ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲もう一つの吾妻山 一切経山 <その1>

2009-05-15 07:00:00 | ▲2009年山行報告

歩いた日 2009年5月9日(土)

昔は一切経あたりの山を吾妻山と呼んでいたのが、

 それにつづく一連の山をすべて吾妻山と総称するようになったのであろう。

『実の名は一切経山なれども、土俗総称して吾妻山という』 

 と 古記にあるところから察して 一切経山を主峰として崇めていたのかもしれない。

 僧空海が山中に一切経を埋めたのでその名があるとも伝えられている。」 

 

深田久弥の 『日本百名山』 からの抜粋ですが 

これを読む限り、今日、一切経山が吾妻山とは別に、日本三百名山になってることが

ちょっと可哀相な気がしてしまいます。 

特に、深田百名山全山登頂を目指す人は、最高峰の西吾妻山に立つことで 

”吾妻山に登った” としていますが、それだけでは余りにもったいない。

せっかく吾妻連峰に足を踏み入れながら、西吾妻のみで終わってしまった人や

これから吾妻山に登山の計画をしている方々に

”よし!是非 ”もう一つの吾妻山” にも足を運んでみよう” 、と思っていただけるよう

吾妻連峰、最東端にある一切経山の魅力を ポレポレ隊が存分に伝えようじゃありませんか。

前回の 緊張感連続のクサリの山 から 180度違う風景の中へ 私たちがお連れしましょう。

ポレポレ隊、福島県に向って出発進行!!

 

 

 

 

 

 

 

午前2時半出発のつもりが あーだこーだして2時50分になりました。

まあ、これくらいの誤差はいつものこと。

GWが過ぎ去った高速は 実に静か。 

 

 

 

 

 

 

 

東北自動車道 鏡石PAで朝食を。

コンビニのゆで卵って、なんでこんなにいい塩加減なんだろう。 

黄身のとろ~り感も私好みで大好き。

 

 

 

 

 

 

 

 

左手に 安達太良山 を見送りまーす。 

 

 

 

 

 

 

 

福島西ICで下りると・・・・ 見えました!

これから向う一切経山! 吾妻小富士が ちょこんとくっついて

なんだか可愛い。 

 

 

 

 

 

 

 

磐梯吾妻スカイラインを登っていくと 吾妻小富士がお出迎え。

可愛いどころか すごい存在感。

 

 

 

 

 

 

 

どこへ来ちゃったんだろう・・・的な雰囲気の中、進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人共 なんだかわからないけど しばらく言葉が出ない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉が出ないまま、浄土平到着。

ここは思いっきり観光地ですが この時間だとひっそりしてて不思議な空間でした。

実はここは隊長が生まれる前、長男と3人で来たことがあります。

もちろん お気楽観光人として。

 

 

 

 

 

 

 

トイレに寄りながらカメラ持って右往左往。 

形容し辛い 不思議な感覚。

雪もけっこう残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

下山後の着替えを考慮して ちょっと奥に移動しました。

吾妻小富士への道がはっきり見えます。

この駐車場は有料です。(410円で早朝は人はいませんが帰りに徴収されます)

この少し先に無料の兎平駐車場があるので 最初はそこに停めようかと思ったのですが

帰りに吾妻小富士に寄ることを考えると、荷物を一旦車に置きたかったのでやはりここにしました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、それでは出発します。

山の準備をしている人が数人いました。

お天気も良さそうだしワクワクします。 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、竹の子。

今年はいっぱい食べたなぁ。 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに雪が残っています。

登山するに当たって事前に確認したのですが

東吾妻は 雪が一部グズグズだということなので今日は一切経のみにしました。 

なにしろ我らはいつも日帰り登山で、しかも夕飯の支度までには帰らなければならず

無理な計画は立てられません。

それに余裕がないと なんだかいつも時間に追われてる感じがして心から楽しめないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちのいい木道歩き。 

なんかこういうの久しぶりだね。

 

 

 

 

 

 

 

明治26年の大噴火以来、何度も爆発を繰り返している一切経山。

最近では 昨年後半にちょっと大きな噴火があったようです。

この日も山肌から白い噴煙を上げていました。

 

 

 

 

 

 

 

硫黄の臭いがすごかった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

近づくと迫力あるねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山届出します。 

 

 

 

 

 

 

 

事前の連絡で言われたのは 東吾妻のグズグズのことだけではなく、

昨年の噴火以来、一切経は直登コースが禁止になっている、ということでした。

実は最初に地元の役所の観光課に問い合わせたところ、

「一切経は現在、登山禁止」 と言われ、驚いてビジターセンターに再度問い合わせたら、

「直登コースのみ禁止」 とのことでした。

尋ねる機関の立場によって回答が違うのですね。

どちらにしても注意して進みましょ。

 

 

 

 

 

 

 

雪の上を歩きます。

時々 踏み抜いた跡があってドキドキしたけど

今回は戻ってくるまで 一度も大きな ”ズボッ!” はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

傾斜が強くなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

雪渓を渡ります。

 

 

 

 

 

 

 

後には吾妻小富士が。

 

 

 

 

 

 

 

 

硫黄の臭いがすごい。

早く通り過ぎよう。

 

        <その2> につづく・・・

 

 

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▲もう一つの吾妻山 一切経山 <その2>

2009-05-15 06:00:00 | ▲2009年山行報告

     <その1> からのつづき

また雪。

しまった! 今日はこんなに天気がいいのにサングラス忘れちゃった!

目がチカチカする~! 

 

 

 

 

 

 

 

でも 気持ちいいね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち止まって振り返ると 吾妻小富士が。 

 

 

 

 

 

 

 

誰か忘れ物してますよぉ~! (左の青い服)

 

 

 

 

 

 

 

また木道に乗っかりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

酸ヶ平の分岐。

右へ行くと一切経の頂上。

まっすぐ行くと鎌沼方面です。

まずは頂上へ向います。 

 

 

 

 

 

 

 

その前に3人でカシャ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

正面に酸ヶ平小屋が見えてきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋到着。

中は小奇麗。

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋を後にして進みます。

後に見えているのは 東吾妻。 

 

 

 

 

 

 

 

酸ヶ平湿原が一望。

鎌沼も少し見えてきました。

後ほどお邪魔しまーす! 

 

 

 

 

 

 

 

 

グングンと高度を上げていきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期しか観られない色のコントラスト。

白が入るとメリハリがついて尚更きれい! 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワイワ ゴロゴロ道。

でもこんなに見晴らしがいいと 全然辛くない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

この色味とビロ~ン感がたまらない。

今は秋か?

 

 

 

 

 

 

 

 

どこが頂上なんだろうねぇ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

後を見ると・・・

吾妻小富士より上に来ました!

火口がパックリ口を開けています。 

 

 

 

 

 

 

 

パックリ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

わおっ! 磐梯山だー! 

 

 

 

 

 

 

 

また ビロ~ン! 

 

 

 

 

 

 

 

ん? あそこが頂上か? 

 

 

 

 

 

 

 

 

おーっと!

頂上もこれまた ものすごいビロ~ンでした!

まさに私好み。

でもあんまり広いビロ~ンも ちょっと居場所に困ったりして。

しかも すごい風が吹いています。

弱足さん、途中で一度帽子を飛ばされて パパに取りに行ってもらうという失態をしました。 (パパ、ごめん!)

写真だと実に穏やかに写ってますが とにかく強い風でした。

 

 

 

 

 

 

 

本当の頂上はどこ? 

 

 

 

 

 

 

 

あった、あった! ここでした!

吾妻連峰 一切経山 1948.8m ゲットしました!

おめでとう!

ありがとう。 

 

 

 

 

 

 

 

三角点 ターッチ! 

 

 

 

 

 

 

 

いや~ それにしてもすごいです。

360度の眺めです。

ビロ~ン と 強い風 と 大展望 で 脳みそが暴れまくり。 

思考回路が壊れて、ただひたすら ヘラヘラと笑ってました。 

 

 

それでは 360度の展望をお見せしましょう。

おっと・・その前に 文字数制限を考えて 次のページに移動しよう。

それっ! 

 

      <その3> へ つづく・・・

 

 

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▲もう一つの吾妻山 一切経山 <その3>

2009-05-15 05:00:00 | ▲2009年山行報告

         <その2> からのつづき

それでは参ります。

カメラの腕がイマイチなのと 風が強かったのと かなりの望遠なので

画像はきれいじゃありませんがお許しを。

あ、それから・・・山座同定、けっこう間違っていることもあるので

そんな時は遠慮なく指摘してください。

まず最初は 蔵王連山!

 

 

 

 

 

 

 

正面に鳥海山。 (うっすらでわかるかな)

 

 

 

 

 

 

 

朝日連峰。

 

 

 

 

 

 

 

真ん中の一際白いのが ”飯豊はいいで~” の飯豊連峰。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして再度登場、磐梯山。

帰ってきて写真の整理をしてたら 隊長が、

「お! 後ろに会津駒と燧も見えてんじゃん!」 と言ったので驚きました。

磐梯山の頂上の右側に会津駒。 左側には燧くんの頭が!

雲かと思ってた~! びっくり! 

 

 

 

 

 

 

うすぼんやりだけど 福島の街もしっかり見えていました。

福島の皆さーん! お邪魔していまーす! 

 

さて・・・一通り同定が終わった所で 今日の真打登場!

一切経に来たら 絶対にこれを見なくっちゃ。

登ったことがある方ならわかると思いますが

頂上のビロ~ンからは まさかこの先にこんなものが隠れているとは想像もできないですよね。

先端の かなり高度感のある場所へ立って見ると そこには・・・・

 

 

 

 

 

 

 

般若の瞳が!

・・・・・もといっ!

魔女の瞳が!!!!

思わず歓声を上げてしまうこと間違いなし! 

風でパパの帽子も脱げてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真ではこの感動は100分の1も伝わらない・・・

周りが凍ったこの時期の魔女の瞳は ますます神秘的で吸い込まれそうでした。

あまり身を乗り出すと 転がり落ちるので気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

 

正面の家形山を通って西吾妻へ縦走するのですね。

かなり長丁場みたいだけど いつか歩いてみたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

魔女の瞳と蔵王連山。 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと下った所に大きな岩があって そこで数人の方が魔女の瞳の撮影をしてました。

パパと私はけっこう急なのでまた登ってくることを考えてパス。 (相変わらずの軟弱者)

隊長が一人で下りて行きましたが 風が強くて写真撮れなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、余りにも風が強いので 戻ることにします。

吾妻小富士の右後方、雪をまとっているのは安達太良山。

本当に360度の景色です。

茅ヶ岳 の時みたいに クルクルクルクル回ってました。

しかも顔はヘラヘラしてるので ほんと危ないオバサンでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなことしながら 

 

 

 

 

 

 

 

こんなこともしながら 

 

 

 

 

 

 

 

戻ります。 

いつものことだけど、普通に歩けないもんかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

吾妻小富士さんも呆れて笑ってる。 ように見える。 

 

 

 

 

 

 

 

再び鎌沼が見え始めました。

その後に横たわるのは中吾妻~西吾妻の大きな山容。 

 

 

 

 

 

 

 

 

左には東吾妻。 

 

 

 

 

 

 

 

来た道を戻ります。

下りは気をつけて。 

 

 

 

 

 

 

 

 

酸ヶ平小屋が見えました。 

 

 

 

 

 

 

 

雪渓を渡ります。 

 

 

 

 

 

 

 

小屋まで来ると あの風がうそのようにポカポカで静かでした。

トイレ休憩をして パパキャラメル を食べました。

これは山に very good!

おいしかった~! 甘いもの食べると疲れが取れる~! (・・・って疲れるほど歩いてないっつうの)

 

 

 

 

 

 

 

さて、どんどん進みます。 

 

 

 

 

 

 

 

水のサラサラ流れる音が 涼やかで気持ちいい。 

 

 

 

 

 

 

 

分岐まで戻ってきました。

これから鎌沼方面に向います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっき上から見た景色の中に 入っていくんだね。

楽しいね~♪ 

 

 

 

 

 

 

 

東吾妻の緩やかな稜線と地塘がマッチしてます。

 

 

 

 

 

 

 

少し進むたびに 景観がどんどん変わっていって

全く飽きることがありません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌沼に到着しました。

なんて美しいんでしょう。

うっとり・・・

 

 

 

 

 

 

 

日本じゃないみたい!

今ここに居られる幸せをヒシヒシと感じてます。

とにかく見える景色全てに感動。 

 

          <その4> につづく・・・ 

 

 

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▲もう一つの吾妻山 一切経山 <その4>

2009-05-15 04:00:00 | ▲2009年山行報告

      <その3> からのつづき

鎌沼も さっきの魔女の瞳(本当の名前は五色沼) と同じく とても幻想的でした。 

 

 

 

 

 

 

 

ここら辺はかなり凍っています。

後ろから来たオジサマに 「東吾妻は行かないの?」 と聞かれました。

「今日は行きません」 と答えると 

「もったいないなぁ」 と言われ、 ちょっと気持ちがグラつきましたが

予定変更すると 後々の計画が全部ズレてきて 家に帰る時間が遅くなるので

ここはグッとこらえて予定を変えることなく進みます。

「姥ヶ原は絶対に行った方がいいよ」 と教えてくれたオジサマに

「はい、ありがとうございます。これから向います。」 とお別れしました。

オジサマは沼に沿って 東吾妻に向われました。

 

 

 

 

 

 

 

我々三人は沼から離れ、急登をハーハー言いながら上がって行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから観ると すごく凍ってるのがわかる。

今歩いて来た木道が見えます。 

その後には さっきまで居た一切経が。

 

 

 

 

 

 

 

踏み跡に沿ってゆっくりね。 

 

 

 

 

 

 

 

踏み抜きやしないかとビクビクする弱足さん。

でも大丈夫でした。 

 

 

 

 

 

 

 

こうやって見ると 東吾妻もかなりビロ~ンとしてるね。 

 

 

 

 

 

 

 

急に雪がなくなって 姥ヶ原への道に入りました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはまた、全然違う景色です。

楽しい~~♪

 

 

 

 

 

 

 

だーれもいない。

ポレポレ隊、独占です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

西吾妻がゆったりと構えています。 

 

 

 

 

 

 

 

ベンチがあったので ここで山ごはんにすることにしました。

準備してたら、突然、後ろの木がユッサユッサと大きく揺れました!

パパさんが 「熊じゃない?」 と言ったので 一気に緊張感が走りました。

そういえば、どっかに 「熊出現、注意」 て看板があったような・・・?

不自然に大きく揺れる木を確かに私も見ました。

何だろう・・・怖いね・・・

大きな声を出したり、手を叩いたりして 人間がここにいることをアピール。

今日は朝から 猿と もう一つ、テンだかイタチだかわかんないけど それ系の動物も見かけています。 (動きが早くって写真撮れず)

しばらく注意深く見守っていましたが 特に変化がなかったので

引き続きごはんの準備に入りました。

 

 

 

 

 

 

 

今日のごはんです。

近未来の食べ物ではありません。 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことはない 久々の養々麺でした。 (^_^;) 

今日のスイーツは パンプキンケーキ。

最近、こんなものばっかり作って食べてるので全く体重が減りません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

男の人ってカボチャがあまり好きじゃない人が多いような。

せっかく作ったのに パパも隊長も一つだけでいいって。

結局、ほとんどがママのお腹の贅肉と化したのでありました。 

あ~あ・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

空にはひこうき雲。 

ほら! 飛行機の機影も見えてる!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、森の熊さんに会わないうちに戻るとしましょう。 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらずテンション高めの浮かれポンチ。

 

 

 

 

 

 

 

雪解けの水の中をジャブジャブ超えて行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

西吾妻さん、いつかそちらにもお邪魔しますので それまで待っててくださいね。 

 

 

 

 

 

 

 

東吾妻さんも 今日は寄らずに帰ります。 いつかまた会う日まで。

 

 

 

 

 

 

 

木道が迷路みたい。 

実は・・・・ パパさん、この先で木道から落ちました。

考えられないことを最近のパパさんは しでかします。

指に棘が3つほど入ってしまったのですが そのことよりも

”木道で落ちた” という事実に すごくショックを受けたようです。

いや、私だってショックだよ。

何でも年のせいにしたくはないけど 最近のパパさんは、前には絶対になかったことをやってくれるので

奥さんとしてはとても心配なのであります・・・。

介護の勉強しといた方がいいかしら。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショックを抱えたまま、また雪の世界に突入します。 

 

 

 

 

 

 

 

吾妻小富士が近くなった。 

 

 

 

 

 

 

 

今、会いに行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはあなたが主役。 

 

 

 

 

 

 

 

 

噴煙の所まで戻ってきました。

ほんの数時間前のことなのに、硫黄の臭いが懐かしく感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

この斜面では 若者達が尻セードで はしゃいでました。

私たちは大人だから やりたいけどやりません。 (笑)

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ下まで戻ってきたよ。

 

          <その5>につづく・・・

 

 

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▲もう一つの吾妻山 一切経山 <その5>

2009-05-15 03:00:00 | ▲2009年山行報告

           <その4> からのつづき

後ろは噴煙。

下はゴロゴロ。 

 

 

 

 

 

 

 

あれ~?

桶沼の方に出たかったのに 浄土平まで戻ってきちゃった。

おかしいなぁ~。 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場はすぐそこ。

桶沼への分岐はどこだったんだ~?

隊長は吾妻小富士の火口を一周したいと言っています。

ママは桶沼を散策したかった。

でも両方は時間的に無理。

仕方ない、今回は隊長に譲ろう。

桶沼はまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦車に戻ってザックを置きます。

パパとママは一周しなくてもいいので、隊長を先に行かせました。

くれぐれも気をつけてね。 

吾妻小富士を歩いてる人が あんなに小さく見える。

 

 

 

 

 

 

 

パパはトイレに行ってから、というので ママは先に。 

隊長は速いので もう全く姿が見えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さいザックに飲物を入れて、サクサク(ハーハー?) と 登っていくママを カメラが捉えていました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に到着。 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっごーい!

蟻地獄みたい! 

ここは お気楽観光人として、20年近く前に来てるはずなんだけど

全然記憶がなくて、初めて来たみたいに驚いてた弱足さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浄土平を見下ろします。

噴煙も見える。 

さっきは一切経から吾妻小富士を眺めたのに 今度は逆です。

相変わらずあっちの頂上は 風が吹いているのかな。

 

 

 

 

 

 

 

隊長はどこ? 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ見えないね。

 

 

 

 

 

 

 

弱足さんもちょっと先まで行ってみました。 

 

 

 

 

 

 

 

パパは一人ポツンと。

上がってくる気はないみたい。 

さっきの事がまだショックらしい・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

隊長、発見!

速いなぁ。

標準コースタイムでは この火口一周は1時間と書いてありますが

実際には そんなにかかってないと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

合流しました。

ママ 「ねえねえ、どうだった?」

隊長 「普通。」

ママ 「・・・・。」

会話が盛り上がらない二人。 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通、って言ってる割には 名残り惜しそうじゃん。

隊長、行くよー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、戻ってきました。

時間に制約があるので とっとと帰ります。

あー 桶沼散策ができなくて残念だったな。

でも東吾妻も残っちゃったし いつかまたゆっくり歩きたい。

すごく評判がいい吾妻小舎にも泊まってみたいし。 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの感動と 癒しと ちょっと残念な気持ちを引きずりながら帰途につきます。 

 

 

 

 

 

 

 

火星チックな風景にサヨナラ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中の展望場所に車を止めて 福島市街を見下ろします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今は新緑の季節だったんだー! 

と気付かせてくれる 目に鮮やかな緑色。

次はそんな中を歩きたいね。 

 

 

 

 

 

 

 

那須高原SAにて、忘れちゃいけないご褒美スイーツ。(いちごとジャージー)

あれ? 二つ?

そうなんです。 本当なら一番欲している弱足さんなんですが、

なんとなーくお腹の調子がイマイチなので 今回はパスしました。 

帰りの高速も 特に大きな渋滞はなく、スムーズに走ることができました。

福島、ということで距離的には遠いけれど やはり東北道は我が家からは便利。

しっかり夕食の準備に間に合いました。

お疲れ様でした~!

 

 

 

 

山バッジ◆ 

 

吾妻小富士はゲットできましたが 一切経はないようなので作ります。 (ぐっちゃんさーん! こんなんでいいでしょうかぁ~? 笑) 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

いや~ 楽しかった!

弱足さん、一切経、すごく気に入っちゃいました。

こんなに変化に富んだ山、久しぶりです。

火星チックな硫黄の臭いと共にスタートし

雪渓を渡り、木道を歩き、岩ゴロ道を登り、

ビロ~ンの頂上からの素晴らしい展望とその先には魔女の瞳。

また木道をゆっくり進むと 今度は地塘の先に凍った沼とたおやかな山々の眺め・・・。

本当に飽きることない数時間でした。

湿原はもう少し経つと お花が咲き乱れ、色とりどりの楽園になるそうです。

確かに百名山に選ばれているのは ”吾妻山” かもしれないけれど

どうです? もう一つの吾妻山 ”一切経山” も とっても素敵な山だったでしょう?

是非是非ゆっくりと歩いてみてください。

そして、そこから西吾妻へ向えば 樹林の中のまた違った雰囲気を味わえること間違いなし。

そちらは いつかポレポレ隊も挑戦してみたいと思います。

ここは本当に、季節を変えて何度でも通いたくなる山域ですね。

絶対にまた来るぞー!

今回も最後までお付き合い、ありがとうございました。

感謝感激 ポレポレ隊!

 

― ■ ― ■ ― ■ ― ■ 今日の山情報 ■ ― ■ ― ■ ― ■ ― 

一切経山 (いっさいきょうざん)

福島県  1948.8m  日本三百名山  東北百名山

コース・・・・・浄土平P(7:00) ~ 酸ヶ平小屋(8:00) ~ 一切経山(8:40) ~

        鎌沼(10:00) ~ 浄土平P(12:00)

全所要時間・・5時間(含 昼食 休憩)   

歩行時間・・・・約3時間40分   *吾妻小富士は、所要時間、歩行時間共、除いてあります。

メンバー・・・・・(隊長、パパさん、弱足ママ いつものポレポレ隊メンバー3名)

 

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