ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲天国と地獄 立山 <その1>

2007-07-30 15:00:00 | ▲2007年山行報告

 

過ごした日 2007年7月24日~26日

ポレポレ隊 2007年夏山遠征に行ってきました。

場所については お正月から ああでもない こうでもない、と二転三転。

結局決まったのが 立山 + ポレポレ隊、原点のあの場所です。

4月には立山の宿と移動日のホテルを予約。

指折り数えてとうとうこの日を迎えました。

平年の関東地方の梅雨明けは7月20日。

梅雨明け10日の晴天を狙っていたのに どうやらお空の神様はご機嫌斜め。

お天気だけはどうしようもありません。

モンてる君の消息もわからず、ああ、ポレポレ隊、無事にお山を歩けるのか。

大きな期待と不安を胸に 7月24日午前2時、埼玉の自宅を出発しました。

 

 

 

 

 

 

 

上信越自動車道 東部湯の丸SAにて休憩。

真っ暗だ。 

 

 

 

 

 

 

 

麻積(おみ) 聖高原ICで下車。 

 

 

 

 

 


 

 

県道55号線から 後立山連峰が!!

お天気良さそっ。  期待大!! 

 

 

 


 

 

 

 

扇沢で朝食を。

今日もランチパック。(ツナチーズ) 

うまいっ!   (アフーさん、私も会員にしてください!)

 

 

 

 

 

 

 

扇沢駐車場です。

一番上は有料なので 無料の場所に置きました。

この時期だとまだ余裕ですが 最盛期はすごく混雑するみたいです。 

 

 

 

 

 

 

 

始発のバスの時間まで まだ時間があるのでゆっくり準備。 

空が青い。

 

 

 

 

 

 

 

「るるぶ」 からお借りしました。

扇沢から基地になる室堂まで このアルペンルートを使います。

一つ一つの乗り物の乗車時間は短いですが 混雑時には長蛇の列ができて

待ち時間がかなり長くかかるみたいです。

今回は特に並ぶこともなく 順調に乗り継ぎできました。

 

 

 

 

 


 

 

まずは最初のトロリーバス。

トロリーバスは ご存知のように 電気で走るバスです。

トンネルの中なので 眺めはありませんが 

車内アナウンスを聞いていると飽きることはありません。 

 

 

 

 

 

 

 

黒部ダム駅到着。

向こうに見える山は 黒部別山。

さて、このまま黒部湖駅に行くか、展望台に寄るか・・・。

もちろん展望台へ向かいます。

 

  

 

 

 

 

 

ダム展望台。

黒部湖越しに見えるのは 赤牛岳。

うーん、きれい。 

 

 

 

 

 

 

 

既にここで大感激しまくりのポレポレ隊。

下を見ると・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

ダムの放水が。

思っていたよりすごい迫力でした。

毎秒10~15トンだって!

 

 

 

 

 

 

 

伊那のあの方 から 観光部分のレポは小さくまとめるように言われているのですが

ごめんなさい・・・・無理です。

ミーハー観光人になりきってるポレポレ隊、 ここを小さくまとめるなんてできません。

ガマンしておつきあいくださいませ。  (゜人゜)(-人-)ゴメンネ

 

 

 

 

 

 

 

さて、野外階段を使って 新展望台へ向かいます。

放水が目の前!! 

ガイドブックには水しぶきがかかる・・・みたいに書いてあったけど

それはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

大観峰が上に見える。 

 

 

 

 

 

 

 

殉職者慰霊碑です。

このダム工事は難航を極め、落盤や出水で171名の尊い命が奪われました。

合掌。 

 

 

 

 

 

 

 

黒部ダム駅から黒部湖駅までは アルペンルート中 唯一徒歩での移動となります。

ただ、この間には見どころも多く、遊覧船やハイキングコースなどもあり

時間に余裕があれば かなり楽しめそうです。 

 

 

 

 

 


 

 

さっき通ってきた新展望台からの外階段。

こうやって見るとすごい所を歩いてたのね・・・。  (◎_◎;)

 

 

 

 

 

 

 

何度も下を覗きながら 黒部湖駅へと向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

きれいだな~。 

 

 

 

 

 

 

 

さて ここが黒部湖駅構内。

ここからはケーブルカーに乗ります。 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前だけど すごい傾斜。

平均勾配24度。

標高差500mを7分で移動します

 

 

                   <その2> へつづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲天国と地獄 立山 <その2>

2007-07-30 14:00:00 | ▲2007年山行報告


               ~<その1> からの つづき~ 

 

黒部平駅到着。

そのままロープウェイに乗り込む方が多かったけど

みなさん、外へ出ましょうよ。

今日はこんなにいいお天気なんですから。 

 

 

 

 

 

 

 

大きいっ!

大観峰駅も見えます。 

 

 

 

 

 

 

 

黒部の湧水を飲む弱足隊員。

湧水はアルペンルート上に いくつもありました。

カップを手にそこら中の湧水を飲みまくっちゃいました。 

 (* ̄O)◇ゞ ゴクゴク

 

 

 

 

 

 

 

ベンチの広場もあって 休憩にはちょうどいい。

後立山連峰の眺めも抜群。 

そして高山植物観察園や タンボ平など スルーするにはもったいない!

 

 

 

 

 

 

 

思う存分堪能したら そろそろロープウェイに乗り込んで

今度は大観峰へと向かいます。

7分間の空中散歩。

途中に支柱が一本もありません。

雪崩から守ることと 景観を損ねないためだそうです。 

 

 

 

 

 


 

う~ん、いい眺め。 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に大観峰駅到着。

展望台からは さっきまで目の前だった黒部湖が。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな高い所まで来たんだね。 

 

 

 

 

 

 

 

あれが鹿島槍で、 あっちは五竜じゃない?  なーんて話してる二人。 

 

 

 

 

 

 

 

そして 最後にもう一度 トロリーバスに乗り込めば 

 

 

 

 


 

 

 

室堂に到着でーす。 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! 人がいっぱい! 

皆さん、地下のターミナル駅からここへ出た途端 歓声をあげてました。 

それから 立山は昨年 マヨさん  が歩かれていまーす!

マヨさ~ん! とうとう来たよ~!!

 

 

 

 

 

 

 

お天気が良くて最高! 

 

 

 

 

 


 

この迫力! 

 

 

 

 

 

 

 

とうとう来たのね 立山へ。 

荷物をロッカーに入れて 簡易ザックにお昼ご飯を入れ、ちょっと散策することに。

 

 

 

 

 

 

 

360度の景観。 

あっちもこっちもそっちも・・・・もうどこを見ればいいの!?!?

キョロ(((゜◇゜; );゜◇゜)))キョロ

 

 

 

 

 

 

 

絵葉書みたーい。 

 

 

 

 

 

 

 

いろんな場所で皆さんの歓喜の声があがってました。 

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪    ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!     ♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

雲海だーっ! 

 

 

 

 

 

 

 

私たち、ここに居ていいの? 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろお腹が空いたんですけど・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

それじゃ 一等地を陣取って みくりが池展望台にて山ごはんにしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

おにぎり食べて 

 

 

 

 

 

 

 

プラムを食べたら

 

 

 

 

 

 

 

アンパンマンもびっくり! 

 

 

 

 

 

 

 

さーてと それでは荷物を取って そろそろお世話になる宿へと参りましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

ここは日本一高所にあるリゾートホテル ホテル立山。

一昨年 はいびちゃんも泊まってます。

ポレポレ隊の宿はここではありません。 

リゾートホテル大好きな弱足隊員は 本当はここに泊まってみたかったけれど

今回は登山が目的なので ちょっとでもその雰囲気を出すためにガマンしました。 

 

 

 

 


 

 

 

雪渓でちょっと遊んで 宿へ向かいまーす。

 

                  <その3> へつづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲天国と地獄 立山 <その3>

2007-07-30 13:00:00 | ▲2007年山行報告

 
                ~ <その2> からの つづき~

 

また止まっちゃった。

だってあまりにも美しくて。 

 

 

 

 

 

 

 

また絵葉書みたい・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

みくりが池温泉を通り越し 

 

 

 

 


 

 

閻魔台展望台も通り越し 

 

 

 

 

 

 

 

雷鳥荘に向かって進みます。

そう、今回のポレポレ隊のお宿は 雷鳥荘なのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長、ナイスな1枚!  

 

 

 

 

 

 

 

 

私はどこへ向かっているんだろう・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

言葉が見つからない。

 

 

 

 

 

 

 

副隊長も前に進めません。 

 

 

 

 

 

 

 

血の池を右に見ながら 

 

 

 

 

 

 

 

雪渓も見ながら 

 

 

 

 

 

 

 

チングルマの向こうに やっと雷鳥荘が見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったら ヘリが物資を運んできました。 

 

 

 

 

 

 

 

もうひと登りして向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

わあ~~~!!!

もうどうにでもなれ状態。 

 

 

 

 

 

 

 

そして着きました。 雷鳥荘。

山小屋と呼ぶにはあまりに立派。

ここは温泉旅館ですねー。 

 

 

 

 


 

 

玄関ホール。 

受付を済ませてお部屋に行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

談話室も素敵です。 夜には薪がくべられます。

山の本がいっぱいありました。

置いてあったノートに ポレポレ隊の名前も書いてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれがお部屋です。 

2段ベッドの大部屋は 中学生くらいの学校登山の生徒さんでいっぱいでした。 

 

 

 

 

 


 

 

窓からは地獄谷が。

噴煙がもくもく上がって異様な雰囲気。 

 

 

 

 

 

 

 

反対側はご存知雷鳥沢。

テン場にはいろんな色のテントが。

最盛期には もっといっぱい並ぶことでしょう。 

 

 

 

 

 


 

 

宿泊者の皆さん、ベンチでまったりと景色を楽しんでいらっしゃいました。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長もさっそく出てきて撮影です。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな写真撮ってました。 

 

 

 

 

 

 

 

来て良かったねぇ。

天国にいるみたいだねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

コバイケイソウだけが知っていた。

天国はそう長くは続かないと・・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

何にも知らない弱足隊員。

デカ尻丸出しで喜んでます。

「この山、ぜーんぶ私のもの!!」 

 

 

 

 

 


 

 

さて、雷鳥荘の夕ご飯はこんなでした。

普段は少食の副隊長もおかわりして食べてました。

弱足隊員はいつもと変わらず大食いです。

 

 

 

 

 

 

 

ご飯食べたらまた外に出てみよう。

一瞬たりとも無題にしない。 

だいぶ陽が落ちたね。

 

 

 

 

 

 

 

おおっ! 山が赤く染まってる!

これがアーベントロートですね!

うれしいっ! 山に泊まった人にしか見れない。

初めて見ました~!!!!   バンザーイ!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥大日岳に夕日が沈む。 

 

 

 

 

 


 

そしてお月様も登場しました。

素敵な一日を過ごすことができて感謝します。

明日も今日以上の感動がありますように。

 

ありますように。

ありますように・・・・・・。

 

 

おやすみなさい。     

 

               <その4> へつづく・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲天国と地獄 立山 <その4>

2007-07-30 12:00:00 | ▲2007年山行報告


               ~ <その3> からのつづき ~ 

 

ヽ(^○^)ノファーーァ!   朝です! 

日頃から早起きの弱足隊員なので  すんなり起きれました。

ましてやお山に来てるんだし、一分一秒も無駄になんかするもんか!

外の様子はどうかな~?  と早速出てみました。

よし、雲は少し多いけれど 問題なさそう。   ほんとか?

 

 

 

 

 

 

 

朝ごはんはバイキング形式でした。

副隊長、また朝からおかわりしてます。 すごいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

部屋から窓を見ると もう歩いている人がいました。

なんかさっきより空が暗くない? 

平気だよ。 早く準備しよう。    平気じゃないってば・・・

 

 

 

 

 

 

 

宿のご主人も 昨日ほどじゃないけれど まあまあの天気、って言ってたし。  うそつき・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい。 やっと登場、スイカです。

気合入ってます。     気合だけじゃね・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

立山では今日がメインの日。 つまり登山の日。

いちいち説明する必要もないかもしれませんが 

これを読んでくれてるのはヤマ友さんだけじゃないので やっぱり説明しちゃおうっと。

立山というのは 普通は 『雄山』 、『大汝山』 、『富士ノ折立』 

の三つのピークを指すわけで それに別山、浄土山を加えて 立山三山というのでございます。

ポレポレ隊、最初の予定では 新室堂乗越 ~ 別山乗越 ~ 別山 ~ 富士ノ折立 ~

大汝山 ~ 雄山 ~ 浄土山  というルートをとる予定でした。

つまり 立山三山コンプリート大作戦!

しかーし・・・・!

一の越から雄山までの急登を下山に使うのはちょっと心配なのと

室堂から雷鳥荘までの間が思ったよりも長かったため

疲れきってるところへあの道のりはどうだろう・・・・という話になり

逆コースをとることにしました。 

つまり 浄土山から上がり、雄山等を通って 別山から剱岳を拝み 新室堂乗越から戻るコース。

最後に石畳の急坂があるけれど そこを登ればゴールだから頑張れるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・って説明してる間にも なんかどんどん暗くなってきてるんですけど。

ちょっと心配になってきた。   遅すぎ・・・

 

 

 

 

 

 

 

コバイケイソウさん、どうか雨、降りませんように。  無理。

 

 

 

 

 

 

 

ねえ、山がどんどん消されていくよ。    しーらないっ・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

みくりが池も なんか沼みたいになってるし・・・・   ドヨ~ン・・ 

 

 

 

 

 

 

 

昨日はこんなだったのに。   あら、ほんと!

 

 

 

 

 


 

 

イワカガミちゃん、お願い、お天気これ以上悪くなりませんように・・・   だから無理。 

 

 

 

 

 

 

 

ギャーッ!!!!

恐れていたことが・・・・。

雨だ! 雨だ! 雨が降ってきたぞ~!!!!   ヤッパリネ・・

とりあえず雨具の上着だけ着ました。 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・。 Σ(|||▽||| )

雨足はどんどん強くなり、仕方なく 立山室堂山荘の玄関で少し待機。

でも全然変わらないので 雨具上下をしっかり着こんで出発。

とりあえず一ノ越を目指すことに。

悔しいけれど 浄土山はパス。  

 

 

 

 

 

 

 

雪渓をいくつも渡ります。 

 

 

 

 

 

 

 

風も出てきた。 

 

 

 

 

 


 

隊長~!!!!!!

一人ですたこら行かないで!

こんな天気なんだから離れちゃダメ!! 

 

 

 

 

 

 

 

一の越手前の祓堂でお祈り。

どうか雨が止みますように。

お財布 ザックの中にしまっちゃったから お賽銭はパスします。  オーイ・・・

 

 

 

 

 

 

 

どうするよ、これ・・・・・・

 

 

 

 

 


 

 

一の越山荘到着。  またここでしばらく様子を見ます。

たくさんの人たちが雨宿りをしてました。 

 

 

 

 

 

 

 

雨が強くなったり 弱くなったり・・・

でも止む気配はありません。

休んでいた人たちも 次々に出発していきます。

皆さん、雄山までは行こう、ということで歩き出しているようです。

ポレポレ隊もなんとか雄山までは、と出発。

ここからは急登。  気をつけて。 ゆっくり行こう。 

 

 

 

 

 

 

 

前が全然見えない。

この先、いったいどうなってるの? 

 

 

 

 

 

 

 

大きな岩かと思ってたら建物でした。

どうやらテッペンに近いらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

雄山神社の社務所到着。

ふぅ~  大勢の方たちがここでも雨宿りしてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

前にうっすら見える塊が 本当の雄山です。

せっかくきたのだから登ってみよう。

一人500円を払って登ります。 

 

 

 

 

 

 

 

鳥居をくぐり 

 

 

 

 

 

 

 

頂上の本殿へ。

だーれもいない。

祝詞とお神酒もなし。  さびし・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

一応頂上の証。 

この頂上の回りは スッパリと切れ落ちていてけっこう怖かったです。

ガスで見えないのであまり感じなかったけど。 

 

 

 

 

 

 

 

それでも登頂記念はしっかり頂きました! ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ   単純・・・ 

 

 

さて・・・・・雄山はゲットしたものの 隊長はこれでは満足できず・・・

より高みを目指す彼は 立山最高峰の大汝に登りたいと。

ここから大汝までは近いので じゃあ そこまでは行ってみようということになり

大汝を目指しました。  

 

                <その5> へつづく・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲天国と地獄 立山 <その5>

2007-07-30 11:00:00 | ▲2007年山行報告

 
           ~ <その4> からのつづき ~

 

岩をえっこらよじ登り 大汝山に到着!

立山最高峰 3015m!!!

しかし・・・何も見えず・・・・    あたりまえ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

大汝休憩所にて休みます。

休憩のみの場合は一人100円払います。

 

 

 

 

 

 

 

雷鳥荘で作ってもらったお弁当を食べます。

体が冷え切って寒かった・・・・

休憩所の中にはストーブがあったけど 先客さんが陣取っていて近くに行けず。

 

 

さて・・・・・・

これで雄山と大汝をゲットしたよ。

ここから戻る?  

地図を出して検討。

時間的には やはり戻った方が早い。

でも 隊長と弱足隊員の中には 富士ノ折立をゲットすれば

一応立山は制覇したことになるよね・・・っていう気持ちが。

それに一ノ越のあの急勾配を この天気の中下るのはどうだろう・・・・

と、結局進むことに決定。

その代わり、別山はパスすることと、新室堂乗越経由ではなく

雷鳥坂を下りるってことで副隊長も承諾。

そうと決まったら早く歩き出そう。

 

 

 

 

 

 

 

富士ノ折立。

本当の頂上はここじゃない・・・・・と帰ってきてから知った。 ガーン!

でも今更仕方ない。  視界が利かない中での岩場は危険だし。

頂上ゲットってことで。  勝手に・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

ここはどこ・・・

去年の硫黄を思い出す・・・

今回は撤退せずに進んじゃった。 

 

 

 

 

 

 

 

大汝休憩所を出てから 約2時間・・・・・

辛かったー。

何も見えず 雨と風と戦いながらやっと剣御前小舎に到着。

稜線では ふと・・・   

「遭難てこうやって起こるんだろうな・・・」  って感じた一瞬があった。 

昨日の天国とはうってかわって 地獄の一日。

でもその地獄を選んだのは 自分達だから・・・。

 

 

 

 

 

 

 

剱御前小舎で少し休み、あとは雷鳥坂をひたすら下りるだけ。

ここがけっこう急で長い!

下から登ってくるパーティもけっこういました。

縦走中はめったに人と会わなくて 心細かったけれど

雷鳥坂ではかなりの人に会い、ちょっと安心。

皆さん、小屋に泊まって明日、剱に登るのかしら。

 

 

 

 

 

 

 

頑張って歩こう。

ルミちゃん(マイカメラ)も 雨で濡れてビッショリ・・

ごめんよ、ルミちゃん、なんとか頑張ってケロ。 

 

 

 

 

 

 

 

本当ならここは すごいお花畑のはず・・・・。

ああ、残念です。 

 

 

 

 

 

 

 

雪渓沿いに進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この雪渓はかなり長かった。

滑るように進みました。

ここで・・・・・・・弱足隊員のザックカバーが なんか変・・ て気づいてたアナタ、 

さすがです。

実は慌ててかぶせたので 縦と横を間違えて付けてたおバカさん。  

ずっとこれで歩いてました。  救いようがないです。 全く・・・・

 

 

 

 

 

 

 

浄土沢の橋を渡る。

川の水が ゴーゴーと音を立てて流れていて怖かった・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、ここを登れば雷鳥沢だ! 

 

 

 

 

 

 

 

はい、雷鳥沢のテン場到着!

このテントたちをみて すごく安心しました。 やっとここまで来たんだね。

しかし テント張ってる方たちも大変だろうな。 

 

 

 

 

 


 

 

最後は階段と石畳の ながーい登り。

この上が雷鳥荘だよ。

弱足隊員、もう疲れきって屍状態・・・。   自業自得・・ 

 

 

 

 

 

 

 

つ・・・着いた・・・・

神様、無事に戻ってこれました。  ありがとう・・・・。

地下にある乾燥室で 何から何まで乾かしました。

温泉に入って温まり やっと一息。

ふぅ~  良く歩いたね。 

 

 

 

 

 

 

 

実は・・・・今日は弱足隊員のバースデーでした・・・・ (´_`。)グスン

本当は大汝のテッペンで カンパリで乾杯!! って予定で

副隊長が担いで持ってってくれたのに 

とてもとてもそんな状態ではなく 宿に戻って乾杯しました。

ハッピーバースデー ママ!!

ありがとう!  

今年も無事に20歳を迎えることができました!  既に長男より3つ年下・・

これはこれで 思い出に残る一日だったな。 

 

 

天国と地獄・・・・・やっぱり3000mを越える山って何が起こるかわからない。

昨日はあんなにいいお天気だったのに。

とにかく今日はゆっくり休もう。

おやすみなさい・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

( - _ゞ ゴシゴシ (´0`)ゞファー   

立山での3日目の朝を迎えました。

窓の外を見ると 今日も雨・・・・。

あ~あ。

とうとう初日しか晴れなかったね・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

朝ご飯を食べて 支度をして出発です。

雷鳥荘よ さようなら。

雷鳥さんに会いたくて 同じ名前の宿に泊まったのに   え・・・そうだったの・・

とうとう会えなかった・・・・・

残念無念・・・・ (ρ_;)

 

 

このままじゃ悔しいね・・・・

見えなければまた描いちゃうか。(笑)

でも・・・今回は 弱足のへたくそな絵じゃなくたって

こんな素晴らしい景色が見れたんだから。

最後にまた出しちゃおう!

忘れちゃいやよ、この景色。

それっ! 最上級の立山三昧!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう!  立山!

いつかまたきっと リベンジしにくるからね! 

 

 

 

 

 

来た時と同じようにして アルペンルートを戻ります。

トロリーバスに乗って 

 

 

 

 

 

ロープウェイに乗って 

 

 

 

 

 
 

ケーブルカーに乗って 

 

 

                     

 

 

 

 

黒部湖駅まで戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

黒部湖駅も小雨が降ったり止んだり・・・・

まるで墨絵みたいで これはこれできれいだった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

霞む湖。 

 

 

 

 

 

 

 

二日前はこんなでした。 

 

               <その6> へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲天国と地獄 立山 <その6>

2007-07-30 10:00:00 | ▲2007年山行報告

 
               ~ <その5> からのつづき ~

 

黒部ダム駅からは またトロリーバスに乗り、終点扇沢へ。

 

 

 

 

 

 

 

扇沢到着。

これで本当に終わっちゃった。

扇沢もやっぱり雨でした。

 

 

 

 

 

 

 

さて!

ポレポレ隊、このまま埼玉に帰ったわけではありませんの。

実はもう一つ 大切な思い出の場所へ行ったのです。

が・・・・

ひとまずここで締めます。

立山はこれにて終了。

長い間お付き合いくださってありがとうございました。

引き続きお花をお楽しみくださいませ。  (一番下から遠征後半に入れます)

 

今回会ったお花さんたち 

 

イワイチョウ。                      ゴゼンタチバナ。   

 

 

イワカガミちゃーん!!!!            クロトウヒレンの蕾さん。  

 

 

イワツメクサ。                   クルマユリ。 でかっ!    

 

 

ウラジロタデ。                       コツガザクラ。 

 

 

ツガザクラ。                        タテヤマウツボグサ。

 

 

お馴染みチングルマ。                 タカネナナカマド。  

 

 

今年は当たり年? コバイケイソウ。        ニッコウキスゲもまた会えた。 

 

 

ミヤマキンバイ。                     ベニバナイチゴ。   

 

 

ハイマツさん。                      ハクサンシャクナゲ。 

 

 

ハクサンフウロ。                   ミヤマゼンコ。 

 

 

ヤマガラシ。                      ヤマハハコさん、もういました。 

 

 

ミヤマダイモンジソウ。                  ミヤマリンドウ。

 

 

ヨツバシオガマ。                    ミヤマハタザオ。   

 

  本当はもっともっとたくさんのお花が
                                 咲いていたのですが 雨の日は写真撮れず。
ヨツバヒヨドリ。                       この時期、本当にたくさんのお花に
                                会えますよ~!!

 

山バッジたち 

あら 大変!
気づいてみたらこんなに買ってました。
副隊長は知らないはず。
きっとまた会社の昼休みにこのレポ見て 絶句してることでしょう。  ((^┰^))ゞ テヘヘ
バッジの購入場所等は バッジリストにて。

 

立山のおみやげ 

お菓子類も買ったのですが既に胃袋の中へ。(笑)
左の手ぬぐいは 剱御前小舎で。
雷鳥とお花のクリアファイルはホテル立山で購入。 

 

 

絵葉書は室堂の立山山頂簡易郵便局にて購入。
高校時代の旅行クラブのお友達を始め、10名ほどに現地から暑中見舞いを出しました。

 

 

つい買っちゃった。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2007年、ポレポレ隊夏山遠征、前半は 

このように観光気分も味わえて 本格的な登山もできちゃう立山でした。

一番の目的だった立山三山コンプリートは 残念ながら叶わなかったけれど

初日にあの景色を見れただけでも幸せと思わないと。

天国と地獄・・・なんてタイトルにしちゃったけれど 

弱足隊員は 夕飯の支度を気にせずに 

お泊りで山に行けただけで、天国気分なのでありました。

今回雷鳥荘でご飯の時に一緒のテーブルになった年配の女性・・

東京から一人で毎年来ているそうで、

「立山は本当にいい山ですよ。 季節を変えて来てごらんなさい。

 また全然違った景色を見せてくれますよ。私は春が一番好きかな・・」 

と話してくれました。

登山はもう引退したそうですが 剱岳にも何十回も登ったと言ってました。

年をとってもそんな風にいつまでも山と関わっているって素敵だな。

登らなくても観ているだけで 幸せな気分になれる・・・立山はそんな魅力ある山でした。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

立山 (たてやま)

富山県  3015m (大汝山)

日本百名山 、 花の百名山 、 中部百名山

コース・・・・・雷鳥荘(6:30) ~ 一ノ越(8:35) ~ 雄山(10:25) ~

        大汝山(11:05) ~ 富士ノ折立(11:53) ~ 剱御前小舎(13:30)

        ~ 雷鳥平(14:45) ~ 雷鳥荘(15:10)

全所要時間・・8時間40分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約7時間15分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー 3名) 

 

                引き続き 夏山遠征 後半へ進む 

                立山 <その1> へ戻る

                ポレポレ隊が行く TOP へ戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲初めての3000m! 乗鞍岳  <前編>

2007-07-18 19:45:15 | ▲2006年山行報告


歩いた日 2006年8月18日

ポレポレ隊、2006年夏山遠征 二日目の山は

北アルプス南端にそびえる独立峰 乗鞍岳だぁ~~~!! (1日目レポはこちら

昨日、ポレポレ隊の最高峰となった木曽駒の2956mを

なんと一日で抜いてまた記録更新。

今日は3026mの頂きに立つのでR!

初めての3000m、どんな気分なんだろう。

ワクワクするねー!

「最も手軽に登れる3000m峰!」 

乗鞍について書かれている本には だいたいこんなコメントがついている。

おおっ! なんて弱足隊員にピッタリなんだ!

まるで弱足隊員のためにあるような山じゃないか!

ああ、早く手軽に山頂に立っちゃおう!

それじゃ、出発!

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・が・・・・

副隊長、またバスに酔っちゃいました。

昨日の木曽駒はバス乗車時間、約30分。

今日はそれより15分ほど多い45分。

バス停で待ってる時から もう既に 「酔っちゃうぞモード」 になってました。

ああ、副隊長は弱足隊員みたいにお気楽な性格じゃないからなぁ。

「気にしない、気にしない・・」 ってワケにはいかないのよね、可哀相に・・・・。

畳平に到着しても すぐには動けませんでした。

昨日みたいに少し休んでから出発しよう。 

 

 

 

 

 

 

 

でも今日もすっごくいいお天気。

そして既にここは標高2700m!

だから手軽に登れる3000mなんだね。

さあ、そろそろ出発しようか。

副隊長、昨日よりはちょっと立ち直りが早いようです。

 

 

 

 

 

 

 

いつもに増してゆっくりペースで歩きます。

木曽駒に続き、ここもお花がいっぱい咲いてました。

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・・この乗鞍岳ですが 「乗鞍岳」 という山はありません。

複数のピークの総称をいいます。

大小23の峰と7つの池沼、8つの平原からなり、最高峰は剣ヶ峰。

火山標高では富士山、御嶽 に継いで第3位を誇ります。

 

 

 

 

 

 

 

3人でポーズ。

がんばろうね!  そして

楽しもうね!!

 

 

 

 

 

 

 

コロナ観測所の丸いドームが見えまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

そして前方にそびえるのが 最高峰剣ヶ峰!

あ、あそこまで登るのか・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず剣ヶ峰バックに はい、パチリ! 

 

 

 

 

 

 

 

あっちもこっちもいい景色が広がります。

雲が下に見える~!! 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとに手軽に楽して頂上に立てるのか・・・・? 

 

 

 

 

 

 

 

左を見ると大雪渓!

よーく見ると夏スキーを楽しんでいる人がいました。 

 

 

 

 

 

 

 

肩ノ小屋を過ぎると本格的な登りになります。

岩がゴロゴロ・・・歩き辛そう。 

 

 

 

 

 

 

 

後を振り返ると肩ノ小屋。

帰りに寄ってみよう。 

 

 

 

 

 

 

 

思ったより人が少ない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

しかしほんと岩が多い・・・

しかもこの岩場を すごく軽装で登ってらっしゃる方が大勢いました。

多分、畳平まで観光で来て、なんかおもしろそうだから剣ヶ峰まで行ってみよう

っていうノリなんだと思います。

行きはヨイヨイ帰りは怖い・・・だぞー! 

 

 

 

 

 

 

 

時々後を振り返って 深呼吸。

ほら、いい眺めだよ。 

 

 

              <中編> へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲初めての3000m! 乗鞍岳  <中編>

2007-07-18 18:54:41 | ▲2006年山行報告


                ~ <前編> からのつづき ~

なにやらピークに着いたぞ!

でもここは剣ヶ峰ではありません。

剣ヶ峰はあの上です。 ふぅ~ 

 

 

 

 

 

 

 

ここは蚕天岳 (こだまだけ) でした。 2980mゲット!

 

 

 

 

 

 

 

一応証しを撮っておこう。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、それではまた歩き出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと一登りで剣ヶ峰・・・

しかしその一登りがけっこうきつい。

やっぱり現実は厳しいのだ。


侮るな 楽して登れる 山などない 
              
    (弱足心の俳句 季語なし)

 

 

文句ばっか言ってないで とにかく前に進みな。

 

 

 

 

 

 

 

 

権現池の深い色が 「弱足さん、頑張りなはれ!」 って言ってくれてるみたい。

実際には聞こえなかった。 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

あとちょっと・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

いやまだかなり・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

なんだここは・・・? 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここを登りきれば今度こそ・・ 

 

 

 

 

 

 

 

頂上直下の雰囲気。

いよいよか・・・!? 

 

 

 

 

 

 

 


ついに3000mの頂上ゲット―――!


っと思ったら あら大変!!!!

帽子を優先したために 標高の一の位が写ってないっ!!!

これじゃ302mみたいじゃんか・・・・・     実際には3026mと書いてあります。大失敗。 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角点も一応ね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

乗鞍本宮。

ここにもありました! 限定のバッジが!

ここでしか買えない、貴重なバッジ! もちろんゲット。 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ山ごはんにします。

宿泊してる国民休暇村で作ってもらいました。

しじみのお味噌汁は 作ったよ。

暖かいお味噌汁でおにぎりのおいしさ倍増! 

 

 

 

 

 

 

 

隊長の大好物、ハバネロちゃんも 3000mのお山でパンパンでした! 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べたらサッサと戻ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

肩ノ小屋まで戻ってきたよ。

途中、岩ゴロ道で何度も転びそうになったけど

奥白根、金峰と2回続けて転んでいるので絶対に3度目は避けたい・・・

なんとか持ちこたえました。(汗)

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

小屋でビール!!!

これ、ちょっと憧れでした。

弱足隊員は アルコールめっぽう弱いけど少しくらいなら大丈夫。 

副隊長は 自称アル中・・・ってほどお酒は大好きなんだけど

いつもはドライバーやってるので弱足監視員が絶対許しません。

でも今日は運転しなくていいわけだし

生ビール、グイっといっちゃいました!

弱足隊員も3口くらいもらって飲んだ。


お、お、お、おいし――――――――っ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ビールもググっと流し込んだし このまま下山・・・

といきたいところだけど それじゃあ おもしろくないでしょ。

とりあえず登れるピークは全部制覇してやろうじゃないの ってんで

まずは摩利支天岳。

そう、遠くからずっと見えてたあのドームの場所です。

あ、ここは副隊長はスルーしました。

隊長と弱足隊員の二人だけ。

 

 

 

 

 

 

 

しかし・・・ピークらしい場所がない・・・

いったいどこが摩利支天の頂上なの?

あっちこっち探し回ったけど結局わからず・・・・

途中で変な棒が立ってたので 弱足隊員、勝手にこれを頂上にさせてもらいました。

国土地理院の方々、すみませんが今日の摩利支天の頂上はここにしまーす!

       (後でわかったのですが このコロナ観測所そのものが摩利支天の頂上だそうです。汗)

 

 

 

 

 

 

さっきまで居た剣ヶ峰が。 

 

 

 

 

 

 

 

そして反対側には次に向かう富士見岳が。 

 

 

 

 

 

 

 

摩利支天をスルーした副隊長は 先に富士見岳に登ってるはず。

あの頂上の人だかりの中にいるのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

はい! 富士見岳ゲット! 2818mです。 

 

 

 

 

 

 

 

北アルプスが見える~!

今日もたくさんの人たちが あそこにいるんだろうなー。 

 

 

 

 

 

 

 

今ちょっと前に歩いた摩利支天への道がはっきり見えます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士見岳から 今度は大黒岳へ。 

 

 

               <後編> へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲初めての3000m! 乗鞍岳  <後編>

2007-07-18 17:03:17 | ▲2006年山行報告

 

              ~ <中編> からの続き ~


 

大黒岳の頂上部分はけっこう広い。

とっても歩きやすい道でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

大黒岳の頂上ゲット! 2771m! 

 

 

 

 

 

 

 

 

方位盤もあるよ~!

少し遅れて来たやはりファミリー登山の方と談笑。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからの眺めもすごかった。

穂高が~! 焼岳が~!  

槍は残念ながら雲の中・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

大黒岳はここで行き止まりなので 来た道を戻ります。 

 

 

 

 

 

 

 

畳平が見えました!

でっかくそびえているピークは恵比寿岳。

今は崩落の危険があって残念ながら立入禁止。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、一度畳平に戻り、最後のピーク魔王岳に向かいますが

副隊長はまたしてもパス!

バス停で順番待ちしててもらって 隊長と二人でサクッと登ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

はい! 魔王岳ゲット! 2764mです。

畳平に一番近いピークなので サンダル履きの人など 

観光の方達で賑わってましたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

あっ! 大黒岳で雲に隠れていた槍が見えるっ!!

今、この瞬間に、あの穂先で雄叫びをあげている人もいるんだろうなー。 

こっちを見ながら 「あ、乗鞍が見えるぞ!」 なんて言ってるのかなー。


ヤッホー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

そして畳平に戻ってきた隊長と弱足隊員。

ああ、いっぱいピークゲットしたね~。

楽しかったね~。 

 

この後、ソフトクリームを食べて、無事に畳平からバスに乗りました。

副隊長、だいぶ高度とバスに慣れてきたようで、

ひどいバス酔いにはなりませんでした。

ああ、よかった・・・・

 

今回会ったお花さんたち◆  

  

ウサギギク。                       イワツメクサ。 

 

  

ゴゼンタチバナ。                  コバイケイソウはもうおしまい。 

 

  

イワギキョウ。                      ミヤマキンポウゲ。 

 

  

ミヤマゼンコ。                     ハクサンイチゲ。 

 

  

ヨツバシオガマ。                   ミヤマダイコンソウ。       

 

  

シナノオトギリ。                       オンタデ。 

 

女王コマクサ。 


本当は帰りに畳平近くのお花畑を歩く予定だったんだけど
バスの都合で寄れませんでした。 残念!

 

おみやげ◆ 

頂上の本宮で買ったお守り。 

 

バンダナと手ぬぐい。 

 

山バッジ  

購入場所等の説明はバッジリストから。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポレポレ隊、二日目のお山も無事に終わりました。

副隊長のバス酔いも、思ったよりもひどくはならず ほっとしました。

楽しい時間はすぐ過ぎる・・・・

明日はもう帰る日です。

でもそのまま帰るわけにはまいりません。

短時間で自然を満喫できて バッジもゲットできるところ・・・・

そうだ! あそこだ! あそこに寄ろう!


もしこれから乗鞍に行こうと思ってる方がいたならば

最高峰の剣ヶ峰だけじゃなくて 是非そのほかのピークも訪れてみてください。

それぞれ景色が違ってて感動します。

ただ・・・頂上が見つからないといって勝手に頂上を決めるのはやめましょう。
                                      (そんなやつはあんた以外いない)


― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

乗鞍岳 (のりくらだけ)

3026m 岐阜県 長野県

日本百名山  信州百名山  岐阜百名山  

コース・・・・畳平(8:00) ~ 肩ノ小屋(8:55) ~ 剣ヶ峰(9:55) ~ 

       摩利支天岳~富士見岳~大黒岳~魔王岳 ~ 畳平(14:20)

全所要時間・・6時間20分(含 休憩 昼食)

歩行時間・・・・約5時間30分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員(いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

              

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▲雲上は花畑! 木曽駒ヶ岳 <前編>

2007-07-17 16:46:28 | ▲2006年山行報告


歩いた日 2006年8月17日 

   *これは消えてしまった以前のレポを 作り直したものです。
     記憶も感動もちょっとずつ薄れてきてしまいましたが 
 
   パズルを埋めるみたいに思い出をつないで作りました。
     記載している事柄で おかしい箇所があったなら、どうぞ遠慮なく声をかけてください。

 

2006年の夏山遠征第一弾は 木曽駒ヶ岳。

初めての中央アルプスに かなり興奮しておりました。

普段ポレポレ隊は 日帰り登山を基本にしています。

でも夕飯の支度等考えると やっぱりいつも時間に追われてるような・・・・

一年に一度くらいは どこかにお泊りして 時間に追われることなく山を楽しみたい!

義理ママとうまく調整して なんとか行けることになりました。

 

 

 

 

 

 

16日の21時半に埼玉の我が家を出発。

17日の夜中1時半に着いちゃった。

とにかく周りが真っ暗で 様子が全然わからない。

菅の台のバスセンターに行くはずが うっかり見過ごして通り越し、

黒川平まで行ってしまった。

何か変だなーと 戻ってみたら ありました、菅の台バスセンター!

そう、そう! ここです! マヨさん の写真と同じだー。

黒川平からも乗れますが 菅の台の次に停車するため、

座れない場合もあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

バスで しらび平に着いたポレポレ隊、そのままロープウェイに乗って

木曽駒の玄関口 千畳敷駅に到着しました。

ところが・・・・

副隊長がバスに酔ってしまいヘロヘロに・・!!

元々酔いやすいところへもってきて 睡眠不足・・・

大丈夫かぁ~? 顔色真っ青なんですけど・・ 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず 少し休んでから歩き出すことに。

わあっ! すごい! 駒ヶ根市内が見えるよ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

千畳敷カールは、っていうと こんな感じでした。

上の方はガスっていて見えないけれど 

うーっ! この景色! ネットやガイドブックで いやってほど見てた景色と一緒だー!

本物が目の前に! うれしい~~~~っ!! 

 

 

 

 

 

 

 

まずは駒ヶ根神社で手を合わせて無事を祈りましょ。

あれ? お賽銭いれたっけ?

・・・・覚えてない。 

 

 

 

 

 

 

 

ここ千畳敷は とにかくお花がいっぱい咲いてるらしい。

・・・って言ってるそばから 次々にお花を見つけて大興奮の弱足隊員!

副隊長はまだあんまり顔色良くないのにほっぽらかしで、パシャパシャ写真撮りまくり!

ごめん、副隊長・・・適当に休みながら歩いててチョ。(冷血女)

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員は全然前に進まない。

あ、これチングルマだ! あらら、これはなんだっけ・・えっと えっと・・・

ってな具合で 三歩進んで二歩下がる・・

思わずその辺から水前寺清子が出てきそうな雰囲気だ。

隊長は 「この調子じゃ いつ頂上に着くかわからないよ!」 っと かなりご立腹。

しかーし! 弱足隊員は なんと言われようと 決して自分のペースを崩さない。

サッサと行きたい隊長と、バス酔いでヘロヘロの副隊長と

あくまでもマイペースの弱足隊員・・・。

ポレポレ隊のチームワークの良さ、わかっていただけました? (汗)

 

 

 

 

 

 

 

ふと見上げると な、な、なんと!

さっきまでガスの中だったのに晴れてきた~~~!!

すばらしいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

実は台風10号の影響を心配していたのですが

なんとか大丈夫そうだ! 

良かったね~!! 

 

 

 

 

 

 

 

山頂駅があんなに小さくなっちゃった!

なんだかスイスみたーい。 弱足隊員、独身時代にスイス経験あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁坂を登ります。

青空いっぱい見えてきた! 

 

 

 

 

 

 

 

 

八丁坂ってけっこう大変なのね・・・

マヨさん、足が痛いのによく頑張ったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしすごい景観だね。

圧倒されそう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

グングン高度を上げていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 岩がゴロゴロ 気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

 

進め~! 

 

 

 

 

 

 

 

下からも皆さん、どんどん上がってきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またスイスの風景を見ながら深呼吸。

 

 

 

 

 

 

 

見上げると宝剣岳の上に人が・・・!!

こわっ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、浄土乗越に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海が見える!

 

 

 

 

 

 

 

 

あれに見えるは天狗荘。

 

 

 

 

 

 

 

 

いい眺めだね~ 

 

 

 

 

 

 

 

駒ヶ岳に向かって歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

隊長、最初見た時 「あ、空木岳だ!」 って言ったけど

こんなに近いはずないでしょうが!

これは三ノ沢岳でした。  ったく・・・・時々平気で違うこといいますから。

 

 

 

 

 

 

 

岩ゴロの道を登りまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな景色を見ながらルンルン進む。 

 

 

               後編へつづく・・・・

 

 

 

 

 

 


▲雲上は花畑! 木曽駒ヶ岳 <後編>

2007-07-16 16:53:02 | ▲2006年山行報告

 
                  前編からのつづき・・・ 

 

お! 駒ヶ岳頂上に着いたのか?

・・・・っと思ったら 小さく 『中岳』 と書いてありました。

ここはまだ本当の頂上ではないらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく登ったのに 一旦下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが出てきた・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

テントがちらほら見えてきたぞ。 

 

 

 

 

 

ここは頂上山荘前の幕場でした。 

 

 

 

 

ケルンを見ながら進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからもう一登りで 本当の頂上かな・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら着いたらしい! ワーイ! 

鳥居の後に見えるのはなんと売店でした。

こんなお山の頂上に売店が・・・

ここでしか変えないバッジをゲットして 弱足隊員、大興奮!

 

 

 

 

 

 

 

木曽駒ヶ岳到着! 

 

 

 

 

 

 

 

ん? こっちが本当の頂上か?

えーい! もうなんだっていいや!

とにかくポレポレ隊、今までで一番高いお山の頂上をゲットしました~!! 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長も大満足。

バス酔い、まだ引きずってるみたいだけど

この景色見て 少しは治ったかな。 

御嶽方面はガスってて 360度の展望ってわけにはいかなかったけど

それでも 大満足でした! 

 

 

 

 

 

 

 

さて、十分山頂を味わったので戻ります。

副隊長、どうしても宝剣に登りたいというので一人で向かいました。

ここは滑落事故も多い場所なので くれぐれも気をつけてよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

って言ってたら早い、早い! 

あっという間に戻ってきました。 

 

 

 

 

 

 

 

これが隊長が撮った頂上の写真。

フィルムカメラです。

ガスで何も見えなかったんだって・・・

そりゃ残念でした。 

 

 

途中で待ってた副隊長と弱足隊員も一緒に下ります。

さ、ごはんにしよう! 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長はお餅を焼いてカップラーメンに入れてました。

スイカも梨も歩き疲れた身体にはおいしいっ!

もちろんスイスミスのマシュマロココアもありまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

食べたらとっとと下ります。

あれま! 八丁坂、ガスガスだー!

これから登ってくる人たち、大丈夫かな。

この後、往路と同じように無事に菅の台まで戻りました。 

 

今回会ったお花さんたち

 

いっぱい咲いてたウサギギク。            ヤマハハコ。 

 

  

ウメバチソウ。                      タカネグンナイフウロ。

 

 

イワツメクサ。                      ミヤマリンドウ。 

 

 

シナノキンバイ。                        オンタデさん。 

 

 

ハクサンイチゲ。                     一際目立つ クルマユリ。 

 

 

ムカゴトラノオ。                     ミヤマアキノキリンソウ。 

 

 

トリカブト。すごい存在感。               ミヤマウイキョウ。 

 

 

エゾシオガマ。                      ミヤマホツツジ。      

 

 

ワーイ! イワカガミちゃん。            金峰でも会ったね トウヤクリンドウ。   

 

 

ゴゼンタチバナ。                       ヨツバシオガマ。 

 

 

シナノオトギリ。                     可愛いっ! カラマツソウ。 

 

 

チングルマの穂。                     ハイマツさん。 

 

こんな方たちにも会いました◆ 

 

信州大学の学生さん。                   駒ヶ岳山頂売店のお兄さん。
ハイマツの害虫を調べてるということでした。      写真撮ってもいいですか?って聞いたら 
                                  にっこり笑ってくれました。                           

 

山バッジ

 

いっぱい買っちゃった。 詳しい説明は バッジリストから。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夏山遠征 第1日目、無事終了!

お花三昧で弱足隊員は幸せいっぱい!

隊長もお天気が良くなって大満足。

副隊長は・・・・帰りのバスでもまた酔って 

宿では冷たいタオルをおでこに乗っけて寝てました。

実は明日は今日よりもっと長い時間バスに乗るのだ。

どうなる副隊長!!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

木曽駒ヶ岳 (きそこまがたけ)

2956m 長野県 

日本百名山  甲信越百名山  信州百名山  花の百名山

コース・・・・・千畳敷駅(6:50) ~ 浄土乗越( 8:35) ~ 駒ヶ岳(8:50)

        宝剣岳(10:05) ~ 千畳敷駅(12:15)

全所要時間・・5時間25分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・約4時間30分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員(いつものポレポレ隊メンバー)

 

                ポレポレ隊が行く! <TOP>へ

 

 

 

 

 


▲オサバグサに誘われて 帝釈山~田代山 <前編>

2007-07-12 06:00:00 | ▲2007年山行報告


歩いた日 2007年7月8日(日)

 

梅雨ですねぇ。

なかなかお山に行けませんねぇ。

週末が近くなると 天気予報を食い入るように見つめてる人

きっといっぱいいることでしょう。

硫黄以来どこにも行ってないので そろそろ身体がなまってきたポレポレ隊・・・

っていうか 弱足隊員。

梅雨の合間を利用して リストに入っていた帝釈山~田代山に行ってきちゃいました。

でも今回は 展望は期待しない。

硫黄であんないい思いしちゃったし、なにしろ今は梅雨真っ只中なんですから。

雨が落ちてこなければラッキーってことで。

ほんじゃいつものように埼玉の我が家から出発です。

 

 

 

 

 

 

 

いや~長かった。

東北道を利用できるのは便利なんだけど 今回は高速下りてからが長いです。

西那須野ICから3時間!

いや~長かった。

 

 

 

 

 

 

 

途中、フロントガラスをポツポツと雨が濡らして

あれまー こりゃ雨具の登場かね、って言ってたら

さすが副隊長、晴れ男。

雲が切れてきましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

馬坂峠到着。

帝釈山と田代山はほとんどの人たちは 猿倉登山口から入ります。

数年前に地元桧枝岐村のご尽力により、

ここ馬坂峠からも帝釈山に登れるようになりました。

こちらを利用すると なんと頂上まで1時間で着いちゃいます。

しかーし・・・・

猿倉への分岐から馬坂までは 逆に1時間多く車に揺られることになる。

今回はアクセスが長いので どちらから入るかは 副隊長に一任しました。

登山道までがちょっと短くて 歩行時間は長い猿倉と、

歩行時間は短いけれど登山口までの距離が長い馬坂峠。

さあ! あなたならどっちだ!!

でもって我がポレポレ隊の副隊長が選んだのは

車に乗ってる時間は長くても 歩行時間が短い馬坂峠・・・・!! (やっぱり・・・)

ま、どちらからでも 帝釈山も田代山もGETできるわけだから 

弱足隊員、文句は言うまい。

それじゃそろそろ出発しよう。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・っとその前に・・・・

桧枝岐で朝食を。

今日の朝ごはんは ランチパックだ~!!

ランチパック推進委員会会長の アフーさーん!

今日の弱足隊員の朝ごはんは 「七種の野菜コロッケ」 でーす!

めっちゃおいしかったであります!!

副隊長に 「朝からよくコロッケとか食べれるよね」 って言われたけど

私は起きたその瞬間からステーキが食べられる女でござんす。

だからコロッケなんて屁のカッパ。 (^_^)v

 

 

 

 

 

 

 

さてここ馬坂峠は 台倉高山 の登山口にもなっています。

私はこの山のこと、良く知らなかったのですが

なんと、先に到着していたハイカーさんは こちらに入って行きました。

台倉高山の頂上まで2時間と書いてあったので

元気な人なら 帝釈山とダブル・・・いや

田代も入れてトリプルゲットも可能かもしれませんねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

我々は帝釈山の方に向かいます。

実は今回の山行には 二つ目的がありました。

一つはもちろん 今度こそイワカガミちゃんに会うこと!

皆さんのレポには次々に登場するのに 

今年はまだ一度も会えていなかったイワカガミちゃん・・・・

磐梯でも硫黄でも 何故か葉っぱのみの再会。

今日こそは絶対にイワカガミちゃんのお花を愛でて帰るのだ!!

そしてもう一つの目的は やはりお花さん。

その人の名は オサバグサさん。 (人じゃない)

既にトップの写真で出しちゃってますから書いちゃいますが すごかったです!

オサバグサカーニバル! ってくらい いっぱいいっぱい咲いてました!!

 

 

 

 

 

 

 

案内板で確認して歩き出すよ。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい・・・・ほおずきさん。

今年も浅草寺のほおずき市、行きそびれた・・・( ノД`)

 

 

 

 

 

 

 

さ、出発しますよ。

しばらくは樹林帯。 

そこら中に雨の余韻が残ってました。 

 

 

 

 

 

 

シラビソとコメツガの木に囲まれながら歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真をよく見て!

細かい白いテンテンがわかりますか?

そう!実はこれが オサバグサ!!!

既に目的の一つをゲットしちゃいました!

6月が見頃のようだったので 間に合わないかな、って思ってたけど

標高が高い場所は まだ蕾もけっこうありました。

 

 

 

 

 

 

 

こんな道をひたすら歩きます。 

 

 

 

 

 


 

 

ほら、ここにも 白いテンテンがいっぱい! 

 

 

 

 

 

 

 

よく整備された登山道です。

 

 

 

 

 


 

オバサンとオサバグサ・・・・・。(^▽^;)

副隊長は 「オサバグサ」 っていうのが なかなか覚えられなくて

ずっと 「おばさんグサ」 って言ってたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

これがその おばさんグサ・・・・・じゃなくて オサバグサ。

よーく見ると一つ一つのお花が スズランみたいで可愛いの。 

 

 

 

 

 



 

そしてこれが葉っぱです。

このオサバグサは一属一種のお花で日本固有種。

機織の 筬(おさ) という櫛状の部分に葉っぱが似ているので

筬葉草 (オサバグサ) と言われるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

こんな場所も越しながら 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に頂上直下。 

 

 

 

 



 

 

え・・・本当にもう頂上なの~? 

 

 

 

 

 


 

 

あら、ほんと。

1時間で着いちゃいました。

ポレポレ隊でこの時間なら 早い人なら30分できちゃうかも。 

 

 

 

 

 


 

 

はい! おめでとう。 頂上ゲットです。 

 

 

 

 

 

 

 

三角点もあるよー。 

 

 

 

 

 

 

 

本当はここから会津駒や燧ケ岳も見えるはずなのに 真っ白々の世界でした。

南方面はこの写真のように うっすらと山並みが見え隠れ。 

 

 

 

 

 

 

 

でもこれはこれでまた幻想的。 

 

 

 

 

 

 

 

本当ならいい眺めなのになー なんて、うらめしそうな弱足隊員。 

 

 

 


 


 

 

この写真の左端に なにやら黒い物体が写ってますが

・・・虫さんです。

とにかく虫がすごかったです。

これからこちらに行く予定の方は 虫対策万全に。

ポレポレ隊、 今回は虫と格闘しながらの山歩きでした。

目、口、耳・・・・・もうありとあらゆる場所から虫さん攻撃。

参りました・・・・・(;´Д`A ```

 

 

 

 

 

 

 

 

虫と共に大変だったのは グチャグチャの道。

ほとんどの道が雨の跡で グッチャグチャ。

しかもスパッツつけてなかったので大変なことになっちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

大きな岩をヨッコラ越えて。

 

 

                <中編> につづく・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲オサバグサに誘われて 帝釈山~田代山 <中編>

2007-07-12 05:00:00 | ▲2007年山行報告

                
                           ~ <前編> からの つづき ~

 

田代山が見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

また岩越えだー。 

 

 

どんどん進もう。 

 

 

 

 

 

 

 

オサバグサの道はまだ続く。 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと樹林帯で 副隊長は 「もう飽きた」 を連発。 

 

 

 

 

 

 

 

ほらほら、オサバグサでも見て癒されてちょうだいよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩しながら どんどん進みましょ。

でも止まると虫が ワーッと寄ってくるの。 

 

 

 

 

 

 

 

たまには上も見てみよう。 

 

 

 

 

 

 

 

グチャグチャ道もまだ続く。 

 

 

 

 


 

 

だんだん勾配がきつくなってきたぞ。 

 

 

 

 

 

 

 

わーっ!!!!!  オバグサの楽園!! 

 

 

 

 

 

 

 

歩け~! 登れ~! ガンバレ~!! 

 

 

 

 

 



 

 

弘法大師堂(田代山避難小屋) 到着。

中には弘法大師像が祭られているようですが 写真撮るの忘れました。

ちょっと離れた場所にトイレあり。 

 

 

 

 

 

 

 

おおおおおっ! もしかして・・・・!?!?!?! 

 

 

 

 

 

 

 

湿原だ~~~~~~~!!!!!

そう・・・ずっと暗い樹林帯を歩いてきたから すっごくびっくりします。

そして メチャメチャうれしいです!

このギャップがたまりません!

誰もが歓声を上げること 間違いなし!!! 

 

 

 

 

 

 

さあ! 湿原の中をお散歩しましょ。

田代山湿原の中は一周できるようになってますが 一方通行なので気をつけて。 

 

 

 

 


 

 

うれしいな♪ うれしいな♪ 湿原大好きうれしいな♪  お花もいっぱいうれしいな♪

 

 

ん? ん? ん? あのピンク色はもしや・・・・・・・・・!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワカガミちゃんだ―――――――!!!

やっと会えたね! 一年ぶりだね! 

磐梯山でも硫黄岳でも会えなかったイワカガミちゃんに

今年は田代山湿原で会えました~!!! 

 

 

 

 

 

 

 

これで弱足隊員は二つの目標達成しました!

ますますうれしい! 

 

 

 



 

 

ほら!  お花はイワカガミちゃんだけではありませんよ。

ワタスゲさんも待っててくれたし コバイケイソウも咲いています。 

 

 

 

 


 

 

ああーいいなー。 やっぱり湿原ていいなー。 

 

 

 

 

 

 

 

ワタスゲ天国。 

 

 

 



 

 

 

湿原の中なのになかなか変化があるでしょ。 

 

 

 

 

 

 

ずっとここに居たい。

 

 

 

 

 

 

本当は湿原の回りに山が見えてるはずだったけど

残念ながらそれは叶いませんでした。

でもオサバグサさん、イワカガミちゃんに会えたんだし もうこれ以上は望むまい。

雨も降らずに歩けただけで ラッキーって思わないとね。 

 

 

 

 

 

 

 

いいね~!   ほんといいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

あらら・・・ガスが出てきた。 

 

 

 

 

 

 


 

副隊長が見えなくなる~!! 待って~~~!!! 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、見えた見えた。  ガスが出たり消えたり・・・。 

 

 

 

 


 

 

池塘もいいね。 

 

 

 

 

 

 

 

あ、あそこが田代山の山頂部分みたいだね。 

 

 

 

 

 

 

やっぱりそうだ。 田代山山頂です。 

二つ目のお山、ゲット! 

 

 

 

 

 

 

 

突然青空登場!! 

でもほんの一瞬でした・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この湿原散歩は一周約40分ほど。

ゆーっくり写真を撮り、休憩を入れても1時間あれば十分楽しめます。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長も身体を駆使して撮影に励んでます!(笑) 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ湿原ともお別れです。  

お花もいっぱいだったし 本当に素敵な時間を過ごしました。 

ただ、ここから会津駒が見えなかったのだけが心残り・・・・・

 

 じゃ・・・・・・・ やっちゃいますか。

 

 

                                 <後編> に続く・・・・

 

 

 

 


▲オサバグサに誘われて 帝釈山~田代山 <後編>

2007-07-12 04:00:00 | ▲2007年山行報告


               ~ <中編> からの 続き ~



ジャーン!!!

なければ描いちゃおうシリーズ!!! (いつシリーズ化された)

この時期だと 雪はこんなにないかもしれないけれど

こうだったらいいなーっていう願望を入れて描いちゃいました。

バンザーイ!!!   これでもう思い残すことはありませーん!!

 

 

 

 


 

 

はい、それでは来た道を戻ります。

帝釈山でごはんにしよう。 

 

 

 

 

 

 

相変わらずグチャグチャ道と虫攻撃に応戦しながら進みます。 

 

 

 

 

 


 

下って登って帝釈山へGO! 

 

 

 

 

 

 

 

今日の山歩きでも かなりたくさんの鳥さんの鳴き声がしてました。

いつものようにバードコールを鳴らすと・・・・

なんと一羽の鳥さんが ものすごい勢いで飛んできた!

そして弱足隊員の頭の上をビューン! 

もう一度バードコールを鳴らすと またビューン!

そして近くの木にチョコンと。

写真の○の中の ねずみみたいに見えるのがその鳥さんです。

こんなにバードコールの威力を感じたのは初めてでした。

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた帝釈山に戻ってきました。

頂上はあまり広くはないので 平な部分を見つけて山ごはんの用意に入ります。 

 

 

 

 

 

 

 

実は前回の硫黄で、副隊長から山ごはんについて注意されちゃいました。

アクセスや歩行時間が長いときは 山ごはんに時間をかけないことって・・。

今回も登山口まで時間がかかってるため、メインのものはコンビニと家からの調達で。

ガスを使ったのは具沢山のお味噌汁のみ。

今日は7月8日・・・・・七夕は終わっちゃったけど敷物だけでも気分を出して。 

 

 

 

 

 

 

 

スイカは忘れない。  今日は蒸し暑いから尚更おいしく感じちゃった。 

 

 

 

 

 

 

 

さっきは全く見えなかったけど ほら、うっすらと燧ケ岳が見える!

上の方にうすーく見えるのがそうです。 頂上部分に雪確認!

 

 

 

 


 

 

さて、それではそろそろ戻ります。

また長いドライブが待ってるからね。 

 

 

 

 


 

 

 

行きと同じ・・・オサバグサさんと挨拶しながら下ります。 

 

 

 

 

 


 

階段をトントントン・・・ 

 

 

 

 



 

 

はい到着!  お疲れ様~!

朝は3台だった車がいっぱい増えてました。 

実は・・・・着替えてたら 突然副隊長が

あっ!!!!   

っと大きな声をあげました。

びっくりして どうしたの? って聞くと、

「登山用の靴下履くの忘れてたっ!」 と・・・・・

途中で何度も 「今日はなんか靴の調子が変なんだよなー」 

って言いながら靴紐を締め直していたんです。

歩行時間が短かったから良かったけど 何故最初の履き心地でわからない?

最近、こういうことが多い副隊長です。  

私がやるならわかるけど いつもきっちりしてる人なだけに心配になっちゃうよ・・・

 

 

 

 

 


 

 

気を取り直して・・・・

長い林道を走り、352号線を走って 道の駅で一休み。

山ぶどうとバニラのミックスソフトを食べて幸せ気分♪

これにて梅雨の合間の山歩き、無事終了。

今日はアクセスが長かったけど スタートが早かったので 

夕飯の時間には余裕で間に合いました。 

お疲れ様~!!

 

今回会ったお花さんたち

 

今日はありがと オサバグサさん。       やっと・・・やっと会えたね イワカガミちゃん。 

 

 

登山口にひっそり咲いてたシロツメクサ。        サラサドウダン。 

 

 

ツマトリソウ。                       アズマシャクナゲ。 

 

 

エンレイソウはもうおしまい。              ハイマツさん。 

 

 

アカモノちゃん。                     ウラジロヨウラク。 

 

 

ワタスゲさんもいっぱいいました。           タテヤマリンドウ。 

 

 

ゴゼンタチバナ。                  やっぱり不思議 ギンリョウソウ。 

 

 

ニッコウキスゲはまだまだこれから。       モミジカラマツの蕾さん。       

 

 

可愛いね ヒメシャクナゲ。              ハリブキです。   

 

 

マイヅルソウ。                    ツルコケモモの後姿。   

 

 

ミツバオウレン。                        コバイケイソウ。 

 

 

チングルマ。                        と その花穂です。 

 

こんな方たちにも会いました

 

きのこちゃん。                      なんだかわからない虫サン。 

 

今日のバッジ風絵

   

今日は隊長の力を借りずに弱足隊員一人で完成させました。
詳しくはバッジリストへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ってなワケで 無事に目標も達成し、7月の一つ目のお山完了しました!

最初に書いた通り、今回ポレポレ隊は 馬坂峠の登山口から入りましたが

途中で出会ったハイカーさんは 「絶対に猿倉の方からがいい!」 と

ちょっと興奮しながら話してくれました。

なので、今回のレポがこれから行く方の参考になるかどうかはわかりませんが

とりあえず、このルートもあるよ、ってことでアップしました。

尚、帝釈山と田代山の間の道はどちらからでも同じです。


 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

帝釈山(たいしゃくさん) ~ 田代山(たしろやま)

福島県 栃木県  2060m(帝釈山)  1971m(田代山)

日本二百名山(帝釈山)    日本の山1000、東北百名山、花の百名山(田代山)

コース・・・・・・馬坂峠(6:00) ~ 帝釈山(6:55) ~ 弘法大師小屋(8:25)

        ~ 田代山(8:55) ~ 帝釈山(11:00) ~ 馬坂峠(11:55)

全所要時間・・・5時間55分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・・約5時間

メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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