橋下氏、風俗発言を謝罪 外国特派員協で会見
（時事通信 2013/05/27-13:02）
日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）は２７日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見した。橋下氏は、在沖縄米軍に風俗業利用を勧めた自らの発言について「不適切な表現だった」として撤回し、米軍と米国民に謝罪した。一方、戦時下の従軍慰安婦制度に関する「当時は必要だった」との発言は取り消さず、「女性の人権をじゅうりんし、許されないものだ」と訴えて理解を求めた。
橋下氏の一連の発言には、内外で厳しい批判が続いている。外国メディアに直接真意を説明し、事態を収拾したい考えで、会見では自らの見解をまとめた文書を英訳版とともに配布した。
橋下氏は２６日にまとめた見解文で、慰安婦発言について「世界各国の軍が必要としていたと発言したところ、私が容認していると誤報された」としており、会見でも同様の主張を展開した。また「世界各国の兵が戦場で女性を利用してきたことは厳然たる事実」と指摘し、海外報道で慰安婦が「セックススレイブ（性奴隷）」と訳されていることにも異を唱えた。
（時事通信 2013/05/27-13:02）
日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）は２７日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見した。橋下氏は、在沖縄米軍に風俗業利用を勧めた自らの発言について「不適切な表現だった」として撤回し、米軍と米国民に謝罪した。一方、戦時下の従軍慰安婦制度に関する「当時は必要だった」との発言は取り消さず、「女性の人権をじゅうりんし、許されないものだ」と訴えて理解を求めた。
橋下氏の一連の発言には、内外で厳しい批判が続いている。外国メディアに直接真意を説明し、事態を収拾したい考えで、会見では自らの見解をまとめた文書を英訳版とともに配布した。
橋下氏は２６日にまとめた見解文で、慰安婦発言について「世界各国の軍が必要としていたと発言したところ、私が容認していると誤報された」としており、会見でも同様の主張を展開した。また「世界各国の兵が戦場で女性を利用してきたことは厳然たる事実」と指摘し、海外報道で慰安婦が「セックススレイブ（性奴隷）」と訳されていることにも異を唱えた。
