♪夏のクラクション♪

７月１２日（金）晴れ

♪夏のぉおぉ～～クラクション Babyも一度鳴らしてくれIn my heart♪
ドラムたたきながら歌うってのは衝撃でしたなあ～当時。
って、そんなことはどうでもいいのです。
今週月曜の夜、一人暮らしの娘から「近所のクルマやさんの車のクラクションが何分かおきに鳴ってうるさい」とメールがくる。
夜だし、クルマやさんはもう閉まってるし、一晩中鳴り続けるのかなあと不安げ。
続くようだったら警察に通報したら？などとやり取りしてたら
「誰かが通報したみたいで、今警察が来てる！
でも、『タイヤが盗まれてないか？』とか、なんかピントがずれててイラッとする。」
盗難の可能性を考えてだか、１０人くらい出動してるらしい・・・
水曜の夜、またもクラクションが鳴っとると泣きのメール。
その日も、通報があったのか、警官二人やってきたらしい。
しかし、どうやら警察がいる時に限ってクラクションが鳴らないらしい。
娘が「もう、幽霊としか思えん！」とかぼやくので「そうだねえ～それ以外考えられん！」と脅しておく。
そして夕べ・・・
いつもより２時間ほど遅い１０時頃「今夜もクラクション音！！！」と怒りメールが届く。
さすがの母もイラッとする。
クルマやが悪いのか警察が悪いのかわからんが、っつーか、警察はクルマやにちゃんと連絡してるのか？
普通連絡受けたら、クルマやはそのクルマの点検して、原因を突き止めるよねえ。再発防止に努めるよねえ～
なんたって客商売なんだから。
ご近所に連日迷惑かけるなんて！
母「通報しなさいっ！すんごい迷惑ですって！」
それからしばらくして・・・電話がくる。
怒りに打ち震えた娘、とてもメールでは伝えきれないとばかりにエラい剣幕だ。
警察の対応が最悪だったらしい。
もう三度めだというのに、電話に出た人は何も知らず、娘は一から説明をする。
のらりくらりかわされる感じのぬるい対応が続き、娘の怒りがピークに達した時クラクションが鳴り始め
やっと「あ、鳴ってますねえ～伺うように致します」
ワタクシ、権力に弱い訳ではないが、刑事ドラマの見過ぎかはたまた「警察２４時」の見過ぎが
警察には信頼をおいている。
ニュースで不祥事とかを聞いても、それはほんのイチブの不届きもので、ほとんどの警察官は使命感にギラギラ燃えた熱血漢達だと信じている。
しかし娘の話を聞きながら少々不信感を抱き
「あなたはもうそれ以上表に出ないほうがいいからね。
通報しただけで、あなたには何の責任もないんだからね。」と釘をさしておく。
ところが・・・
警察がやってきたが、案の定鳴らない。
娘に電話がかかってくる。
ブチ切れた娘は部屋の窓から下のクルマやを見下ろし、警察官に叫ぶ。
「その、左から４番めのクルマです」
なぜわかるのか。
クラクションが鳴るとき、ライトも点滅するらしいのだ。
しかし、警察がいると鳴らない・・・
どこかで愉快犯が、遠隔操作でもしてるのか？
相変わらずぬるい警察の対応にキレている娘、上から「もう三回めですよっ（怒）」と叫ぶ。
結局その間クラクションは鳴らず、警察が下から「明日の朝、クルマやに連絡しておきます」と叫び
娘は「まるであたし一人がクレーマーみたいじゃない？」
そんな話を聞いている時、いきなり変な音が聞こえてくる。
クラクションというより、もっと高い音。気持ち悪い音だ。
娘「げっ！もう今夜は鳴らないと思ってたのに、また鳴りだしたぁ～～～」
母「時間をメモしときなさい。明日も続くようだったら大家さんに連絡しなさい。
あなたが前面に立たない方がいいからね。」
その後も、鳴る度に、ラインに時刻を入れて送ってくる。
母へのメールがメモ代わりか？
それにしても気持ち悪いなあ～と思い、色々検索してみる。
おそらく「盗難防止装置」の誤作動じゃないかと思うのだが、あまりのタイミングの悪さや
夜間に限ってという点に気持ち悪さを感じる。
ただ、はたちのコムスメが警察官に向かって「もう三回めですよっっ」と叫んだ風景は
ミョーにおかしくて、時々思い出しては笑ってしまう。
「警察２４時」が大好きな我が娘、あれを見るたびに「あたし、警察官になろうかなあ」
そんな娘の夢をつぶさないためにも、日本の警察よ、しっかりしてよ。
「たかがクラクション」っていう扱いなのかもしれないが
市民の穏やかな生活のための警察なんじゃないの？