フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

赤い靴の男 L'HOMME AVEC DES CHAUSSURES ROUGES

2007-04-10 21:01:54 | 映画・イメージ

今朝の通勤時、下を見ながら降車した。その時、深紅の革靴が目に入った。男物だったので視線を上げると、その靴を履いている主は口髭に白いものの混じった中年男性で、まさにこれから仕事だ、という感じの普通の印象の人である。この方、一体何をどのように考えて生活しているのだろうかという思いが巡り、なぜか心が躍っていた。シャッフルで聞いていた iPod からは、Diam's が流れ出していた。

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6 コメント

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なんて素敵な写真! (shoko)
2007-04-10 21:49:55
家に帰ると日課のように、「お気に入り」から「フランスに揺られながら」をクリック。文章に加え毎回の画像も楽しみですが、今日のショットは色や二色のコントラスト、そしてアングルが瞬間的に視覚を捉えました。あまりに素敵だったので、それを伝えたく、メールで送らせて頂きます。
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ありがとうございます (paul-ailleurs)
2007-04-10 23:28:47
先月パリ郊外のヴァンセンヌの花屋さんで見つけたものです。快晴で空気が澄み切っていましたので、撮った時の気分もどこかに出ているのかもしれません。



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赤い靴 (ミコ)
2007-04-11 00:31:05
白い髭の紳士と深紅の革靴の取り合わせは、実際に見たわけでないせいか、やや異様な感じも受けます。スーツ姿だったら、余計そうだったかも。

野口雨情の童謡「赤い靴」もいいですが、やはりモイラ・シアラーのバレエ映画「赤い靴」(48年)の悲劇へと連想されて行きます。マッゴト・フォンティンよりもっと早くバレエの美しさに魅せられたきっかけのあの赤い靴…。

昔社に紫の靴を履くおしゃれな女子社員が居て、五木寛之さんが「さすが神戸の女性は違いますねえ」と言った言葉を覚えています。そういう五木氏もとても魅力的なルックスで皆わあわあでしたが。
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靴占い (paul-ailleurs)
2007-04-11 07:25:29
紫の靴の女性は違和感はありませんが、こちらの方は日本の朝の光景としては異様かもしれません。残念ながらご尊顔を拝むことができませんでしたので全くの想像ですが、芸術関係の仕事をされているのだろうか、などと思っていました。また新しい映画のご紹介、ありがとうございます。

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サラリーマン時代に、 (いの)
2007-04-11 18:59:00
、出張で羽田空港の待合場でジャンボに乗る500人近いサラリーマンの服装(全員スーツ姿)を見渡したとき、70%が濃紺スーツ、30%が濃いグレー、それ以外の色は皆無に等しいのを見たとき異様な感じを受けた記憶が鮮明に甦ってきました。ベージュやライムグリーン、ブルーなどのスーツやジャケットも素敵ですけどね~^^;;
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仕事色 (paul-ailleurs)
2007-04-11 22:44:30
皆さん如何に周りを見て合わせることに汲々としているか、あるいは汲々とすることもなくそうしていることか。おそらく後者だろうと思います。自らの声を真剣に聞くということがなくなっているかのようです。そうしながら生き方を模索することをしなくなって長いのではないかとも思わせます。

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