パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

世代交代

2020年06月03日 | 衣・食・住
6月3日(水)晴れ

昨日の夕方。ピンポ〜ン。
インターフォンから「引っ越しのご挨拶に。」
出ると、若夫婦が立っておられる。
可愛いピンクの袋をご挨拶がわりにと差し出される。
奥様「もうすぐ生まれるので、またお騒がせすることになるかと思いますが・・・」
見ると臨月に近いおなか。
n「予定はいつ?」
奥様「7月なんです。里帰り出産を考えてるんです。」
聞くに宮崎とおっしゃるではないの!
まあ、ワタクシは鹿児島なのよと言うと「かごっまですか!」と鹿児島弁だか宮崎弁だかでおっしゃるあたりが可愛い。
「一気に心強いです!」とおっしゃるのも可愛い。
うちは7月頃鹿児島に引っ越すけど、その後は娘夫婦が住むからまたよろしくね!
引越しのご挨拶は、台所洗剤とタッパー4個というのも、生活感があって可愛い。
まだまだ若いのにマンションを購入するなんて経済観念がしっかりしているわ。

この、老人だらけのマンションも、こうやって世代交代が進んでいくのね〜
1フロア8世帯なのだが、うち3世帯は空き部屋になっており、うちのお隣さんは80越えのご婦人お独り住まい。
反対のフロアには変わりモンのおぢがいて、回覧板の当番も班長も拒否。
よって、うちと1号室の人と3号室の人とで係をやりくりしているので、毎年なんらかの係をする羽目になっている。
さらには、交代時期がうやむやなので、おとぼけな我が家は2年も3年も続けて班長をしては「いい加減、交代してくれっ!」
夫が、班長のベストを着て防災訓練に出ていくたびに「いつ交代ですかっ!?」って聞いてきてよっと言うのだが、おとなしい人なので、またそのまま黄色いベストが納戸に仕舞われることになるのだ。
そして、我が娘夫婦がまた真面目な人達なので、この班長ベストを着るYさんの姿もありありと眼に浮かぶ。
でも、1世帯、若夫婦が増えたから負担は軽くなるはずよ。

やっと班長から解放された初老夫婦は鹿児島に帰ると一気に「若手」となり、またこき使われるのであろう。
しばし身を寄せる我が実家の班では80歳の我が母がまだまだ現役感。
昨年、お隣の90歳のおじいさんと、真向かいの90歳のおばあさんが立て続けに亡くなったとはいえ、3軒先には100歳近いおばあさんも住んでおられるし、
毎日母のところに遊びに来るおばちゃんは88歳。
あまりに息切れが激しく苦しそうなので、見かねた母がおばちゃんの娘さんに連絡して病院へ。
肺に水が溜まっており即入院となったらしい。
ちなみに、このおばちゃんのご主人が脳梗塞で倒れた朝、たまたまうちの母がいて、慌てるおばちゃんを落ち着かせて母が救急車を呼んだりしたそうだ(残念ながら亡くなったけど)
母は、ここではまだまだ元気なほうだからお世話役としての使命感に燃えている。
だから、ワタクシが、「鹿児島に帰ったら小さな家を買うから一緒に住もうよ」と誘っても「ここを離れたくない」の一点張り。
ワタクシはワタクシで、実家の住環境(まさに住宅地。家がぎっしり並んでいる)が好きではない。
もう少し、山の方でいいから、近所と離れて(出た!人嫌い)
犬や猫や動物を、気兼ねなく飼える環境のところに住みたい。

とは言え、未だ引越しの予定も立てられないまま6月に突入。
盛夏、汗みどろで引越しするのだろうか。
それともまたコロナ第二波がやってきて県境越えの移動ができなくなって「えへへ。まだいるのよぉ〜」なんて秋風吹く頃、ばったり会う知人に照れ笑いしているのだろうか。
ま、東京も好き、鹿児島も好き、どこでも生きていける自信があるワタクシとしては呑気に構えてはいるんですがね。
コメント
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