パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

「食」について

2005年10月27日 | 衣・食・住
10月27日(木)雨
7時半くらいの電車に乗って病院へ。
今日は腹部の超音波とCT。
初めに行った病院でもCTは撮ってあったのが
先生いわく「あまりよく撮れてないところもあるので・・・」
「うちは最新の技術を取り入れている」とご自慢だった院長に
聞かせたい言葉だ(ちょっといぢわるなわたし)
10時には終了。
スーパーに寄って帰宅。
買い物しながら最近考えるのは入院中の夫と娘の食事のこと。
6年生なのにな~んにも出来ない娘。
これは私に責任がある。
包丁持たせるのも怖いし、二人並んで料理をする(教える)のも苦手。
私自身が親の手伝いを何一つせず大きくなった。
高校卒業後県外に出て兄と二人暮しになって
初めて料理なるものをやることに。
料理が嫌いなわけではないが基礎がないので料理本頼りである。
いまだにそうなので実家の母からは「お書物ないと料理できないのねえ~」と言われる・・・
でもそれでもそんなに不便を感じた事はないので
娘にも料理を教える気などさらさらなかった。
夫は小さい頃からお手伝いもする良い子だったようで
「そろそろ料理くらい教えたら?」と以前から言っていたし、
果物の皮をナイフでむくのは彼が教えて
今では私より上手に梨の皮をむく。
しかし今回の入院にはとうてい間に合わない。
だから私としては学校帰りにでもお弁当やお惣菜を買ってきて
娘は先に食べて、夫は夫で帰宅途中に買ってきて食べてもらおうかと
思っている。
夫とそういう話をしてると
夫は少々不満顔。
で、しばらく考えていたようだが
「朝一緒に作ればいいんだ!
ちょっと早く起きて、朝のうちにその日の夜ご飯を
つくっておけばいいんだ!」
そういえばお休みの日の朝、ねぼすけのママはほっといて
夫と娘がきゃっきゃっとなにやら楽しそうに台所で朝食を作ってることがある。
入院中は毎朝その光景がくりひろげられるのね。
愛読している「ほぼ日刊イトイ新聞」のデリバリー版で
今「食」についてのおたよりが続いている。
仕事でへこんでる娘に手作りカレーをビニール袋三重にして送る母。
そしてそれをわんわん泣きながら食べたという娘さんからのおたより。
海外出張から帰ってくる夫のために食べさせたい料理をどんどん作ってたら
なんのパーティ?っていわれるくらいいろんな料理を並べちゃった人のおたより。
好きな人と食べる食事の美味しさを思い出させてくれる片思い中の女の子。
そうだなあ~食事は大事だよね。
食材、料理、誰と食べるか、どういう環境で食べるか、どれも大事。
3人で外食してて、それぞれ別のものをオーダーして
娘が夫に「それ一口ちょうだい!」と言って
彼のお皿に手を伸ばしたり、
娘が食べきれずに残したものを夫が
「ちゃんと食べなきゃだめだよ!」と言いながら
食べてくれる時、
私は泣きそうなほどうれしい気持ちになる。
今回の入院で夫と娘の距離がますます近くなったら
これまたうれしいことだ。
そして退院したら一段と(?)料理に力をいれる母になるよ。
金八先生が「食は人を良くすると書きます」と言ったそうだ。
いい事言うねぇ~。金八先生ったら!



コメント (4)
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