フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

バス停の空 LE CIEL A L'ARRET DE BUS

2007-01-27 00:19:04 | 映画・イメージ
ある週末の朝 バス停でバスを待つあいだ ふと空を見上げる

  二つの家の間に挟まれたところに 空とゆったりと流れる雲 

   そして木の緑と電燈がみえる

     この空間をつつむ朝の空気が心地よい


その姿をみた時の気分を記憶に留めておきたいと思い 写真に収める

  撮り終わったらどうだろう 

     心を鎮めるような (apaisant, lénifiant) 静かな満足感が押しよせてきた

        初めてのことである


写真を撮るということに そんな効果があったとは 

   誰が想像できたろうか

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「百科全書」 の精神 L\'ESP... | トップ | 木下ときわを聞く ECOUTER T... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すてきな写真ですね (Nao)
2007-01-27 09:40:43
いつもいいお写真みせていただき、ありがとうございます。一日の始まりにいい写真をみると、心がなごみます。ところで、ブログ「柳田充弘の休憩時間」で「毎日書類の整理に10分」とちかつたとありました。文化功労者というすごい先生も書類の整理になやんでおられることがわかりました。Paulさまは書類の整理にどんな時間を当てておられますか?主婦でも書類になやまされるものです。まして、多方面にわたるおしごと、関心をおもちのお方とあつては、なおさらのことでしょう。何かヒントになるものをお知らせくださいませ。
返信する
Unknown (kouniti)
2007-01-27 19:40:43
トルストイの戦争と平和に戦場で倒れて空をみて、一種の悟りの境地に至る場面がありましたね。アンドレー公爵でしたか、ニコライでしたか・・・。私も山小屋暮らしをしていますと、夏になると時々庭に寝椅子を出して1時間も星空をぼんやりと眺めたりします。ときには、くだらないことでくよくよしていないで己が生を受けたこの無限なる大宇宙という舞台に目をやることも大切ですね。
返信する
Nao 様 (paul-ailleurs)
2007-01-27 22:27:02
写真をお楽しみいただいているとのこと、ありがとうございます。書類の整理についてのお話ですが、このところ整理するのを諦めています。仕事関係のものは用が済んでしまえば捨ててしまいます。必要と思われるものは、超整理学の野口先生と同じく、分類せずに次から次に積んでいくという方法をとっています。私の場合、その方が後から探しやすいことがわかりましたので。趣味に関連したメモや書類は、できるだけとっておくことにしております。後で記憶を呼び覚ますのはこれしかないという確信を得ていますので。したがって、整理の時間は特にかかりませんが、場所を作るのが大変になっています。
ところで柳田先生とはこのブログでも若干の接点があります。
http://blog.goo.ne.jp/paul-ailleurs/e/263f0b1bd0675ecdb488025dd52429b3
http://blog.goo.ne.jp/paul-ailleurs/e/33856756efedae7c9ae88e5fdaf6c1f7
返信する
kouniti 様 (paul-ailleurs)
2007-01-27 22:33:39
最近、寝転がって空と雲だけを眺めているだけで幸福な気分になるという贅沢を見つけてしまいました。残念ながら、まだ山小屋暮らしをするという贅沢にはありついておりません。いずれそのような時が来ることを夢見ております。またこの宇宙に抱かれているという感覚が襲ってくる時は、本当に自分が小さい存在でどこかに消えていくように感じることがあるものです。そういう時は、なすべきことが全く別のところにあるのではないか、という思いに突き動かされます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画・イメージ」カテゴリの最新記事