音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

蜘蛛か私立探偵の気持ち

2009年12月01日 | 音楽
Great Hunting Night Vol6 お越し頂いた方、出ていただいたバンドの皆さんありがとうございました。解散が決まったバンド、メンバー・チェンジが決まったバンドなど、人生色々、バンドも1000個あれば1000のストーリーがありますね。でも化けるバンドを見るのは、この仕事の喜びだったりします。
ドラムが良くなると、その5倍バンドは良くなる理論を感じました。

映画「イングロリアウス・バスターズ」を見る。
これは最高です。
全ての芸術は世の中の矛盾と不条理を描かなければいけないというのが僕の理論ですが、そういう意味で、これは芸術でした。
インディ何とかみたいに絶対に弾があたらないとかないですから「えっ、ここで死んじゃうの!?」とか。

福岡のハナエちゃんから新曲のデモが届く、これが素晴らしい、これも先述と同じ意味で芸術でした。
宝石のように輝く矛盾と不条理が織りなす美でした。


僕らは良いアーティストの出会いがないと、暇な蜘蛛か私立探偵の気持ちなんですが、事件が舞い込む、獲物がかかると急に色めきたちます。