音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

過去からの音と絵

2009年01月17日 | Weblog
僕がディレクターだった時代のBaseBallBearの初期音源集が出たの聴く。
最新シングルの「LOVE MATHEMATICS」と聞き比べると恐ろしいくらい下手ですが
10代の彼等にしか出来なかった初々しさは今聴いても得がたいものがあります。
アーティストが年齢とともに得る物と失うもののバランスを彼らは絶妙に保ってます。
10代で20人くらいを相手に下北でライブをやっていた彼らを思い出し。
少し遠い目。(でもspecial"NO"thanks 加茂啓太郎って!?)

同じくナンバーガールのフジテレビ「ファクトリー」に出たときの映像がDVD化。「OMOIDE IN MY HEAD」は日本のロックのアンセムですね。

某バンドが出演キャンセルで「今週末収録なんだけど出れるかな」と聴いた時に
「余裕で出ますよ」と快諾した向井君には痺れました。

その向井君が音楽を担当する映画「少年メリケンサック」の試写に行く。  
昔、宮藤さんが「爆裂都市」をリメイクしたいと飲みの席で言ってた(思い違いならすいません)事があったのですが、これはある意味そうだと思いました。

これは文句無く面白いです。佐藤浩一にありえない台詞「で彼氏○○○○○○のか」と何度も言わせたり、宮崎あおいに「ガオー」とか有り得ない芝居をさせたりというのが宮藤さん狙いですね。
2時間深く考えず笑えます。

新年恒例の音楽業界の大人のパーティーに行く。
ここだと自分もまだまだ若造だと思えて少し安心。