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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

「中国抜き」の枠組み作りけん制 習主席、TPPに関心表明 (時事通信)

2013年06月10日 | 中国バッタ屋経済の終焉
 漢民族の売買は所詮はバッタ屋で一山なんぼの世界。

「中国抜き」の枠組み作りけん制 習主席、TPPに関心表明
時事通信 2013/06/09-17:22)


 【ワシントン時事】中国の習近平国家主席は8日のオバマ米大統領との首脳会談で、大統領に直接、環太平洋連携協定(TPP)交渉への関心を伝え、進捗(しんちょく)状況の情報提供を求めた。これは、中国が国際的な貿易ルール作りに積極関与する姿勢をアピールするとともに、アジア太平洋地域で「中国抜き」の貿易自由化の枠組み作りが加速していることをけん制する狙いがある。
 これを受けて、米中両国は、TPP交渉に関する情報提供のための協議を設ける方向。高い水準の貿易自由化を目指すTPP交渉に中国が直ちに参加できる可能性は低いが、日本の交渉参加が刺激となり、アジア太平洋地域の貿易自由化をめぐる駆け引きが活発となってきたのは確実だ。
 日本が7月に合流することで、TPP交渉参加12カ国の国内総生産(GDP)の合計は、世界全体の約4割に達する。アジア太平洋地域の貿易自由化に向けた交渉の枠組みが複数ある中、TPPの優位が確実となり、距離を置いてきた中国も傍観できない事態となっている。
 ただ、TPPをアジア太平洋地域の「模範」としたい米国は、最終的には中国を巻き込んだ自由貿易圏を構想しつつも、中国を交渉に参加させるために自由化の水準を引き下げたり、年内妥結に向けた交渉スピードを緩めたりするつもりはない。ドニロン米大統領補佐官(国家安全保障担当)も8日の記者会見で、「われわれは年内に交渉を完了させようと努力している」と再三強調した。



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