音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

最も意味のない映像

2008年05月11日 | Weblog
8日
次号「Great Hunting」の取材で下北沢ジャズ喫茶「マサコ」
53年開店。その頃はレコードを聞くという事が映画を見に行くとか、カラオケに行こうとか、それぐらいのイベントだったそうです。
テーブルは開店当時からあったものという事なのですが子供用みたいに小さくて当時の日本人は小さかったんですね。

この企画はグローバリゼーションに押されて消えつつある日本の「喫茶店」をSSWのKUMAMI君とをたずねつつ彼の内面も探るというものなので昭和な喫茶店の情報あれば教えて下さい。
5月23日過ぎには配布されるのでゲットして下さい。

9日
六本木に,とある映像の収録(写真)。
プロデューサーに「こんな意味の無い映像を撮るのは、この仕事やってて初めてだ」と言われる。怒ってないですよね。
録画したミュージック・ステーションのBaseBallBearを見る。
02年の春に僕に最初にデモと一緒に送ってきた制服で全員手をつないで、なぜか撮っている人の指が写りこんでいる写真が紹介されて、思わず遠い目。
ホリ君に「あがってま~す」(竹中直人口調で)と言って欲しかったです。
次回は是非。

10日
見損なった映画「ノーカントリー」をレトショ(縮めてみました)で見る。
コーエン兄弟、今回は笑い無しです。
松尾スズキの名言で「悪い事をしてなぜ悪い」っていうのがあるんですが、そんな感じです。

簡単に人が死にます。

殺人鬼の殺し屋が70年代ロン毛の頃のチャーリー・ワッツに似てますよね。

アメリカとメキシコの国境ってなんでこんな「ダメンズな狂気」が似合うんでしょうか。
この映画はほとんど音楽が使われていないのですが、舞台がテキサスなのに「ノーカントリー」というのは音楽のカントリーもひっかけてます?