アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

対北朝鮮で連携確認へ 日米韓外相が会談 (時事通信)

2015年09月29日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
対北朝鮮で連携確認へ 日米韓外相が会談
時事通信 2015/09/29-14:49)

 【ニューヨーク時事】
岸田文雄外相、ケリー米国務長官、尹炳世韓国外相は29日午前(日本時間同夜)、ニューヨークで会談する。北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射や新たな核実験に踏み切る可能性を示唆する中、3カ国で緊密に連携していくことを確認する。
 日米韓外相会談は昨年8月にミャンマーで開催して以来1年1カ月ぶり。北朝鮮をめぐっては、労働党創建70周年の10月10日に合わせてミサイル発射などの強硬策に出るとの観測がある。会談では情勢を分析し、対応を協議する。
 3カ国外相は、安倍晋三首相と朴槿恵韓国大統領の初の首脳会談に向け調整が進む日韓関係についても意見を交わす見通しだ。




韓国 水産物輸入規制 WTOが本格審理へ (NHK NEWSWEB )

2015年09月29日 | 日韓紛争
韓国 水産物輸入規制 WTOが本格審理へ
NHK NEWSWEB 9月29日 4時09分

韓国政府は、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて、日本の水産物に対する不安が高まっているとして、おととし9月から福島県など8つの県のすべての水産物の輸入を禁止しています。

これに対し日本政府は、韓国側の輸入規制は科学的根拠に乏しく不当で、WTO=世界貿易機関のルールに違反しているとして、先月、規制の撤廃を求めてWTOに提訴しました。

その後も韓国側は「日本産食品の安全性を検証する必要がある」などと改めて主張し、両者の間に歩み寄りが見られなかったことから、WTOは日本時間の28日夜、貿易上の紛争処理で1審に当たる小委員会を設置しました。小委員会は今後、担当する委員の選定などを経て本格的な審理に入る予定です。

日本政府によりますと、韓国の輸入規制の是非について判断が示される時期は、早くて来年の秋ごろになるとみています。

米ロ首脳会談 シリア情勢巡るやり取り注目 (NHK NEWSWEB)

2015年09月29日 | 中東・アフリカのニュース
米ロ首脳会談 シリア情勢巡るやり取り注目
9月29日 6時46分NHK NEWSWEB

アメリカのオバマ大統領とロシアのプーチン大統領による米ロ首脳会談は、現地時間の28日夕方(日本時間の29日午前6時ごろ)から、国連総会に合わせてニューヨークで始まりました。

両首脳が直接会談するのは、去年11月に中国で開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の場で短時間接触して以来で、本格的な首脳会談はおよそ2年ぶりです。

会談に先立って、オバマ大統領は国連総会で演説し、内戦が続くシリア情勢の解決に向けてロシアとも協力する用意があるとする一方、ロシアが軍事支援を続けるアサド大統領については退陣が必要だと強調しました。

一方のプーチン大統領は演説で、過激派組織IS=イスラミックステートへの対応について「シリアの政権や軍との協力を拒否するのは大きな誤りだ」と述べ、アサド政権を全面的に支援して存続させるべきだと強調し、意見は真っ向から対立しました。
首脳会談でオバマ大統領はプーチン大統領に対し、アサド政権への支援をやめ、ISへの対策で建設的な役割を果たすよう求める見通しで、対立する問題についてどのようなやり取りが交わされるのか注目されます。

米印首脳 日本含め安全保障の連携強化を (NHK NEWSWEB)

2015年09月29日 | インド・南アジアニュース
米印首脳 日本含め安全保障の連携強化を
NHK NEWSWEB 9月29日 8時02分

 【ニューヨーク時事】オバマ米大統領は28日、ニューヨークの国連本部でインドのモディ首相と会談した。モディ氏は会談後、海洋安全保障の協力強化に言及し、「われわれは日本のような地域のパートナーとの連携で進展がみられることを歓迎する」と記者団に述べた。
 日米印3カ国は29日、初の外相会談を行う。
 一方、オバマ氏は、年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に関して「会談で多くの時間を費やした」と説明。また、貿易や投資をめぐっても意見交換したと話した。安保分野については「両国の戦略的ビジョンをどのように深めることができるか話し合った」と述べるにとどめた。(2015/09/29-09:23)

プーチン大統領の国連総会演説、オンラインルポ. (sputniknews)

2015年09月29日 | ロシアのニュース
プーチン大統領の国連総会演説、オンラインルポ
sputniknews 2015年09月29日 01:13



プーチン大統領、第70回国連総会で演説。

前文省略

「こんにち、国連憲章を迂回して一方的な決議を取ることはほぼ普通のこととなってしまった。これは政治的目的に追従するのみならず、市場のライバルを取り除く手段となっている。」

「拡大する経済エゴイズムのさらにもう一つの兆候を指摘すると、一連の国々は閉鎖的、排他的経済統合の道を選んだ。しかもこれを創設する交渉は水面下で行なわれており、自国民にも、自国の実業界にも世論にも、また他の諸外国にも秘密にされている。」

「おそらく我々全員に事実を突きつけたいのだろう。プレーのルールは書き直されており、また選ばれた者の狭い範囲に都合のよいように書き直されており、しかもここにはWTOの参加はないということを。これは貿易体系の完全なる不均衡、グローバル経済圏の再分化を孕んでいる。」


01:37
プーチン大統領:ウクライナの国家転覆は国外から煽動

「最初はNATO拡大路線が続行された…。何のためか?それから旧ソ連諸国には選択を突きつけられた。西側と共にあるか、東側と共にするか? 遅かれ早かれ、こうした対立的論理は深刻な地政学的危機を迎えるはずだ。そしてこれがウクライナで起きた。ウクライナでは圧倒的多数の住民の現行政権に対する不満が利用され、国外から武力クーデターが煽動された。その結果、燃え上がったのは内戦だ。」


01:37
プーチン大統領は欧州に押し寄せている難民について言及。「難民は苦しみを共にすることを必要としているが、グローバルには問題を解決するのは、破壊されてしまった国家性の復興である。」


01:35
プーチン大統領は、アラブ諸国が積極的に参加するテロ対策連合軍の創設の必要性を明言。


01:35
プーチン大統領:「本質はロシアの野心にあるのでない。世界に形成されつつある状況を耐えることは不可能。」


01:34
プーチン大統領、「ISは無から発生せず、不要体制への対抗武器として養育された」


「『イスラム国(IS)』は何もないところから発生したのではない。これは不要な体制に抗する武器として大切に育てられたのだ。」プーチン大統領はこう語った。

「シリアとイラクに対抗する前進基地として作られたISは積極的に他の地域へと勢力を拡大しており、イスラム世界の覇権を目指しているが、明らかにこれらの諸国だけには限定していない。状況は危険というレベルを超えている。」

「こうした状況で国際テロリズムの脅威を声高に語るのは偽善的であり、無責任だ。しかも麻薬売買、石油、武器の違法取引などのテロの資金供与チャンネルには目をつぶり、また急進主義的集団を操ろうとし、彼らを自分の政治的目的を達成するために働かせようとしている。」



01:34
プーチン大統領:「民主主義的革命の輸出」の結末について語る

「我々みんなが過去の教訓を忘れてはならない。我々はソ連の歴史の例を記憶している。社会的実験の輸出、自分のイデオロギー的状況から考え、他の諸国の変化を後押しする試みはしばしば悲劇的結果を招き、成長ではなく、退廃を招いた。

だが、他人の誤りに学ぼうという者はどうやら誰もおらず、間違い、革命の輸出を繰り返すだけで、それが今や、いわゆる『民主主義』(革命)という名で続けられている。」

「攻撃的な外からの介入の結果、国家制度の改革が起きる代わりに、暮らしのしきたりは不躾に破壊された。民主主義と成長が謳歌する代わりに暴力、貧困、社会のカタストロフィーが横行し、人権は、生きる権利も含め、一切掲げられていない。」



01:34
1つの発展モデルに従う義務は誰にもない。

01:34
ロシアは広範なコンセンサスを土台に国連をあらゆるパートナーと共に拡大する構え。


01:33
プーチン大統領:国連の合法性を揺るがす試みは極めて危険。


01:33
プーチン大統領は国連を迂回するあらゆる行為は国際法に矛盾と強調。


01:17
プーチン大統領、国連での意見の相違はいつの時代もあった


国連は合法性、代表性そして普遍性において比類するもののないストラクチャーだ。
たしかにここ最近は国連を指した批判は少なくない。あたかも国連は効果が不十分なところを見せ付けており、原則的な解決の採択が何よりもまず、国連安保理メンバー間の克服不可能な矛盾に立脚しているというものだ。

だが指摘しておきたいが、国連での意見の相違は、組織が存在しつづけているこの70年の間、常にあったし、拒否権の発動もいつも行なわれていた。これを使ってきたのは米国であり、英国であり、フランスであり、中国であり、ソ連、後のロシアだった。これは、これだけ様々な顔を代表する組織にとってはしごく当然のことだ。」

プーチン、オバマ会談が終了 (Sputnik)

2015年09月29日 | 中東・アフリカのニュース
プーチン、オバマ会談が終了
Sputnik 2015年09月29日 08:06

露米首脳会談が終了した。会談は国連総会のフィールドで2年ぶりに実施されていた。
会談は非公開で実施され、計画されていた時間を1.5倍上回った。会談開始は現地時間で17時5分。
プーチン大統領はオバマ大統領との会談終了後、記者団に対し、会談はオープンな雰囲気で行われ、ウクライナ、シリア情勢についてのビジョンを詳細に語ったことを明らかにした。

またプーチン大統領は、ウクライナ、中東情勢について話し合ったなかで、オバマ大統領とは多くの立場が一致していたと指摘した。
プーチン大統領は会談では重要なテーマとして「イスラム国(IS)」についても取り上げられたと語っている。
プーチン大統領は会談を有意義で胸襟を開いたものだったと評価する一方で、露米関係については残念ながらかなり低いレベルにあると指摘し、ただしこれはロシア側の発案ではなく、ロシアとしては常に対米関係の発展、再開の構えだとコメントしている。

安保法受け同盟強化確認 環境協定に署名 (時事通信)

2015年09月29日 | 日米同盟と日本の安全保障
安保法受け同盟強化確認 環境協定に署名 日米閣僚
時事通信 2015/09/29-07:51)

【ワシントン時事】
 岸田文雄外相は28日午後(日本時間29日未明)、ワシントンでカーター米国防長官と会談した。先に安全保障関連法が成立したことを受けて双方は、連携して日米同盟の強化を図る考えで一致。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を進める方針も確認し、負担軽減を求める沖縄県の要望を踏まえ、在日米軍基地内の環境調査に関する新協定に署名した。
 
 席上、カーター氏は「安保関連法の成立をはじめとする日本の取り組みを支持、歓迎する」と表明。岸田氏は普天間移設に関する日本政府の立場は不変だと説明し、「移設を円滑に行うためにも負担軽減は大変重要な課題だ」と指摘した。両氏は再改定した日米防衛協力の指針(ガイドライン)に基づき、安保協力を進めることを確認した。
 
 日米地位協定を補足する協定の締結は、1960年の地位協定発効以来初めて。岸田氏は署名に当たってこのことに触れ、「歴史的意義を有する」と強調した。日米には、沖縄の負担軽減に取り組む姿勢を示すことで、普天間移設への地元の理解を促す狙いがある。 
 新協定は、基地内で環境に影響を及ぼす事故が発生した場合や、基地返還に先立ち土地の状況を調査する際に自治体の立ち入りを認める内容で、従来米軍の運用に任されていたルールを明確化した。


日ロ首脳会談要旨 (時事通信)

2015年09月29日 | ロシアのニュース
日ロ首脳会談要旨
時事通信 2015/09/29-08:26)

【ニューヨーク時事】28日の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談要旨は次の通り。
 
〔冒頭〕
 大統領 ロ日間はあらゆる方面でコンタクトが活発化している。残念ながら経済取引高は少し減ってきたが、ロ日間の経済協力には大きな潜在力があると信じている。
 首相 これで11回目の会談となる。自民党総裁として再選を果たすことができた。ウラジミール(大統領)との間で、腰を据えて平和条約交渉に取り組むことができる素地が整った。2国間関係を発展させたい。
 
〔北方領土問題〕
 首相 大統領訪日をベストなタイミングで実現したい。そのために平和条約交渉を中心とする政治分野、また経済分野で成果を準備したい。そうした準備は建設的で静かな雰囲気の中で進めたい。平和条約締結交渉すなわち領土問題は、2013年4月の両首脳の合意に沿って進展させていく必要がある。11月に行われる20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの国際会議の機会を活用し、率直に意見交換しよう。
 大統領 そうだ。
 
〔ウクライナ情勢〕
 首相 (停戦を定めた)ミンスク合意の完全な履行に向け、ロシアが引き続き建設的な役割を果たすことを強く期待している。この後、ウクライナのポロシェンコ大統領とも会談し、合意の完全な履行を働き掛ける。
 大統領 ウクライナ側にも合意をしっかり順守してもらう必要がある。その旨を伝えてもらいたい。
 
〔シリア〕
 首相 難民が流出しているシリア情勢の安定化は極めて重要だ。
 大統領 最も重要な点はテロのまん延だ。それが一番大きな問題だ。


日ロ首脳、領土交渉進展を確認 大統領来日「ベストな時期に」 (時事通信)

2015年09月29日 | ロシアのニュース
日ロ首脳、領土交渉進展を確認 大統領来日「ベストな時期に」
時事通信 2015/09/29-08:24)

 【ニューヨーク時事】
 安倍晋三首相は28日午後(日本時間29日未明)、ロシアのプーチン大統領と国連本部で約40分間会談した。北方領土問題を含む平和条約交渉について、2013年4月の日ロ共同声明に基づき、「双方に受け入れ可能な解決策」を作成するため前進を図ることを確認。首脳間で合意していた大統領の年内来日に関しては「ベストなタイミングを探る」ことで一致した。

 両首脳はまた、11月にトルコで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議や、フィリピンでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場を活用し、首脳レベルの対話を続けることも申し合わせた。

 席上、首相は先の自民党総裁選で再選されたことに触れ、「腰を据えて平和条約交渉に取り組むことができる素地が整った。2国間関係を発展させたい」と表明。大統領は「ロ日間ではあらゆる方面でコンタクトが活発化している。ロ日間の経済協力には大きな潜在力があると信じている」と述べ、経済交流の拡大に期待を示した。

 首相は大統領来日に向け「平和条約交渉を中心とする政治分野、また経済分野で成果を準備したい」と強調。ロシア政府要人による北方領土訪問を念頭に、「そうした準備は建設的で静かな雰囲気の中で進めたい」とも語り、ロシア側の自制を求めた。

 首相は日ロ関係の冷却化を招いたウクライナ情勢にも言及、停戦合意の完全履行を求めたのに対し、大統領は「ウクライナ側にも合意をしっかり順守してもらう必要がある」と主張した。
 両首脳の会談は昨年11月に北京で行われて以来、10カ月ぶりで、第1次安倍政権での3回を含め、通算で11回目。 




プーチン大統領、安倍首相との会談 (Sputnik)

2015年09月29日 | ロシアのニュース
プーチン大統領、安倍首相との会談で:共同プロジェクトの多さが露日の貿易拡大へつながる
Sputnik 2015年09月29日 06:03

 露日の貿易取引はここ最近縮小したものの、両国は取引高が伸びるよい将来性を有しており、それを何よりも裏付けるのは共同プロジェクトの数。プーチン大統領は28日、こうした声明を表した。

 安倍首相:ロシアとの平和条約締結交渉にさらに腰を据えて取り組む
「会談のはじめに指摘したいことは、我々には様々な方面で両国のコンタクトが活発化したことが見受けられることだ。まず、数年を経て、先日、政府間委員会の会議が成立した。」プーチン大統領は安倍首相との会談でこうした声明を表した。

 プーチン大統領は、安全保障書記ラインでもコンタクトが実現していると付け加えた。「残念ながら取引高は縮小したが、それでも良い将来性を確信しており、たくさんの共同プロジェクトもある」と語っている。