音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

泡沫New Waveが好き

2008年06月22日 | Weblog
金曜日
2軒目に行ったバーが貸切パーティー。まず音楽業界の人間しか来ない店なので知り合いだろうと思い入ったら、これが日本のロックを語る上で外す事が出来ない某レコード・メーカーの大先輩のリタイア・パーティ。
「加茂啓太郎君か」とか他社の人間なのにフルネームで何故か呼んでいただき恐縮。
初対面の他社のA&Rと音楽業界の今後を熱く語ったつもり(実際は多分ぐだぐだ)どう帰ったか記憶無し。

土曜日
11時の新幹線に乗るのに起きたら10時。
大事な時にぎりぎりで目が覚めるんですよね。「もう起きなさい背後霊」がついてるのかも。

心斎橋クアトロで相対性理論がイベント出演。競演はマゾンナ、あふりらんぽ、あぶらだこ、など激コア。
あぶらだこは最初のソノシート以外はリアル・タイムで全部買いしてます。
ライブは10年ぶりくらい。これはやばい。
いつまでもついて行きます。アンプリファイド篳篥(ヒチリキ)って。後テルミン舐めてました。

ヨルズ・イン・ザ・スカイのシバヤンとジプシー・パラドックスのアンディ(父親がスコットランド人でデイブ・グロールのウリニ、でも英語しゃべれず)とかと飲む。関西のバンドマンの、あまりに刹那的な生き方に感動。

日曜日
雨の川崎でKUMAMIのフリー・ライブ。氣志團がデビュー前福岡の敬護公演で雨の中テントの中でやったのを思い出す。いつか伝説になるでしょう。


最近は出張に行くと時間の隙間を見て底値のアナログ・ハンティング

泡沫NWを3枚ゲット。
THE MEKONSはギャング・オブ・フォー、ワイヤーに近いですが全体的にぬるいのが良くも悪くも。今もやってるそうです。

AGE OF CHANCEはソニック・メタル・ディスコというコンセプトで当時ジグスパ、FGTHを超えるカッコよさと思ったんですが一発屋で終わりましたね。
でもこれは87年にイギリス人がヒップホップのアプローチをやっているという意味でもビースティーボーイズともシンクロする名盤だと思います。

SKAFISHはこの妙な刈り上げとデカ鼻のジャケだけは当時からレコ屋(シスコ)で手に取ったんですがジャケ買いするにはいたらず、初購入。
XTC,DEVO,SQUEEZEあたりが近いですが、このハイパーな感じは後に映画音楽の巨匠になるダニエル・エルフマンが率いたOINGO BIONGOが近いです。
曲は結構良いのにサウンド・プロダクションがしょぼいのが残念。でも見かけたら買ったほうが良いです。