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中国軍、南シナ海にミサイル艦を配備 ( Viet-jo.com )

2014年05月16日 | ASEAN諸国ニュース
中国軍、南シナ海にミサイル艦を配備
Viet-jo.com 2014/05/15 18:34 JST配信

ベトナム海上警察は14日、中国が石油掘削を始めた南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)近くの海域で、中国海軍が対空ミサイルを搭載したフリゲート艦2隻を配備したことを確認したと発表した。

 問題の海域は、ベトナム艦船と中国船が衝突を繰り返している海域で、中国はこの海域に漁船団を派遣しており、最近、その数を15隻から40隻に増やした。中国漁船団は、この海域に近づくベトナム漁船の活動妨害を繰り返している。

 13日および14日午前には、ベトナム艦船「CSB8003」および「CSB4033」の上空300~350メートルを中国の偵察機が飛行するなど、南シナ海では依然として緊迫した状態が続いている。「CSB8003」は今月7日に中国船による衝突を受けた巡視船。また、中国は同海域に80隻の艦船を動員していたが、15日までにその数を90隻に増やした。

 なお、香港の中国人権民主化運動ニュースセンターによると、ベトナムとの国境を警備する広西チワン族自治区と雲南省の中国軍部隊が15日から「第3級戦闘準備態勢」に入ったという。これは4段階ある警戒態勢のうち、下から2番目に当たり、兵士の休暇を取り消して随時出動態勢を整えるもの。


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