▲歩いた日 2011年9月18日(日)
『武尊をホタカと読める人は、山好き以外にはあまりいないだろう。』 (深田久弥 日本百名山 より)
確かに、私が山に登っていなかったら 間違いなくこの山を ぶそんやま と読んでいたに違いありません。
パパなんて、今回登るまでこの山の存在を知らなかったし 百名山だよ、って言っても うそだぁ~って 全然信じなかった。
多分、百名山の中では あまり自己主張する方ではなく、静かで地味なお山なんだと思います。
でも そんな山だからこそ 登ってみた時の 「あら!素敵!!」 が 嬉しかったりするものです。
その 「あら!素敵!!」 を うまく伝えられるよう ポレポレ隊、上州武尊山 に向けて出発します。
せっかくの三連休ですが、隊長は初日が仕事。
でもまあ、一日たっぷり遊んでも 翌日が休みっていうのは全然気分が違いますね。
今回は長丁場になるので いつもより少し早目の2時40分頃家を出ました。
赤城高原SAで朝食を。
武尊山に登るコースはたくさんあります。
ポレポレ隊が選んだのは 距離はあるもののアップダウンが少ない武尊牧場からのコース。
東俣駐車場から上がれればもっと楽なのですが 数年前の土砂崩れから通行止めになったまま、復興の目途は立っていないようです。
牧場の駐車場は2段になっていて 最初、下の広い方に止めたのですが 後から来た車が上に上がって行ったため 真似して行ってみました。
すぐ上なので時間はほとんど変わりませんし 下の方が全然広かった。
さきほどの駐車場からちょっと上がると この写真の場所。
左に行くとトイレ。 右が登山道へ続く道。
パパは今、登山道の方を向いています。
それでは歩き出すとしましょう。
今日の手ぬぐい、ブドウさん。
ここからのスタートは、閉鎖されている東俣駐車場から上がるより
1時間も多く歩くことになります。
リフトも動いていますが8時半が始発。 (今の時期は土日祝のみ運行。要確認)
ちょっと遅すぎます。
四方から登山道があるので 自分の体力に合ったコースを見つけてください。
いつも、直前まで登る山が定まらないポレポレ隊。
今回も二つ候補があったのに いきなり浮上した武尊山に数日前に変更。
ちなみに、他の二つの候補とは 燧ケ岳と西吾妻山でした。
どちらもアクセスの問題でパパが難色を示し、却下。
日帰りだと確かにきついかも・・・
こんな風に人が歩く すぐ頭の上をリフトが・・・・ (この時間は止まっています)
舗装された道から 指導標に従って右に入って行きます。
丸太の階段を上りましょ。
まあ、牛さんです。
おはよう!
そうだよね、ここ 牧場だったんだもの。
遠くの山が見える~!
赤城方面かなぁ。
ロッジまきば を過ぎると 素敵なシラカバの小道に入ってきました。
ここら辺が 三合平かな。
あ、あそこが本物の登山口。
右に見える道は 東俣駐車場への道。
そっか、本当ならここに出て来られたのですね。
駐車場からここまで 1時間20分ほどかかりました。
どんだけスローペースなんでしょ。 (全て私のせい)
先が思いやられる・・・
登山届出します。
木道の始まり。
というか・・・・ いろんな方のレポを見せていただきましたが
この道、グチャグチャ度がかなりのものらしい。
今日のポレポレ隊は しっかりとゲ―タ―を装着。
樹林の中に入ってきました。
一気に山気分。
「森を歩き、森と語ろう」
いいね。
パパが遠くからこれを見て、 ずいぶん大きなトイレだな、って・・・
そんなバカな。
ここは 映画 「眠る男」 のロケ地だそうです。
この 「眠る男」 は 群馬県が人口200万人突破を記念して製作した映画だそうで、
なんと モントリオール世界映画祭 で 「審査員特別大賞」 まで取っていたんですね。
私、映画は好きで良く観ますが 全然、全く、これっぽっちも知りませんでした。
ごめんね、眠る男さん。
ちょっと前にボキッて折れたばかりみたいな大木。
いったい何があったんだ?
道標はしっかりあるので 迷うことはありません。
突然 団体さん現る。
賑やか 賑やか。
道がグチャグチャなのわかります?
こんなのはいい方。
沼みたいな場所が何ヶ所も。
ホソハマキモドキさんの仕業ですね。
こういう発見も 実に楽しい。
赤い屋根見えた。
武尊避難小屋到着。
ここら辺は 全く青空見えず。
台風の影響、あるのかな。
隊長のご機嫌も今一歩。
う~ん・・・ 真っ白けのけ。