パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

同窓会

2016年01月08日 | おもいで
1月8日(金)晴れ

本日早朝、我が夫が帰省。
年末遅れを取った彼は航空チケットを入手できなかったのだ。
ゆえに、今日から11日までの帰省とあいなり、妻とはすれ違い帰省となったのであった。
行ってらっしゃーい。楽しい旅を!

さて、今回の帰省のメインイベントは、中学校の同窓会。
35年ぶりの、学年全体の同窓会である。
ワタクシは、高校の二年で地方都市へ転校したということもあり、地元(小中学校)の友人とは疎遠になっていた。
よって交流のあるのは、年に二度ほど福山雅治の追っかけで上京するもんちゃんと、かこちゃん、むっちゃんの仲良し3人組と
高校も同じだったY姉ちゃんとAちゃんの2人、合わせて5人。
もんちゃんのクラスが幹事になっての同窓会であるからワタクシにも声がかかったようなもので、それ以外だったら行方不明者リストに載っていたであろう。
あまり大々的には宣伝せず、口コミで広めて、集まっただけで良しとしようというスタンスで始まったらしいが
このワタクシですら5人ほどに声かけたくらいであるから、ねずみ講のごとく広がっていき、とうとう居酒屋レベルでは入らないということになり
急きょ大きなホテルへ会場変更することになった。
最終的には100人近くの出席になったから、口コミ恐るべしである。
とはいえ、我が母校の中学校は今でこそ二つに分かれたが、当時は一番のマンモス校で一学年400人超えしていた。
そう考えると4分の1の出席率をどう見るか。
いや、やはり35年ぶりにしてはよく集まったものだと思う。

暮れも押し詰まった29日。
髪を巻く。
同窓会のために髪を切ったら広瀬すずになってしまい(・・・)どうしたものかいろいろ試行錯誤の結果、
結局くるくる巻いたほうがまだ華やかさが出ることが判明。
50を過ぎたら、広瀬すずよりサザエさんのほうが落ち着くのだ。
余談だが、「広瀬すずになっちゃってさぁ~」というと皆さん一斉にぽかんとされる。
「広瀬すずって誰だっけ?」
イヤ、ワタクシの顔から広瀬すずが結びつかないということなのでしょうが、ワタクシの中で「広瀬すずちゃん」は若手女優でイチオシだったので
「まだまだ頑張れってことだよ、すずちゃん!」と叱咤激励しておきます(余計なお世話)
ワンピースを着て、カーディガンを羽織り、娘に借りたコートを着て、ブーツを履き、いざ。
35年前にタイムトリッ~プ。

高校友でもあるY姉ちゃんやAちゃん、A元さんらとつるんでいるも、中三の時で座席が決められており不安ながら皆バラバラのテーブルへ。
仲良しのかこちゃんはまだ来ない。
テーブルを見るに・・・わからん・・・10人ほどの丸テーブルに5人ほど座っているが・・・わからん。
恐る恐る近づき「こんばんは~~~」
「わーーーっ!nさん?」
笑う顔を見るとあっという間に思い出す。SさんにTさんね!
ををっ!私の隣はY君にN君、反対側はK君ね。
35年のブランクなんてあっという間に消え去り、あっちこっちで怒濤のおしゃべりが始まる。
二時間目の休み時間みたい。
司会のF女史(彼女はアナウンサーなのだ)の開会の声もかき消すほどの、大盛り上がりのスタートである。
なんとかF女史の叫びで静粛を取り戻し、開会の挨拶やら乾杯やら恩師の挨拶やらのセレモニーが終わると
今度はテーブルを離れてクラスを超えてのおしゃべり。
ビュッフェ形式なので、中央テーブルに料理を取りに行くのだが、最初に鹿児島名物「キビナゴ刺し」やら「鶏刺し」を取るのは鹿児島を離れた者ゆえか。
その後も鹿児島の一流ホテルならではのお料理が続々と出たらしいのだがおしゃべりが忙しく、ほとんど食べられなかったのは反省点。
だって、お料理を取りに行く途中で誰かと会っては「きゃーーーっ!○ちゃんっっ???」と始まるので食べるヒマなんてありゃしない。
あっという間に二時間半が経ちお開きに。
二次会は3つに分裂したらしく、ワタクシはかこちゃん、Y姉ちゃん、Aちゃん達と天文館(←鹿児島の繁華街。新宿みたいなもんです・・・ウソです)へとタクシーに分乗しながら移動。
50人入るというカラオケボックスで、またも盛り上がるおぢちゃんおばちゃん達。
仕切り屋に人気者、ホステス嬢に壁の花、結局の所、中学時代のキャラクターそのままだわと感慨深い(はい、もちろんワタクシは壁の花グループ)
夜が更けていき、近い再会を約束しながらじわじわと解散していく。
ワタクシは、同じ方向のとくっちょとタクシー相乗りで帰る。
小さかったとくっちょは丸々と太り、頭の毛も薄くなり、でもニコニコ穏やかなのは相変わらず。
調理師専門学校へ行き料理人になったとのことで、もらった名刺には鹿児島一のデパートのレストラン部門の課長さんとある。
さらにかこちゃん情報によると、彼はマンションのオーナーでもあり金持ちらしい。
で、それをふまえて、我が実家の門の前まで送ってもらい「え~っと、私いくら払えばいいかなあ~」
とくっちょ、冗談っぽく「いいよいいよ、オレ、地主だからさ、金持ちなんだ。」
あの、小さくて頼りなげでおとなしかったとくっちょにタクシー代をおごってもらうなんてねえ~
しみじみうれしい(・・え?どういう立ち位置なんだワタクシ)

と、帰省の一大イベントが無事終わり、心地良い酔いと疲れを感じながら51歳に戻るのであった。
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