パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

門松

2023年01月04日 | 衣・食・住
1月4日(水)晴れ

お天気続きのお正月でした。
そして、ワタクシは、元旦からチラシ配りをいたしまして、色々思う事でありました。
『人のふり見て我がふり直せ』

今回訳あって年末年始の宴を取りやめ、夫婦と老猫で静かな年越しであった。
その鬱憤もあり、広報誌の配布を元旦から始めまして(本来は六日までに配り終えればいいもの)
さらには、年末年始お休みする人が多くて配布員が足りないと泣きつかれ、いつもの倍の量を配る事になっていたので、早い目に終わらせようという気持ちもあった。
で、新年早々、各おうちのポストに広報誌を入れて回った次第。
新しいおうち、古いおうち、子供のいるおうち、犬猫のいるおうち、人の気配のないおうち、綺麗なおうち、そうでないおうち、と基本一軒家の多い住宅地が担当区域。
その中で、好きなおうちが数件、嫌いなおうちが数件、切ないおうちが数件、緊張するおうちが数件あるのだが、今回は「迎春」がテーマです。
一軒家が多いという事もあるが、思った以上に玄関にお正月飾りが多かった。
新築の頃は、そりゃ夢いっぱい幸せいっぱいであるから、ハロウィンだのクリスマスだのそういう時期のたびにリースやら飾り付けをするが、次第にやらなくなって・・・となるのが人間の常。
ええ、我が身を振り返ってもそうだし、あと、子供が大きくなるにつれて重視するイベントが変わっていくという事もある。
ワタクシ、だいたい世の中の平均的なところをいく人間の自覚がありますので、まあまあの自信を持って語っております。

そして、今回お正月を迎える当たって、お正月飾りをドアに、玄関に、門に、飾っているおうちが多い事にニッポンを感じたわけです。
クリスマスよりもちろんハロウィンよりずっと多い比率です。
その昔、我が父は門松を手作りしてた事を思い出しました。
ワタクシもミニ門松くらい作ろう、材料は身近に山ほどあるじゃないか!と思うのですがなかなか始まらず。
今年の年末こそは竹に南天、金柑、葉牡丹で可愛い門松を作る!!!と1月1日に思う・・・
ああ、360日くらい経った頃、思い出せあたし。

この正月飾り。
今や庶民の味方百均に売っているという事も大きいのかもしれない。
ワタクシの審美眼が正しければ、この二日間でワタクシが見た正月飾りの75%は百均に売ってるものだったと思う。
いいのいいのよ、百均で!こういうのは気持ちだから!
玄関をはわいて(これって方言だったのねっ!掃くの意)玄関の真ん中に正月飾りを掛けるだけでお正月を迎える気持ちになれる。これが大事。
とは言え、ワタクシが見た中で好きだったのは、手作り感ある門松、手作り感あるリース、手作り感ある正月飾り。
ああ、ワタクシ、手作り感が好きなのか?父を思い出すからなのか?お線香も滅多にあげないくせに。あ、もうすぐ3回忌だ!
一番興ざめしたのは、何年も使い回しして、紅白に色付けされてたらしき縄が色褪せていた正月飾り。
これはいただけないなあと思った。
クリスマスリースやハロウィングッズの使い回しとは少々意味合いが違うよなあと思うのは、やはり新年を迎える飾りだからだろうか。
だから、手作り感満載の生の植物、切り花等を使ったものが見栄えがするのかもしれない。

今日の一枚は・・・
今や、門松を作るおうちも減ってきて、でもせめてお正月を迎える気持ちだけでも、と、鹿児島市が配布してくれる門松の絵。
これがあるだけでも気持ちが違うのよね。
我が家は、玄関の両サイドにこれを貼り、その上に手作り感満載のリースを飾って新年をお迎えしました。
コメント (2)
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