ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲飯盛山 & ▲北横岳 <前編>

2006-11-27 08:55:23 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日 2006年11月25日(土)

ポレポレ隊、山を意識して歩くようになってから 1年と約4ヶ月・・・・・

多分、今回はその中で一番の好展望だったかもしれません。

本当に本当にほんと――――――に 素晴らしい眺めでした。

タイトルは二つの山の名前になってますが 家を出発した時には

飯盛山しか考えていなかった。

歩行時間が短いから 帰りはまた清泉寮によってソフトクリーム食べて

大好きなロールケーキ買って帰ろう、って思ってました。

なのに結果的にこういうことになっちゃった。

さ、まずは予定通り 野辺山方面に向かって車を走らせます。 

 

 

 

 

 

飯盛山は清里駅からと 野辺山駅からと 両方から入ることができます。

今回は楽な野辺山から。

コース中はもちろん、登山口にもトイレがないため (あるけど冬季は入れない) 

野辺山駅に寄ることに決めてました。

駅前でこの景色!

ここで既に大感激の弱足隊員。

もうここで帰ってもいいくらい 素晴らしい景色でした。 

 

 

 

 

 

ご存知、小海線の野辺山駅。

JR最高地点・・・・なんていちいち書かなくっても有名ですよね。 

 

 

 

 

 

平沢峠到着。

ここも素晴らしいっ! 

ここで帰ってもいいくらい。

じゃ、帰んなさいよ。 

いや~ん・・・・・やっぱり帰らない~!!

 

 

 

 

 

駐車場の片隅にはこんなものが。

今年は白菜や大根が余ってるとか。

1個百円かー 新鮮そうなので帰りに買って帰ろ。
(後日談 : すっごくおいしかったです!)

 

 

 

 

 

ここが登山口。

一番下に 『しし岩』 って書いてあるでしょ。

それは 

 

 

 

 

これです。

おお! 本当に獅子に見えるぞ!

だからしし岩なんだってば。 

 

 

 

 

 

歩き始めは8時前だったのですが この霜柱!

久々にこんな大きなの見た。   

また感動。 

 

 

 

 

サクサクしながら進みます。 

 

 

 

 

 

弱足隊員、サクサクが気持ちよくて 全然前に進みません。

早くも隊長から 「遅い」 と苦情が。 

 

 

 

 

 

 

スキー場で人工雪を降らしていました。

もうすぐ12月だっていうのに 雪少ないもんねー。

スキー場は大変だぁ。 

 

 

 

 

 

あっ! もしかして あれは浅間山!!!!!

やっぱり上は雪だ。

あのテッペンに登ったなんて信じられないねー

なんて言いながら かなりうれしい3人でありました。 

 

 

 

 

 

 あ!今度は富士山だ!!!!!

なんてクッキリ見えるんだ! 

きれいだね~!

 

 

 

 

 

おおおっ!!

今度は南アルプスまで!!!

こりゃたまりませんな。 

 

 

 

 

そうこうしてるうちに 今日のお山、飯盛山が前に現れました。

ほんとに飯盛り型だね。

 

 

 

 

 

 

写真撮りまくりの副隊長なので 珍しく歩みが遅い。

そりゃそうだよねー この景色だもん!

 

 

 

 

 

ここで清里方面からの道と合流します。

 

 

 

 

 

弱足隊員もバシャバシャシャッター押しまくり!

前に進めない。 

一人冷静な隊長。 

彼はこんな景色でも全く感情を出しません。

しかも撮る写真は山容と頂上の標柱のみ。

It's so cool!! 

 

 

 

 

 

あらら・・・・・やっぱり私だけが取り残されてた。 

 

 

 

 

 

はい、到着です。

こんなに楽チンしてこの景色!

しかもポレポレ隊、独占だぁ~~~~~!!!!!! 

 

 

 

 

 

とにかく360度の景色!

どっち見たらいいの?

全部見ればいいのさ。

 

 

              <中編> へつづく・・・・・・ 

 

 

 


▲飯盛山 & ▲北横岳 <中編>

2006-11-27 08:06:31 | ▲2006年山行報告

 

        ~ <前編> からのつづき ~

 

 

誰もいないのをいいことに 遊びまくるポレポレ隊。
(ひろ父さん、いただきました~!!!)

隊長にポーズつけてよ、って言ったのに拒否された。

 

 

 

 

 

それにしてもすごい眺め。

八ッが目の前!! 

あの因縁の硫黄もすっかり雪景色です。

隊長ったらこの日も何回も硫黄のこと言ってたっけ。

かなり執着してます。 

来年は絶対頂上ゲットするからさ。 

 

 

 

 

 

ごはん食べるにはいくらなんでも早すぎるよねー。

で・・・・・・この辺りで次にどうするか ちょっと話しを始めた3人。

清泉寮のソフトクリームもいいけど・・・・・なんかちょっと物足りないよね。

歩き足りないっていうかさぁ。

どっか近場で簡単に登れるとこないかね。 

ハイキング気分で歩ける場所とかさー。

そんな話をしながらとりあえず下り始める。 

左前方に見えるのは 平沢山。

往路は巻いてきたので 帰りは頂上を踏んで帰ることに。

 

 

 

 

 

 

カメラによって色が随分違うのね。

上は副隊長のカメラ。 下は弱足隊員のカメラ。

空の色が全然違うぞ。

「ポレポレ隊が行く」 のレポは 基本的には弱足隊員が撮った写真ですが

景色とかは副隊長のをもらって混ぜて載せていまーす。 

 

 

 

 

 

平沢山に登りまーす。 

 

 

 

 

 

ここでお花発見! そして虫さんも発見!

弱足、また遅れてて 隊長&副隊長から注意を受ける。

「次にどっか行きたいなら早くしなさいよー」 って。

「行きたい、行きたい!」 と慌てる弱足。 

 

 

 

 

 

平沢山のてっぺんも もちろん絶景が見えました。 

 

 

 

 

 

そして三角点はこちらに。 

 

 

 

 

 

何度見ても

「素晴らしい~~~~~!!!」 

って叫びたくなっちゃう。

肉眼で赤岳山頂の小屋が見えたのにはびっくり!

オーイ!!! 

・・・・って 手を振ってもそれは見えんだろう。  

 

 

 

 

 

こんな景色を見ながら下りまーす。 

 

 八ヶ岳 雪の帽子で お洒落して
                                       (弱足心の俳句) 

 

 

 

 

 

駐車場 到着。

副隊長も隊長も それぞれ思いを噛み締めていました。

弱足はその間、例の白菜に向かって突進中。

 

 

 

さて・・・・・・・・・結局 どうすることになったかというと・・・・

硫黄岳撤退の時にも話に出た ピタラスロープウェーに乗ってみよう

ってことで話がまとまったのでした。

地図で見るとかなり距離があります。

ナビに設定してみると2時間近くかかるって。

ちょっと無理か? と断念しそうになるが 副隊長が

悩んでるよりとにかく行ってみよう。 

無理そうならどっかで引き返せばいいんだから。 と GOサイン。

じゃ、出発!

 

 

 

 

 

メルヘン街道を通っていざ、北八ツへ!!

 

 

 

なーんと! 道路はスイスイで 予定よりかなり早く到着!

これなら山頂駅から頂上まで行けるかもね。

ってな感じで 出発のアナウンスしてるロープウェーに駆け込んだポレポレ隊。

これから二つ目のお山に向かって出発でーす。

 

 

 

 

 

写真撮り忘れたので サイトからお借りしました。

これがピラタスロープウェーです。

観光の人たちでかなり混んでました。

ザックを背負ってるのはポレポレ隊のみ。

ちょっと恥ずかしいぞ・・・・・。

車内アナウンスを聞いてびっくり!

ここから 北、中央、南、全てのアルプスが一度に見えるんだって!

そんなすごいロープウェーは日本でここだけらしい。

このピーカンの日になんてついてるんだ!  

でもポレポレ隊、駆け込み乗車したので車内の真ん中に居て全然外が見えず・・・。

降りてくるときは絶対に一番前をゲットしてやるっ!

 

 

 

 

 

北横岳坪庭とうちゃーく!

ゾロゾロと観光の方達がすごいです。

 

 

 

 

 

とりあえず観光人に混じって進みます。

既に遊歩道は渋滞。 

 

 

 

 

 

けっこういいとこですねー。

全く前知識なく来たけど こりゃ観光だけでも十分楽しめそう。 

 

 

 

 

 

はい、ここから山に向かう人と、お気楽観光人と別れますよ。

ポレポレ隊はもちろん左。

頂上まで1時間か。    出発進行!!

 

 

 

 

 

え・・・・・・・・いきなりこの雪・・・・・・

しかも凍ってるし・・・・

弱足隊員は一歩出すごとに ツルッ・・・・・ってなって

全然進めない。

仕方ないのでアイゼンを装着することに。

ああ、持ってきてよかった。

前回の浅間でも一応用意してたのでした。

これからの時期は低山でもアイゼンは必携。

北横って2000越えてるんだもんねー 

雪があって当たり前。

ちょっと不安になる弱足。 

 

 

 

 

 

アイゼンつけたのはいいけど けっこう岩場もあって歩き辛い。 

 

 

 

 

 

人が全然いないねー。

みんな坪庭散策して帰る人ばっかりなのかな。 

 

 

 

 

 

 うぉ~~~っ!!!!

なんじゃこの雪は!!!!

 

                <後編> へ つづく・・・・・・・・

 

         

 

 

 

 

 


▲飯盛山 & ▲北横岳 <後編>

2006-11-27 07:21:56 | ▲2006年山行報告

 

           ~  <中編> からのつづき ~

 

 

北横岳ヒュッテに到着。

この辺りでやっと登山者のパーティ何組かと会いました。

ちょっとホッとした瞬間。

 

 

 

 

 

ここでバッジとバンダナとポストカードを購入。 

 

 

 

 

 

ヒュッテから先は ますますアイスバーン状態。

危険なので隊長と副隊長もここでアイゼン装着。 

 

 

 

 

 

 

勾配がきつくなってきたぞ。

でもあとわずかで頂上のはず。 

 

 

 

 

 

ん? なんか頂上っぽい雰囲気。 

 

 

 

 

 

着いたのか? ん? 着いたのか? 

オーイ! 着いたのか~~!!??

 

 

 

 

 

おおっ! やった~!

北横の頂上ゲット!

と思って喜んでたら 隊長が

「頂上は頂上だけど こっちは南峰だから 北峰まで行くよ」

・・・・・あ、そうっすか、わかりました。 

 

 

 

 

 

ちょっとがっかりしながら北峰目指して歩きまーす。 

 

 

 

 

 

はい、到着。

なーんだ すぐなのね。 

よかった近くて。

 

 

 

 

今度こそ頂上ゲット!

なんと考えてみたら ポレポレ隊 初めての八ヶ岳頂上ゲットでした。

うれしすぎるっ・・・・・

年内は前回の浅間で2000m級のお山、最後かと思ってたのに

なんと2480mの頂に立っちゃいました。

ロープウェーでお手軽登山だけど なんか予定してなかっただけに

すっごくうれしいっ! 

しかも飯盛同様、ここもポレポレ隊独占だ~!!!

 

 

 

 

 

おおっ!目の前には蓼科山。 

けっこう傾斜があるんだね。 ちょっとびっくり。

その遥か遠くには北アルプスが!! 

 

 

 

 

 

南八ッもすごい!

飯盛山からの景色とは全く違う眺めだ! 

 

 

 

 

 

今日はどっからどこを見ても 本当にすごい眺め!

感動する機能が麻痺しそうなくらい!! 

 

 

 

 

 

さて、ごはんだ ごはんだ ごはんにしよう。

もうお腹ペコペコ。

いつもは山ごはん、早めにとるポレポレ隊ですが

今日は移動したので遅くなっちゃった。

今日の山ごはんは おでんだぞ~! 
(甘栗さーん! おそろいでーす!)

 

 

 

 

そして 持って来ました 生姜とお醤油!

ささのはさ~ん! 姫路風おでん食べちゃった~!! 

おいしかったよ~!

 

 

 

 

今日のフルーツは干し柿です。

ちょっと高級なのにしてみました。

メッチャおいしかった。 

3つのうち弱足隊員2コ食べちゃったもんねーダ。 

 

 

 

 

 

また遊んじゃった。

あれ? 「ポレポレ」 じゃなくて 「ポレポし」 になってるじゃん。

だって雪が硬くてうまくストックで書けなかったんだもん。 

さて、お腹もいっぱいになったことだし 戻りますよ~。

 

 

 

 

 

どんどん下って ヒュッテまで降りてきました。

ここから北横を見上げます。 

 

 

 

 

 

アイゼンは下りでその威力をマックスに発揮してくれました。

ほんとアイゼンてすごい。

ツルツルの凍ったとこでも 全く滑ることなく降りてきました。

よく転ぶ弱足隊員、これから街中でも使いたいくらいです。

それはちょっと・・・・・ 

 

 

 

 

 

坪庭まで戻ってきたよ。

縞枯山が前方に。 

名前の由来にもなっているこの樹木の縞枯現象は 

とってもめずらしいものらしいですね。 (ロープウェーのアナウンスで言ってた)

 

 

 

 

 

3時ちょうどのロープウェーに乗ることができました。

もちろん今度は一番前をゲット!

窓からはアナウンス通り、素晴らしい景色が見えましたよ。 

思いっきり逆光だったので写真は撮らなかったけど

一番目立ってたのは 御嶽かなぁ。 すごい存在感だった。 

お疲れさんでした~! 

今日のお山さんはこれで全て終了!

 

 

 

 

 

高速のインターへ向かいます。

一般的には中央高速なんだけど ポレポレ隊の家は 

関越のインターの方が近いので (中央だと東京を突っ切るので渋滞必至)

佐久インターから上信越道経由で帰ります。

途中で景色のいい場所みつけてまた休憩。

なんと槍も常念もはっきり見えました!

今日は本当に最後の最後まで いい眺めに会えた素晴らしい一日でした。 

 

 

 

 

 

最後はやっぱり浅間で締めてもらおう。

いつものように どっしりと広い裾野の浅間さん。

相変わらず噴煙が上がってます。

シンクさ~~ん!! 

シンクさんちはどの辺なのかなー なんて言いながら

佐久インターに向かってました。 

 

 

 

今回会ったお花さん

飯盛から平沢山への登りで見つけた。

これから黄色いお花が咲くようです。

 

 

こんな方にも会いました 

アリのオバケみたいな虫さん。 かなり大きかった。

玉虫色でキラキラしてた。 これも上のお花と同じ場所です。

 

 

 

 

今日の山バッジ

飯盛山のバッジ風絵。 そのうちまた本物のバッジに変身させます。 

 

 

 

北横岳のバッジ。 ヒュッテで買いました。

 

 

 

その他のおみやげ 

ポストカードとバンダナ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お手軽歩きで絶景の山・・・・・

今回はこんな風に 二つの山をゲットしたポレポレ隊。

本当に素晴らしい眺めでした。

これはまさに 『アルプスのフルコースや~!!』 なんて

彦摩呂口調になりそうなくらい お腹いっぱいの景色でした。

浅間の時にも書いたけど 今度こそまちがいなく今年最後の2000m峰。

これからは低山中心にして、里山めぐりに楽しみを見つけます。

12月の週末はいっぱい予定があるので 年内はあと1つ行けたらラッキーかな。

いつも最後まで読んでくれてありがとうございます。

これからはポレポレ隊、皆さんの雪山レポ、楽しみにしていますから。

いろんな歩き方、遊び方でそれぞれの冬山を満喫しましょ。

 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

飯盛山 (めしもりやま) 1653m 長野県 

 日本の山1000

  コース・・・・・・・平沢峠登山口(7:50) ~ 頂上(9:10) ~ 登山口(10:20)
                                              ピストン

 全所要時間・・・2時間30分(含 休憩)

         

北横岳 (きたよこだけ) 2480m 長野県

 甲信越百名山 、 信州百名山

 コース・・・・・・・・ロープウェー山頂駅(11:55) ~ 北横岳ヒュッテ(12:50) ~

           北峰到着(13:10) ~ 山頂駅(14:55) ピストン

 全所要時間・・・3時間(含 休憩、昼食)

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊)

 

                          「続・ポレポレ隊が行く」 に戻る。

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <前編>

2006-11-06 21:05:05 | ▲2006年山行報告

     

歩いた日 2006年11月4日(土)

 登った山の頂上から 山座同定するときに 必ず目印になる山がある。

富士山や槍などはその代表だけど

今回登った浅間山も そんな役割を果たしているように思います。

もくもくと上がる噴煙。 裾野を大きく開いた山容。

いろんな山の頂上で 「あ!ほら、浅間が見えるよ!」 

なんて声を 何度も聞いたことがある。

今回はそんな標の頂きにポレポレ隊、立つことになりました。

浅間山の頂上自体は相変わらず禁止区域に入っています。

じゃあ百名山ゲッターはそれまでどうしていたの? ・・・っていうと

ほとんどの人がすぐ隣にある 黒斑山に登り、

目の前に迫る浅間を見て、ゲットした気分を味わっていたわけです。

今回規制が緩和され、一番浅間に近い前掛山まで入れるようになりました。

またいつ噴火して規制が強まるかわからない。

このチャンスを逃すな!・・・・・ってことで ポレポレ隊、頑張って行ってきたです。 

 

 

 

 

 

今回は浅間山荘からのルートで入ります。

浅間山荘・・・・・

1972年に日本中を震撼させたあの事件を思い出す方もいるでしょう。

弱足は中学生だったけど ライブで映し出される異様な雰囲気に

ただならぬ何かが起こっている・・・・・とテレビに釘付けになったものでした。

今回の出発地点の山荘は名前は同じでも 全く別ものです。 

お間違えのないように。 (あの山荘は南軽井沢にある)

・・・・・とここまで書いて 訂正します。 

あの事件の山荘は 「あさま山荘」 とひらがなでした。 (moumingさん、ありがとう)

さて、山荘のパーキングに車を置いて ここから出発です。(有料500円)

6時40分くらいに着いたのですが、管理人さんが既に待っていて誘導してました。

登山口に近い場所は既に一杯で すぐ下の駐車場に案内してもらいました。

 

 

 

 

 

ここが登山口。 鳥居のすぐ隣にトイレがある。

実は、貴重品が入ったポーチをこのトイレに忘れ、朝から大騒ぎした弱足隊員。

運良く年配の女性が見つけてくださって 事なきを得ました。

副隊長から怒られる、怒られる・・・・ヽ(∴`┏Д┓´)ノ彡☆コラーッ! ナニシトンネン!!

ゴメンナサイ・・・・なんでこう忘れっぽいんだろ。  (;´д`) トホホ・・

気を取り直して 写真の白い小屋のポストに登山届けを入れていざ出発!

けっこう立ち直りは早い弱足。 (○゜ε^○)v ィェィ♪

 

 

 

 

 

ポストの前には火山情報が書かれていました。

隊長が何度も 「もし噴火しちゃったらどうするの?」 とビビってた。

副隊長はそのたびに 「そうなったらなったで仕方ない」 

確かに・・・・・・。 

地底の神様、どうか静かにしててくださいネ。

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐいは 柿。

前回の 『もみじ』 に続いて秋シリーズです。 

 

 

 

 

 

う~ん・・・・・・今日は二人の後姿を見ながら歩ける。

やっぱりこうでなくっちゃ。 

 

 

 

 

しばらくはこんな穏やかな道が続きます。

落ち葉をサクサク踏みしめて。 

 

 

 

 

 

木々の間から唐松の林が。  まっきっき~! 

 

 

 

 

 

 

沢を渡って進むよー。 

 

 

 

 

 

岩もなくて歩きやすい。 

 

 

 

 

 

副隊長は 頂上断念した硫黄岳以来の山歩き。

「大丈夫かな」 って心配してたけど 穏やかな道が続き、良かった良かった。

「歩きやすい道だ」 を連発してましたっけ。 出足は好調。

 

 

 

 

 

不動滝到着。 

ここは休憩しないで通過しまーす。

 

 

 

 

 

見渡す限りこんな景色。 

いいね~ 晩秋だね~。

 (´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)

 

 

 

 

 

二の鳥居に到着。 最初の小休止です。

数組のパーティーが休憩してました。 

 

 

 

 

岩が見えてきたぞ。 

 

 

 

 

おおっ! これが牙山かぁ!  本当に牙みたいだ。

「きばやま」 じゃなくて 「ぎっぱやま」 と読みます。 

 

 

 

 

どんどん進め。 

 

 

 

 

 

沢が褐色に・・・・・・すごいです。

そしてこのあたり、硫黄の臭いもかなりしてました。

 

 

 

 

 

次の小休止場所である 火山館が見えた!

上の方にチラッと見える三角の屋根がそうです。 

 

 

 

 

後ろを振り返ると 皆さん続々と歩いてきてました。 

 

 

 

 

 

火山館とうちゃーく!  

「無料。ご自由にどうぞ」 って書いてあった。

それじゃ失礼して・・・。

 

 

 

 

 

火山館の前から見上げるのは トーミの頭・・・かな。 

 

 

 

 

 

火山館横にある 浅間神社の祠に無事を祈ります。 

火山が噴火しませんようにって祈ってるのかな?

 

 

 

 

どんどん進もう。 

 

 

 

 

 

こんな風に木に拡声器が取り付けられていました。

万が一噴火の前兆が見られたりしたらこれで放送するんですね。

ちょっとドキドキしちゃう。 浅間さん、爆発しないでくださいよぉ~。 

 

 

 

 

 

湯ノ平分岐。 

車坂峠の登山口から来た人たちと ここで合流します。

ここまで約2時間。 ほぼ標準コースタイムで来れたぞ。

「なんかカナダみたいな景色だね~」 

・・・って カナダなんて見たこともない副隊長と弱足隊員。

 

 

             <中編> へつづく ・・・・

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <中編>

2006-11-06 07:54:14 | ▲2006年山行報告

              

          ~ <前編> からのつづき ~

           

 

本当ならここは唐松が一面に黄葉する場所なのですが

残念ながら遅かった・・・・・・

あと2週間早ければなぁ。 

でも贅沢は言いません。 

ポレポレ隊3人で来れただけでも幸せだと思わないとね。

 

 

 

 

 

 

こうやって何度も注意を促してます。 

 

 

 

 

 

一旦樹林帯に入りまーす。 

 

 

 

 

 

ん? あ! 右にちょこっと見えてきたのが前掛だよね!?

見えた、見えた!! 

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると黒斑山が ドッカーンとそびえています。

ついこの間までは あそこの上から浅間を見るしかなかったワケです。 

でも今は違います。 ラッキー!!

 

 

 

 

 

おおっ! 正面にはまたまたドッカーン! 浅間 (前掛)が!! 

 

 

 

 

 

 

そしてもっかい後ろを見ると 黒斑がドッカーン!!!!

もう、前も後ろもドッカンドッカンだらけ!

どこを見ていいかわからないくらいの風景です!

あら、後ろのご夫婦は 前掛にドッカンしてるようです。

どうも~。 o( ´_ゝ`)ノ アニョハセヨ~♪♪ (いつから韓国人。)

 

 

 

 

 

いつまでも見ていたいけど とにかく登らないと。

ここからが今回で一番きつい場所なのだ。

がんばろうっ! 

 

 

 

 

 

左側はこんな眺め。

黒斑~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳Jバンド と稜線が続いてます。

 

 

 

 

 

さっきまでの枯葉サクサクから一転。

火山の特徴であるガレ場の道に。 

ダブルストック大活躍。

あ、そうそう! 今回、副隊長もダブルストックデビューしました!

やっぱりどうしても下りで膝にくるようで。

これからはかなり負担が軽減されると思うけどなぁ。

 

 

 

 

 

歩きながらあちこちに目をやる隊長。

飽きることがありません。 

後ろを歩いてる中高年の男性パーティが 

「ここは富士山の登山道とそっくりだな」 なんて言いながら歩いてました。

そっか・・・こんな感じなのか。

来年は本物の富士山の登山道、歩けるかな。 

 

 

 

 

 

隊長~~!!!!!!  

別に用はないけどさ。   ただ呼んでみただけ。

疲れた・・・・・ (ーдー)ハァ~

湯ノ平までは順調に来てたけど 弱足隊員ここで一気にペースダウン。

10万人くらいに抜かれました。

くぅ――っ! 悔しいっ・・・ 

でもこれが弱足の体力の限界なのだ。

危ない箇所は一つもないので ゆっくり、ゆっくり。

 

 

 

 

 

はい、立ち入り禁止区域の限界まで来ました。

頑張ったね。

しかしこの先は入れません。 (実際には無視して入っちゃってる人かなりいました)

ここから矢印に沿って右に巻き、前掛の頂上を目指します。 

 

 

 

 

 

前方に見える稜線に沿って頂上まで行くよ。 

 

 

 

 

万が一噴火した時のためにシェルターが二つ。

しかし・・・・・ 

 

 

 

 

以前の噴火で屋根の部分がこんなに折れ曲がっていました。

怖い・・・・・

こんなものじゃ身を守るのは無理だよね、って言いながら

前を通り過ぎました。 

 

 

 

 

 

ゴロゴロの岩の間をぬって進みまーす。

かなりの人が前掛に向かって歩いてる。 

 

 

 

 

 

 

稜線の上に立った。 

 

 

 

 

 

左側のピークが頂上だよ。  

 

 

 

 

こんな感じになってます。

風が強いと吹き飛ばされそうだけど 今日はそれほど強くなくて良かった。 

 

 

 

 

 

この稜線の上では 副隊長カメラ構え通しで全然前に進まない。 

 

 

 

 

 

 

隊長が向けてるカメラの先には これがあります。

そう、これが本物の浅間の頂上部分。

全然大きさが伝わらないと思うけど ドッカーン ×100 くらいの存在感です。

そしてこの向こう側が火口になっていて 噴煙がもくもくと出て ガスも発生してます。

おお、怖い、怖い・・・・。 

 

 

 

 

 

 

この稜線を歩いてきたわけですね。

ところどころ道が狭くてすれ違うのに気を使う箇所もあります。 

 

 

 

 

 

ほら、頂上の標柱がかすかに見えるぞ。

人がたくさん集まってる場所がそうだね。 

斜面の白いのは雪です。

 

 

 

 

 

近づいてきた~!  もうすぐ、もうすぐ!! 

 

 

 

 

 

 

到着しました~~~っ!!

おめでとう! ポレポレ隊! 

無事に浅間山(前掛山) のピーク ゲットしました!!

 

 

 

 

 

 

頂上部分は狭いので 記念写真を撮るのに大騒ぎでした。

順番に撮ったら来た道を戻ります。

そろそろお昼にしようよ~。

お腹空いた~~!!

 

 

            <後編> につづく・・・・・・ 

 

 

 

 


▲秋山第三弾! 浅間山  <後編>

2006-11-06 06:13:04 | ▲2006年山行報告

 

          ~ <中編> からのつづき  ~

 

 

お世話になったシンクさんはどの辺りに住んでるのかな~

シンクさ~ん!!!! 

・・・・・実は家に帰って地図を見てわかったのですが

弱足、全然違う方を向いてました。

こっちは群馬県の嬬恋村方面だった。

ありゃりゃ・・・ (^▽^;)

そういえば、静岡のKさんも今日は仙丈ケ岳のはず。

仙丈ケ岳ってどっちだ? 

方向音痴の弱足は北がどっちなのかもわからないワケで・・・。 

とにかく皆さん、お元気で~~ ヾ( ´ー`)ノ~

 

 

 

 

 

♪歩こう 歩こう 私はのんき~♪ 
(トトロの主題歌 『さんぽ』 に合わせて歌っている)

「それって 『のんき』 じゃなくて 『元気』 じゃなかった?」

あら、そうだった?  

ガハハ! 気にしない、気にしない。

 

 

 

 

 

正面には同じく百名山の 四阿山がドッカーン!

今回、浅間と迷ったお山です。

でもやっぱり浅間にして良かった。

四阿さん、来年伺いま~す。 待っててね~!! 

 

 

 

 

 

 

さっき通ってきたシェルターを上から見たところ。

風をよけるために 皆さん、シェルター付近に 集まってます。

考えることは一緒だね。 

ポレポレ隊もシェルターの近くに場所確保しました。

 

 

 

 

 

 

ワーイ! やっとごはんだ~!

今日の山ごはんはですね、スパゲティぺペロンチーノと

ちょっと豪華にビーフシチュー!

このビーフシチューが か~な~り~おいしくて 

ポレポレ隊の冬の定番になりそうな予感。

フルーツは副隊長大好物の ラ・フランス。

 

 

 

 

 

最後の締めはこれ。

あぶれ、たい焼きくん。 こんがり焼いて食べました~!

お腹いっぱい!! 

 

 

 

 

副隊長と弱足隊員、結婚して23年経ちました。

弱足隊員は凶暴性と物忘れと体重が増したけど

副隊長はあの頃とどっこも変わってない。

弱足は幸せ者でございます。 (*´ェ`*)ポッ

 

 

 

 

 

 

ノロケてる場合じゃないのだ。

今日はちょっと上で長居し過ぎちゃったね。

陽が落ちるのが早いから そろそろ行かないと。

それでは戻りまーす。 

 

 

 

 

 

湯ノ平付近で・・・・

一面のまっきっき~の唐松林が見れなかったことを まだ悔やむ弱足隊員。

諦めが悪いのだ。 

 

 

 

 

 

火山館で最後の休憩。

中を覗くと 火山の資料が置いてありました。

自由に入れます。

 

 

 

 

 

今回はピストンのコースだけど 

景色が良くて 往路で通ったのにまた何度も立ち止まっちゃう。

眺める方向が違うと 全く別の景色みたいに見えるのよネ。 

 

 

 

 

 

ここはあの硫黄の臭いがした場所です。 

 

 

 

 

 

つい足が止まっちゃうのさ。 急ぎましょ。

 

 

 

 

 

時々こんな風に黄色い唐松が残っててくれました。

ありがとね。 

 

 

 

 

 

どんどん下るよ。 

 

 

 

 

 

一の鳥居まで戻ってきた。

もうすぐかな。 

 

 

 

 

 

下にくると こうやってまだ紅葉が。

ああ、秋なんだ、って気付かせてくれる。 

 

 

 

 

 

いいね、いいね。

 

 

 

 

 

ゴール!!!!!!!

無事に着いたぁ~!! おめでとう!!

 

 

 

 

 

山荘の前の紅葉はこんなでした。 

 

 

 

 

 

ほれ、どうだ! もういっちょ!! 

 

 

 

 

 

これは車の中から撮った一枚。

弱足が 「止めて!!!」 といきなり叫ぶので 副隊長、大変でした。 

でもこの景色だもの。  感動!! 

 

 

 

 

 

そして小諸 IC から高速に。

途中の車窓から見えた浅間山。

今日は素敵な景色をありがとう! 

本当に 本当に  楽しかったよ!!

 

 

 

今回会えたお花さんたち

     

ヒメジョン。登山口の近くにて。          なんとタンポポの綿毛さん。 

 

 

    

ヤマハハコの天然ドライフラワー。       そしてビックリ! 
                           一輪だけ残ってたマツムシソウ。 
                           よく頑張ってくれてたね。ありがと。

 

 

       

あなたはだあれ?黄色いお花さん。     小さくて濃いピンクのお花さん。 
                         とってもきれいでした。 あなたもありがと。

 

 

 

そして今日のバッジ。  浅間山荘で買いました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3人のポレポレ隊、復活しました。

やっぱりこのメンバーで歩くのがいいなぁ。

何がいいかって言うと・・・・ガチガチの緊張がなくて済むから。

前回の隊長と二人での山歩きとは全然気持ちが違いました。

でもあまり緊張がないのも困ったもんです。

だから 年に1回くらいは また隊長と二人で行こうかな。

それと山岳会での山行もあるしね。

いろんなメンバーで行くと その都度違う感じ方ができるかもしれないな。

それにしても浅間山はとってもいいお山でした。

いろんな景色を見せてくれました。すごーく楽しい一日でした。 

浅間山さん、ありがとう。  またいつかお会いしましょう。

ポレポレ隊の2000mを越す山は 年内は多分これでおしまい。

また来年 雪が溶けた頃に 次の高いお山に会いに行きます。

それまでは低山の良さをいっぱい発見したいです。

報告長くなっちゃってすみません。

あれも、これも、って思ってたらこんなことになっちゃった。

懲りずにどうぞまた見に来てください。

それでは みなさん、さようなら。  (*'-')ノ*:・・:*マタネー*:・・:*

 

楽しいな やっぱり3人 ポレポレ隊  
                           (弱足心の俳句 季語なし)

 

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

浅間山 (前掛山) 2524m 長野県 、 群馬県

 日本百名山 、 信州百名山 、 群馬百名山

  コース・・・・・・・浅間山荘登山口(7:20) ~ 火山館(9:10) ~ 

         前掛山頂上(11:15) ~ 火山館(14:35) ~ 登山口(15:55)

 全所要時間・・・8時間35分 (含 昼食、休憩)

 歩行時間・・・・・約6時間40分

 メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (本当のポレポレ隊)

 

                          「続・ポレポレ隊が行く」 に戻る。

 

 

 


▲秋山第二弾! 霧藻ヶ峰 ~ 妙法ヶ岳 <前編>

2006-11-01 06:35:58 | ▲2006年山行報告

 

歩いた日2006年10月31日(火)

三峰山・・・・・という独立した山はありません。

今は 三峯神社一帯をこう呼ぶようになっているようですが

本来 三峰山というのは 

「雲取山」 「白岩山」 「妙法ヶ岳」 の三山を指しています。 

今回プチポレ隊が目指したのは その三峰山の一つである

「妙法ヶ岳」 と もう一つ 「霧藻ヶ峰」 です。

霧藻ヶ峰の方が標高は若干高く、高い所が大好きな隊長は

今回、もし時間が無い場合 妙法ヶ岳よりも 霧藻ヶ峰を優先したいと言ってました。

 

 

自宅最寄のバス停から始発のバスに乗り込み、

東武鉄道、秩父鉄道と乗り継いで 三峰口へ向かいます。

秩父鉄道は初めて乗りましたが 今回は始発駅から終点駅まで

長い電車の旅となりました。

終点の三峰口に着く頃は ほとんど貸切状態。

ローカルな感じがなんともいいねー。

 

 

 

8時6分。 三峰口到着。

ちょうどいいバスの時間が無いことが前もってわかってたので

今回はタクシーで行くと決めてました。

でもって タクシー乗り場はどこ?  

げっ・・・・都会じゃないんだから 駅前にズラーっとタクシーが

並んでるワケないんだった。

どうしましょ・・・・と辺りを見回すと タクシー会社発見!

早速行って 「三峯神社まで行きたいんですけど」 と言うと

ボソっと 「いいですよ」 

どうみてもこの方一人しかいない雰囲気。

事務所内、空っぽにしちゃって大丈夫かな、なんていらん心配しながら乗車。

ボソッと話すタクシードライバーさん、実はなんと山ヤさんでした。

乗車してた40分間、ずっと山の話で盛り上がり楽しかった。

今年ポレポレ隊が登った山に 時期は違えどかなり登ってらして

話がはずむ、はずむ!!

隊長の辞書に 「世間話」 という文字はありません。

なので、弱足とドライバーさんのやりとりを遠い世界から聞いてました。

時々 ドライバーさんが話している最中に いきなり割って入るので

それを制止するのに苦労しました。

 

 

 

 

あっという間に40分が過ぎ、三峯神社のPに到着。

この時点で帰りもタクシーで戻ることを決め、14時に迎えにきてくれるように予約。

実は本来ならば三峰口から大輪というところまでバスで行き、

そこから三峰ロープウェーで登れるはずなのですが 今年の5月から運休中。

そうなると秩父湖まで別のバスで行って そこからまた乗り換えなくてはならない。

すごく面倒。

帰りも バス便が少ないのに加えて 乗り継ぎがうまくいかないと大変なので

タクシー予約してしまいました。

さて、歩き出そう。 

 

 

 

 

タクシーの時間を気にしてるので 弱足隊員、ますます落ち着かない。

でも家に着く時間を考えると それが限度だもんなぁ。

何度も地図見て フニャフニャの脳みそで コースタイムを考える。

トイレ行ったり お店覗いたりしたいから 1時半には登山口に着いていたい。

大丈夫かなぁ。 間に合うかなぁ。

そんな心配をよそに 隊長はズンズン進んで行きます。

 

 

 

 

さて、ここが登山口の鳥居です。

気を引き締めて。 頑張って進もう。

分岐を示す道標に 「雲取山」 って書いてあるの気付きました?

そうなんです! ここはなんとあの雲取の三峰コースの登山口でもあるのでした!

去年、ポレポレ隊は山岳会のかもしか山行で 三条の湯から登りました。

山を始めたばかりなのに、いきなり日帰り雲取で、死にそうになった弱足隊員・・・。

でも死にそうで死なないのもまた弱足隊員。 (けっこう図太い) 

 

 

 

 

鳥居をくぐるとすぐに登山届けを出すポストが。

ここはカウンターがあって、それぞれ自分が入るコースのカウントを押します。

隊長は迷わず 「霧藻ヶ峰」 のカウンターをカチャ。

他には 「雲取山」 や 「甲武信ヶ岳へ縦走」 なんていうのもあって

隊長の心をコチョコチョくすぐってくれました。 

コチョコチョ・・・・・ヽ(;´Д`)ノ ヤメテヨ・・・

 

 

 

 

 

それにしても なんか不思議な感じ。

いつもは三人なのに、今日は二人きり・・・。 

隊長はほとんど喋らないので 静か静か。

副隊長がいないと やっぱ寂しいよオ。

私のおしゃべりに 親父ギャグで返してくれる人は今日は誰もいない・・・。

C= (-。- ) フゥー

 

 

 

 

隊長、黙々と進んでいきます。

弱足の私は相変わらず遅いので すぐに隊長、見えなくなっちゃう。

今日はまるでソロで歩いてるみたいだ。 

 

 

 

 

 

少し歩いただけで うっすら汗をかきました。

おっと・・・忘れてた。

今日のてぬぐい。

「もみじ」 です。  秋ですから。 

 

 

 

 

 

炭焼平到着。 ここで初めての小休止。

隊長は元気だから休憩なしで ドンドン行こうとしちゃう。

後ろから 「休む~~~~~っ!!!!」 

と叫んでの休憩となりました。 

 

 

 

 

 

代わり映えしない道・・・・・

代わり映えしない隊長の後姿・・・・・

そして 思いっきり逆光。  あらら・・・。

 

 

 

 

 

あんたはマドロスか。 (急に母口調) 

 

 

 

 

 

地蔵峠到着。

お地蔵さんがひっそりと。 

 

 

 

 

どうぞ宝くじが当たりますように・・・・

じゃなくて・・・無事に帰れますように。

そして次回はまた三人で歩けますように。 

 

 

 

 

 

展望台みたいな場所に到着。

今日はお天気が良くて 素晴らしい景色でした。

遠くに両神山が見えるぞ。

あと、正面の山塊の一番右のピークが 今日の目的の一つ、妙法ヶ岳。 

 

 

 

 

左を見ると 和名倉山。

ここは見た感じは優しい山容だけど けっこう手ごわいらしい。 

 

 

 

 

隊長・・・・後姿 なんか寂しいんですけど。 

 

 

 

 

 

さて、霧藻ヶ峰に向かって進みましょ。 

 

 

 

 

 

今回のコースはとても歩き安い道でした。

段差も大きいところはないし 岩ごろ道でもない。

枯葉をサクサク踏みながら歩きます。

でもずっとこのままの道で 雲取まで行けると思ったら大間違いかも。 

 

 

 

 

 

おお! これは・・・・!

ガイドブックに載っていた秩父宮様のレリーフ。

実は 「霧藻ヶ峰」 の名づけ親だそうです。

ゴールはもうすぐ・・・・かな。

 

 

 

 

やっぱり!

とうちゃーく!

霧藻ヶ峰 1523m。 

プチポレ隊、独占だ! 

 

 

 

 

 

方位盤あるよ。 

 

 

 

 

 

タクシードライバーさんが 「今日はここ1週間で一番いい天気だよ」

っと言ってました。

ワーイ! ラッキー!! 

 

 

 

 

霧藻ヶ峰休憩所。 予約すれば宿泊可能。

ただ、普通は土日のみの営業。 

 

 

 

 

 

 

秩父はまだ紅葉真っ盛りというには早すぎた。

でも そこそここんな景色も。

紅葉を愛でながら 山ごはんの場所を探そう。 

 

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▲秋山第二弾! 霧藻ヶ峰 ~ 妙法ヶ岳 <後編>

2006-11-01 05:49:01 | ▲2006年山行報告

   ~ <前編> からの つづき ~

 

 

霧藻ヶ峰頂上のベンチで山ごはんにしようと思ったら

何故か隊長、ここじゃ嫌だというので 先ほどの展望台で食べることにしました。

戻りまーす。 

 

 

 

今日はですね、時間との戦いになると思ってたので

ストーブは持ってきませんでした。

しかも、自宅近くからのバスが始発だというのに遅れて

駅のコンビニに寄れる時間が1分(!)というものすごいことになっちゃって・・・。

もうバタバタとおにぎりつかんでレジに並んだ。

だから寂しい山ごはんです。

内容は寂しいけど テーブルセッティングでそれをごまかす作戦。

題して 「弱足風 秋御膳」  

 

 

 

 

 

ごはんの場所はこんな感じ。

またもやプチポレ隊独占です。 気持ちいい~っ! 

 

 

 

 

霧藻ヶ峰の三角点もここにありました。 

 

 

 

 

 

さて・・・・ご飯もサッサと食べて もう一つの目的地 妙法ヶ岳へ向かいます。

うーん・・・・・どうしよう。

時間がちょっと危なくなってきたぞ。

このまま戻ると早すぎるし、かといって 弱足ペースで登ると 

タクシーの予約時間、ギリギリになりそうだ。

仕方ない、この際、弱足隊員は諦めて 隊長一人でピークを踏ませることに。

「ママもゆっくりそっちに向かうから 隊長は自分のペースで行っておいで。」

って言ってる間に 既に隊長は歩き出して見えなくなった。 

オーイ! 人の話は最後まで聞こうねー。 (´Д`)

 

 

 

 

 

一応弱足も妙法に向けて歩き、分岐の東屋で待つことに。

 

 

・・・・・・ヒマだ。 

 

 

 

 

・・・・・全くヒマだ。 

 

 

 

 

 

なのでこんなことして遊んでみました。 

 

 

 

 

妙法ヶ岳の様子をアップしたいのですが、隊長はフィルムカメラなので

現像するまで載せられない・・・。

一応、他サイトからお借りしたものをちょこっと載せておきます。

妙法ヶ岳は 三峯神社の奥宮になってますので こんな祠があり

頂上としては狭いようです。

眺め等は隊長の写真が出来た時点で スキャンして載せまーす。

 

・・・・・・・のはずでしたが 1ヶ月後、現像された隊長の写真を見たところ、

景色は撮ってなくて これと全く同じ写真だけだったのでこのままにします。汗。

 

 

 

 

 

さて、そうこうしてるうちに、隊長、戻ってきました。

やっぱ早い。

標準タイムより全然早い時間で戻ってきました。

もちろん頂上も隊長独占だったそうです。

ちなみに妙法ヶ岳直下には短いけど鎖場あり、急階段あり。

弱足が一緒だったら 絶対に標準タイムでは行けなかったことでしょう。 

 

 

 

 

分岐で時計を見ると 余裕で戻れそう。

なのでいつになく隊長もゆっくりペースで ずっと二人で並んで歩いてました。

 

 

 

 

 

ケルンに石を乗っけたり・・・ 

 

 

 

 

 

きれいな紅葉にうっとりしながら・・・・ 

 

 

 

 

 

無事、到着。

時間もまだたっぷりあるので 三峯神社へ寄ってお参りしてこよう。 

こんなに時間があるんだったら妙法行けばよかったかな、ってちょっと後悔。

でも行ったら行ったで きっと時間ギリギリで余裕がなかったかもしれないしね。

 

 

 

 

 

立派な鳥居をくぐって広い境内に入って行きます。 

 

 

 

 

 

かなり広いです。 

 

 

 

 

 

人が少なくて静かだね~ なんて言いながら歩いてます。 

 

 

 

 

 

立派な門だ~ 「三峯山」 と書いてある。

隊長に 「なんで左からじゃなくて 右から書いてあるの?」  って聞かれたけど 

「昔はそういう書き方したの」 とかメチャクチャな回答してごまかした。

無知な母を許せ。

 

 

 

 

 

足元を見れば もみじさん達が色の競演。

 

 

 

 

 

最後はやっぱこれでしょ。

でも 味は・・・・・・・ ヽ(  ̄д ̄;)ノ

 

 

時間より少し早めにタクシーが到着したので 

予定より一本前の電車に滑り込みセーフ!

電車に乗ると 安心したからかキョーレツな睡魔が襲ってきて

弱足隊員は終点近くまで ほとんど夢の中でした。 (^▽^;)

無事に戻ってこれて本当に良かった。

そしてお疲れ様。

 

 

 

 今回会ったお花さん

野山のお花としては この1種類のみ。

妙法近くのあの東屋の周りに咲いてました。

それまで全くお花を見てなかったので すごくうれしかった。

多分、シロヨメナ だと思います。

 

 

 バッジ風絵

雲取山は百名山なので山バッジがありますが
霧藻ヶ峰、妙法ヶ岳のはありません。
なのでまた絵で失礼。
妙法のテッペンにあるのは奥宮の祠のつもり。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうやって副隊長のいないプチポレ隊の初めての山歩きは終わりました。

副隊長がいないのも初めてだけど、

公共の乗り物を使う山も初めてで 緊張の連続でした。

時間に追われる・・・・っていうことが どんなに大変か。

始終時計を見ながらの山行だった。

都会と違ってバスや電車に一本乗り遅れると どんどん後に響きます。

今回は往復タクシーという贅沢をしちゃいましたが

これは 隊長が将来一人前の山オトコに成長するための投資ってことで。

往復の電車賃は 彼のお小遣いから払ってもらいました。(自分の分)

いろんな山へのアプローチがあるんだよ、といういい意味で

今回はとても勉強になったと思います。

それにしても 平日の山って本当に静かです。

人気の雲取への登山道なのに、会ったのはほんの数名でした。

平日・・・・・そう、実は隊長、学校お休みしました。

2学期の大きな行事、体育祭と文化祭を頑張ったご褒美です。

この日は隊長は 「特別課外授業」 ってことでもちろん先生の了解を得ています。

個人的には机上のお勉強よりも 自然の中での深呼吸の方が

ず―――っと有意義だと思ってる母です。(先生、すみません)

帰りの電車の中では 「今度は一人で来てみようかな」 なんて言ってた隊長。

一人で公共の乗り物に乗ったことがない彼ですが、

なんか本当に実行しちゃいそうで 

顔では笑いながらもとっても心配になった母でありました。

副隊長! 今回はプチポレ隊の出動を快く許してくれてありがとう。

今度は絶対に3人で行こうね。

弱足はやっぱり3人でのポレポレ隊が一番好き。

 

*********** ~ 今日の山情報 ~ ************

霧藻ヶ峰 1523m  埼玉県

妙法ヶ岳 1329m  埼玉県  関東百名山

コース・・・秩父鉄道 三峰口 (8:10)~ 三峯神社登山口 (9:00)~ 

      炭焼平 (9:55) ~ 霧藻ヶ峯 (10:40) ~ 妙法ヶ岳分 (12:40)

      ~ 登山口 (12:45) ~ 三峯神社 (13:30)~ 駐車場 (13:40)   

全要時間・・・・・4時間40分 (含 休憩、昼食)

全歩行時間・・・4時間10分

メンバー・・・・・・プチポレ隊 (隊長、弱足隊員 計2名)

 

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