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「国会の決定に従い大統領職退く」 朴大統領が3回目の談話  (聯合ニュース)

2016年11月30日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
「国会の決定に従い大統領職退く」 朴大統領が3回目の談話
聯合ニュース 2016/11/29 15:47

【ソウル聯合ニュース】

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件をめぐり、3回目の国民向け談話を発表し、「任期短縮を含め、進退問題を国会の決定に委ねる」と述べた。

 朴大統領は「与野党が議論し、国政の混乱と空白を最小化し、安定的に政権を委譲できる方策を講じてくれれば、その日程や法の手続きに従って大統領職から退く」と強調した。

 与野党が国会で自らの進退に関連した方針を決めれば、それを受け入れる意向を示したと受け止められる。次期首相を国会が推薦する問題や与野党合意の上で内閣を構成する「挙国中立(一致)内閣」の設置、早期の大統領選実施など、与野党が具体策を議論し、確定するよう呼びかけたものとみられる。

 朴大統領は「もうすべてを下ろした」とし、「一日も早く韓国が混乱から脱し、本来の軌道に戻ることを望む」と表明。「あらためて国民の皆さんに心から謝罪する。韓国の希望に満ちた未来のため、政界でも知恵を集めるようお願いしたい」と述べた。

 朴大統領は先月25日、初めて談話を発表して国民に謝罪した。2回目の今月4日には誠実に検察の捜査に応じる意向を示していた。

 3回目の談話でも「私の不始末で国民の皆さんに大きな心配をかけたことをあらためて謝罪する」と陳謝。「今回のことで心を痛めた国民の皆さんを見て、100回でも謝罪することが当然の道理だと考えている」と述べた。

 崔被告の国政介入事件に関しては、「一瞬たりとも私益を追求したことはなく、小さな私心も抱かず生きてきた」として、「国のための公的な事業と信じて推進したことで、その過程でいかなる個人的な利益も受けていない」と訴えた。

 ただ、「周りをしっかり管理できなかったことは私の大きな過ち」として、「今回の事件に関する経緯は近く詳細に話す」と述べた。

 その上で、記者団に対し、「皆さんが質問したいこともその際にしてほしい」と話し、再び会見を開く可能性を示唆した。


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