カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

精神鍛錬・日光男体山

2016-05-18 | ヤマのこと

2016.5.14(土)


このところちゃんと山頂を踏んでなかったり、楽な登山が多い私
ここらで自分に気合を入れなおし、初心に返ろうと日光男体山へ。

家から遠いのでなかなか足が向かないエリア・日光
道路渋滞にはまると日帰り登山が厳しくなるエリアなので
以前から行くなら「いろは坂」の渋滞のない時期にと、
GW明けを狙ってえいっ、と出かけてきました。

正式な登拝道は日光二荒山神社中宮祠から
中宮祠内の登拝門から山頂奥宮までは往復約6キロ・標高差は約1,200m
今回はもちろんこの正式登拝道を行きます。



日光男体山は標高2,486mの火山 成層火山らしい円錐形
古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂には日光二荒山神社の奥宮があるそうだ


神社で入山料¥500納め、登山者名簿に記入
簡単な説明をうけ、登拝お守りを頂いてスタートです。
登拝受付時間は午前6時〜正午 登拝期間は5月5日〜10月25日
これ以外は原則入れません。



神社から見上げる男体山、既に雲がかかって全貌は拝めませんが
この急傾斜・・・登る前から萎えそう・・・



はい、心して登ります



こちら表参道はウオーミングアップなどはありません。
神社の階段を登ったらすぐ一合目、ここからの登りがいきなりきつい!
三合目までですでに息は上がり、汗びっしょり
もうリタイヤかと思いました(笑)



一旦車道に出ます。
この車道が嫌いと言う方が多いようですが、私はここでクールダウンできたのであって良かった。
ここがなければ山頂まで持たなかったかもしれませんw



見上げれば山桜 さすが日光、まだ春でした
男体山も5月5日に山開きしたばかりですもんね。



ほどよく呼吸も整ったところで四合目
ここからが本格的な登山道となります。



最初は笹に覆われた 窪んで滑る道を進みます



今日の天気予報は曇り、風は弱い
この時点ではまだ振り返ると中禅寺湖が見えていました
針葉樹の香りが心地よい木々の中を抜けたりして標高を上げて行きます


・・・ですが





岩岩をえっちらおっちら登り始めたあたりから雨がぽつぽつと降りだして、
七合目に着いたらザーっと


ちょうど避難小屋?に着いたところだったので
トタン屋根のなかで雨宿り出来ました。


今日は曇り予報で雨マークはなかったんだけどなぁ・・・

こういうシチュエーションに会うと精神的に弱い私は
最近山頂がどうでもよくなってしまう傾向にあります・・・

でも今日はその弱気を克服するために来たのだから頑張りますよ!




続く岩を越え鳥居をくぐり



八合目 瀬尾神社
苦しかったけどここまで来るとあと少し!と頑張る気力が湧いてきます!
一合ごとにだいたい20分くらいのペースで登ってきた気がするので
合目表示は目安になっていいですね



九合目までは少し緩やかでここでもクールダウンできました




九合目から先は森林限界?
まるで富士山のようなザレた斜面を登ると前方にうっすら見えてきたーー




やりました〜
男体山山頂とうちゃく!素直に嬉しい!



お腹ペコペコなのでまずは腹ごしらえ
気温が低く寒そうだったけど、もしか・・・と思って持ってきたオールフリー
炭酸が疲れた身体を癒してくれました



ランチ中に一瞬青空が見えそうになり、慌ててカメラを持ってみたものの
その期待は一瞬で消え去りました(´Д`)




ランチ後は頂上へ
頂上(三角点)は勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域
大岩の上には対面石と、長さ3.6m余りのご神剣が立っています。


このご神剣は2012年10月に設置されたもの
以前のは311の年に鳥居と共に折れてしまったのですが、
その後新しいものを設置することができたらしいです。
以前の大剣は1880年に奉納されたもので、
約130年ものあいだ風雪に耐え山頂のシンボルであり続けたそうです。
さすが霊峰・男体山



山頂は風の通り道で寒いので写真だけ撮って終了




二荒山大神の像と男体山奥宮
真っ白な世界、まるで雲の上に浮かんでいるようです・・・




結局今回も何も見えないまま下山開始
晴れれば観音浄土にもたとえられる絶景を拝めるそうですが。



山頂直下は火山らしい赤い斜面
多分 正面に中禅寺湖があるはず


雨で濡れた滑る岩、気を付けながら降りたつもりでしたが、
最後のほうですってんころりん、岩に左下半身強打
青あざ作りました( ̄▽ ̄)



五合目あたりからバスの時間が気になり、大急ぎで下山
なんとか間に合って神社で保護しているシラネアオイを見ることが出来ました。
もうすでに終わりかけでしたけど 今年初♪


終わってみると結局自分にとっては一番辛かったのはスタートの1〜3合目で、
4合目からはいつもの登山のように苦しいけど楽しく登れた気がします。


神社に戻り振り返ると、男体山が全貌を表した。
下山すると晴れるの、山あるある。
バスの車窓から恨めしい気持ちで見ておりました・・・



バスに揺られ日光駅に戻ると、夕焼けと大きな山のシルエット
女峰山かな?いつか行きたいなぁ
おととしはあの麓まで行ったっけ、凍りそうに寒かった記憶。



JR日光駅はブラタモリでも取り上げられていましたね
明治45年竣工の木造2階建の駅舎、二階は貴賓室になっている素敵な駅です。
前回同様、日光ステーションホテルクラシックで汗を流し、
終電?で浅草駅へと戻りました。


電車片道4時間半の移動もきつかったけど、久しぶりに達成感を味わった山旅
この先、ちゃんと山頂踏める山歩きが続くといいな。






■行程■
東武浅草駅6:20→東武日光駅8:25→バス8:40(JR日光駅が始発でした)→二荒山神社前BS9:30
登山口9:50→四合目10:40〜10:50→七合目11:55〜12:10→山頂13:13〜14:00
→四合目15:45→シラネアオイ群生地16:20→二荒山神社前BS16:32→東武日光駅17:30
(日光ホテルステーションクラシックで入浴〜駅周辺で一杯)

東武日光駅19:35→19:44下今市駅19:53特急きぬ(驚くことに東京方面の最終列車)→浅草駅21:35

山の散歩道のsanpoさんの記事を参考にさせて頂きました。


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風薫る陣馬山

2016-05-12 | ヤマのこと


2016.5.8(日)
GW(と言っても私には普通の土日)最終日、天気が良いとの事なのでいつもの山に買い物に。

高尾駅朝一番の6時台のバスでも2台も出るという人気ぶりでした。



陣馬高原下BSからのルートは好きな道
木の根っこ斜面を登り切れば 自然林の美しさに触れることが出来るからです。



なんどもなんども深呼吸してしまいます



二輪草の群落ポイントでは
咲き残りの二輪草がまだ頑張っていました。







陣馬山頂に向かって進むとだんだん空が見えてくる、
この感じが大好き!
登山口から一時間でこんな素敵な森を感じることが出来るんですから。
何度でも来てしまうんですよね。



今日は360度よく見えてます!
大岳山もすぐそこに 雪をまとった南アルプスもうっすら見えていました。



このくらい富士山が見えるのは もうしばらくないよー
と茶屋のおじさんが言うほどのスッキリ富士山、良い眺め。



お日様サンサンとひんやり心地よい風
あまりの気持ち良さに芝生の上に寝転ぶ
あぁ 青一色の空の下 気持ち良くって動きたくなくなるくらい



名残惜しいですが帰りましょうか




帰りは久しぶりに一ノ尾根へ






高尾に近いけどこっちはお花は少な目
眼にとまったのは咲き残りのアカネスミレ
きんちゃん、ぎんちゃん、チゴユリ、ヤマツツジくらいだったでしょうか



途中、一ノ尾テラス、なんてオシャレな森のテラスが出来ていました。




民家の軒先で採れたて筍を買い、
ふじのねでいつものポン酢を買って帰りました。

これにてGWのおやまシリーズ、終了。






■行程■
高尾駅BS6:51→陣馬高原下7:37→登山口7:57→陣馬山頂8:55〜9:40→一ノ尾根→陣馬登山口BS→11:30→(徒歩)藤野駅11:55



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丹沢大山・こどもの日

2016-05-11 | ヤマのこと

2016.5.5(木・祝)は丹沢の大山へ

天気がよさそうなこどもの日
行きたいところは数々あれど、翌日も仕事なので遠出は出来ない。
ではお花を目的にと 近場の大山へ出かけました。



ヤビツ峠からの道が好きだけど、この時期たぶんヤビツ峠行のバスは激混みだろう
と時間短縮のため伊勢原駅から入り、ケーブルカーに乗ります。
このケーブルカー使うのはいつぶりでしょう?

阿夫利神社下社の脇から本坂を登ります。



こどもの日なので朝一のケーブル目指してきても当然、
親子連れが多く子供もいっぱいの大混雑
渋滞が出来るほどだったので 休憩もなしでどんどん登ったら・・・



あ〜ら不思議
1時間でもうヤビツ峠からの合流地点に到着



いつもの展望ポイントからは、塔ノ岳〜丹沢の山々
うっすら富士山が良く見えました。
この天気だもの、あっちは混んでるでしょうね〜



東京方面もいい天気だけど、いまいち遠望まではききませんでした。



先へ進みます。
眼下に下社やこま参道、相模湾を見ながらの尾根歩きは本当に気持ち良い




不動尻との分岐に到着
今日は見晴ではなく、不動尻方面へ行きますよ



とたんに誰もいなくなって ぐんぐん降りて行くと・・・
あったよ〜☆お目当ての花



今年初のシロヤシオ♪



なぜかここのは小ぶり?
西丹沢で見るシロヤシオとはちょっと違うのかな?
でもやっぱり清楚でカワイイ〜



早くも痛み始めていましたが、間に合ってよかった




大山を振り返ったところ
ここの道はブナは少なめですが、大山の人だかりから考えれば嘘のように静かで
気持のよい尾根が続くルートでした。
なんだ〜ここいいじゃない♪
山歩き初期の頃、歩いたきりだったのですっかり忘れていました。



明るい尾根歩きが終わると、丹沢らしい崩壊地を何ヵ所か抜け



東屋のある唐沢峠あたりから、ちょっと解り辛い破線のルートを通り大山三峰山を目指します

が。

破線を抜けた分岐から、地図を見ると三峰山までまだ40分もあるようです。
ラストまで行ってしまうと、一時間に一本しかないバスで帰宅時間がちょっと厳しいかも・・・

それにこの暑さで汗びっしょりで、温泉に入りたいという人がいるので
本日はピークには行かずここまでとしました。
(この潔さがなぜ磐梯山では出ないのさ?笑)


ここの分岐までの間も 木は少ないですがところどころシロヤシオを見ることが出来ました。



下山開始。
ずるずるの滑る急斜面、稲村岩尾根の取り付きの雰囲気、
私の苦手なパターンです(^_^;)



平坦になったら沢沿いを巻くような感じで進み・・・



不動尻に到着。
以前このあたりで初めて出会ったヒルぅ〜〜〜心配していましたがまだいませんでした。
登山口近くにはこんな注意書きが。
なるほど、大山って言うとちょっと舐めてしまうからね。
大山三峰山はまだ行ったことがないので、いつかまた来てみよう。




最後は広沢寺温泉までてくてく。
9年ぶりの玉翠楼は・・・全然変わらず、懐かしかったです(o^^o)






■行程■
大山ケーブル上駅8:40→本坂登山口8:50→25丁目ヤビツ分岐9:50→大山山頂10:00〜10:20
→不動尻分岐10:33→唐沢峠11:20→分岐12:00〜12:35→不動尻13:30→トンネル出口(このトンネル真っ暗で長かった)13:55→広沢寺温泉14:50〜15:40→広沢寺温泉BS16:16→本厚木駅17:00


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爆風磐梯山・迷路の西吾妻山

2016-05-08 | ヤマのこと


▽2016.4.30 一晩で雪をまとってしまった会津磐梯山▽


今年のGWもカレンダー通りに加え、5月の3連休は出勤のダンナ様
我が家の連休は最初の三日間だけとなり、
3日で行けるところでまだ行ったことのないお山に行ってきました。




2016.4.29(金)
朝家を出て電車を乗り継ぎ猪苗代駅に着いたのが9:09
そこから一番短時間で山頂に行ける翁島登山口までタクシーで約15分
スカイシャトル(短距離なのに高い・笑)に乗って登山口へ
今日の天気予報は曇り・強風
背後に見えるはずの猪苗代湖は黒い雲に覆われていました。




このコースは急傾斜のガレルート、汗をかきながら登って行きます。
途中、青空が覗いたりもしましたが、風と共にまたアラレが降ってきて・・・




”賽の河原”というところに着いて、見上げると霧氷
青空の霧氷は嬉しいけど、この状況ではうれしくない・・・




その先の森林限界を越えたら突然爆風に迎えられ、岩にしがみついていないと飛ばされそう!
気温も低いので汗をかいた身体は一気に冷やされ、簡単に低体温症になりそう。
さすがにこの爆風はまずくない?と下山を促しますが、
例のごとく突き進むダンナとネガティブなヨメで意見が分かれます。

当初の計画では山頂から裏磐梯か川上登山口へ抜ける予定でしたが、
この天気ではあまりにも無謀。
ちょっと進んでダメならすぐ降りてくる、無理しない、来た道を降りる、
という条件でまたも別行動になってしまいました・・・



爆風の中、山頂へ向かっていくダンナの姿はあっという間にガスの中に消え、
ゴンドラ駅で待つ約束で別れたものの、やっぱりこれはまずい、と。

かといって追いかけていくにも爆風に煽られよろける私がまずい(゚Д゚;)
風をよけられる岩陰で、寒さに耐え足踏みしながら待つこと45分・・・
ガスの中から山頂踏んで降りてきたダンナが見えた、ヨカッタ・・・

今回は本気で心配した。
やっぱり山での別行動は危険、もう今回限りでやめようと心に誓った(今はね)

そしてまた、また私だけ山頂踏めなかった。゚(゚´ω`゚)゚。


スカイシャトル上駅まで下山したらザーザー降りの雨。
今日は雨マークなんてなかったのに?
チケットを往復料金に変更してもらい、グランサンピア猪苗代からまたタクシーで駅に戻ります。




猪苗代駅からバスに乗って今夜の宿がある裏磐梯へ。
五色沼って有名ですが、このエリアは初めての私。
少しは観光もしようと五色沼に寄ってみたのですが、雨とあまりの寒さに15分で撤収。
宿のお風呂で温まって、やっと顔に赤みが戻りました。
会津ってやっぱり寒いんですね・・・(この日北海道は雪だったみたいですね)



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2016.4.30(土)


朝、カーテンを開けてビックリ!昨日は積もってなかった雪が磐梯山に!


今日は天気が回復するという予報。
夜のうちにおかみさんとも相談して、天気が悪ければやめる予定で迎えた朝は快晴。
朝食後、ゴンドラの時間に合わせ宿の車でグランデコスキー場まで送っていただく。
小さい家族経営の宿はとても親切で、車じゃない私たちにはとてもありがたかった。



登山届(下山届半券付き)を提出して8:30から動くというゴンドラに乗り登山口へ
この時期、第4クワッドはもう動いていないので、最初はスキー場を横切る感じで登って行く。

この時点でソロの団塊世代風の男性が二人、先行して行った。

今日はどの天気予報を見ても晴れマークのみ、風の強い状態は少し残る程度という予報
昨日新雪が降ったので、もちろんトレースなどありません。
青空の中、スマホアプリGPS頼りにまずは西大巓を目指します。
背後には磐梯山、わかんは持ってましたが使いませんでした。




取り付きもイマイチ解らない状況で進んでいくと、先行した男性が二人立ち止まっていた。
方向が解らないから先に行ってくれと言う。
ここからしばらくは4人パーティになり、蛇行しながら登って行く。




1時間半ほど進むとあれが西大巓かな?
ここで一息入れることにします。




後ろから若者男性2人が登ってきていたので、ここから先はトレース作ってもらいましょ(笑)

途中から一緒に来た団塊世代風の男性二人は、
ピストンだけど、こんな解らない道を帰りは戻れるかな?ととても心配そう。
私たちは山形県へ抜けるから戻らないというと、後から来た若者二人にくっついていった(笑)

散々、私たちの後ろを歩きながら「赤テープぐらいつけとけ」
とかなんとか言いながら、GPSも持たず、地図も広げない・・・
正直なんだかな〜と思ってたので離れてよかった(この記事見てないですよね?笑)




休憩後も蛇行しながらようやく稜線へ



あっちが西吾妻山頂だね〜
雲が増えてきたけど、今日は晴れだから大丈夫よね〜



・・・・・・・・・・なんてこの時点では思っていた (´ε` )




西大巓は風で飛ばされたのか?ここだけ雪がなかった。
風は昨日に比べたらそよ風程度だけど、それにしても雲が増えてきた・・・
西吾妻山は迷いやすいで有名な山、この山でガスにまかれることだけは嫌だった。
絶対晴れの日に登ろうと思っていた。



積雪期は稜線をそのまま行ってるみたいだったが、今回は巻くように進んだ。




プチモンスター状態で、楽しい残雪青空ハイキングの予定だった・・・





が、だんだんと風も強くなり見通しも悪くなった
西吾妻小屋で風をよけ、昼食を取ることにした。
おかみさんが作ってくれたおにぎりが美味しかったな〜





昼食を取ってた時はまだ晴れると信じていたが、小屋を出ると一面真っ白な世界・・・
これは・・・まずくない?




西吾妻山頂は特に見つけにくかった。
このあたり、360度、どこを見てもこんな風景。
まるで針葉樹の迷路に迷い込んだようで、ほぼ平坦な雪原を右に左に進んでいるうちに
どっちから来たのか?どっちへ進むのか?方向はまるで解らなくなった。


そんな中、たまたま山頂から来たというお二人に遭遇。
トレース通りに進んで行き、



なんとか山頂へ。
この標識がなかったらそうとうまずかったな。


といっても、そのあともまた試練は続いた。
ダンナのスマホが低温のため停止、GarminGPSも電池切れ(予備は持参してます)
私のスマホはまだ生きていたのでGPS見ながら進む。
というより、GPSなかったら私は全く進むことが出来なかったと思う。

どこをみても同じ風景、起伏のない真っ白な世界は本当に怖い。
木をよけながら右に左に進むから方向が余計わからなくなる。
自分の歩いてきた跡は 強風ですぐに消されていく。
5分おきくらいに現在地を確認しながら、ルートから出来るだけそれないように
焦ったら最後、と自分に言い聞かせ、内心不安ながらも冷静に冷静に・・・


すると真っ白な世界に一瞬、棒のようなものが見えた。
地図を広げると、天狗岩?あっちかも!
近づくと、



吾妻神社の祠があった。
神のお導きだったのかもしれないw



梵天岩までは岩に書いた赤丸があったので助かった



つい先日ヤマレコ見た時はまったく雪がない普通の岩場だったのに、
天候次第であっという間に雪山に戻るこの時期は本当に注意が必要ですね。

相変わらず真っ白な中を進む
写真など撮れる状況ではなかった、木も何もない斜面を歩いた時は平衡感覚がなく酔いそうだった。




あ”〜〜キモチワルイと言いながら進むとまた、風が吹いて目の前が開けた!
前方に見える稜線が県境、人形岩方面らしい




やった、なんとか下山できそう
少し景色を楽しみ 写真を撮る余裕もできた。




中大巓はこんな平原のど真ん中だったとは。
振り返る西吾妻山頂方面




こっちは東大巓〜東吾妻山方面かな

絶対ガスにまかれたくなかった山だったのに・・・
展望抜群なはずだったのに・・・なんでしょ、この天気(´・ω・`)



梵天岩からの下り、赤い矢印の辺りがガスにまかれて木もなくて
平衡感覚失って気持ち悪かったところ。
樹林の中に入ってしまえばただただ木に囲まれてどこに居るのか解らなくなるし。
見通しがきくときかないとではこんなにも違うのね。





なぁんてのんきなことも言ってられません。
風は強く、あっという間に視界不良になるから早く下りないと。
道なき道を進み・・・



天元台スキー場への道標を見つけた時は嬉しかった♪

樹林帯に入ってもGPSは欠かせません。
そのうち遠くに音が聞こえだして・・・あれはきっとスキー場のBGM!
音のする方へ!



森の中からひょっこりとリフト終点が見えた時の嬉しさと言ったらない
あぁ、これでやっとビールが飲める、と思ったのは内緒の話(´゚艸゚)∴




「リフト券持ってないんですけど乗れますか?」
「えー?持ってないって・・・え?グランデコさんから来たんですかっ!?」

下で清算ということで無事リフトに乗せてもらいましたが、
ふきっさらしのリフト3本乗り継ぐ間にすっかり身体が冷えてしまって凍える寒さ!
かじかむ手で撮った憧れの”飯豊山”
2度計画しながらもまだ行けてない飯豊山
いつか必ず行きたい飯豊山・・・その時はお願いだから晴れてください。



と、なんとか無事下界の人となれました。




下山後は東屋旅館の方が車で迎えに来てくれて”白布(しらぶ)温泉”へ
先日、蔵王に来た時にバス停にあった看板で閃いて計画した今回の旅
ここの温泉は開湯七百余年という、奥羽三高湯(高湯・蔵王)のひとつで有名なところ。

傷ついた白斑の鷹が湯に浸かっていた等地名の由来には種々あるそうですが、
アイヌ語で”霧の深い所”を意味する「シラブ」が語源とされているそうです。
そーですか、霧ですか、そーいうことですか・・・


湯の華がいっぱいの源泉掛け流しのお湯は、しみじみと良いお湯で、
二日間緊張した心とカラダを芯から癒してくれました。
米沢牛の味わい深い肉の旨味が美味しかったこと!




(関小学校 白布高湯分校跡)



今年のGWは天候が不安定で、宿で翌朝TVを見るとあちこちで山の事故があったようで。
4/30晴れ予報の日に登って午後から天気急変・・・という私たちと同じパターンだったんですかね。

西吾妻山はゴンドラ利用で標高差もさほどない楽なお山ですが、
この時期入山者が他の山に比べ圧倒的に少ないと思うので、
そういう意味でもガスった時の難易度が高いと感じました。
(今回出会ったのは4組)

いつもそれなりの覚悟と装備で 自分で歩ける範囲の山を登っているつもりですが、
天候不順の時には行き先を変更する等、今回は色々な反省点もありました。
それを経験として生かし、今後も迷惑登山者にならないようにしたいと思います。



でもでも・・・ね。
なぜいつも私たちが東北の山に行くと天気に恵まれないのぉーーー
ダンナは東北人なのに( ̄ω ̄;)!!









■行程■

(4/29)新宿6:00→大宮6:55/7:06→郡山8:21/8:31→猪苗代9:09
タクシーにてグランサンピア猪苗代(約¥2700)
翁島登山口(スカイシャトル上)9:50→磐梯山山頂11:40→翁島登山口(スカイシャトル上)12:55
(スカイシャトル往復¥1500 片道¥1100)タクシーにて猪苗代駅
磐梯東都バス 猪苗代駅(桧原行)15:00→五色沼入口15:30〜五色沼少し〜裏磐梯国民宿舎泊

(4/30)裏磐梯国民宿舎→グランデコスノーリゾート(ゴンドラ片道¥1040)
ゴンドラ山頂駅9:02→西大巓11:20→西吾妻小屋12:15〜12:45→西吾妻山頂14:06→中大巓14:06→天元台スキー場リフト終点14:43→天元台スキー場湯本駅15:40 (天元台リフト&ゴンドラ片道¥2300)
※5/1は強風の為天元台ゴンドラ運休でした
※下山届は天元台スキー場の湯本駅に提出しました

(5/1)東屋旅館送迎→米沢駅12:38→大宮14:00→新宿15:00





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5月のHANA山歩き

2016-05-06 | ヤマのこと

2016.5.3(火・祝)
この日はだんな様は出勤なので、ひとりいつものエリアへ




つい先日、スミレやニリンソウで賑わっていた森はすっかり新緑へ



ニョイスミレ



ニョイとタチツボスミレ以外にまだ残っていたスミレ
これは茎に毛がなかったからオカスミレで良いのかな?



ものすご〜〜く良い香りをはなっていたニオイタチツボスミレ



アケボノスミレなんだけど・・どことなく・・大きいし なんとなくいつもと違う・・・
もしかしたらこれをナガバノアケボノスミレと言うのかしらん?

なかなか一人では判定に自信が持てません (´ε` )




チゴユリってうつむいているものだとばかり思ってた
この子は胸張って空に向かってたので思わずパチリ



ホウチャクソウもうつむいているから、ちょっと中を覗かせて頂きますよ





お目当てのきんちゃん
暖かな日差しを浴びて気持ちよさそう〜



今年はあちこちで結構見かけたのが嬉しかった






エビちゃんはまだ蕾が多かったけど、日当たりの良いところでは咲きたてフレッシュ☆




ヒメハギとフデリンドウ
どちらも小さくてかわいいけど写真に収めるのはなかなか苦しい




そうそう。
とある斜面が紫色に染まってて、誰かがネモフィラでも植えた?
・・・と思ったけどまさかのホタルカズラ?
登山道ロープの向こう側なので入れません、遠くから望遠で撮ったらピンボケで判定不能
結局なんだったのかはわかりません(笑)



ジュウニヒトエも花盛り



いつみてもニョロニョロに見えるタツナミソウ



そろそろ時期かな?と思って出かけて、会えたのは嬉しかったけど、
たったの一株しか咲いてなくてとても心配になりました
穴も開いていたし・・・



こちらは違う場所で
みんなで同じ方向見てるとちょっとキモチワルイ・・くまさん・・・
見方によってはちょっとグロ・・・ね




今日一番のお目当てRANちゃん♪
もう会えないかな〜と思っていた子に会えて
しかもたくさん花がついててこれは嬉しかった!
やっぱり居心地の良い場所ってあるんですね。
望遠でなんとかピンボケ一歩手前の写真が撮れて良かった〜






毎年同じ場所で同じ花に会えるのって
なんだかほっとして、癒される
野に咲く花って、どうしてこんなに可愛いんでしょう
お花探しで歩いていると、時間を忘れて危険ですけどね(´゚艸゚)

また来年も会えますように。







名を記載していない花はほとんどが東京都連ジャーの監視下の(札付き)お花たちです。
大切に見守りたいですね。


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