ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

リスペクト

2015年03月06日 | 本/図書館/言葉

 前々号で<春を謳う歌>を探したら 「早春賦」や 「花」などに並んで 「仰げば尊し」があった。
 この歌、卒業式のテーマソングみたくな時代もあったが、当節卒業生が唱歌することなど稀らしい。

 三題噺じゃないが、春、そして卒業式とくれば、師を敬うというイメージが浮かぶが、昨今この言葉、リスペクトに取って代わられた感がある。

 何時もの通り前書きが長くなったが、今春の賀状、勝手乍ら大方の方に欠礼、代わりと言っちゃあ礼を欠くが寒中お見舞いでご勘弁願ったこと、<松が明けて…>で投稿した。

 そのことは別にして、例年どおりご丁寧な賀状を頂戴したので、“ お年玉 ” が当たっていないかJP日本郵便のHPで抽選番号を確かめた。

 賀状を繰っていると会社の同郷の先輩、Nさんからの賀状に目が止まった。
 そこには、“ 今年から難関の太極拳三段を目指します ” とあって、「ほう、今度は太極拳ですか?」と、少し可笑しくなった。

 彼、現役時代からこの手のもの、囲碁や詩吟などに熱心というか、頑張る人だった。
 究極はゴルフ、彼のポケット手帳、仕事の予定などと一緒にラウンド・スコアがページの多くを占めてい、呆れるやら感心するやら。
 勿論、シングルハンディへの苦難?のヒストリアも克明に記録されていた。

 脱線したが、資格がないと従事すら出来ないものは別にして、若い者が趣味などの範疇のことにこれ見よがしに資格、許状・段級をひけらかすのは、自慢をしているようで聊か品位に欠けると思わないでもない。

 が、ひとつの目標を立て自己研さん、その努力を見極めるため資格や許状の取得を目指すことは素晴らしいこと。
 特に、リタイア後にこつこつと取り組む人にはもうそれだけで頭が下がる。

 そんな方は予習・復習を欠かさず、人が遊んでいる時に勉学や稽古をしてたンやろうなあとぐうたら酔狂、掛け値なしに 「凄いなあ!」とリスペクト、尊敬するのである。

 主が入院中に植え替えた 「<ミニ薔薇>」、当初、時季を構わず花をわさわさと付け 「おいおい!」と思ったものだが、今春になって漸く落ち着いたのか、相応しい時季に本来?の花弁(上)をちらほらと付け始めた。
 そのミニ薔薇、花言葉は 「特別の功績」だって。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.942

コメント
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