ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲真っ赤な秋 南月山  <その1>

2007-10-25 09:00:00 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年10月21日(日)

本当なら次は瑞牆山の予定だったのに

また気まぐれポレポレ隊、浮気しちゃいました。 (静岡のKさん、 FTrekさん、ごめんなさいっ!)

ていうか、正確に言うと ポレポレ隊じゃなくて 弱足隊員一人のワガママです。

今回は突然弱足が 「どうしても行きたい!」 と強引に連れてってもらいました。

もちろん目的は 「紅葉」。

2005年の10月に姥ヶ平の紅葉を見て大感激した弱足隊員。 ↓ その時の写真

もう一度あの紅葉を見たい!   

しかも違うルートから!

で 南月山から、ってお願いしたのでありました。

隊長は文句タラタラ・・・そりゃそうだよね。

もう心は瑞牆だったもん。 ほんとごめん!

でもさ、真っ赤な秋を堪能できたんだし・・

だから笑って許してくださいな。 自己チュー女ここにあり。


ところで 南月山という山をご存知の方はあまりいないかもしれません。

ここを目当てに行く人って少ないかも。

山域は那須になります。

弱足隊員、那須は大好きな山域。

ポレポレ隊、那須三山(茶臼岳、朝日岳、三本槍岳) は制覇してます。

その三山に 今回登った南月山と黒尾谷岳をプラスすると那須五山。

那須岳コンプリートとなるわけです。

茶臼は3回、朝日は2回、三本槍は1回登りました。 

がっ・・・

実は今までスカッと晴れてズバッと見事な眺望だった日は一度もありません。

晴れ男の副隊長をもってしても 何故かお天気との相性は悪い那須岳・・・

さて、今回はどうでしょう。

スカッ! ズバッ! といくでしょうか。 

それではそろそろ出発です。

那須の南月山に向けて レッツラゴー!

 

 

 

 

 

 

 

紅葉のこの時期、絶対に混んでいる! 

6時には歩き出したいよね。

というわけで 駐車場に5時半到着。

最初にお邪魔する 白笹山の向こうから朝日が上ってきましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

バナナとチーズケーキとお茶で朝ごはん。 

 

 

 

 

 

 

 

モルゲンロートどっかのお山。 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場はこんな感じ。

那須だとロープウェイか峠の茶屋の駐車場が一般的ですが

今回ポレポレ隊の歩き出しは 沼原調整池近くの駐車場から。 

広くてきれい。 トイレもあります。

・・・でもってなんと!!!!!

この日、 あっこ&ひろチーム がここに居ました!

そう、この駐車場のどこかに!!

でもその時は全く気づかず・・・後でわかったことなんです。

歩いたコースは違いますが もうびっくりです!

そしてそして 2005年の時も ABIRIチーム  とニアミス!

那須はニアミスのメッカか!?!?

 

 

 

 

 

 

 

準備万端。

それでは出発しまーす。

実はこの時点でかなりの風が吹いてました。

副隊長はここから雨具をはおります。

隊長と弱足隊員は 寒かったけど 

「歩くとあったかくなるからね。」 と上着は着ずにフリースで出発。 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はどんな感動が待ってるかな。 ワクワク♪

・・・ってもちろん強引に決行した弱足隊員のテンションが一番高いんですがね。 がね、って

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい もみじさん。

ここから気分を盛り上げなきゃね。 

 

 

 

 

 

 

始めは樹林帯。

 

 

 

 

 

 

 

白笹山、南月山・・・はい 合ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

うんうん、なんか秋っぽいよ。

この調子、この調子。

 

 

 

 

 

 

最初に目指す白笹山が見えました。 

 

 

 

 

 

 

 

朝はカメラもまだ調子が出ないようで

ちょっとピンボケ。  カメラのせいにしてはいけない。 

 

 

 

 

 

 

 

実はですね・・・・・

副隊長とのっけから喧嘩しました。

カメラのことで。

いつも副隊長、マイカメラをザックに入れて歩きます。

胸にブラブラと下げるのがキライだそうで。

で、ここぞ!って時に休憩してザックを置いて撮るわけです。

でもそれだとこういう何気ない写真が撮れないでしょ。

なので弱足隊員が強制的に小さいミュー君を副隊長に渡して撮ってもらってます。

で・・・この日、少し歩き出すと副隊長が 

「あ! カメラがない。」 と言い出しました。

「さっき駐車場で渡したじゃん。」 と 私。

「知らない。受け取ってない。」 と副隊長。

「車の中だよ、ここに置くからねって言って渡したじゃん。」 と私。

「知らない、受け取ってない。」 と副隊長。

・・・・・

「わかったよ。 これから戻って取ってくるよ。」 と続けて副隊長。 ちょっと怒ってる。

「もういいよ。 今日はルミちゃんだけで撮るから!」 と私。 かなり怒ってる。

・・・・・・

そもそも副隊長はマイカメラを持ってるのだから

私からいつも渡されるもう一台を快く思ってないわけです。

でも私だけが撮ると どれもこれも隊長と副隊長の後ろ姿ばかりになる・・・

だから 「お願いね!」 (*'ー'*)ニコッ♪ と天使の微笑みを投げかけながら

いつもミュー君を渡しているのでありました。

しかし今日は天使の微笑みが 般若のお面に変わったわけで・・・。 久々登場!!

ルミちゃんに頑張ってもらわないと。

この一件で機嫌がヒジョーに悪くなった副隊長、ズンズン進んで行っちゃいます。

いつもは、遅い弱足隊員を気遣ってくれるのに 今日は全然後ろを振り返りません。

ウェーン・・・ 私を見捨てないで~~

 

 

 

 

 

 

 

そんな事とは全く関係なく 辺りはスバラシイ絵が広がってます。 

 

 

 

 

 

 

 

動揺で写真がボケてる。  ほんとか?

 

 

 

 

 

 

 

これも。  

面目ない・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな橋を渡る時も 副隊長ズンズン行っちゃいます。

いつもなら弱足が渡り終えるまで 見守っててくれるのに。

今日は全く・・・・無視。

落ちてもいいんだなっ! よーし落ちてやるっ!  やってみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

沼原調整池が樹林越しに見えました。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員おかまいなしに進む二人・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた、そんな事とは関係なく素敵な景色。

樹林をチョキチョキ切り取ったみたいに急に現れます。 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか弱足隊員が前に。

なーんだ、もう仲直りか。 

((^┰^))ゞ テヘヘ 夫婦ってこんなもんデス。 (shuさん&blueさん に捧ぐ。 末永くお幸せに

 

 

 

 

 

 

 

でもまだボケてる。  なぜ・・・・ 

  

                <その2> につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲真っ赤な秋 南月山   <その2>

2007-10-25 08:00:00 | ▲2007年山行報告

 

             <その1> からの つづき 

 

 

きれーいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

あれまっ!

道標まで紅葉してるよ。 (笑)

 

 

 

 

 

 


 

樹林の道をどんどん進みます。 

ちょっと細くなってるから気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

沼原池がだんだん下に見えるようになってきた。

上に来ると 赤い色が多くなってきます。

 

 

 

 

 

 

 

きれいだな。 

 

 

 

 

 

 

 

日本庭園みたい。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長、疲れているわけではありません。

顔が写っちゃうよ、って言ったので 下向いたとこ。 

 

 

 

 

 

 

 

こんな道もズンズン。 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! 調整池の全貌が! 

 

 

 

 

 

 

 

向こう側の山の側面 もしかして紅葉・・・・? 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、微妙にきれい。 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず進む。 

 

 

 

 

 

 

 

あっち向いてホイ!

・・・じゃなくて あっち向いて感動してるとこ。 

 

 

 

 

 

 

 

下を見たら霜・・・・

ん? でもそれにしてはサラサラしてる。

もしかして今朝雪降ったのか?

日光の山も冠雪があったって聞いたし。

寒いわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなしてる間に 白笹山に到着。

登山口から 1時間40分。

えっ! 標準コースタイムより10分も早い! 

奇跡だ。

ここは残念ながら眺望がありません。 

なので小休止ですぐに歩き出します。

 

 

 

 

 

 

 

おお! 開けた先には那須市街が!

みなさん、おはようございます。 

 

 

 

 

 

 

 

で、また樹林の中へ。 

 

 

 

 

 

 

 

赤やオレンジが多くなってきたね。 

 

 

 

 

 

 

 

白笹山っていうだけあって この辺りは笹が多い。 

 

 

 

 

 

 

なんかきれいっぽい! 

 

 

 

 

 

 

 

うん、確かにきれいっぽい! 

 

 

 

 

 

 

 

写真ではわかりませんが 登山口からずーっと風が吹いてます。

時折激しく、時折弱く。 

 

 

 

 

 

 

 

いい感じー! まさに秋山! 

 

 

 

 

 

 

また笹の間をズンズン。 

 

 

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると 通ってきた白笹山が。 

 

 

 

 

 

 

そして那須五山の一つ、黒尾谷岳への稜線が。

黒尾谷岳だけが残っちゃった。

ただ、頂上からの展望はないみたいですけどね。 10mほど離れると開けるらしいです。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の山、南月山が見えてきました。

なだらかな山容です。 

 

 

 

 

 

 

 

下は濡れた葉っぱがいっぱい。 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが出たり消えたり。

市街が見えたり隠れたり。 

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦樹林に入ると 

 

 

 

 

 

 

 

着きました~!  南月山!  

あれ・・ でもガスガスじゃん。

やっぱり今日もダメだったか・・・?  

 

 

 

 

 

 

 

これが南月山 頂上の証です。

ほら、これ木彫りになってる!

なんて素敵な標柱なんでしょう。

いったい誰が作ったのかな。

こういうのにすごく感動しちゃう弱足です。 

1775・8m 南月山登頂!

おめでとう!

ありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 三角点も隠れてました。

 

                <その3> につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲真っ赤な秋 南月山  <その3>

2007-10-25 07:00:00 | ▲2007年山行報告

 

             <その2> からの つづき 

 

信仰の山を思い出させる祠。

手を合わせます。

 

 

 

 

 

 

 

太陽は出てるのに ガスってる。

本当ならここから茶臼岳がドッカーン! なのに・・・

ずっと見えなかったら仕方ない、最後の手段で描いちゃおう。

それにしてもものすごい風。

もう、寒いのなんの! 

写真から伝わらないのが悔しい・・・っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

方角によって青空なのになぁ。 

 

 

 

 

 

 

やっぱりこっちはダメかー。

風で雲の流れがすごい。 

 

 

 

 

 

 

 

ん? この白いのはもしや・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

霧氷だー!

いや、樹氷か? 

どっちかわかんないけど とにかく寒い!

 

 

 

 

 

 

 

お地蔵様もこの通り・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ここでハプニング発生!

なんと隊長の帽子が飛ばされました!

副隊長から 「風が強いから帽子を取っておいた方がいい。」

って言われたのに ちゃんと聞いてないから!

一瞬の出来事で その後探したのですが見つからず・・

かなり遠くまで飛んでしまったらしいです。

ごめんなさい・・・・山に足跡以外のものを残してきちゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしてるうちに ガスがちょっと晴れてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、茶臼が現れるのを風と戦いながら待ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

あと少しなのになぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

ま、こんなもんでガマンするとしましょう。

ねえ、それよりあの赤いのは・・・・・・

紅葉!?!?!?! 

 

 

 

 

 

 

 

気付いてみれば あっちもこっちもすごい景色! 

 

 

 

 

 

 

 

わあああっ! きれいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく歩き出そう。

風が・・・・・・!!!

本当にすごい!!

でも写真では伝わらない・・・

隊長も弱足隊員も もうガマンできなくて

雨具をはおりました。

 

 

 

 

 

 

 

弱足隊員、悩んでるわけじゃありません。

風が強くて歩けないの。

顔を上げると まともに息ができない。 

 

 

 

 

 

 

 

沼原池があんな所に見えた! 

 

 

 

 

 

 

 

実はまたハプニング発生!

風で隊長と副隊長があおられて転びました。

隊長は手の指を切り、副隊長はくるぶしを打っちゃった。

ズボンのお尻が汚れているのもそのせいです。

で、弱足隊員は・・・・ 何故か大丈夫でした。

そう・・・・・何故か。 

 

 

 

 

 

 

 

しかし風で人が飛ばされる、っていうのを初めて実感しました。 弱足は正確には実感じゃなくて実視か?

こんな強風は生まれて初めて!

弱足隊員、身体は飛ばされなかったけど

鼻水がビュンビュン飛ばされて

四方八方に散っていきました。

後ろにいた人、ごめんなさい。 

でもこの時は人のことなんてかまってる場合じゃなかったの。

いやほんとすごかったんだから。

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか茶臼がバーン! 

描くよりやっぱり本物の方がいいもんね。

 

 

 

 

 

 

 

なかなか前に進まない。

今日は景色のせいだけじゃない。

風のせいで。 

 

 

 

 

 

 

 

またガスってきた。

結局 ずっとこれの繰り返し。

でも全然見えなかったわけじゃないからいいか。

 

 

 

 

 

 

 

真っ赤な斜面。 

 

 

 

 

 

 

 

日の出平に向かってます。 

 

 

 

 

 

 

 

そして着きました。 

 

 

 

 

 

 

 

噴煙もくもくの茶臼岳。 

 

 

 

 

 

 

 

けっこう迫力あるね。 

 

 

 

 

 

 

 

風と戦いながら進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

茶臼と弱足。 

 

 

 

 

 

 

 

姥ヶ平の方を見ると・・・・・

すっごーい!!! 

 

                  <その4> へつづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲真っ赤な秋 南月山  <その4>

2007-10-25 06:00:00 | ▲2007年山行報告

 

              <その3> からの つづき 

 

見て! 見て!

これが見たかったの!

ああ、やっぱり来てよかった!! 

 

 

 

 

 

 

 

隊長も しばし呆然。 

 

 

 

 

 

 

 

山が燃えている! 

 

 

 

 

 

 

茶臼も燃えていた。 

 

 

 

 

 

 

 

これからあの中に入っていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

この時点では風の強さより 感激の方が上回ってたかも。 

 

 

 

 

 

 

牛ヶ首目指して歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

回りは全て感動の材料。 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来るとかなりデカイ。 

 

 

 

 

 

 

 

でもやっぱり風も強い・・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

牛ヶ首に到着。

皆さんも風と戦っているようでした。 

 

 

 

 

 

 

 

分岐。

ロープウェイで上がってくる人もいるはずなのに

思ったより全然人が少ない・・・

この風で皆さん諦めたかな。 

っていうか ロープウェイは動いているんだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

なにやら人が集まってました。

火山の熱を求めているらしい。

うんうん、寒いもんねー。 

 

 

 

 

 

 

 

我々は姥ヶ平めがけて下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

身体が紅葉の一部になっていく。 

 

 

 

 

 

 

 

今年の紅葉は遅れ気味ってことでしたが

那須に関してはそれほど遅れてるとは思えない。

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり歩こう。

ここはそんな気分。

 

 

 

 

 

 

 

そして立ち止まって景色と同化しよう。 

 

 

 

 

 

 

 

まっすぐ行くと三斗小屋。

あそこもいつか泊まってみたいな。 

 

 

 

 

 

 

さっき歩いてきた稜線が上に。

 

 

 

 

 

 

 

姥ヶ原で大休止だ。

 

 

 

 

 

 

うーん・・・茶臼はまた隠れちゃった。 

副隊長 マイカメラで撮った写真が

 

 

 

 

 

 

 

これです。

ちなみに副隊長のカメラはデジイチではありません。

本人欲しがってますが。 

 

 

 

 

 

 

 

姥ヶ平中心部到着。 

 

 

 

 

 

 

ちょっと早いけど ごはんにしよう。

とにかく寒い・・・

少しでも風をよけられる場所を確保。

ハイマツの中に 「どうぞ!」 って言ってるみたいな一角が。

ここにしよう。 

 

 

 

 

 

 

 

今日はワンタンね。

寒い時は暖かいものに限る。

湯気が風で飛ばされていく・・・・

早く食べよう。 

 

 

 

 

 

 

 

お茶でもいかが? 

 

 

 

 

 

 

 

茶臼は相変わらず見え隠れ。 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、思い思いの時間を過ごしているようです。

それぞれの山・・・。

なんかいいね。 

 

                 <その5> へ つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


▲真っ赤な秋 南月山  <その5>

2007-10-25 05:00:00 | ▲2007年山行報告

 

                  <その4> からの つづき

 

ずっと座ってると寒いので

そろそろ出発します。 

 

 

 

 

 

 

 

今日は周回コースなので ここから沼原湿原目指して歩きます。

隊長は茶臼のガスが晴れるのを待ってるようなのでまだ来ない。

この分岐地点で待つことに。 

 

 

 

 

 

 

 

テッペンまではなかなか見せてくれないね。 

 

 

 

 

 

この木道の先にはひょうたん池が。

メチャメチャ方向音痴の弱足隊員は

こっちが帰り道かと思って歩こうとしたら

副隊長に止められました。

結局 さきほどの分岐にあった道標の 「三斗小屋」 方面に進むのですが

どうせならひょうたん池まで行って写真を撮ればよかった、と

帰ってきて悔やんだのでありました。

水面に写る茶臼と紅葉が撮れたのに・・・残念。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと怖い・・・・。

 

 

 

 

 

 

やっと隊長が来た。

で、ここでも粘ってる。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

これだけ見せてくれれば満足だよね。

ありがと、茶臼クン。 

 

 

 

 

 

 

 

さ、あとは戻るだけ。 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったらこんな景色。

副隊長、足が止まります。 

 

 

 

 

 

 

さよなら、真っ赤な世界。 

 

 

 

 

 

 

ちょっと寂しい。 

 

 

 

 

 

 

 

楽しみながら帰ろう。 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、あっちもこっちも全部が秋色。 

君は天然色。 by大瀧詠一  ちと古かった・・・

 

 

 

 

 

 

 

いい道だね~ 

 

 

 

 

 

 

 

ここでまた道が分かれます。

今度は 「沼原」 の方に。 

 

 

 

 

 

 

 

感動を受け止める機能が そろそろ麻痺してきた。 

 

 

 

 

 

 

 

いえ、まだまだ・・・・・

最後の最後まで感動しよう。 

 

 

 

 

 

 

 

渋滞です。

皆さん、目の前の景色に釘付けで歩けない様子。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そりゃそうだよね。 これだもん。

実は今日一日真っ赤な秋を観てきたポレポレ隊は

もうかなり免疫ができてますが

逆コースで上がってきた人には 

ここが始めての 「真っ赤な世界」 となるわけなんです。

なので来る人、来る人

「なんじゃこりゃー!」 

とか

「おおおおっ! これは・・・・!!」 

とか  それぞれ感嘆の叫びを上げながら 撮影体制に入ってました。

皆さん、ここで止まっていては大変ですよー!

先にもまだまだ赤い世界がありますよー!

 

 

 

 

 

 

 

ナイスな場所におじさんの後姿・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ふかふかの道。

 

 

 

 

 

 

 

思いっきりふかふかしながら歩こう。 

 

 

 

 

 

 

 

静かでいい道でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけロープを使う場所も。 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん下ります。

赤い色が少なくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

て 言ってるとこんなプレゼント。 

 

 

 

 

 

 

 

そして弱足隊員も遊びます。 

仮面舞踏会。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

見逃しそうな案内板。

まっすぐ行くとそのまま駐車場のある沼原園地。 

そしてここで右に曲がると湿原です。

ここまで来たら もっちろん湿原でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

なんか風があまり吹いてない・・・・

やっと止んだのかな。

暑くなってきたので ここで雨具をしまいます。 

 

 

 

 

 

 

 

湿原に着いたかな。 

 

                 <その6> に つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲真っ赤な秋 南月山  <その6>

2007-10-25 04:00:00 | ▲2007年山行報告

 

              <その5> からの つづき

 

東屋がありました。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長がこれを見て すごく大きなリアクション。

昔は井戸って当たり前だったよね。 っていつの時代の人・・

 

 

 

 

 

 

 

木道を進むと 

 

 

 

 

 

 

 

湿原へ! 

 

 

 

 

 

 

 

あ! 白笹山が!

 

 

 

 

 

 

 

草紅葉がきれいだな。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長 まったり。 

 

 

 

 

 

 

 

弱足もまったり。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長は どんどん行っちゃう。 (´Д`) =3

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後まで楽しもうよ。 

 

 

 

 

 

 

 

今日のまとめの景色・・・

白笹山は いい形してるなぁ。

「山を描いて」 って行ったら お子チャマたちはきっとこんな絵を描くんだろうな。

メインの南月山は隠れてここからだと見えない。

でもいいお山だったね。

今日歩いたコース、すごく気に入りました。 

 

 

 

 

 

 

 

湿原の回りは観光客がかなりいました。

ここから石段を上がっていくと 

 

 

 

 

 

 

 

沼原園地の 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場に到着。

お疲れ様でした! 

朝は空いてた駐車場も 満車。

観光バスも停まってました。

寒かったし 飛ばされたけど

でもとってもとっても楽しかった!

きれいだった!

満足した~~~~~!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

駐車場を出発。

風は弱くなったものの 途中の風車はグルグル回ってました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・・・

山の上にいる時は寒くて寒くて ソフトクリームなんて思い出したくもなかったけど

下山したらやっぱりね。 

欲望って気まぐれ。 

途中の南ヶ丘牧場でおいしいソフトを頂きます。

こちらの牧場も ものすごい混雑でした。

 

この日も余裕の3時半頃自宅に到着。

山用ウェアの洗濯を終わらせても 夕飯の支度にはバッチリ間に合いました。

やっぱり早出早着早帰り。

これに尽きる! 

 

 

今回出会ったお花さんたち  こんなに会えるなんて思っていなかったから すごくうれしかった! 

 

アキノキリンソウ。                  ウツボグサ。 よく待っててくれました! 

 

 

ヒメジョオン。                      タムラソウ。 

 

 

オヤマリンドウ。 うれしかった。            ノコンギク。 

 

 

シソ科の何か。                        シタラマノキ。 また会えたね。 

 

 実。  それだけかいっ! 

 

バッジ風絵  

久々です。帝釈山&田代山以来かな。
そのうちバッジに変身されまーす。 → しました! 詳しくはバッジリストへ
(隊長&弱足合作)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

予定変更した 南月山 いかがでしたでしょうか?

食べ物に 『旬』 があるように 山にもやっぱり 『旬』 があると思うんです。

「どうしても行きたいっ!」 って ワガママ言っちゃったけど

結果 旬のお山に会えた気がする。

「やっぱり行って良かった!」 と 心から思いました。

強風にあおられたり 鼻水が飛んだりしたけれど

本当に思い出に残る一日になりました。

お天気は スカッ! ズバッ! とはいかないまでも

これはもう合格点と思わないと だーれかさんに怒られそう・・・ スリスリ (笑)

隊長、副隊長、 ワガママ聞いてくれてありがと。

次は絶対にあそこね。

その前に風邪治さないと。 

皆さんも季節の変わり目・・・どうかご自愛くださいませ~!

お付き合い、ありがとうございました。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

南月山 (みなみがっさん)

栃木県   1776m  

関東百山 、 栃木百名山

コース・・・・・沼原園地P(6:00) ~ 白笹山(7:45) ~ 南月山(8:30) ~

        姥ヶ平(9:55) ~ 沼原湿原(12:25) ~ 沼原園地P(12:50)

全所要時間・・・6時間50分 (含 昼食、休憩)

歩行時間・・・・・約5時間45分

メンバー・・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつのもポレポレ隊メンバー 3名)

 

 

                 ポレポレ隊が行く! TOP へ

 

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その1>

2007-10-10 20:00:00 | ▲2007年山行報告

 

歩いた日 2007年10月7日(日)

10月の3連休、皆さんきっと  あっちの山、こっちの山、と盛り上がっていたことでしょう。 (お仕事だった皆さん、ごめんなさい。)

我がポレポレ隊も この連休、そりゃあー もう大騒ぎでした。

いつものように 隊長と弱足はどこのお山にするか大バトル。

かなりの時間をかけ、絞り込んで 結局ここにたどり着きました。

その過程を書くと それだけで一記事できそうなので・・・やめます。(笑)

御嶽山・・・・と聞くと まず頭に浮かぶのは 「木曽節」 です。


  ♪木曽のナー なかのりさーん  
                
木曽の御岳山は ナンジャラホーイ♪


Once upon a time ・・・・・

友人と二人で木曽路を歩き 

民宿の皆さんと木曽節を踊ったこと、忘れられない思い出です。

あれから月日は流れました。  

いっぱいいっぱい流れました。

今回はどんな素敵なことが待ってるのかな。

期待を胸に出発です。

 

 


 

 

 

 

 

夜中1時半に自宅を出発。

関越道 東松山ICから鶴ヶ島経由で中央高速に。

県央道がつながって 都心を通らなくても中央道に乗れるようになりました。

途中 諏訪湖SAで休憩し、薄暗い木曽の町を通り抜けます。

モルゲンロート御嶽がお出迎え!

お天気期待できそうかな。 

 

 

 

 

 

 

 

6時に御岳ロープウェイ 鹿の瀬駅に到着しました。

そう、今回の御嶽山、 ポレポレ隊は黒沢口から入ります。

もしこれが夏だったら 迷うことなく王滝口からにしたでしょう。 

ただ・・・秋ですから。 紅葉ですから。

やっぱり黒沢口。

ロープウェイの始発は8時・・・・!? 

遅いっ!

本来ならば下から歩きたいところですが

副隊長、いっぱい運転してきてるし少し休ませてあげないと。

ここで朝ごはんゆっくり食べて スロースタートと参ります。

暖かい豚汁とおにぎりで のんびり朝食ターイム!  しまった写真撮り忘れた。

 

・・・・・・なーんと! 帰ってきてからわかったことですが

ポレポレ隊が登った前日、同じ黒沢口から (但し、ロープウェイは使わない)

ぶらっとさん が登られていました!

一日ずれてたら どこかですれ違ってたかもしれませんねー。

惜しいっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり朝ごはんを食べて支度をしても まだまだ時間はいっぱい。

なので隊長とちょっと探検。

先ほどの正面を回り込んだ反対側に ロープウェイの乗り場があります。

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・・・・

そこからの眺めはこれです。

ここでかなり感動! 

御嶽山が呼んでいる  「早く来い来い ポレポレ隊。」 

 

 

 

 

 

 

 

ここは公園みたいになってて散策できます。 (鐘の鳴る丘というそうです。メッシーさん、ありがと)

いろんな平地のお花が咲いてました。

代表でコスモスさん。

思わず 

「すき。 きらい。 すき。 きらい。 すき・・・・・」

ってやりたくなっちゃう。

絶対 「すき。」 で終わらせてね。

 

 

 

 

 

 

 

7時半になるとチケット売り場に少しずつ列が出来始めました。

ポレポレ隊、前から2番ゲット。

これだけ並んでいるんだから 少しくらい早目に運転してくれてもいいのにねー。

しかしピッタリ8時に運転開始。

ロープウェイというより ゴンドラって感じ。 同じか?

動き出せば待ち時間なしで あっという間に頂上駅へ。 

 

 

 

 

 

 

 

飯森高原駅到着。

あれ~? なんかガスってないかい? 

 

 

 

 

 

 

 

案内板でルートを確認。

それにしてもこのガス・・・・

下からは青空が見えてたのに。 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい・・・・柿さんです。

私はちょっと柔らかめが好き。 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくたちはいったいどこへ行くんだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

御嶽山に行くんだよ。

登山届けのポストは ロープウェイ駅内にありました。  

 

 

 

 

 

 

 

最初は樹林帯。

苔むしてる感じ・・・好きです。 

 

 

 

 

 

 

 

思ったよりも寒くないね。 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に七合目の行場山荘。 

 

 

 

 

 

 

 

んー。 紅葉というにはちょっと寂しい色合い。

今年はどこともに遅れているようですね。

期待は最小限に。

 

 

 

 

 

 

 

階段状の道をずんずん歩きます。 

 

 

 

 

 

 

 

あー! 空が!

 

 

 

 

 

 

 

ヨッシャー!

晴れ男の副隊長の威力、今日も期待できそう!

 

 

 

 

 

 

 

いつも通り 抜かされまくりの弱足ですが 

あせらない、あせらない。

最初は特にあせらない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あせらない、 あせらない。  でもちょっとだけ急げないかい

 

 

 

 

 

 

 

わあ~!!!

見て! 見て!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして後ろも!! 

 

               <その2> に つづく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その2>

2007-10-10 19:00:00 | ▲2007年山行報告

 

                                         <その1> からの つづき

 

八合目の女人堂に到着。

七合目から約1時間。

 

 

 

 

 

 

 

小屋の前の広場は紅葉目当ての人たちで大賑わい。

ここまでは観光の方たちも登ってきます。

トイレあります。 

 

 

 

 

 

 

 

ぽつぽつ紅葉。

その向こうには乗鞍岳。

今回、大活躍だったのが この乗鞍でした。   

 

 

 

 

 

 

 

ほら!!!  槍も穂高も見える!!!

ヤッホー!!!!!    

穂高にはこの日、ほえっち が居たんだねー!

ほえっち~~~っ!!!!!!

それと基点の涸沢には なみちゅうさんFTrekさんアポロさん が・・・

涸沢はこの日、とんでもないことになってたようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして肝心の御嶽は・・・・・・

こんな姿を見せてくれました!! 

 

 

 

 

 

 

 

俺は八合目の標柱だいっ! 

 

 

 

 

 

 

 

ご存知の通り、御嶽山は信仰の山。

日本には富士山、白山、立山を始め、信仰の山は い―――っぱいありますが 

今回ほどそれを強く感じた山は初めてでした。

いたるところに霊神碑があり、御嶽教の唱えが聞こえてくるようでした。

 

 

 

 

 

 

 

なるべく期待しないように、って思ってたから

遅れてる紅葉でもすごく・・・・ 高揚した。 言うと思った。

 

 

 

 

 

 

 

ここ黒沢口は 御嶽山の登山道の中では一番古くから歩かれているそうです。

王滝口と共に 夏には白装束の方々で行列ができるとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、ポレポレ隊も 歩かせていただこう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つ一つに手を合わせたい気持ちになる。  よくわからないけど。

 

 

 

 

 

 

 

女人堂が下に。 

 

 

 

 

 

 

 

きっとそれぞれの霊神碑に云われがあるのでしょうね。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長はいつも通り自分の世界。 

 

 

 

 

 

 

 

岩ゴロゴロの道を進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

そこから何が見えますか。  

 

 

 

 

 

 

 

 

けっこう急だったんだね。 

 

 

 

 

 

 

 

あれはまだ頂上じゃないからね。

ガッカリしないために言っておきます。 

 

 

 

 

 

 

 

ご苦労様です。 

 

 

 

 

 

 

 

副隊長と鐘 ツーショット。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、何を想う。 

 

 

 

 

 

 

 

あ、写真撮ってたのか。 

 

 

 

 

 

 

 

後ろは北アルプスと雲海。 

 

 

 

 

 

 

 

乗鞍岳大活躍。

左端のとんがり帽子は笠ヶ岳? 

 

 

 

 

 

 

 

3人でイェーイ。

 

 

 

 

 

 

 

きれいっ!

でもやっぱり紅葉は遅れてる。 

 

 

 

 

 

 

 

でも晴れただけでラッキーって思わないと。  ね? asaさん、カル2&カルディナさん! スリスリ ・・・

 

 

 

 

 

 

 

最盛期にはこうなります・・・・・   (御岳ロープウェイHPからお借りしました)

圧巻!!   

 

                   <その3> へつづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その3>

2007-10-10 18:00:00 | ▲2007年山行報告

 

                  <その2> からの つづき

 

さて、色が薄い紅葉でも気にしないで登りますよ。 

 

 

 

 

 

 

 

傾斜はますます急になるけど 景色が良いので苦になりません。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋が見えてきたよ。 

 

 

 

 

 

 

 

あれ~?

なんかこの雰囲気 今年味わったことあるよねぇ・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

あ、でもあなたは居なかった・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの人たちが登っています。

 

 

 

 

 

 

 

岩が大きくなり それに比例して 弱足隊員の 「ヨッコラショ」 が 始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

立ち休みは後ろ向き。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長も待っててくれます。 

 

 

 

 

 

 

 

この意味が全くわからず。 

ん? 栃木??

 

 

 

 

 

 

 

来た道を振り返る。

だいぶ登ったね。 

 

 

 

 

 

 

皆さんも頑張ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

後ろでも頑張ってます。 

 

 

 

 

 

 

 

九合目に到着。 

 

 

 

 

 

 

 

ここは石室山荘。

御嶽山にはたくさんの山小屋がありますが

そのほとんどがこの時期、もう営業を終わっていました。 

 

 

 

 

 

 

 

この辺り、富士山御殿場口の八合目から上に そっくりでした。

あまりにもそっくりで 3人で 「なんか富士山に登ってるみたいだねー」

って何度も話しながら歩いてました。 

 

 

 

 

 

 

 

ナナカマド 遠い彼方に 何想う (弱足心の俳句 久々・・・)    

 

 

 

 

 

 

ちょっと怖い場所に建ってるのは 

 

 

 

 

 

 

 

覚明堂。

たくさんの方たちが休憩されてました。

場所がなさそうなのでスルーします。 

 

 

 

 

 

 

 

石段を登って鳥居をくぐります。 

 

 

 

 

 

 

 

覚明の像あり。

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり似てる・・・・

っていうかそっくりです。 

富士山・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

覚明堂を上ると すぐに分岐に出ます。

まっすぐ行くと御嶽山最高峰剣ヶ峰。

ポレポレ隊以外の方たちは全員が 剣ヶ峰に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

へそが曲がってるポレポレ隊は

皆と一緒には行きません。

二の池方面に向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

急に静かになりました。 

 

 

 

 

 

 

 

いい感じの場所です。 

 

 

 

 

 

 

 

アルマヤ天のピークがすぐそこに。 

 

 

 

 

 

 

 

進みます。  

摩利支天とその奥には継子岳が見える。

 

                   <その4> につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その4>

2007-10-10 17:00:00 | ▲2007年山行報告

 

                 <その3> からの つづき

 

あのひときわ目立つ色は二の池だね! 

 

 

 

 

 

 

 

なんてきれいな色なんでしょう!!

エメラルドグリーン!

 

 

 

 

 

 

 

この御嶽山二の池は 日本最高所の高山湖になります。

 

 

 

 

 

 

 

湖面がキラキラ。

でもここ、風がビュービューすごかったです。

そして寒かったです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

二の池のすぐ前には 二の池本館。

そろそろごはんにしよう。

風が強いので小屋の脇で食べることに。

 

 

 

 

 

 

 

今日もちょっとさびしい山ごはん。

ミニのカップラーメンと ところどころ皮のむけたスイートポテト。

副隊長はチキンラーメンにキムチを入れて 一人で大ウケしてました。

「寒い時には やっぱキムチだ!」 と。

おにぎりもありましたが 既に隊長、食べちゃいました。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋の裏からは 摩利支天、三の池、継子岳方面に続く道が続いています。

こっちも気持ち良さそう。

御嶽山の頂上部には一の池から五の池 (六の池まで入れる場合も) を巡る道があります。

山頂で一泊して周遊するのもいいだろうなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

お腹いっぱいになったので ちょっと遊ぶ弱足。

寒いけど 気持ちいい~!

人が少ないのもいいね。 

 

 

 

 

 

 

 

あなたはいったいいつからここにいるの? 

 

 

 

 

 

 

 

これからあの急斜面を登っていくのか・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

おお! 皆さん、歩いてる!

ここは下りに使う人の方が多いらしい・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・そろそろ出発しないと。

なにしろロープウェイの最終が16時半ですから。

それに間に合わないと大変!  

 

 

 

 

 

 

 

二の池さん、さようなら。 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、何度も振り返っていました。 

 

 

 

 

 

 

 

真っ赤な葉っぱの向こうにブルーが映えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅いぞー!」  

 

 

 

 

 

 

 

・・・・って 言われても 全くマイペースの弱足さん。 

遅れてもハッピー。

 

 

 

 

 

 

 

二の池が遠くなってく・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

ここから見える小屋は 二の池のほとりにあった小屋ではありません。

「二の池新館」 になります。  

さっきのは 「二の池本館」。

ちょっとややこしい。

 

 

 

 

 

 

 

岩ゴロの急登を ヨッコラショ。 

 

 

 

 

 

 

 

ああ・・・・見えなくなる~! 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ頂上~?

って思ったらとんでもない!

本当に方向音痴な弱足隊員・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

頂上の剣ヶ峰は向い側のテッペンだってば。 

あれま~・・・・・ちょっとショック。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから剣ヶ峰までは 三十六童子 を通って行きます。

写真の火口部分は 一の池。 

涸れて水はないけれど かなり大きい。

その周りをぐるーっと一周して剣ヶ峰を目指します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も歩いている人がいなかった・・・・

ちょっと不安。 

 

 

 

 

 

 

 

写真撮ってると副隊長が

「そんなことしてないで 登ることに集中しなっ!」 って怒ります。

でも撮ります。  私、負けません。 

 

 

 

 

 

 

 

そういう副隊長も撮ってるじゃん。 

 

 

 

 

 

 

 

後方には 摩利支天山。 

 

 

 

 

 

 

 

 

前方は岩の山。

ゆっくり一歩ずつ確実に。 

 

 

                <その5> につづく・・・

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その5>

2007-10-10 16:00:00 | ▲2007年山行報告

 

               <その4> からの つづき

 

剣ヶ峰がちょっとずつ近づいてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

なんか不思議な感じの場所。

宇宙のどこかの星に降り立ったみたいな・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるーっと歩いてきた道が見えます。 

乗鞍も。

 

 

 

 

 

 

 

地獄谷が見えてきました。

硫黄のニオイもかなりでした。 

 

 

 

 

 

 

 

全然人がいない・・・

ポレポレ隊独占ルート。 

 

 

 

 

 

 

 

吸い込まれそう。

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた後ろを振り返る。 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ剣ヶ峰 射程圏内。 

気合が入ります。

 

 

 

 

 

 

 

ストックが邪魔だけど しまうのも面倒だ。

エーイ! このまま行ってしまえっ! 

 

 

 

 

 

 

 

あと少し! 

 

 

 

 

 

 

 

とうとう剣ヶ峰の一角にたどり着いた!

八丁ダルミから王滝頂上方面が見えます。 

 

 

 

 

 

 

 

そして着きました! 

御嶽山最高峰 剣ヶ峰ですっ!

急にすごい人・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

頂上の標柱の回りには 写真を撮る人でいっぱい。 

 

 

 

 

 

 

 

少し待って順番が回ってきました。

はい! これが頂上の標柱です。

御嶽山 3067m ゲット!

おめでとう! 

ありがとう。

ここにも乗鞍がしっかり写ってますネ。


考えてみたら今回の御嶽山、ポレポレ隊が登った山の中で

富士山に継いで 2番目に高い山でした!

10月の3000m、どんなかなーって心配していたのですが

思ったほど寒くもなく良かったです。

前日の10月6日は雪が舞ったとか・・・

富士山にも初冠雪があったと聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

御嶽神社奥社。 

 

 

 

 

 

 

 

これはもう手を合わせないわけにはいきません。

この後 弱足隊員もお祈りしました。

詳しくは書きませんが あるワンちゃんの奇跡を願って。 

 

 

 

 

 

 

 

それでは下山開始。

間に合うかな・・・・。

多分大丈夫でしょう。

でも気を抜くと何があるかわからないから。

落ち着いて下ろう。

 

 

 

 

 

 

 

狛犬さん、さようなら。 

これから寒くなるけど頑張ってね。

 

 

 

 

 

 

 

 

階段、転ばないように。 

 

 

 

 

 

 

 

景色を楽しみながら 時間もちょっと意識して。 

 

 

 

 

 

 

 

いや~ それにしても本当に似てる。

まるで富士山だ。

ここ、本当は富士山なんじゃないの?   

かもねー。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

継子岳の向こうには この日何度も雄姿を見せてくれた乗鞍が。

そして乗鞍の西の雲の下には高山の町があるんだねー。

高山もいい町だったなー。 懐かしいなー。

 

 

 

 

 

 

 

富士山・・・じゃなくて 御嶽山の火山岩の道をどんどん下ります。 

 

 

 

 

 

 

 

往路に通った九合目の覚明堂に到着。 

弱足隊員、山の同定がほんとできない人なのですが

遠くにうっすらと富士山確認! 

全部は見えません。 上の部分だけ。

そして・・・・赤石岳ってどこにあるんだ?

なんと、この日 静岡のKさん が 荒川三山、赤石岳縦走してて

そこから御嶽が見えていたそうです。

Kさ~~ん!!!!  

見えますかー!!!!   

 

 

 

 

 

 

 

さて、どんどん下ります。

いちいち後ろを振り向かなくても 

下山はこの景色の中に向かって歩いていけるからいいねー。 

 

 

 

 

 

 

 

ほうら、ナナカマドも応援してくれてる。  でもちょっと赤が褪せてないか? 

 

 

 

 

 

 

 

ガスが上がってきた。

でもそれも絵になる。

 

 

 

 

 

 

 

上りでも休憩した 黒岩の辺りでまた休みます。

 

 

 

 

 

 

 

午後になると また微妙に色が変化して見えるね。 

 

                  <その6> につづく・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲霊神碑の道 御嶽山 <その6>

2007-10-10 15:00:00 | ▲2007年山行報告

 

             <その5> からの つづき

 

ズル・・ズル・・・ってガレ場を音を立てて下っていきます。 

三名ほど転んだ人がいました。 

そのうちの一人は副隊長。 ありゃー

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ八合目です。 

 

 

 

 

 

 

 

女人堂でトイレ休憩。

午後になっても この辺りはすごい人でした。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは渋滞を繰り返しながら進みました。

弱足隊員、前回の至仏でもそうでしたが、 

副隊長から  「もっとゆっくりでいいよ。」 と何度か言われました。

自分でも最近、下りでけっこう余力がある気がしてます。 多分気のせい。

でもきっとこれが標準の速度なのかもネ。  その通り。

登りは相変わらず全然ダメですが。 がんばんな。

 

 

 

 

 

 

 

バンバン下って七合目の行場山荘に到着。 

 

 

 

 

 

 

 

そして無事に登山口に戻ってきました。

お疲れ様~!

よく頑張りました! 

 

 

 

 

 

 

 

ロープウェイ駅には3時半に到着。

最終運転の1時間前でした。

良かったねー。

本当はソフトクリーム食べたかったけど

今日はお泊まりなので 夕飯のためにお腹を空かせておくことに。 

 

そう・・・・・

今日のポレポレ隊は夏山じゃないのにお泊まりしちゃいます。

冒頭に この連休の山決めで大バトルがあったと書きましたが

御嶽の名前があがった時、日帰りじゃ無理だから 

義理ママの了解を得られたらOK、と副隊長から言われました。

そして義理ママのお許しが出た時点で宿探し。

何しろ出発日の数日前だったため どこも満室。

やっと探し出したところが 三岳の 「六車」 という宿でした。

お世話になりまーす。

「昨日は山は雪が降ったんですよ。 今日はお天気良くてよかったねー。」

女将さんが笑顔で迎えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

着いてすぐに温泉につかり、乾杯です。

お疲れ様ー!

カンパーイ!! 

 

 

 

 

 

 

 

お腹ペコペコ。

いっただっきまーす!

ここ六車さん、2食付で7500円。 安いっ! 

 

 

 

 

 

 

 

デザートはなんと あけび!!

子供の頃、食べたかもしれないけど 記憶がほとんどありません。

・・・・・なんか芋虫みたい・・・・

甘いけど種がいっぱい。 

隊長はとうとう手をつけませんでした・・・汗。

 

お腹いっぱいになって 幸せ気分で就寝。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

翌朝は雨の音で目が覚めました。

お部屋から窓の外を見るとかなり降ってます。

昨日はあんなにいい天気だったのにねぇ。

朝食をご馳走になり 早目に出発。

お世話になりましたー! 

 

 

 

 

 

 

 

木曽の懐かしい駅名を見ながら雨の中をひた走ります。

途中、道の駅でお土産を買い、塩尻ICに向かいます。 

 

 

 

 

 

 

 

高速に乗り、SAで休憩。

ここは・・・・っと・・ 

 

 

 

 

 

 

姨捨SA・・・・・おばすて!!
捨てられないように気をつけよう。

 

 

 

 

 


  

 昨日 食べはぐったソフトと ずっと副隊長が食べたがってた五平餅を頂きました。  

メッシーさん、食べた~! 今度は木曽路で本場の食べますからー。

 

 

 

 

 

いや~ 最近はご当地シリーズのお菓子が

どこに行ってもたくさんあって 見てると楽しいですねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

SAからは こんな素敵な景色が。 

そして無事に自宅に到着。 午後1時半には着いてました。

これなら明日の仕事にも差し支えなさそうです。

 

 

今回会ったお花さんたち まだ咲いてた。ありがとう。

 

ヤマハハコ。                      オンタデさん。 ギリギリセーフ。 

 

 

 

コケモモちゃん。                     シラタマノキ。 

 

 

 

シロツメクサ。 健気です。             平地を代表して コスモスさん。 

 


山バッジ 

 

詳細は バッジリスト から。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな風にポレポレ隊の木曽御嶽山は終了しました。

お天気にも恵まれ、紅葉はちょっと早かったけど

秋の薄化粧を楽しむことができたので 大満足です。

それから弱足隊員、30年近く前に歩いた木曽路を思い出して

久しぶりにアルバムを開いてみました。

 

 



そこには まさに青春真っ只中の自分が微笑んでいました。

当時の民宿、2食付で3500円だったって。

そして妻籠から馬籠まで6時間もかけて歩いたって。

ポレポレ歩きのルーツ、ここにあり。 (笑)

こんな素敵な時間を持つことができたことを 御嶽山と副隊長に感謝します。

今年の紅葉は遅れ気味・・・

さて、皆さんはこれから どんな秋山に会いに行くのかな。

ポレポレ隊も また楽しいバトルを再開しまーす。

いつものように、長いレポ、最後までお付き合いくださって ありがとうございました。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

御嶽山 (おんたけさん)

長野県 、 岐阜県   3067m

日本百名山  甲信越百名山  信州百名山  花の百名山

コース・・・・・黒沢口(御岳ロープウェイ駅)(8:10) ~ 女人堂(9:20) ~

        二の池(11:20) ~ 剣ヶ峰(13:00) ~ ロープウェイ駅(15:30)

全所要時間・・7時間20分 (含 昼食 休憩)

歩行時間・・・・約6時間10分

メンバー・・・・・隊長、副隊長、弱足隊員 (いつものポレポレ隊メンバー 3名)

 

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