iPSで脊髄損傷の機能回復目指す臨床研究を申請
NHK NEWSWEB 2月10日 11時30分
この臨床研究は、慶応大学の岡野栄之教授と中村雅也教授らのグループが計画しているもので、10日、学内の倫理委員会に実施の申請を行いました。
臨床研究では、脊髄を損傷した18歳以上の患者7人に、iPS細胞から作った神経の基になる細胞を移植し、動かなくなった手や足など体の機能の回復を目指します。グループでは、世界初となる手術を来年前半にも行うことを目指していて、倫理委員会に続いて、国などの委員会の了承を求めることにしています。
グループによりますと、国内では毎年およそ5000人が交通事故などで脊髄損傷になっていますが、有効な治療法は確立されていません。慶応大学の岡野栄之教授は「これまで20年近く、脊髄を再生させる研究を行ってきた。今回の臨床研究は、これに最新のiPS細胞の技術を組み合わせた世界初のもので、成功させたい」と話しています。
NHK NEWSWEB 2月10日 11時30分
この臨床研究は、慶応大学の岡野栄之教授と中村雅也教授らのグループが計画しているもので、10日、学内の倫理委員会に実施の申請を行いました。
臨床研究では、脊髄を損傷した18歳以上の患者7人に、iPS細胞から作った神経の基になる細胞を移植し、動かなくなった手や足など体の機能の回復を目指します。グループでは、世界初となる手術を来年前半にも行うことを目指していて、倫理委員会に続いて、国などの委員会の了承を求めることにしています。
グループによりますと、国内では毎年およそ5000人が交通事故などで脊髄損傷になっていますが、有効な治療法は確立されていません。慶応大学の岡野栄之教授は「これまで20年近く、脊髄を再生させる研究を行ってきた。今回の臨床研究は、これに最新のiPS細胞の技術を組み合わせた世界初のもので、成功させたい」と話しています。