昨日、仕事に出かけようとしてテレビを見ると俳句の番組が流れている。衛星放送の 「俳句スペシャル」 という番組であることを後で知る。見始めると止まらなくなり、結局出るのを断念。日本人がその言葉を楽しんでいる様を眺めながら、のんびりとした休日を過ごす。それに選者の間のやり取りが何とも言えずよろしいのである。金子兜太氏の顔が歪んでいるのに少し驚き、さらにその言葉がしっかりしているのに二度驚いていた。また以前に清子内親王のお婿さん候補として話題になった (記憶に間違いがなければ) 坊城俊樹氏が意外に茶目っ気たっぷりなのを発見して、心が和んでいた。調べて見ると、虚子を曽祖父に持つ方のようだ。仕事を諦めて正解であった。ここで一句出てくるようになれば素晴らしいのだが、、、こればかりは如何ともしがたい。
(2 mai 2007)
選者たち 言葉軽やか 心浮き paul-ailleurs