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韓国軍への作戦権移譲を延期 半島有事、米軍主導で対応 (時事通信)

2014年10月24日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
韓国軍への作戦権移譲を延期 半島有事、米軍主導で対応
時事通信 2014/10/24-07:47)

【ワシントン時事】米韓両政府は23日、国防担当閣僚による定例の安保協議会をワシントン近郊の米国防総省で開き、2015年12月に予定していた在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移譲に関し、韓国軍が北朝鮮の脅威に対応する十分な能力を備えるまで延期することで合意した。
 新たな移譲時期は定めなかったが、韓国の韓民求国防相は、20年代半ばをめどに必要な体制を整える考えを表明した。米韓はまた、北朝鮮の核開発やミサイル防衛(MD)に関わる情報の共有について、日米韓3カ国間で議論を深める方針を確認した。
 ヘーゲル米国防長官は終了後の記者会見で、「北朝鮮の核・弾道ミサイル開発を踏まえ、米韓同盟は強固で信頼できる抑止力を維持しなければならない」と強調。韓国防相は、朝鮮半島情勢は一段と不安定になっていると指摘した上で、「(延期により)移譲を着実な形で実現できるようになるという見解で一致した」と述べた。