音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

志村君のこと

2009年12月26日 | 音楽
アーティストの出会いは不思議な思い出があります。
当時の部下が「面白いバンド見つけました、フジファブリックといってスピッツみたいな感じで二十歳です」と言ってカセットを持って来ました。
まだ50人もお客さんがいないライブを見ながら「ボーカルがもっと、これだけ良い曲を作れるのだから、もっと自信を持ってライブをやれば絶対売れるのに」と思いました。
育成契約を話しを渋谷の居酒屋でした時に志村君の嬉しそうに、はにかんだ笑顔を思い出します。
渋谷AX,福岡ロゴス、フジロック、ロッキンオン・フェス、最後に見たライブになった今年の新宿厚生年金会館。いくつものライブを思い出します。

正月に家に来てくれた事もありました。本当に一生懸命良い曲を書くことに取り組んでいる事を熱心に語ってくれました。

もっともっと良い曲を聞かせてほしかったです。

この素晴らしい才能をいつまでも覚えていたいと思います。
御冥福をお祈りします