ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲山を想えば人恋し、人を想えば山恋し 針ノ木岳&蓮華岳<その1>

2012-08-27 09:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 2012年8月4日(土)~5日(日)

VIVA!夏山!!

 

今年は無理かも・・・と言いながら、毎年ちゃっかり北アルプスに行ってるポレポレ隊。

皆さん、夏山遠征に向けて、たっぷりと時間をかけて計画を練り、

しっかりと身体をつくってその日を迎えているというのに

我々ときたらどうでしょう。

隊長は若いから別として、パパも私も 普段、運動らしい運動は全くしていない。

月に一度くらいのハイキング程度の歩きしかやってない。

それで北アルプスが歩けるのか?

・・・・いいえ、歩けません。

歩けるわけがございません。

そう、結果から言っちゃいますと 今回のポレポレ隊も 三人三様、 『それぞれのゴール』 となりました。

パパとママの体力と気力の低下は年々加速するばかり・・・

・・・でも、なんだかんだ言っても、今は充実感でいっぱいです。 

時間よ戻れ、あの時に。

それではそろそろ参りましょうか。

2012年夏のポレポレ隊、富山と長野の県境で後立山連峰南端部に位置する針ノ木岳に向かって出発進行~~!!

 

 

 

 

 

家を出発したのは8月3日(金)の20時半過ぎ。

隊長が仕事から戻り、夕飯と入浴を済ませてから。

地元のコンビニに寄り、一路 扇沢へ。

ここで仮眠・・となるのですが ちょっと脱線させてもらっていいですか? 

車の中での3人での仮眠て とっても難しい。

今までは後部座席にパパが横になって、前の座席のシートを少し倒して隊長と私。

運転席に座るとハンドルが邪魔でイライラ・・

で、今年は少し考えてみました。

荷物がわんさか入っている荷台の荷物をどかし、長座布団を敷いて寝てみたら・・

あら、快適! 寝返りだってうてちゃうじゃん。

もちろんこの特等席はパパさんに譲ります。

そして、後部座席には隊長が横になり、助手席に私。

ドライバー席を荷物置き場にしてみました。

これ、大正解! 何で今まで気付かなかった? 今度からはこれで決まり!! (脱線おしまい)

 

3時間ちょっとの仮眠でしたが、目覚めの良いママはチャッチャと着替えて朝御飯ゲット。

パパ、隊長、早く、早く~~!

 

 

 

 

 

明るくなりました。

メチャ混みだと思った駐車場。

けっこう空きがありますねぇ。

 

 

 

 

 

アルペンルート、扇沢駅。

5年前の立山以来です。

 

 

 

 

 

 

扇沢駅の端っこから登山道へ。 入口に写真のテント。

全員がここで登山届を出します。

我々は家で書いてきたのでチェックしてもらってそのまま通過。

午前5時ちょっと過ぎでした。 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、かき氷。

 

 

 

 

 

歩き始めは 針ノ木自然遊歩道。

のんびり行こう。

 

 

 

 

 

登山道と車道を何度か交互に歩きます。

 

 

 

 

 

 

ん? あれってもしかして・・・これから向かう雪渓!?

 

 

 

 

 

また登山道に戻ります。

 

 

 

 

 

前を歩いているオジサマ。

地元の方で、何度もこの道歩いてるみたい。

 

 

 

 

 

ほら、もうすぐ針が見えるよ、と オジサマ。

え?どれどれ??

 

 

 

 

 

車道横切ってまた登山道へ。

 

 

 

 

 

おおおっ! 見えた!

っていうか見えてるらしい。

どのピークがそうなの~?

 

 

 

 

 

真ん中だって!

あれが針ノ木かぁ。

あそこまで行くんだね。 (この時はそう信じてた・・・)

 

 

 

 

 

また樹林帯。

 

 

 

 

 

しばし 我慢。

 

 

 

 

 

それにしても良い天気。

 

 

 

 

 

葉っぱの影がなんか嬉しい。

 

 

 

 

 

晴れなのは嬉しいけれど 気温がどんどん上がっています。

だから木陰が心地良い。

 

 

 

 

 

 

まだまだ高度は稼げないけど 最初はゆっくりが正解。

 

 

 

 

 

水場到着。

 

 

 

 

 

水音はさわやかさを呼ぶ。

 

 

 

 

 

大沢小屋到着です。

樹林に囲まれた静かな小屋です。

 

 

 

 

 

小屋の前には百瀬慎太郎のレリーフが。

日本で初めて 山案内人組合 をまとめた方だそうです。

『山を想えば人恋し、人を想えば山恋し』

いい言葉ですね。

 

 

 

 

 

小屋で一休みした後は 慎太郎さんの言葉を胸に

ガンガン登ります。

 

 

 

 

 

けっこう急だ。

 

 

 

 

 

ママも頑張る。 

 

 

 

 

 

すごい日差し。

 

 

 

 

 

でも この空の青さったら!!

 

 

 

 

 

 

後に見えるのは爺ヶ岳。

 

 

 

 

 

 

だんだん近づいてくる・・

 

 

 

 

 

待ってろ 雪渓!

 

 

 

 

 

 

急に冷やかな風が。

 

 

 

 

 

ここでアイゼンを装着します。

 

 

 

 

 

 

どんどん雪が溶けているので、ベンガラが最良のルートではなくなってる。

新しい踏み跡を探しながら進みます。

 

 

 

 

 

日本三大雪渓の一つ。 針ノ木雪渓に突入。

 

 

 

 

 

後には爺ヶ岳。

 

 

 

 

 

 

白馬雪渓に比べると落石の危険は少なそうだけど、それでも雪の上には上から落ちてきたと思われる大小の岩がありました。

油断はできない。 四方八方に注意しながら自分のペースで進もう。

 

 

 

 

 

爺ヶ岳に背中を押してもらいながら。

 

 

 

 

 

踏み跡はこんな端っこに。

これからどんどん削れてきそう・・

 

 

 

 

 

アイゼンしてても時々ズルッてなって歩きにくい。

 

 

 

 

 

雪渓の幅が細くなってる部分を 〝のど″ と言うらしいのですが

 

 

 

 

 

そこがどの部分なのか私にはよくわからず、 

「ねぇ、のどってあとどれくらい?」 って聞いたら 二人に

「もうさっき通ったじゃん。何にも見てないんだね」 と言われボー然としました。

 

 

 

 

 

でもまあ、思ってたより進んでるってことで。 

とりあえず ここで休憩です。

あちこちにコイノボリの標がありました。

 

 

 

 

 

さ、進むよ!

 

 

 

 

 

ここら辺はベンガラの上を。

 

 

 

 

 

ここから夏道に入ります。

その時の雪の状況でこの位置は微妙に変わってきそう。

 

 

 

 

 

白馬の雪渓と比べた感想は、針ノ木の方が小じんまりしていると思いますが、傾斜はこっちの方がキツイ・・・。

 

 

 

 

 

傾斜のキツさは、雪渓終わっても続きます。

ハーハー ゼーゼー・・・

 

 

 

 

 

空の青さと雪の白さが救い。

 

 

 

 

 

隊長は余裕です。

 

 

 

 

 

なんだこの道は~・・・

見上げるだけで疲れが増す・・・

 

 

 

 

歩くともっと増す・・・

パパは既に限界に近付いているよう。

ここからは 「パパ、頑張って」 と言いながら自分自身にもその言葉を浴びせていました。

 

 

          <その2>につづく・・・

 

 

 


▲山を想えば人恋し、人を想えば山恋し 針ノ木岳&蓮華岳<その2>

2012-08-27 08:00:00 | ▲2012年山行報告

<その1>からのつづき

パパ、頑張れ~!

 

 

 

 

 

パパ、頑張れ~~!! 

 

 

 

 

 

 

隊長は相変わらず余裕。

隊長、20歳と8日目。 若さは強さ。

 

 

 

 

 

ママも誕生日から10日目。

何歳かは言わない。

 

 

 

 

 

おおおっ! 小屋が・・・小屋が・・・・

ここでパパに 「もうすぐだよ~~!!」 と檄を飛ばしました。

 

 

 

 

 

ん? なんだあれは!!

と 思ったら、小屋の御主人が、登山客のリクエストにこたえて雪渓を木の枝一本で滑ってるところでした。

観客(!)から拍手喝采。

 

 

 

 

 

 

そして・・・ついに到着しました―――っ!!

針ノ木峠です。

はぁ~。

 

 

 

 

 

とにかくまず深呼吸。

死にそうなくらい疲れていたのに、荷物を置いた途端、元気に写真撮影。

だって・・・・

 

 

 

 

 

槍も見えてたんだもん。

 

 

 

 

 

ズーム!

今日もあの上にはたくさんの人がいるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

私鉄沿線。

・・・じゃなくて 野口五郎岳。 

 

 

 

 

 

水晶岳。

 

 

 

 

 

赤牛岳。 (全て隊長による同定。違ってたら御指摘お願いします。)

 

 

 

 

 

お昼を食べよう、ということになりましたが 疲れ過ぎてあまりお腹が空いてない。

でも、何か口に入れないと。

三人三様、食べられるものを取りました。

私はスープパスタとナッツたっぷりバナナケーキ。

 

 

 

 

 

受付は済んだのですが、掃除中でまだ入れません。

山小屋名物 布団干しon the roof!

 

 

小屋は針ノ木岳と蓮華岳の鞍部にあります。

今回の計画は、一日目に針ノ木の頂上、二日目に蓮華の頂上をゲットするつもりでした。

が、パパは疲労が大きく、「今日はもう歩かない」 と。

ゆっくり行こうよ~ と誘ってもガンとして「行かない」と言い張ります。

これで辺りがガスってでもいたら、私も思いっきり同調したのですが、これ以上ないような良い天気・・・

「二人で行ってきなよ」 と言われ、私の疲労度も増しました。

隊長のスピードにはついていけないから、途中から一人になるのは必至。

元気な時なら問題ないけど 正直私もかなり疲れていました。

それでもせっかくここまで来たんだし、 「じゃあ、そうする・・・」 と渋々隊長と二人で小屋を後にしたのでした。

 

 

 

 

 

 

なんとなくスッキリしない気分で出発。

ここのテン場は点々としています。

小屋に近いと何かと便利だけど 展望の良さは小屋から離れるほど大きくなりそう。

 

 

 

 

 

 

たいちょお~~  ママ、自信ないからさ。 ゆっくり行ってね。 頼むよ~。

 

 

 

 

 

 

それにしても急だ・・・

ここで既に息が上がる。

私、本当に行けるのか・・・?

 

 

 

 

 

 

さっき ヒーヒー言いながら登ってきた道が見える!

 

 

 

 

 

これから歩く道も見える・・・・

萎えそう・・・

 

 

 

 

 

 

左のピークが針ノ木岳。 あそこまで行くのか・・・・

なんか無理のような気がする。

だって足が思うように前に出ないもん。

・・・・。

ここで隊長に先に行くように告げました。

ママは多分、頂上には行けないと思う。 だから気にせず一人で行って。

ただし、絶対に登山道をはずれたりしないこと。

針の頂上を踏んだら、先に進まず必ず戻ってくること。

行っといで!

 

 

 

 

 

 

・・・・・一人になった。 

隊長は早い早い。

若いって・・・素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

まだ小屋が見えてる。

パパはもう部屋に入れたのかな。 何してるかな。

戻ろうか・・・・。 いや、もう少しだけ前に進んでみよう。

弱足ママの小さな冒険。

 

 

 

 

 

チングルマさん、遊びましょ。

 

 

 

 

 

後からどんどん抜かされていく。

「こんにちは~」 って笑顔であいさつ。

急ぐ旅じゃないんです。

私のゴールはすぐそこなんです。 だから 一歩ずつ楽しみながら。

 

 

 

 

 

 

ミヤマダイコンソウさんと山について語らう。

頂上行けなくてもいいですか?

 

 

 

 

 

わ~おっ! イワカガミちゃんも待っててくれた。

もう これだけで幸せ度120%!

 

 

 

 

 

スバリ岳とチングルマも ここまで来たんだからもういいよ、って言ってくれてる。(ような気がする)

 

 

 

 

 

そろそろ決めようか。 私のゴールを。

 

 

 

 

 

 

右が針ノ木。

もうちょっとって気もするし、まだ遠い、って気もする。

でも・・・・

 

 

 

 

 

決めました。

ここが私のゴール。 

行けなくてごめんなさい。

ここから針に向かってご挨拶。

隊長が今そっちに向かってるはずなんです。

どうか 「よく来たな」 って迎えてやってくださいね。

 

 

 

 

 

 

ポレポレママ、針の手前、ゲットしました。

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

その頃、パパさんは・・・・

小屋の廻りをウロウロし、やっとお部屋に入れたみたい。 (パパ撮影)

 

そして、ママと別れた隊長は・・・・・

 

 

 

 

 

なんと雷鳥さんと会っていた!!(隊長撮影)

羨まし過ぎる・・・

右側に赤ちゃんも見えますね。

 

 

 

 

 

 

きっと黙々と針のテッペン目指していたんだろうな。(隊長撮影)

 

 

 

 

 

やっぱり私、無理だったと思う。 (隊長撮影)

 

 

 

 

 

スバリ岳への道。(隊長撮影)

そうか こんな風になってたのか。

ここをずーっと行けば、爺ヶ岳、そして鹿島槍にも行けるんだね。

想像するとゾクゾクする。

 

 

 

 

 

そして、針のテッペン!!(隊長撮影)

隊長、一人で日本二百名山、針ノ木岳、ゲットしました!

おめでとう!

・・・三角点の写真は? (忘れたらしい・・)

 

 

 

 

 

 

黒部湖が!!!!!!(隊長撮影)

もうちょっと引いた写真も欲しかった・・・

 

 

 

 

 

 

剱岳。(隊長撮影)

 

 

 

 

 

立山。 (隊長撮影)

 

 

 

 

 

 

五色ヶ原。 (隊長撮影)  しーばさ~~ん!!(後から知った) 

 

 

 

 

私鉄・・・もといっ 野口五郎岳。(隊長撮影)

 

 

 

 

 

鹿島槍。(隊長撮影)

 

 

 

 

 

白馬。(隊長撮影)

cyu2さ~~ん! (後から知った)

 

 

 

 

 

薬師岳。(隊長撮影)

懐かしい・・・

 

 

 

 

 

隊長がそんな素晴らしい景色を撮影していた時、ママはゆっくりと方向転換して小屋に向かって歩いていました。

 

 

 

 

 

 

テッペンには立てなかったけれど、好天の中、この景色の一部に自分がいる、ってだけで

最高のハッピー気分。

 

 

 

 

 

 

スバリさん、いつかその稜線も歩いてみたい。

今日は見るだけで、もう大満足。

 

 

 

 

 

 

槍さんも・・・・ありがとう。

 

 

 

 

 

 

小屋が見えました!

転げ落ちないようにゆっくり下って行きます。

 

 

            <その3>につづく・・・・

 

 

 

 


▲山を想えば人恋し、人を想えば山恋し 針ノ木岳&蓮華岳<その3>

2012-08-27 07:00:00 | ▲2012年山行報告

<その2>からのつづき

今日の私たちのお部屋は、ヤマネちゃん。

どれどれ・・・ パパいるかな?

 

 

 

 

 

いました・・・

パパさん、一人でまったり。

パパ  「あれ?ずいぶん早いじゃん」 

ママ 「頂上行かずに帰って来た」

パパ 「えっ!?そうなの? 何で? 行ってくれば良かったじゃん」

ママ 「疲れて行けなかったの!

パパ 「なんだ、だらしないなぁ」

ママ 「パパに言われたくない! パパなんて行く前から諦めてたじゃん。」

パパ 「諦めたんじゃない。 ちゃんと自分のことをわかってたから最初から行かなかったの!」

ママ 「・・・・物は言いようだよね。

パパ 「まあ、何でもいいよ。 それよりさ、今日は布団10枚に20人だってよ」

ママ 「え~~っ! そんなに? でも常念より部屋がちょっと広いから圧迫感は余りないね」

 

・・・・ってな具合で他愛のない会話は続いたのでありました。 以下省略。

 

 

 

 

 

隊長も無事に帰ってきたので、ちょっと早いけど夕食にしましょ。

 

 

 

 

 

昨年と同じく、今年も素泊まりにしました。

なんかゴハン多すぎ~。

見た目は全然美味しそうじゃありませんが、実際はそんなことありませんよ。

パパはチキンカレー、 ママはグリーンカレー、 隊長は親子丼のご飯と具が別バージョン。

生ビールも飲んじゃおう!

今日はお疲れ様!

・・・・でも ママはなんとな~くスッキリしなかったんだ。

やっぱり頂上踏めなかったことが。

今までもそんなの何度もあったけど、

せっかくのお泊り山行だったのに、しかも、北アルプスだったのに・・・。

やっぱり悔いが残る・・

 

ご飯食べ終わってまったりしてたら、一人の男性が隊長に近づいてきました。

「よおっ!」 (だれ?だれ?この人だれ?)

ビール片手に、顔が真っ赤。

かなり出来上がってる様子です。

隊長が一人で針に登ってる時、声を掛けてくれ、一緒に頂上を踏んだ、ということでした。

それはお世話になりました。

色々と話をしていたら、以前は娘さんと一緒に山に登っていたそうですが

結婚してしまったので、今は一人寂しく・・・なんですって。

山のお花が大好きなんだそうです。

お花に会うために山に登ってるんだって。 (あらステキ

頂上行けなくて残念だった、と私が言ったら、

「いいんだよぉ~ 山の歩き方は人それぞれなんだからぁ~。

 頂上行きたい人は行けばいいし、花が目当てなら花見て帰ればいいんだよぉ~。

 こうしなきゃいけない、なんてのは山にはないんだからさぁ~。  

 家族で歩けるってすごいことじゃん。 

 それだけでもう目的果たしてるようなもんだよぉ~。 俺も誰かと歩きたいよぉ~。」

完全に酔っぱらってるオジサン・・・ でも そうだよな、それでいいんだよな、って

私は妙にキュンとしてしまったのでありました。

何度も何度も同じフレーズを繰り返すこのオジサン・・・ずっと聞いてると 明日の朝までかかりそうだったので

「そろそろ涼しくなってきたので、お部屋に入りますね。楽しい話をありがとうございました。」

と行っておいとましました。

気になって部屋に入ってから外をのぞいてみると、今度は他の登山客を前に、何やら大きな声でおしゃべりしているようで、

チラッとその方の表情を見たら、 『』 こんなになってました。

酔っぱらってるけど なんだかいい話してくれたオジサン。

こういう出会いもちょっといい。

 

 

 

 

 

 

夕日の残りを浴びたシャチホコみたいな雲と 黒い影山。

一日が終わろうとしている・・・

 

またちょっと逸れちゃうけど、お話聞いてもらえますか?

 

同じヤマネちゃんのお部屋で隣の布団になった女性。

山岳会の個人山行で女性一名、男性二名で来てらっしゃいました。

私たちの大先輩のその女性は パパと私が、疲れて針の頂上を踏めなかったことを伝えたら

「え~~~っ!もったいないっ!針に来て針の頂上踏めないなんて考えられない!

 今日はこんな良い天気だったのにィ~~! こんなすごい展望、そうそうないわよ~!

 私は山に登ったら、絶対に頂上行かないと気が済まないの。 もったいないわね~!」

さっきの酔っぱらいオジサンとは真逆の発言・・・

でも全然嫌味な言い方じゃないので、そこんとこ誤解のないように。 

パパは、顔は笑いながらも 心のどこかで 「ふんっ・・」 てなってたのがわかった。

でも・・私は・・・・たたみかけていた心のひだひだの隅をチクっと針で突かれたみたいに 「・・・やっぱりそうだよなぁ」 って思ってたの。

 

針ノ木岳って、ここを目指してくる人よりも、縦走の通過点として捉えてる人の方が多いみたいです。

今回ヤマネちゃんのお部屋で一緒になった方たちも、なんと私たち以外は全員が縦走中。

その女性を含むパーティさんは、今回、二泊三日で蓮華から船窪岳、烏帽子岳を通って高瀬ダムに下りるとのこと。

もう一つ、大所帯のパーティさんは針ノ木から爺ヶ岳を回って扇沢に戻るとか・・・

この後のお部屋の雑談は、どこそこの道は険しかったとか、あそこの山はきれいだったとか、

ポレポレ隊が歩いたことのない山域の感想大会になったので ちょっと蚊帳の外みたいな気分になって

ニコニコ聞きながらも先に横にならせてもらっちゃいました。

この時、隣のお布団の女性が言ったんです。

 「大丈夫よ、一日寝れば体力はかなり回復するから。 明日はテッペン踏めるわよ。 

 せっかく来たんだから、絶対に上がっていきなさい。 針でも蓮華でもどっちでもいいから。

 でも、ステキじゃない! 家族で山登れるなんて。 羨ましいわ~。」

この最後の言葉・・・さっきの酔っぱらいオジサンもそうだったけど、今までどこの山小屋で一緒になった方からも言われました。

そうだよね。 家族で山に登れる、って、それだけで幸せなことなんだよね。

 

 

 おやすみなさい。

 

 

 

 

翌朝・・・皆さんがゴソゴソと起き出しました。

私もすっかり目が覚めてしまいました。

隣のお布団のパーティさんたちは昨夜寝る前に 

「明日は船窪小屋泊だから急がなくていいよね、ゆっくり出発しようね」

と話していたので、まだ寝ているようです。

そーっと起きて廊下から窓の外を見てみると・・・・

月が見える! 稜線も見える! 

昨日の疲れはほとんどないっ!

で、まず隊長に 「いい天気だよ!」 と声をかけ、次にパパさんにもおそるおそる聞いてみる。

「身体、大丈夫そうだったら行ってみない?」

パパはね、昨日の段階では全然そんな気なかったんです。

二人で(もしくは隊長だけ)蓮華行ってくるといいよ、って言いながら寝たの。

でも・・・私は、三人で歩きたかった。 頂上に向かう道を。

 

 

 

 

だんだん空が明るくなる。

そして、昨日は見えなかった富士山が!!!

 

 

 

 

 

結局・・・・好天の気配に引っぱられるようにパパも外へ。

ソイジョイとカロリーメイトを頬張って歩き出す。

本当はね、パパは、針ノ木に行きたいって言ったんです。

が、隊長は既に昨日登っていて、蓮華に行きたい、って。

私は三人で登るならどっちでも良かった。

でも当初の計画は初日に針で翌日は蓮華。

だから当初の予定通り、(つまり隊長の希望通り)蓮華に向かって歩き出しました。

コマクサちゃん、まだ咲いてるかな。

どんな景色が待ってるのかな。

ワクワクする~~

 

 

 

 

 

小屋を真ん中に針の道とは逆側が蓮華への道。

昨日は反対側の上から小屋を見ていたっけ。

 

 

 

 

 

針が見えた!(真ん中のピーク)

昨日は、たった1時間の道のりが、私には届かなかった。

パパなんて全くその気がなかった・・・

 

 

 

 

 

今日は行けるかな。

 

 

 

 

 

 

イワツメクサだって頑張っているんだから。

 

 

 

 

 

んーっ!! スバリさんに抱かれちゃった。

 

 

 

 

 

ゆっくりね。 とにかくゆっくり。

 

 

 

 

 

標準コースタイムでは、蓮華まで針ノ木より10分プラスの70分。

私たちだともっとかかりそう。

 

 

 

 

 

何見てるの~?

 

 

 

 

 

 

剱さんでしたか!

 

 

 

 

 

 

ああ・・・・昨日歩いた道が見える・・・

私、どの辺で引き返したんだろ。

(右のピーク)さん、昨日はたどり着けなくて残念でした。

朝日に染まるあなたは カッコイイ!!

 

 

 

 

 

 

スバリさんの右側にツルギさん。

 

 

 

 

 

 

パパも「来て良かった」って絶対に思ってるはず!

 

 

 

 

 

 

隊長はいつもと同じ、淡々と。

 

 

 

 

 

あっ!!!!!

 

突然現れた女王。

ちょっと遅かったけど でも会えた。

 

 

 

 

 

朝日が上がった。

この眩しさは最高のプレゼント。

 

 

 

 

雷鳥さん、いないかな。

 

 

 

 

 

 

いないね・・・

 

 

 

 

 

 

けっこう急だけど、今日は大丈夫。

 

 

 

 

 

 

ポレポレシャドウ。

 

 

 

 

 

あと少しだね。

・・・・実はこの時、私たちは目の前の山が蓮華のピークだと思ってました・・・・

 

 

 

 

 

私の足、ながーいっ!

なんてふざけて楽しんでた、まだこの時は。

 

 

 

 

 

でも、本当に気持ち良くて、嬉しくて。

パパ、良かったでしょう?

やっぱりさ、上に登らないと見えない景色ってあるんだよ。

なんて・・・言ってました、この時は。

 

 

 

 

 

 

ああっ! いっぱい!!

 

 

 

 

 

上から来た方に撮ってもらって大喜び。

そう、今回、三人の写真ないもんね。

 

 

 

 

 

 

針とスバリの鞍部から立山が見え始めました。

 

 

 

 

 

槍だって負けてませんよ~!

 

 

 

 

 

やっぱり目立つ。

どこからでも。

 

 

 

 

 

コマクサちゃん、いっぱい待っててくれました。

そう、蓮華岳はコマクサの群生地として有名なんです。

ただ、近づくことはできません。

そっと遠くから見守りましょ。

 

 

 

 

パパもコンデジで頑張ってる。

 

 

 

 

 

This is it!

 

 

 

 

 

私だって負けないよ。

 

 

 

 

 

もういっちょ。

 

 

 

 

 

テン場もズーム。

このテン場は小屋から一番遠い場所だったかな。

 

 

 

 

 

写真撮りながらだから かなり遅いペース。

 

 

 

 

 

 

まあ、こんな近くにも!

 

 

 

 

 

砂礫の上はコマクサの楽園になってました!

 

 

 

 

 

う~ん、気持ちいいっ!

 

 

 

 

 

朝日と一緒に歩けるなんて贅沢だあ~。

でも・・・・さっき頂上だと思ってた場所って もう過ぎたんじゃない?

どこが頂上なの?

 

 

 

 

 

そんな不安を蹴散らすように、チングルマの果穂ちゃん、そよそよ。

昨日、針に行く途中ではまだ花が咲いてたよね。

 

 

 

 

 

 

あら・・・? また目の前にこんな風景が・・・

どこが蓮華なの~? (遠くに見えるあのおっきな山が蓮華だった・・・・

 

 

 

 

 

隊長はどんどん進んでいく。

 

 

 

 

 

 

不安はよぎるんだけど、何しろ360度、大興奮の展望。

今はとにかく感動しよう。

ほら、見て! 富士山を真ん中に南アルプスと八ヶ岳が一直線上!

すごい、すごい!!

あの右側の塊のどこかに かわみんちゃん が。

ヤッホー!!!

 

 

 

 

 

今、この景色のあちこちで

 

 

 

 

 

 

歓声が上がっているんだろうね。

みなさ~ん! わっしょーい!!!

 

 

           <その4>につづく・・・

 

 

 


▲山を想えば人恋し、人を想えば山恋し 針ノ木岳&蓮華岳<その4>

2012-08-27 06:00:00 | ▲2012年山行報告

▲<その3>からのつづき

でもね、気づいちゃったのです。

 

 

 

 

 

蓮華の本当のピークがあそこだって・・・・

パパさん、 「もうここで充分。こんだけすごい眺め見れたから。」

え・・・・ 

でも その気持ち、わからなくもない。

ちょっとゆっくり歩きすぎたよね、私たち。

 

 

 

 

結局、隊長一人だけが歩き出しました。

・・・・昨日と同じパターン・・・。

 

 

 

 

 

いいのか、これで・・・ 

 

 

 

 

 

本当にいいの?

 

 

 

 

 

周りの景色とは裏腹に、私の心はかなり焦ってました。

あの隣の布団の女性パーティと、きっとどこかですれ違う。

〝またピーク踏めなかった、って言うのか、私・・・。 もったいない!ってきっとまた言われるだろうな。″

もう一人の私の声が聞こえる・・・

〝何それ。 そんな不純な理由っておかしい。 誰のために歩いているの? 人が何て言おうがいいじゃん。″

いろんな想いがグルグル グルグル。

せっかくのこの眺め、台無しにしちゃってるみたいな。

 

 

 

 

 

 

コマクサちゃ~ん・・・私ってダメだね。

 

 

 

 

その時、パパが言いました。

隊長、もうあんな所だよ。(上じゃなくて真ん中くらいの白い服が隊長)

実際に歩いてみると そんなに大変じゃないかもしれないなぁ。

 

 

 

 

 

コマクサの写真撮ってた私、驚いてパパさんの方を見る。

それって・・・行くってこと?

 

 

 

 

 

行ける所まで行ってみよう。

頂上行きたいって顔に書いてあるよ。

 

 

 

 

 

ありがとう、ありがとう!

私も頑張るからっ!!

 

 

 

 

 

 

そして・・・ヨッコラヨッコラ歩いてたら、

着いちゃいました。 頂上。

 

 

 

 

 

隊長もビックリ。

「来たの? 頑張ったじゃん」 て。

蓮華岳の頂上は細長い。

 

 

 

 

 

ポレポレ隊、フルメンバーで日本三百名山、蓮華岳、ゲットしました~~~~~~~~~!!!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

あの上が三角点らしい。

 

 

 

 

 

タッチしました!

もう一度、おめでとう!

ありがとう~!

 

 

 

 

 

 

嬉しいよ~~~~~~~~~~~!!!!!!

 

 

 

 

 

目の前には昨日踏めなかった針ノ木岳が。

このヘタレ夫婦に向かって、やったね、って言ってくれてるようでした。

 

 

 

 

 

燕~大天井~常念 の稜線。

 

 

 

 

 

野口五郎。

 

 

 

 

 

水晶。

 

 

 

 

 

赤牛。

 

 

 

 

 

薬師。

 

 

 

 

 

全て隊長の同定なので間違ってたら指摘してください。

で、隊長ったら 「雄山の祠が見える」 なんて言うもんだから え~? まさか~? 

 

 

 

 

 

 

帰ってきてからズームさせてみたら・・・・本当に写ってた。

あんたの視力って・・・

 

 

 

 

 

 これは私でもわかります。

 

 

 

 

 

もちろんあなたも!!!!!

 

 

 

 

 

毎度お騒がせのポレポレ隊、勢ぞろいの一枚。

私たち、三人でなんとか一つ、テッペン踏めました。

 

 

 

 

 

さあ、ずっとここにいたい気持ちはわかるけど、そろそろ下りよう。

今日は帰らなきゃいけないんだよ。

アンタ、明日仕事でしょ?

「仕事」という言葉で一気に現実に戻された隊長。

おっと・・ごめん。 その言葉から離れるためにここに来たのにね。

 

 

 

 

 

向こう側に人が見えますでしょ?

あそこまでずっと頂上なんですよ。 蓮華のテッペンてほんと細長い。

 

 

 

 

 

 船窪岳への稜線。

 

 

 

 

 

名残惜しいけど、さよなら言おう。

 

 

 

 

 

パパも来て良かったって言ってくれた。

 

 

 

 

 

その言葉が聞けただけで もう・・・

若一王子神社の奥社にお礼を言って

 

 

 

 

 

下ります。 

こんな道、歩いてていいんでしょうか、ってくらいの。

 

 

 

 

 

だからやっぱり夏はアルプス来たくなっちゃうんです。

 

 

 

 

 

 

来年も 三人で歩けるといいな。

な~んて思いながら歩いていたら・・・

 

 

 

 

 

隣のお布団のパーティさんが!!

女性の方もほぼ同時に 「あっ!」 って・・・

「どうしたかと思ってたのよ~」

「頂上行ってきました! 三人で登りました!!!」

「わぁ~ 良かった! そうよ、そうよ。やっぱりテッペン踏まなきゃ!良かったね~! ほんと良かった!」

って言いながら拍手してくれました。

「ありがとうございます。本当は途中で萎えそうになったんですけど、なんとか行けました。」

「じゃあさ、この勢いで針も登っちゃえば?」

「え・・いや・・それはちょっと・・・

「アハハ、無理? これからも三人で頑張ってね。 家族で歩けるなんてほんとにステキなことなんだから。」

「ありがとうございます。 そちらも道中長いからくれぐれも気を付けてくださいね。」

「うん、ありがとう。 それじゃあね。」

 

・・・・その直後に撮ったのが上の写真。

一期一会。

山での出会いって・・・・いいな。

 

 

 

 

 

登る理由が、ストレートじゃなくて、ちょっとカーブを描いていたかもしれないけど

今回はあの女性に背中を押してもらった気がする。

これはこれでいいんだ、って思う。

それに・・・・なんだかんだ言ったって、全部自分の足で登ったんだから。

誰になんと言われようと。

 

 

 

 

 

 

パパだって

 

 

 

 

 

頑張ったよね。

 

 

 

 

 

この辺りでは もう本当の下山のことが頭にありました。

 

 

 

 

 

寂しさと、下りの雪渓を歩く不安と。

 

 

 

 

 

針ノ木のテッペンと小屋が一度に見渡せる。

高度感あります。

 

 

 

 

 

せ~の! で飛べそう。(こわっ・・)

 

 

 

 

 

戻ってきました!

もし、頂上に立ててなかったら、ここでの気持ちが全然違ってただろうな・・・

 

 

 

 

 

 

残り物を食べて扇沢に向かって出発だ~!

 

 

 

 

 

 

その前に・・・槍と甘酒。

そう、今回、初めて 〝山甘酒″ 。

美味しすぎるぅ・・・・

 

 

 

 

 

さて、二日目の手ぬぐいはスイカです。(三食スイカでもいいくらい好き♪)

 

 

 

 

 

最後に小屋の前でカシャ!

お世話になりました~!!

 

 

 

 

 

もういっちょ カシャ!!

 

 

 

 

 

では下りまーす!!

 

 

 

 

 

下りに弱いパパとママ。

隊長~ ゆっくり頼むね。

 

 

 

 

 

この辺りの道、すごくザレていて、気を付けないと小石を落としてしまいます。

隊長、気を付けてよ~!

 

 

 

 

 

これくらい道幅があればいいけど、すごく細い箇所も。

 

 

 

 

 

 

雪渓のそばは涼しい。

 

 

 

 

 

この辺りも歩きにくかった・・・

左が谷底ってわけじゃないけど けっこう気を使いました。

 

 

 

 

 

前を歩いていた方が転んで、けっこう痛そうでした。

私たちも気を付けよう。

 

 

 

 

 

パパは沢を見つけると手ぬぐいを濡らして首に巻いてたっけ。

 

 

 

 

 

お花を見る余裕も必要。

 

 

 

 

 

確実な一歩を。

 

 

 

 

 

大分 雪渓が近づいてきた。

 

 

 

 

 

はい、ではここでアイゼン付けましょう。

 

 

 

 

 

途中で取れないようにしっかりね。

 

 

            <その5>につづく・・・

 

 

 


▲山を想えば人恋し、人を想えば山恋し 針ノ木岳&蓮華岳<その5>

2012-08-27 05:00:00 | ▲2012年山行報告

<その4>からのつづき

下りの雪渓、初体験。

すっごい急なんですけど・・・

アイゼンやってても滑る~!

 

 

 

 

 

右側に落ちないように気を付けて。

この辺は踏み跡があるので階段みたいに歩けて楽でした。

 

 

 

 

 

あと一週間もすれば、この辺りも解けて流れていくのかな。

 

 

 

 

 

ガスがどんどん上がってきます。

今日は爺が見えない・・

 

 

 

 

 

ここまで下ってきたよ、イェ~イ!・・・みたいな。

でも、かなり膝に来てます。

 

 

 

 

 

ケラケラケラ・・・・(膝が笑ってる音)

ほんと、そんな感じでした

 

 

 

 

 

雪渓終了。 無事に下りてきました。

 

 

 

 

 

次の目標は大沢小屋!

 

 

 

 

 

後ろを振り返ると雪渓があんな遠くに・・・

しかもガスが・・・

 

 

 

 

 

後ろ髪を引かれながらも 我々は前に進むのだ。

 

 

 

 

 

パパさん、今日は元気いっぱい。

「パパってさ、いつも帰る時は早いよね」

「なんかわかんないけど、もう登らなくていい、っていう嬉しさかも。」

「・・・・。」

 

 

 

 

 

大沢小屋到着。 ここで休憩。

そしてバッジとお土産を購入しました。

 

 

 

 

 

『山を想えば 人恋し 人を想えば 山恋し』

 

 

 

 

 

上は涼しかったのに、暑い! と隊長。

下界は相変わらずの猛暑みたいね。

 

 

 

 

 

沢音が懐かしい。

 

 

 

 

 

 

ブナの木が懐かしい。

 

 

 

 

 

水場です。 ガバガバいっぱい飲みました。

うまいのなんのって。 

 

 

 

 

 

隊長も。

 

 

 

 

 

ママは膝と外反母趾部分が痛くて ますます亀足に。

 

 

 

 

 

もうここまで来たんだから、焦ってもしょうがないよ。 ゆっくり行こう・・・・って 心なしかパパの声が明るい。

 

 

 

 

 

 

ここって地元のオジサンに会った所だね。

やっとここまで来たか~。

 

 

 

 

 

 

望遠でしっかりと雪渓が確認できました。

あの黒いテンテンは歩いている人だね。

でも・・・見えるはずのスバリ岳がガスで・・・・・

 

 

 

 

 

車道と登山道を繰り返す。

ここまで来ればもうゴールもすぐそこ。

 

 

 

 

 

っとっとっと・・・・・

なんと弱足さん、この写真を撮った直後、小さな小川にカメラを落としました・・・・

電源入ったまま。 なんてこったい・・ 最後の最後に・・・

 

 

 

 

 

いつの間にか隊長が撮った写真。

こんなとこあったっけ~?

ママはショックで何も覚えてません・・

 

 

 

 

 

パパに怒られるわ、足は痛いわ で ふくれっ面の弱足さん。

自業自得。

カメラ何台失くしたり壊したりすれば気が済むの?

と言われ、返す言葉もございません・・・・

 

 

 

 

 

帰ってきた~!

もうこの時点では足をひきづる状態。

やっぱり私は弱足だぁ・・・

 

 

 

 

 

駐車場へ戻るのも一苦労。

この後、登山客で芋を洗うような薬師の湯に入り、

 

 

 

 

 

大町のお蕎麦屋さんで 塩の道そば ってのを食べました。

大根おろしがピリッと辛くて美味しかったです。

 

 

 

 

 

あれ、蓮華岳だよ! と隊長が言うので、慌ててカメラを取り出すも、山の上はかなり雲が多そうでした。

 

 

 

 

 

豊科ICから高速へ。

 

 

 

 

 

東部湯の丸SAで冷たいご褒美ゲット。

 

渋滞にはまったものの、20時前にはなんとか家に着くことができました。

パパさん、お疲れ様でした~~!

 

 

今回会ったお花さんたち◆ 

いっぱいいっぱい咲いてました! 全部撮りきれてないし、画質悪いし、お花の名前も省略。 手抜きでごめんなさい・・・

 

今回会ったおともだち

 

 蝶々さんとトンボさん。 先日はお世話になりました。

 

 

山バッジ

詳細はバッジリストから。

 

おみやげ

手ぬぐい、バンダナ、キーホルダー 全て大沢小屋にて。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦国武将、佐々成政は冬の針ノ木峠を越えたそうです。

ポレポレ隊のパパとママは夏の針ノ木峠で悪戦苦闘。

ちょっとドラマチックに書きすぎた感もありますが、

なんてことない、弱足(パパ+ママ)の情けない顛末記。

高い山に登る度に気力体力の衰えを感じる今日この頃。

でも高さに関係なく、歩き続けていれば必ず何かしらの収穫はある・・・・・ハズ。

人との出会いや美味しい空気や向こうの山への憧れや家族の絆・・・。

そのどれもがいい配分で思い出となり、また次につながっていく。

だから行ける所まで行ってみよう。

結果より過程を楽しむ余裕を持とう。

 

この夏、隊長は二十歳になりました。

成人して初めての山、針ノ木岳と蓮華岳。

きっと思い出に残ることでしょう。

 

今回、久しぶりにレポが長くなっちゃいました。

大切な時間を費やしてくださってありがとうございました。

よろしかったらお茶でもどうぞ゛

 

《追記》 沢に落としたマイカメラ・・・一週間乾燥させたら、なんとか写真が撮れるようになりました。 レンズ部分が出っ張ったまま、引っ込まなくなりましたが、しばらくはこれを使います・・・コロネさん、アリガト。

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

針ノ木岳 (はりのきだけ)

富山県  長野県  2821m

日本二百名山  新・花の百名山  甲信越百名山  信州百名山

 

蓮華岳 (れんげだけ)

富山県  長野県  2799m

日本三百名山  新・花の百名山  甲信越百名山  信州百名山

 

コース(一日目)・・・・・・・・・・扇沢P(5:10) ~ 大沢小屋(6:40) ~ 雪渓始点(7:35) ~ 雪渓終点(9:00) ~ 針ノ木小屋(10:35)  

                 針ノ木小屋(11:25) ~ 針ノ木岳(12:20) ~ 針ノ木小屋(13:30)  (含 休憩 *針ノ木登頂は隊長のみ)

全所要時間 ・・・・・・・・・・・・8時間20分 (含 休憩、昼食)

歩行時間 ・・・・・・・・・・・・・・扇沢~針ノ木小屋(約5時間)  針ノ木小屋~針ノ木岳往復(約1時間40分)

 

コース(二日目)・・・・・・・・・針ノ木小屋(5:00) ~ 蓮華岳(6:30) ~ 針ノ木小屋(7:25)  【朝食】  

                 針ノ木小屋(8:05) ~ 雪渓始点(9:00) ~雪渓終点(9;45) ~ 大沢小屋(10:20) ~ 扇沢P(11:55)

全所要時間 ・・・・・・・・・・・6時間55分 (含 休憩 朝食)

歩行時間 ・・・・・・・・・・・・・針ノ木小屋~蓮華岳往復(2時間25分) 針ノ木小屋~扇沢P(3時間50分)

メンバー ・・・・・・・・・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ いつものポレポレ隊メンバー3名

 

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▲霧のち晴れ 横手山&志賀山 <前編>

2012-08-03 16:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 2012年7月15日(日)

7月。 海の日の三連休。

山、行きたいよね~  でも予報、悪いよね・・・・

パパと弱足さん、新しいブーツを買ったので、その靴慣らしに行きたいと、連日ネットでウェザーサーフィン。

ちょっとでも良い天気の場所を探す。

こっちのサイトではまあまあなのに、何故こっちのサイトでは傘マーク?

隊長のリクエストは横手山。

でも、横手山ってエスカレーターみたいのでスーッと上がれる山だよね?

それじゃ全然靴慣らしにならないじゃん。

ってことで、ママがそれに志賀山をプラスした。

隊長は横手山に行ければ良かったみたいだけど、まあ、とにかく行ってみよう。

お天気を気にしながら出発します。

久々の志賀高原へ!

 

 

 

 

 

 

「道の駅・草津運動茶屋公園」 で朝食を。

混んでいて車止められず、仕方なく道路に縦列駐車。

こんなの初めて。 さすが三連休。

 

 

 

 

 

お天気は良くありません。

雨がポツポツ。

道路もしっとり濡れています。

硫黄の匂いがすごい。 

草津白根が近いのね。

 

 

 

 

 

白根を通り越し、横手山直下 「のぞき」 駐車場に到着。

本当ならここからスーッとスカイレ―タ―で上がれちゃうのですが、時間が早くてまだ動いていない。

ここはヤマヤの意地で歩くことに。

 

 

 

 

 

笠ヶ岳。

かなり目立ってました。 ここも直下まで車で行けるらしい。 (もちろん意地を発揮するコースもあり)

 

 

 

 

 

ここが横手山へのスタート地点。

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、スイレンです。

 

 

 

 

 

合ってる、合ってる。 こっちで合ってる。

 

 

 

 

 

靴のフィット感を確かめながら歩きます。

 

 

 

 

 

空模様はドヨヨヨヨ~ン。

 

 

 

 

 

我が家の車がポツン。

 

 

 

 

 

なんだかワイルドな道になってきたよ。

 

 

 

 

 

横手山の頂上は全く見えない。

隊長、多分心の中で「ちぇっ・・」って思ってたと思う。

でもこれで予報通り。

 

 

 

 

 

パパとママは相変わらずフィット感確認しながら。

だって今日はそれが目的だモーンだ。

 

 

 

 

 

隊長、上ばっか見てる。

 

 

 

 

 

あらららら・・・・・下も見なきゃ。

ほら、コモモモがいっぱい!

 

 

 

 

 

振り返る女。

 

 

 

 

 

リフトの下をくぐります。

なんかちょっと・・・

 

 

 

 

 

あっ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

我が愛しのイワカガミちゃん!!!!

 

 

 

 

 

ほんと大好きです!!

三度の食事より好きかと聞かれたら、

そりゃ三度の食事も大事だけど・・・

 

 

 

 

 

ゴゼンタチバナさん達も自己アピールに余念がない。

 

 

 

 

 

またリフトかい・・

 

 

 

 

 

イワカガミちゃんとパパの足。

 

 

 

 

またまたリフト。

それにしても・・・虫がすごくて参りました。

少しでも止まると どこからともなくワーッとやってきて虫に囲まれちゃう。

今日は虫除けスプレーも忘れちゃったし

ずっと手で払いながら歩いてました。

 

 

 

 

 

 

頂上ヒュッテが見えてきた。

ふぅ~~・・・

 

 

 

 

 

 

頂上の一角に出ました。

ここまで〝のぞき″ から1時間ちょい。

 

 

 

 

 

 

真っ白け~~。

もう隊長も諦めムード。

 

 

 

 

 

マイヅルソウさんいっぱい。

 

 

 

 

 

山頂ヒュッテも靄に包まれてます。

 

 

 

 

 

今日の目的の一つ。

日本一標高が高い場所にあるパン屋さんで今日の山ごはんを調達する!

 

 

 

 

 

 

ヒュッテの中はこんな感じ。

三人分のパンをゲットしました。

 

 

 

 

 

 

横手山の三角点へ向かいます。

渋峠を結ぶリフトの脇から 横手山神社 と書いてある鳥居をくぐる。

 

 

 

 

 

 

そうそう、こっちで合ってる。 

 

 

 

 

 

 

相変わらずのガスの中。

 

 

 

 

 

はい、到着しました。

ここが本当の頂上になります。

横手山 2307ゲットしました!

おめでとう!

ありがとう。

 

 

 

 

 

三角点、タ~~ッチ! 

 

 

 

 

 

しかし・・・展望はゼロ。

 

 

 

 

 

 

隊長、ここからの眺めが見たくて横手山をリクエストしたのにね・・・

残念でした。

でも、いつかまた来よう。

今度はヒュッテに泊まれたらいいなぁ。

ここで会った男性は、昨日は草津白根で満開のコマクサを撮影し、 ヒュッテに泊まられたそうです。

そういうのもいいね。

 

 

 

 

 

さてっと・・ゲットしたパンを持って 次の山に向かいます。

下りは楽チンリフトを使い、

 

 

 

 

 

 

駐車場が見えた場所から

 

 

 

 

 

スカイレーターまで使って楽チン三昧。

一台で上りも下りもこなすので、時にはけっこう待つことも。

この時は5分くらいで下ることができました。

ラッキー♪

 

 

 

 

 

朝は一人ぼっちだった駐車場が 賑やかになってました。

 

 

             <中編> につづく・・・

 

 

 

 


▲霧のち晴れ 横手山&志賀山 <中編>

2012-08-03 15:00:00 | ▲2012年山行報告

<前編>からのつづき

さて、場所は変わり、硯川駐車場。

本当は横手山から草津峠、鉢山経由で四十八池に出るコースを歩きたかったのですが

マイカーだと難しい。

途中でバスを使って行けないことはないですが、時間調整にドキドキしたくないので

楽チン三昧の一環で、結局車で移動しちゃいました。

 

 

 

 

 

しかもまたリフトも使って。

え~い! 今日は楽チンの大安売りだ~。

 

 

 

 

 

あっという間に前山湿原。

四十八池巡りできるので、観光の方もけっこういました。

青空がちょっと見えてきたよ!

 

 

 

 

 

 

相変わらず横手山の上はガスに覆われています。

しかし、私にはその方が好都合なわけで・・

だって、横手の方が青空になったら、隊長の文句を永遠に聞き続けなければならないんですもん。

だから、今、横手に居る方には大変申し訳ないけれど、あとしばらくガスっててください。

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

キャ~ッ!!!

ワタスゲがいっぱい!

可愛い~~!

 

 

 

 

 

ほんとに綿みたいだね。

 

 

 

 

 

白いふわふわに癒されながら進みます。

 

 

 

 

 

渋池到着。

 

 

 

 

 

静かな水面。

 

 

 

 

 

ここにもワタスゲさんが。

 

 

 

 

 

傾斜の無い道をズンズン歩きます。

 

 

 

 

 

分岐に来ました。

右に行くと四十八池。 左は志賀山。

 

 

 

 

 

我々はまずは志賀山に登ってから池に出る回り方にしました。

指導標に書いてあるように 「急な登り」 方面へ。

「急な下り」は苦手なもので。

 

 

 

 

 

木道が現れました。

濡れてない? 大丈夫?

 

 

 

 

 

なんとか大丈夫みたい。

 

 

 

 

 

木道の次はイワイワの道。

靴慣らしにはちょうどいい。

 

 

 

 

 

ただし、滑りやすい所は気を付けて。

 

 

 

 

 

隊長は元々横手山だけで良かったわけだし

その横手山も展望が得られなかったので、イマイチ気分が乗らない様子・・・

 

 

 

 

まあ、今日はパパとママのために付き合ってよ。

 

 

 

 

 

木の根っこの歩き具合も確かめながら。

 

 

 

 

 

けっこう急だ。

 

 

 

 

 

だけど下るよりはいいかな。

それに横手に比べると、こっちには虫がいないので助かる。

 

 

 

 

 

わっせ、わっせ。

 

 

 

 

 

あら、池が見えた!

お釜池かしら。

 

 

 

 

 

気付いたら・・・

 

 

 

 

 

志賀山山頂でした。

え~~っ! ここが!?

 

 

 

 

 

だって方位盤にそう書いてあるもん。 

 

 

 

 

 

 

こういう頂上だったんだ・・・・

と思って先に進むと、

 

 

 

 

 

もう一つ頂上がありました!

こちらは開けてて明るい。

こっちの方が私は好き。 (好き嫌いの問題じゃないけど)

 

 

 

 

 

志賀山 2035m 登頂しました!

おめでとう!

ありがとう。

カメラのダイヤルがズレていて、こんな写真になってもうた・・

 

 

 

 

 

ここから今度は裏志賀山に向かいます。

 

 

 

 

 

ハナニガナ? いっぱい。

 

 

 

 

 

 

ポツポツと小さな池が見え隠れ。

 

 

 

 

 

この辺りの道、好きです。

 

 

 

 

 

薄日は射してますが 相変わらず雲が多い。

でも 楽しい。

 

 

 

 

 

どんどん進みます。 

 

 

 

 

う~ん・・・あれは 小池 かな。

 

 

 

 

 

岩につまづかないように必死。 

 

 

 

 

 

あ、また白いポツポツが見える!

 

 

 

 

 

こんな場所にもワタスゲが!

 

 
と・・・・ここで 予想外の出来事がありました。

この時、パパ→ママ→隊長 の順番で歩いていたのですが

一番後ろに居た隊長が すれ違ったお若いご夫婦(多分)と何やら会話をしています。

隊長に、どうしたの? と聞くと、

我がブログ 『ポレポレ隊が行く!』 を見てくださってる方だと言うではありませんか!

どうしてわかったんでしょう・・・

多分、隊長かな。

パパと私だけだったら絶対にわからなかったと思うのですが

三人組で、しかも隊長は分かりやすいのかもしれませんね。

かつて、ブログに 「ポレポレ隊とすれ違いました!」 とコメントを戴いたことはあったのですが、

こうやって直に声をかけて戴いたのは初めてだったので、どう対応して良いのか慌ててしまって・・・・

「ありがとうございます」 と言うのが精一杯で、ろくな会話もせずに失礼しちゃいました。

しかも、一番最初に対応したのが コミュニケーション能力の劣る愛想のない隊長・・・

本当に申し訳なかったと思います。

 

 

 

 

 

お別れをしてから激写!

木の下にちょこっと写っているご夫婦・・

声を掛けていただいて本当にありがとうございました。

またいつか、どこかでお会いする機会があれば、その時は、その時は・・・・

もっと何かします。

 

 

 

 

 

けっこう衝撃的な出来事だったので、その後もしばらくはその話で盛り上がりました。

こんなことってあるんだね~

やだ! 隊長、鼻毛チョー出てるじゃん!

まずいよ、それ~!

てな、感じ。

 

 

 

 

 

はい、鼻毛の話はそれまで。

分岐に来ました。

まっすぐ進むと四十八池。 左は裏志賀山。

もちろん左へ。

 

 

 

 

わあ~! 池の木道が見える!

後であそこ歩くのね。

 

 

 

 

 

ズームしてみると 人の姿まではっきり見えました!

 

 

 

 

 

湿原が見えた場所から目と鼻の先でまた絶景ゲット。

大沼池です。

赤石岳を背にブルーが映えます。

 

 

 

 

 

逆光で人が見えない・・・

 

 

 

 

 

湿原に端に捉えながら少し下ると

 

 

 

 

 

こちらが裏志賀山頂上。

樹林に覆われた中に志賀神社の祠が。

 

 

               <後編> につづく・・・

 

 

 


▲霧のち晴れ 横手山&志賀山 <後編>

2012-08-03 14:00:00 | ▲2012年山行報告

<中編>からのつづき

そして、裏志賀頂上の一番奥の部分からは 先ほどの大沼池が大きく見えました。

ただし、ロープが張ってあるので、これ以上進むことはできません。

 

 

 

 

 

少し戻り、ベンチが一つある場所でランチタイム。

この辺りではここが唯一の休憩場所になりますが、あまり広くありません。

ベンチの争奪戦も激しそう。

この後、次から次へと団体さんが来て大賑わいになりました。

早目に着いた我々は、ラッキーだったと思います。

 

 

 

 

 

さて・・・ちょっと味気ない感じもしますが、

今日の山ごはんは日本一高所のベーカリーで買ったパンたちです。

見た目がほとんど同じで中身の確認が大変でした。

パパはカレーパンとクリームパン。 隊長はカレーパンとチョコパン。

そしてママはカレーパンとあんパン。

焼き網を持って来て少し炙れば良かったね~と、共通した三人の意見でした。

 

 

 

 

 

大沼池や赤石山は次の課題といたしましょう。

ものすごい数の団体さんが来たので、そろそろこの景色にサヨナラ・サヨナラ・サヨナラ

 

 

 

 

 

次はあの湿原へ!

 

 

 

 

 

下りは気を付けて。

 

 

 

 

 

靴のフィット感も問題なし。

 

 

 

 

 

木道まで来ました。

もうすぐかな?

 

 

 

 

 

鳥居をくぐると

 

 

 

 

 

さっき上から見た四十八池湿原に到着!!

ここでもワタスゲさんが出迎えてくれました。 

 

 

 

 

 

フワフワ~~

 

 

 

 

 

規模はそれほど大きくないけれど 湿原の中に続く木道は、やっぱりウキウキします。

 

 

 

 

 

ワタスゲ街道。

 

 

 

 

 

隊長、もっとゆっくり味わいながら歩いてよ~

 

 

 

 

 

うゎっ! 蝶々が・・・・

 

 

 

 

 

またまた綿毛ちゃんの中を歩きます!

 

 

 

 

 

cottony!

 

 

 

 

 

 fluffy!

 

 

 

 

絵になる~!

 

 

 

 

 

逆さ裏志賀!

 

 

 

 

 

あっという間に終わっちゃいました。

 

 

 

 

 

ここからは平な道を戻ります。

 

 

 

 

 

熊除けのための鐘? が道路にいくつも置かれていました。

カランコロン~♪

 

 

 

 

 

ん? アルプスの眺めは素晴らしく・・・??

全然気付かなかった・・ っていうか 今日は見えなかった・・と思う・・

 

 

 

 

 

木の橋を通ると

 

 

 

 

 

朝通った分岐に出ました。

 

 

 

 

 

ここから前山湿原までは20分ほど。

 

 

 

 

 

楽しかった一日ももうすぐ終わり・・・か。

 

 

 

 

 

 

渋池到着。 朝の賑わいは消え、ひっそり。

 

 

 

 

 

前山湿原に戻ってきました。

 

 

 

 

 

笠ヶ岳とワタスゲちゃん。

最後のフワフワ。

いっぱい癒してもらいました。 

 

 

 

 

 

青空は見えてるけど

 

 

 

 

 

やっぱり横手山の方の雲は厚い・・ 

 

 

 

 

 

この辺りにはキスゲも咲いてました。

 

 

 

 

 

方位盤もあったんだ~ 朝は気付かなかったね。

 

 

 

 

 

最後の楽チン。

 

 

 

 

 

履き下ろしなのに、こんなに汚しちゃってごめん。

でも、あなた、合格! 

これから長いお付き合いになるでしょうから、よろしくネ。

 

 

 

 

 

硯川のPに無事到着。

お疲れ様でした~!

今回の横手&志賀。

実は同じ日に ヤマ友さんが親子で近くを歩かれていました。

天気の移り変わりがほとんど同じで、テンションの上がり下がりを共感しながらの実況交換会。

こんな山歩きも楽しいものですね。

 

 

 

 

 

 

草津白根の横を通り、

 

 

 

 

 

白根火山ロープウェイを臨み、

 

 

 

 

 

道の駅で冷たいご褒美ゲット。

隊長はバニラ、パパとママはブルーベリーヨーグルト。 (なんか形、変・・)

この日は海の日の連休ということで、渋滞覚悟だったので、夕食はお義母さんに先に食べてもらいました。

でも、思ったよりも早く自宅に到着。 (19時過ぎくらい)

 

今回会ったお花さんたち

 

 

山バッジ

 

横手山                                   志賀山のはいつかポレポレバッジにしまーす。(弱足作)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回もレポ作るのが遅くなっちゃいました。

しかも、ポレポレ隊、今年初のお泊り夏山山行にこれから(8月3日)出発するため、かなり急いだやっつけレポになっちゃいました。

修正等がある場合は帰ってきてからゆっくりしますので、もしおかしな箇所がありましたら指摘してください。

新しい靴の試し履き、日本一高所のパン屋さん、いっぱいのワタスゲ、大好きなイワカガミちゃん、ブログを見てくださっている方とのバッタリ、そして、ヤマ友さんとの実況交換山行・・・

こうやって振り返ってみると すごく盛りだくさんの一日でした。

 

隊長のまとまった夏休みはお盆だけ。

しかし、お盆は我が家は出掛けられない、ということで、急遽、この土日を使ってのお泊り山行の計画が浮上。

気を付けて行ってきます! 

皆さんもどうか楽しい時間を過ごしてくださいませ!

いつもありがとうございます。

!!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ―

横手山  (よこてやま)   

長野県 群馬県  2307m

日本三百名山  信州百名山  群馬百名山

志賀山 (しがやま)

長野県  2037m

甲信越百名山  信州百名山

コース・・・・・・・のぞきP(7:50) ~ 山頂ヒュッテ(8:35) ~ のぞきP(9:20)  <以上 横手山>

   ・・・・・・・・硯川P(9:40) ~ 渋池(10:00) ~ 志賀山(11:05) ~ 裏志賀山(11:40) ~ 四十八湿原(12:40) ~ 硯川P(13:40) <以上志賀山>

全所要時間・・・(横手山) 1時間30分   (志賀山) 4時間 (含 昼食 休憩)

メンバー・・・・・・隊長、パパさん、弱足ママ(いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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