ＡＳＥＡＮでの野田首相発言要旨 （時事通信）

ＡＳＥＡＮでの野田首相発言要旨（抜粋記事）
（時事通信2012/11/19-14:48）


【プノンペン時事】野田佳彦首相の１９日の日本・東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議での発言要旨は次の通り。
　【日・ＡＳＥＡＮ】日本は従来、この地域の発展を重要視している。（交流開始から）４０年にわたる経験を次世代へと受け継ぎ、一層強くて深い関係を構築することが極めて重要だ。来年１２月、日本で行う日・ＡＳＥＡＮ特別首脳会議の機会に、関係強化・深化のため、中長期的なビジョンを議論したい。域内包括的経済連携（ＲＣＥＰ）交渉立ち上げを歓迎する。
　【地域情勢】
　南シナ海をめぐる問題は、アジア太平洋地域の平和と安定に直結する国際社会共通の関心事項であり、国際法の順守が重要だ。
　日中関係は、日本にとって最も重要な２国間関係の一つ。現在難しい状況にあるが、いかなる懸案にも冷静かつ平和的に取り組み、大局的観点から日中間の戦略的互恵関係を推進していく姿勢を堅持する。