音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

かなう事

2009年07月20日 | Weblog
一部で話題のティーンズ・バンド「踊ってばかりの国」を見に行く。
バンド名がバッファロー・ドーターの前身バンド、ハバナ・エキゾチカのアルバム・タイトルというだけで、そそられます。
ボーカル&ベースの子は、かなりの将来性を感じました。
ただ、まだやりたい事をうまくバンドとしてのコンセプトにまとめられてないのが惜しいです。でも注目すべきですね。


東横線の東白楽の商店街を歩いていたら「GOKURAKU」というレコ屋(写真)を発見。多分80年代の初めからあり三軒茶屋のFUJIYAMAと並んで日本のインディーズを積極的に扱っている店でした。
このレコ不況のおりとっくに閉店(失礼)しているかと思ってたらちゃんと営業してたので少し感動しました。
中古と新品が7対3くらい。いわゆるJ-POPはありません。
評論家の湯浅学さん(小説「あなのかなたに」最高!)セレクトの品揃いでしょうか。
入手し損ねたBECKのMODERN GUILTのアナログを発見。かなり嬉しい。
2時過ぎに入ったんですが「すいませんいつも12時に開けるんですけど」といわれました。かなりの緩さです。ご近所の方は是非行って下さい。

話題のバンドLily&Remainsを見に新宿クラブ・ワイヤー。
噂には聞いてましたがJOY DIVISION,BAUHAUSEといったGOTHへのバンドへの偏愛がここまでやれば素晴らしいです。
88年にロンドンのびっくりするくらいショボイ、クラブでDOCTOR&THE MEDICTS見た感じを小屋の雰囲気を含めて思い出しました。
この小屋は80年代中ごろは「第三倉庫」という名前だったと思います。ウィラードを見た記憶があります。デビュー直前の氣志團も見ましたね。
バーカンが別だったりライブハウスとしても理想的な立地なのだから音響をもう少しなんとかすれば良いと思いました(後、ワイン700円で、あの量はないですね)

PoPoyansのライブで永福町のsonoriumという基本はクラシックの100人キャパのホール。
こんなところに、こんな会場があるんですね。
共演の湯川潮音でお世話になっているアコギとアイリッシュ・ハープのユニット、tico moonのアンサンブルも優しく響きます。

nonちゃんの「引田天功に似てる」と言われてヤンキーにホームセンターで追い回された話は最高ですね。
cherちゃんのギターの表現力が上がってますね。
初のフェスのサマーソニックにも出演決定です。8月9日に行かれる方は是非見て下さい。
湯川潮音の隠れた名曲「キルト」にも参加しているKAZUMASA HASHIMOTOライブにグーテフォルクがサプライズで出演。彼女は知る人ぞ知る存在ですが日本のVirginia Ashtray
とも言える存在です。
HASHIMOTO君も多分、坂本龍一の影響が大きいと思うのですが彼がプロデュースしたVirginia Asrtrayの音源も彷彿としました。


スカパーでコカインで100万ポンド使ったと告白したBLURのベースがコカインの産地のアルゼンチンをたずねるドキュメントを見る。
総理大臣にあなたがコカインをやる度に、ここでは人が死ぬ、と言われたり、殺し屋(数日後に暗殺される)にインタビューしたり、マフィアに打たれるかもしれない栽培畑(そこにいた処理班の一人は後日打たれて死亡)を訪ねたりする。
これは、うるるんどころじゃなくて、すごかったです。