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明るい見通し失せる中国経済、今年7.5%目標達成危ぶむ (ロイター)

2013年05月27日 | 日本経済とイノベーション
明るい見通し失せる中国経済、今年7.5%目標達成危ぶむ (抜粋記事)
ロイター2013年 05月 27日 12:23 JST

(Koh Gui Qing記者;翻訳 伊藤恭子 ;編集 吉瀬邦彦)

[北京 24日 ロイター] - 中国経済の勢いが失速していることを示すさまざまな兆候が出る中、アナリストの中国経済に対する見方もここ5カ月で変化している。これまでの緩やかな回復見通しから様変わりし、今や7.5%という今年の成長率目標の達成を危ぶむ声も出始めた。

中国の景気に対する悲観的見方は、23日に発表されたした5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)をきっかけに表面化した。PMI速報値は49.6と、7カ月ぶり低水準を記録した。

 中略

<相次ぐ成長率予想の引き下げ>

 2012年に7.8%と13年ぶり低成長を記録した経済が、2013年には8%に小幅回復すると予想されていたが、今や、成長率は、政府目標の7.5%は上回るが、8%には達しないとの見方が中心となっている。
前回中国の成長率が7.5%を下回ったのは、わずか3.9%の伸びを記録した1990年。5月の中国PMIが23日に発表される前からも多くの金融機関は既に 2013年の成長率予想を引き下げており、今後も下方修正が続く見通し。

 バンクオブ・アメリカ・メリルリンチは今月、成長率予想を8%から 7.6%に下方修正した。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行は 8.3%から7.7%に、INGは9%から7.8%に引き下げた。

 BNPパリバ、クレディ・スイス、ソシエテ・ジェネラルは成長率予想の見直しを行っている。成長鈍化の要因について、アナリストの間には様々な見方があり、状況を複雑にしている。
5年ぶり低水準で推移する賃金の伸びが消費を圧迫しているとの声もあれば、無駄な公共投資を抑制する政府の取り組みが小売り売上高に影響しているとの指摘もある。
 米経済に回復の兆しがみられるものの、世界的に需要低迷が続いており、 ユーロ圏のリセッションは長期化している。


 以下省略


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