ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

登板間隔

2012年06月16日 | 日記

 6月に入って直ぐ朝日新聞の関西地域版に “ 「NOMO」豊岡へ ” の見出しが。

 野球にさほど興味のない方でもアメリカの大リーグ(MLB)で活躍の場を築いた、日米プロ野球界交流のパイオニアともいうべき野茂英雄投手のことはご存知だと思う。
 その野茂さん率いる社会人チームNOMOベースボールクラブが、本拠地を堺市から豊岡市に移すという。

 彼は、近鉄球団、特に、鈴木啓二監督との確執から追われるように任意引退。
 場をMLBに求め、日米通算201勝155敗、MLBでは日本でのそれを上回る123勝109敗の成績を上げた。

Photo_2 トルネードとも称された独特のフォームから奪った三振は3122、MLBでは実に1918を記録、「ドクターK」(Kはスコアブックの三振の記号)の異名を残している。

 特筆すべきは、MLB通算2回のノーヒット・ノーラン(無安打・無得点試合)。
 アメリカン、ナショナルの両リーグ通じての達成は、屈指の大投手サイ・ヤング、ノーラン・ライアンなどMLB史上4人だけの快挙。

 MLBには今17人も、しかと言うべきか。在籍、投手は11人だが、移籍時の年齢もあって成績は残念ながら余り期待できないようだ。
 だが今年は、日ハムからダルビッシュ有投手がテキサス・レンジャースに移籍、今朝(日本時間)も勝って8勝目、この分では20勝もとネット裏も姦しい。

 MLBのレギュラーシーズン、4月上旬から9月下旬にかけて1チーム162試合、引き分けなしの時間無制限で行なわれる日程は過密で連戦もざら。
 時差3時間、気候にも大きな差がある広大なアメリカ本土・カナダを縦横に移動しなければならない。

2_2 加えて、先発投手は100球前後で交代するものの中4日の間隔で登板、それらの過酷な条件をクリアしなければ一流にはなれないと聞く。

 日ハム時代中7日の間隔で登板していたダルビッシュ、職場環境?の激変に上手く対応、聊か出来すぎとも思えるスタートが切れたのは、羽曳野の悪がきと渾名されたふてぶてしいまでの神経、多彩な球種を自在に操る老獪さ。
 さらに加えて25歳という若さと故障知らずの頑丈な身体。

 ところで拙ブログのこと、「老体に無理は禁物じゃない」と半ば揶揄する言に発奮、お気付きの向きもあろうけれどこの5月まで一日置きに登板、じゃなかった投稿。

 カタリナ が担当してくれる日もあるが、正直少ししんどい。で、もとより悪がきならぬ老いぼれ三等ブロガー、「これからは気侭に登板」とまで書いたら、「そのいい訳、なんだか回りくどくない」と声が被さってきた。

 真ん中にある待ち針のような小さな花が開く前の「蕚(がく、額とも表記)紫陽花」と色や姿などから黄色の鳥、金鶏(きんけい)をイメージし名付けられたという「金鶏菊」。
 どちらも、梅雨らしからぬ陽射しの日に、色鮮やかに咲いていた。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.479

コメント
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