音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

音楽は料理だ、説

2009年07月21日 | Weblog
ライブハウスをハシゴして3バンド見る。

ルックス、ビジュアル、キャラクターは音楽にとって食器、レストランのサービス、インテリアなど味とは違う料理の全てだと思うと分かりやすいと思います。
宇宙一美味いと言われる数寄屋橋「次郎」の寿司(行ったことはないです)でもゴミ捨て場で紙皿で食べたら美味くないと思います。
逆にエノテカ・ピンキオーレでコンビニ・デザートをウェイターに説明されてサービスされたら、かなり美味しいと思うかもしれません。

今日、見たバンドは、そういう事が分かっていれば、もっと自分の音楽を上手く(美味く)聞かせられるのにと思って残念でした。

ニューヨーク・ドールズの再結成ドキュメントは07年の僕のベスト・ムービーですが、ほとんど語られないボーカルのデビット・ヨハンセンのファースト・ソロはエアロ・スミス(スティーブン・タイラーを江戸川橋のラーメン屋で見かけた事があります)のジョー・ペリーも参加していて
イアン・デューリーの「New Boots&Panties」と並ぶ「下町、大人、良い趣味&ちんぴらロック」の名盤で最高です、「ファンキー、でもシック」言い得て妙な良いタイトルです。