パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

永遠のテーマ「嫁姑」

2006年01月18日 | おでかけ
1月18日(水)曇り
昨日は月一の注射の日。
9時頃の電車で病院へ。
診察前に採血をしてから、外科の待合席で待つ。
放射線と違い、長時間待ちは覚悟のうえだ。
遅ればせながら、今凝っている宮部みゆきの「堪忍箱」を読んでると
睡魔が襲い、頭をぐらぐらさせながらうたたね・・・
気を取り直してまた読書。
ふととなりのおばさまと目が合い(これが敗因)
おばさまが話しかけてくる。
それから延々とこのおばさまのお話を聞くことになるのだが、
いやぁ~久々にすごかった。
最初は同じK田ドクターが主治医ってことで
先生の褒めあい合戦。
このおばさまは、K田Dr.が別の病院に勤務してた時に乳がんの手術をしてもらい、
K田Dr.の勤務地異動とともに追っかけてここに通うようになった。
二時間半かかっての通院(2ヶ月に一度)らしい。
だんだん話をきくうちにわかってきたのだが
今、御年80歳・・・
「10年たったら大丈夫なんて言われるけどその時私は90歳よ。
ガンじゃなくても危ないわヨねえ~」なんてカラカラと笑われる。
ひゃ~っ、ずいぶんと綺麗にされてて、とてもお若いのだ!
白内障の手術をされたり、膝が悪くなったりで、
ずっとやってた日本舞踊をとうとうやめる決心したのよぉ~と残念そうにおっしゃるあたりがとてもお上品。
ところが・・・だんだん話しに勢いがついてきて・・・
「私ね、60歳くらいまでは、まわりの人達みんな優しくて
それが普通のことだと思ってきてたの。
でも、世の中にはイヂワルな人っているのよねえ~」
と、ここからお嫁さんの話に突入。
同居してるらしいのだが、うまくいかず、息子が離れを作ってくれて
そこに住んでいる。
光熱費として2万円、孫に7000円を毎月年金の中から息子に渡している。
以前電話回線一本だった時、かかってきた電話に出たら
お嫁さんと間違われて・・・それがどうやらアヤシイ電話だったらしく
興信所で調べたら、お嫁さんテレクラ遊びをしてて
証拠写真をつきつけても平気。
(この興信所と弁護士代で270万だって!)
離婚だ~という事になった時、お嫁さんの両親が土下座して謝られるので
今後一切こういうことなきようという一筆書いておさまった。
お嫁さんは家事もきちんとしない。
スーパーでお惣菜を買ってきてチンするだけ。
50過ぎて健康に不安を持った息子が、土日に食事を作り
母親にも届けてくれる。
郵便物を隠すので私書箱を作っている。
定期預金の通帳も隠された。
なぜ、そういうことをするかと分析するに、そのことでけんかのきっかけを
作ろうとしている。
けんかして私の高い血圧(200あるらしい・・・)をさらに上げて
殺したいのではないか。
争いを避けたい私が学習したことは、とにかく顔を合わさないことだ。
だからゴミ出しも、お嫁さんは収集時間ぎりぎりに出すから
私は朝早くに出すようにしてる。
・・・と、ざっとこんな話を延々1時間半ほど聞くことになってしまった。
おばさまいわく「人にいぢわるするって、人間の底辺だと思ってきたし、
身近にいなかったこともあって、ほんとにびっくりしたわ。
でもこういうことがあって、あ~だから戦争って起きるのねって初めてわかったわ。
犯罪もなくならないのよねえ~」
やっと診察のお呼びがかかった時は正直ほっとして
精神状態はよれよれでK田Dr.のもとへ。
血液検査の結果も心配ないとのこと。
注射の後、薬の説明をしてもらい今日より服用。
もしも心配なことがあったらいつでも電話かけてくださいね。と
相変わらず優しく頼もしい。
カルテもらうまで、またしばしおばさまのお相手をしてから会計へ。
いやぁ~久々にヘヴィな話だったわぁ~
確かにお嬢様育ちな感じの、品のいいおばさまだったけど
こういうことって一方の言い分だけ聞いててもねえ~
今度はこのお嫁さんの言い分も聞いてみたい気持ち。
いや、うそです。
こういう話は、聞いてて楽しくない。
ま、せめておばさまが私にしゃべることによって
ストレスを発散できたなら、聞いた甲斐があったと考える事にしよう。
会計が終わって自宅に帰りついたのは2時。
大慌てでお昼ごはんを食べて教室へ。
教室からスーパー寄って帰宅したら7時過ぎ。
鍋焼きうどんを作り、娘と二人でそれを食べてから
夫の分の食事を作り始める。
夕べはニラレバ炒め、凍り豆腐とワカメの煮物、ほうれん草のお浸し。
10時に帰ってきた夫、「俺、レバーはイマイチ得意じゃないから
一口あればいいよ・・・」
知らなかったよ、レバー嫌いってこと・・・
砂肝とレバーと買ってたのだがニラレバの方が手っ取り早かったのさ。
今日は砂肝のにんにく炒めにするよ。
これはお正月に乗ったJALの「翼の王国」に出てたもの。
夫の実家から野菜が届いていたのでお礼の電話をする。
昼間の嫁姑バトルの話を聞いた後だけに、義母のあっさりした優しい口調がうれしい。
義母も私のことを「いい嫁」とは言わないまでも
嫌いじゃないと嬉しいなあ~
ここ数日寒くどんよりした冬空の日が続く。
「今日の一枚」は先週の澄んだ青空。

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4 コメント

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「翼の王国」は (よぴの@飛行機ヲタク)
2006-01-18 12:37:45
ANAの機内誌です!JALはSKYWARD(つづりあってる?)かな。初めの動物園のページが好きです。後ろの方の投稿はよくもらい泣きさせられます。
返信する
よぴのさんへ (n)
2006-01-18 12:51:30
今回の帰省、行きはJAL,帰りがANAだったので、うっかり間違ってしまったのよぉ~知ってたのよぉ~私基本的にはANAが好きなのよぉ~それは「SKYWARD」より「翼の王国」が好きだからなのよぉ~

先にANAで帰省した娘に12月号をお持ち帰りするよう念を押す母・・・

昨日の「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」でも問題文を良く読まなくて「正しいものを選べ」「間違ってるものを選べ」を取り違えたりして悔しい思いをしました。

またまたこんなケアレスミス(懐かしい単語だわ)をしてしまって・・・

おまけにこのコメントを夢中になって書いてたらお昼ご飯用のトースト真っ黒こげ・・・

どーしてくれるのよっ!よぴのさんっ!

(をいをい、八つ当たりかよ)
返信する
むずかしい (show5pp)
2006-01-19 11:39:22
嫁姑問題はねぇー

ppの元妻も、それだけではなかったにしても、離婚原因の一つになってたからねぇー。

「所詮は他人だから」って言葉で片付けられてしまうことが多いけど、お互いに良く話し合うことが大切な気がする、、、

nさんは大丈夫そう
返信する
show5ppさんへ ()
2006-01-20 09:21:08
むずかしい問題ですよねえ~

私も、良く話し合う事が大切!って思うタイプなんですが(嫁姑問題に限らず夫婦でも友人でも親子でも)夫は自分が我慢して波風立てずに流して行きたいタイプ。

私の実家の母もどちらかというとそういうタイプで、よく我慢しておりました。

そして「私が我慢してるからうまくいってるんだ」と。

ひとそれぞれいろんな考え方があって、むつかしいですよねえ~
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