの時期はさぞかしきれいなことでしょう。

 

 

 

 

 

あといくつの上り下りであの景色を得られるのか。

 

 

 

 

 

期待を胸に。

 

 

 

 

 

あの鞍部が分岐だったんだよね。

 

 

 

 

 

 ゴルフ場が手に取るよう。

プレーしてる人から こっちは見えるのかなぁ。

 

 

 

 

急降下、気を付けて。

 

              <中編> につづく・・・

 

 

 


▲グルッと好展望 男山 <中編>

2012-05-04 04:00:00 | ▲2012年山行報告

<前編>からのつづき

ロープ等はありませんが 足場はしっかりあります。

 

 

 

 

巻き道がありそうで・・ない。

 

 

 

 

と、急にロスロリアンチックな場所に出ました。

 

 

 

 

 

今日初めての雪。

 

 

 

 

 

葉っぱに隠れた凍結箇所あり。

危く滑りそうになった。

 

 

 

 

 

道標は少ないですが 忘れた頃に無造作に出てきた。

 

 

 

 

 

歩き始めて2時間ちょっと。

まだ~?

 

 

 

 

一歩が大きくて疲れる・・・

 

 

 

 

 

でも頂上への期待が引っ張ってくれる。

 

 

 

 

 

あれは御座山。

今回、隊長が最後まで迷ってました。

最終的に未踏だったこちらを選んだ。

 

 

 

 

それにしても誰にも会わない・・・

GWは皆さん、もっとメジャーな場所に行くのかな。

 

 

 

 

 

隊長と私は人が少ない方が静かで好きだけど

パパさんはある程度人がいた方が安心するみたい。

 

 

 

 

 

男山へは?

 

 

 

 

最後の急登。

 

 

 

 

 

これが心臓破りの場所でして・・

かなり絞られました。

が、距離は短い。

そして・・・・

 

 

 

 

 

到着!!!!!

 

 

 

 

 

男山、1851m、ゲットしました~~!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

三角点タ―ッチ!

お疲れ様!

 

 

 

 

 

 

もっと狭いかと思ってた。

ポレポレ隊、独占です!!

 

 

 

 

しばし撮影タイム。

 

 

 

 

 

八ツ~~! やっと全部見えた! 

 

 

 

 

南アルプス~!

 

 

 

 

 

浅間~! 

 

 

 

 

 

金峰~! 五丈岩までしっかり見える!

 

 

 

 

 

そして、富士山! かなり薄いけどわかりますか?

 

 

 

 

天狗山も忘れてませんよ。

 

 

 

 

天下取った気分、かなり味わえます。

 

 

 

 

この岩を伝ってあそこまで行けるのかな。

かなり怖そうだけど・・・

 

 

 

 

 

ずっと眺めていても飽きない。

 

 

 

 

 

撮り放題。

 

 

 

 

 

あそこにも誰か登っているのかな。

まだかなり雪ありそうだけど。

 

 

 

 

 

その後、一人の男性が登ってこられましたが 

静かにご飯を食べ、いつの間にか下山されたようで

またこの場所はポレポレ隊だけになりました。

 

 

 

 

 

イワイワの狭い頂上だと思っていたのでガスは持参せず。

今日の山ごはんは家弁です。

中華ちまきとチョコケーキとイチゴちゃん。

 

 

 

 

 

そして何よりの御馳走はこの景色!

 

 

 

 

 

 ヒコーキ雲も!

 

 

 

 

 

ごはんの後も3人で楽しんじゃった。

 

 

 

 

 

今日はGW中の渋滞を考慮して夕飯はお義母さんに先に食べてもらうことに。

なのですっごく気が楽なママなのでありました。

 

 

 

 

さて、そろそろ帰りましょうか。

だって今日の冷たいご褒美はあそこで食べたいから。

 

 

 

 

 

同じ道にて下山開始。

 

 

 

 

 

事故や怪我は下りが多い。

気を抜かず最後の最後まで声掛け合って。

 

 

 

 

 

「こんな道通ったっけ・・・」

 を 今日は何回言うかしら。

 

 

 

 

 

さっきはだんだん離れて行った天狗が

今度はちょっとずつ近づいてくる。

 

 

 

 

 

所々 赤いリボンあり。

 

 

 

 

 

写真に撮れるくらいの場所だから たいしたことありませんヨ。

 

 

 

 

 

途中で3名のパーティとすれ違いました。

今日会ったのは結局、頂上で会った方と含めて4名のみ。

もっと人がいると思ってたんだけど まあ、静かで良かったです。

 

 

 

 

ロスロリアンを抜けて

 

 

 

 

 

上ったり下ったりをいくつかやって

 

 

 

 

 

こんな奇岩を通り越したり

 

 

 

 

 

乗り越えたりしながら元来た道を進みます。

 

            <後編> へ つづく・・・

 

 

 


▲グルッと好展望 男山 <後編>

2012-05-04 03:00:00 | ▲2012年山行報告

<中編>からのつづき

気を抜かずゆっくりね。

 

 

 

 

 

隊長は天狗も登りたいみたいだけど

 

 

 

 

ごめん・・・・パパとママは もうその気は・・・ない。

 

 

 

 

 

またいつか、今度は違うルートで来よう。

 

 

 

 

 

パパはそれどころじゃない・・

 

 

 

 

 

シャクナゲ街道、通ったっけ。

 

 

 

 

 

隊長、未練たらたら。

 

 

 

 

でも だいぶ気持ちを切り替えられるようになりました。

 

 

 

 

 

隊長とパパさん、ど~こだ?

 

ズームしてみましょう。

 

 

 

いたいた。

 

 

 

 

 

こっちから見るとすごい岩の上にいるなぁ。

気を付けてよ~!

 

 

 

そういうママもけっこうな場所でした。

知らないって怖い・・

 

 

 

 

 

ちょっと雲が多くなってきたみたい。

 

 

 

 

 

山からの八ツさんはここらで見納め。

 

 

 

 

右側気を付けて。 

 

 

 

 

楽チンな山が続いていたから今日はちょっと刺激的。

全身を使った山歩きでしたね。

 

 

 

 

 

ここね、行きは見逃したけど 垣越山の頂上でした。

 

 

 

 

 

木に山名板がくっ付いてた。

でも、ほとんど読めません。

 

 

 

 

 

ここを降りると分岐かな。

 

 

 

 

 

そうでした。

隊長、ごめん。 このまま左へ下るからね。

いつか必ず、天狗来よう。

隊長も納得してくれました。

 

 

 

 

 

それでは破線の道でスタート地点へ戻ります。

ママの気持ちはもうスイーツへ飛んでます。

 

 

 

 

 

小さな洞穴の中にツララの集団みっけ。

 

 

 

 

なんだか朝よりシラカバの白い色が濃く見える。

 

 

 

 

 

ここまで来ればあと一息。

 

 

 

 

 

林道まで戻ってきました。

ログハウスの点在する中を通りますが 人っ子一人いません。

散策コースや遊具施設などもあって 家族連れがけっこう楽しめそうなのに。

GWより夏の方が人が多いのかしら。

 

 

 

 

いい所なのにもったいないねぇ、とパパさんとずっと話しながら。

 

 

 

 

 

・・・ぽつん。

結局 駐車場は朝と同じく我が家の車のみ。

ただいま~。 

 

 

 

 

すっかり曇り空になっちゃいました。

八ツがこんなに近くなった。

向かうは清里!

 

 

 

 

 

さっきまでの静けさがウソのよう。

ここはすっごい人でした。

車止める場所を探すのに一苦労。

 

 

 

 

 

そう、ここは清泉寮。 

何度目だぁ~?

 

 

 

 

 

クリームの色からして違いますでしょ。

・・・・でも、最近はけっこう美味しい場所も増えて

楽しみにしてた割には 感動が大きくなかったカモ。

 

 

 

 

 

帰りは中央道長坂ICから。

ずっと南アを見ながら走ります。

おっ! あれ、オベリスクじゃない?

 

 

 

 

 

そして一番目立ってたのはこの方。

カッコ良過ぎです。

隊長、あの上に立ちたがってます。

ママだって立ちたいです。

でもパパさんが・・・・

 

渋滞にはつかまりましたが 3時半くらいには高速に乗れたので 思ったほどでもありませんでした。

7時過ぎには家に到着。

お疲れ様でした。 パパ、ありがとう。

 

今回会ったお花さんたち

  
     ヒメスミレサイシン                    フキノトウ                       ヒメイチゲ

 

山バッジ風絵◆ (弱足作: いずれバッジにします)

 

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岩の苦手な弱足さんでも 歩くことができました。

天狗も一緒に歩けたらもっと達成感が増したかもしれないけど

今のパパとママには今回の歩きが距離も時間もちょうど良い感じだったので。

隊長もそのこと、しっかりわかってくれたようです。

変化に富んだおもしろい山でした。

私の中では 二子山 を想像してましたが それより怖くなかったです。

 

途中、ヤマ友さんからバスの事故の事を聞き、家に着いてニュースでその大きさに驚きました。

ドライバーの皆さん、睡眠は充分と、 体調は万全に。

GW後半、どうぞ楽しい時間をお過ごしください。

最後まで読んでくれてありがとうございました。 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

男山 (おとこやま)

長野県 1851m

日本の山1000

コース・・・・・・・・・立原高原P(6:45) ~ 天狗山、男山分岐地点(8:00) ~ 男山(9:35) ~ 天狗山、男山分岐地点(12:20) ~ 立原高原P(13:20)

全所要時間・・・・6時間35分(含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・・・約5時間

メンバー・・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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