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「自国領内の活動」 南シナ海で石油掘削継続 中国参謀長 ( 時事通信 )

2014年05月16日 | 安全保障と南シナ海紛争
「自国領内の活動」 南シナ海で石油掘削継続 中国参謀長
時事通信 2014/05/16-07:53)

 【ワシントン時事】米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は15日、ワシントン近郊の国防総省で中国人民解放軍の房峰輝総参謀長と会談した。房総参謀長は会談後、ベトナムの強い反発を招いている南シナ海での石油掘削作業について、中国の領海内での通常の活動であり、続けていくと表明。自制を求める米側との議論は平行線をたどったもようだ。

 米中はこれまでも、南シナ海の領有権問題や沖縄県・尖閣諸島をめぐる日本との対立に関し、意見を戦わせてきた。軍トップ同士の会談では、秋までに両者間でビデオ会議ができる体制を確立するなど、意思疎通を図っていくことで一致したが、具体的争点での溝は依然深いことが改めて浮き彫りになった。
 房総参謀長は共同記者会見で「中国が自らの領海内で掘削活動に当たることは、至って正常な行為だ。掘削施設の安全を確保し、活動を継続できるようにしていく」と明言。妨害を主導しているのはベトナムだと非難し、「祖先から引き継いだ領土をわずかでも失うわけにはいかない」と強調した。



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