作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 歴史エッセイ (50) 「ノ」が付く付かない 】

2007-02-25 14:08:05 | 05 歴史エッセイ


日本の歴史上の人物は、古代から中世初期に
かけて、姓名を呼ぶとき、姓と名との間に
「ノ」が入る。それが途中から無くなるのである。

例えば、蘇我ノ入鹿、中臣ノ鎌足。

源平時代も、源ノ義経、北条ノ義時、熊谷ノ直実、
平ノ重盛、木曾ノ義仲。

他にも菅原ノ道真だったり、大伴に家持だったりする。

それが途中から「ノ」が消える。

足利尊氏、新田義貞、楠木正成、名和長年、結城宗弘、
北畠親房、土岐頼員、菊池武光

誰にも「ノ」が入らない。

戦国時代になっても事情は変わらず、

武田信玄、上杉謙信、織田信長、徳川家康となるのである。

何時から、なぜこう変化したのか、誰か教えてください。

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