つい最近まで、三重県亀山に続いて大阪府堺市にも
液晶テレビの専用工場を建てるなど、勢いの良かった
シャープの落城が迫っている。
日本経済は、鉄鋼・造船・化学など、牽引車的な存在の
会社が軒並みに業績を落としていて、民主党政権という
事も加味して、立ち直りの気配が感じられない。
多くの大企業が、日産ゴーンの真似をして、五十代社員
を多数リストラで整理した。
中国や韓国の企業が、彼等に再就職の機会を与えた為、
せっかくの日本の技術蓄積が、流出してしまった。
日本経済界は、目先の利益のみを見て、大局を見失った
と言うべきであろう。
最低の政治が続く日本で、経済までがジリ貧では、希望が
持てない。
とにかく社会主義者政党の覇権だけでも、一日も早く葬る
べきである。
町村が総裁になれば、大蔵官僚支配の態勢が強化される。
自民党の「古い体質」の代表者でもあり、ここは遠慮して欲しい。
石破には愛国心がある。
いきなり総理を狙うよりも、民主党支配の間に放置されていた、
防衛省関係の弱体化の再建という、石破にしか出来ないことを
先にやって貰いたい。
石原は幹事長としても大役に過ぎた。
慎太郎の七光りは及ばない。己を知って身を引けと言いたい。
林の名前も上っておるが、谷垣の失政を取り戻す大役を
担わせるには、経験が浅すぎるのじゃないか。
将来に備えての、売名のための立候補であろう。
正直に嫌なヤツとの思いが先に立つ。
民主党を見る思いまでする。
安倍晋三総理こそ、日本が再生するに欠かせない人材。
大阪維新との関係も良い。
谷垣の再選はあり得ない。民主との連立なんて悪夢は見たくない。
民主が政治に素人の集団と判明した以上、
次の選挙で多数が議席を失って当然である。
三代の総理経験者も、全員が落選してこそ民意が現れる。
ある程度の政治能力を持った議員が多数居る既製政党といえば、
自民党だけに絞られる。
ところが自民党には、「古い上着」を着たままの、感覚も土建屋、
田中角栄の流れに乗ったままの古狸が多いことも事実だ。
自民党が出直すには、名前が上っている町村では駄目。
町村は大蔵省の官僚上がりで、民主党が大蔵官僚の意のままに
動いたのと、あまり変らない内閣しかできない。
年齢的にも町村や伊吹って時代じゃなかろう。
ここは安倍晋三元総理の再出馬を期待するしかない。
安倍なら、間違っても、壊れた民主党の救命なんて馬鹿げた事はやらない。
大阪維新の会の、下馬評が高まっている。
徳川幕府を倒した、西国藩の結束が明治維新を成し遂げた。
その連想が働くのであろう。
自民が安倍総裁となれば、みんなの党も、枡添も協力に異議は無いだろう。
大阪の橋下は何といってもまだ若い。
カレが己を知って、暫くは大阪市政の改革に専念すると、国政はまた別だと。
そこで初めて「船中八策」も生きてくる。
長州の流れを汲む安倍なら、橋下の理念を活かすだろう。
邪魔な「古い上着」の連中は、特に古賀、森、二階などは消えてくれ。
落選させればタダの人。
若い人が大勢選挙投票に足を運ぶことを願う。
「華麗な生活」目次へ≫ 総目次へ≫
谷垣は苦悩したであろう。自分が選んだ「三党合意」が否定されたのだ。
国民にとっては良かったと思う。
民主政権が出来て三年。その間に三人の総理が生まれ、多数の大臣様が
誕生しては消えた。
およそ政治家の能力が無い馬鹿者集団が、
詐偽マニフェストで衆院選挙を乗っ取ったのだから、当然の帰結だ。
谷垣は何を思ってか、そんな野田と三十分の密約の末に、
公明の山口と手を携えて、民主政権の延命に動いた。
谷垣は、外務省のチャイナスクールの代表とも言える、加藤紘一の子分だ。
歴代の自民党総裁の中でも、軽量級の政治家だ。
九月の総裁任期切れで、再選されるとは思えない。
追い詰められて、盟友山口にも去られ、自己否定の問責決議に賛成票を投じた。
自民党議員の多数も、「三党合意」と、「消費増税」には反対だったのだ。
でなければ、造反議員が多数でないと理に合わない。
谷垣の再選は可能性が無いに等しいが、野田は案外居坐る可能性がある。
前原が茶化したように、「近いうち解散」の密約もチャラになるだろう。
日本国民に取って、真夏の悪夢が続く。
民主が政治に素人の集団と判明した以上、
次の選挙で多数が議席を失って当然である。
三代の総理経験者も、全員が落選してこそ民意が現れる。
ある程度の政治能力を持った議員が多数居る既製政党といえば、
自民党だけに絞られる。
ところが自民党には、「古い上着」を着たままの、感覚も土建屋、
田中角栄の流れに乗ったままの古狸が多いことも事実だ。
自民党が出直すには、名前が上っている町村では駄目。
町村は大蔵省の官僚上がりで、民主党が大蔵官僚の意のままに
動いたのと、あまり変らない内閣しかできない。
年齢的にも町村や伊吹って時代じゃなかろう。
ここは安倍晋三元総理の再出馬を期待するしかない。
安倍なら、間違っても、壊れた民主党の救命なんて馬鹿げた事はやらない。
大阪維新の会の、下馬評が高まっている。
徳川幕府を倒した、西国藩の結束が明治維新を成し遂げた。
その連想が働くのであろう。
自民が安倍総裁となれば、みんなの党も、枡添も協力に異議は無いだろう。
大阪の橋下は何といってもまだ若い。
カレが己を知って、暫くは大阪市政の改革に専念すると、国政はまた別だと。
そこで初めて「船中八策」も生きてくる。
長州の流れを汲む安倍なら、橋下の理念を活かすだろう。
邪魔な「古い上着」の連中は、特に古賀、森、二階などは消えてくれ。
落選させればタダの人。
若い人が大勢選挙投票に足を運ぶことを願う。
野田から見れば、願ってもない状況が生まれた。
七つの小党は、問責の理由の中に消費増税を上げている。
谷垣は七党に譲ることを知らない。その結果民主党が生き延びる。
まだ「三党合意」に拘っているのである。
バッカじゃなかろうか。
野党第一党として、民主政権を解散総選挙に追い込むのが第一だろう。
輿石が例の口調で威張って喋る。
台風じゃあるまいに、二つの問責決議案が同時に上ってきた。
前原も嫌味なオトコに変貌した。
「三党合意」の破棄は、党首会談の中味もチャラだと。
すなわち「そのうち解散」の約束も消えると言うのだ。
谷垣は大局を見ることが出来ない阿呆だ。
長い秋休みが続くほど、第三局の大阪維新の選挙準備が進み、
民主と同じく、自民も消費増税の党として、総選挙で更に議席を失うだろう。
輿石をワルに仕立て上げ、野党各党が混乱することを
前提に衆院定数削減に、比例区連用制度という、
未経験の分かり難い制度を盛り込んで、自公を退席に
追い込んだ野田は、単なる阿呆ではなく、自己保存に長けた
古狸である。
これで今国会での、審議は多くの懸案を抱えたまんま、
長~い秋休みに入ることが出来る。
日本国にとっても、日本国民にとっても、誠に不幸をもたらす
野田政権がこのまま続くことになる。
国益は益々失われていく。
鳩山よりも、あの菅直人よりも、もっとタチの悪い野田が生き残る。
国民が見続けるのは、真夏の悪夢である。
日本列島の上空に居坐る、熱帯性高気圧は、来週辺りから北の
方向に移動する模様だが、何もしないし、何も決められない内閣は
このまま居坐ることになりそうである。
早くから「三党合意」の破棄を求めていたが、結果はその通りになった。
民主党という政党が生まれて、日本は明らかに悪くなった。
最初は鳩山兄弟のために、大金持ちの母親からの子ども手当てで
兄弟が党運営の資金を出した。
由紀夫の方が、同じ変わり者の管直人を引っ張り込み、社会主義政党
への芽が生える。朝鮮半島出身者との関係が密になる。
弟の邦男は、変ってきた体質が嫌になり、都知事選挙を機に離党する。
やがて尾羽打ち枯らした小沢一郎が、庇を借りて母屋を乗っ取る。
どやどやと、社会主義者が仲間入りをする。
輿石とか赤松なんて、札付きの悪党が住み着く。
もはや完全なサヨクの巣窟と成り果てる。
日米関係の悪化を皮切りに、対ロシア、対中国、対韓国。
すべてが悪い方に傾いてきた。
小沢一郎も出て行ったし、その他ぞろぞろも、何組かに分かれて出て行った。
残った野田が、まるで自分が主であるかの大きな顔で、親書を出す。
韓国からは付き返された。
懲りない野田は、今度は中国に親書を。
さて、親書は受け取って貰えるか。
民主党案は昨日も書いたように、定数40の削減と
比例議席の連用制という、一般には分かり難いものを
ぶら下げている。
わざと分かり難くしたものと断定して良い。
自民党が同時に提出している、違憲状況からの脱却を
先行議決すれば、事は簡単に収まる。
民主党も政権与党なら、分かり難いものを抱き合わせて
議事に日数を掛けることを前提にする、汚いマネはやめろ。
徳川家康という、生まれ素性も知れぬ男が天下人に収まる。
どこの馬の骨かという点では、秀吉と変わるところがない。
天下人として君臨する、きっかけに成ったのが「関ヶ原」の
前哨戦に当たる、尾張清洲城攻撃であった。
秀吉の数少ない親族の身で、愚かにも家康の先陣を気取った
福島正則は、狂人の類で同僚の池田輝政と激しく清洲の先陣
争いを行なう。
池田輝政も不思議な男で、父勝入と長兄元助とを長久手の軍で
家康に討ち取られていながら、その敵の天下取りに尽力する、
まことにヘンな男である。
清洲城主は織田信秀。例の本能寺の変で、信長が明智光秀の
謀反で殺された時に、長子信忠も共に殉じて死んだ。
まだ幼児であった、三法師が長じて祖父の旧城の主となっていた。
福島正則も、池田輝政にとっても、信長様は秀吉様の主君である
との想いはあった筈である。すなわち信秀は両名にとって主筋に
当たる。
両人狂ったように、清洲攻めの先陣争いに、功名を競った。
家康には詐欺師の要素があり、加えて魔術にも長けていたと見る。
詐偽と魔術で狂わされた正則と輝政は、お互いに憎悪の念を燃やし
清洲の主筋に襲いかかったのである。
時に家康はどこに居たか。のうのうと江戸に居坐って、清洲の戦いを
遠望していたのである。
正則も輝政も、愚か者よと罵られて然るべきである。
民主党の人材難については、語り尽くした思いでいたが、
国対委員長の城島という男も、よくぞこんなヤツが衆院議員に
なれたものだと呆れるような阿呆。
全野党が欠席した、衆院特別委で多数に物言わせ、衆院選挙制度
法案を強行採決した。
もはや衆院は民主党だけの場と化し、全野党は居らぬのも同然の
扱いである。
民主党が単独で通した法案の、最大の問題点は比例連用制度を
盛り込んだところにあり、国民の如何ほどが、その何たるかを承知
している事だろう。
一昨年の衆院選で、5割にみたぬ得票率で、7割を越す議席を得た
民主党が考えた「比例連用制」を、自民党や他の野党が飲む筈もない。
煮え切らぬ谷垣も、今回ばかりは参院の強硬派に押し切られるだろう。
参院で、先の「三党合意」は破棄となり、消費増税も無くなる。
歳入が減れば、歳出を減らすのが当たり前のこと。
野田に任せておいたら、赤字国債の発行残がどんどん増える。
折から大阪維新の会は、衆院の定数を240名に半減させる案を提出。
今の民主党のアホ議員を見ていたら、定数半減で良かろうと思う。
日韓紛糾の基になる、日本軍による朝鮮人女性の慰安婦問題を、
実際にあったかの如き、いわゆる「河野談話」が、韓国側の論拠に
されている。
93年に、当時の自民党政権で官房長官だった、河野洋平が
語ったとされる談話である。
韓国サイドに立てば、いわゆる従軍慰安婦問題に軍の関与があったと
認めたかに受け止められて仕方が無い。
河野洋平は、自民党の総裁に成りながら、折から細川内閣の時代で
総理になれなかった男である。
毎年正月の、関東大学陸連が行なう「箱根往復駅伝」で、折り返し点の
辺りで、関係者よろしく立っている中に、河野洋平の顔がある。
肝臓病で死に掛けたが、孝行息子太郎の献身で、肝臓の一部を貰い、
移植手術に成功して、未だに生きている。
政治家の中には、今も大勢いるが、得た知識をひけらかさんとばかりに
言い触らし、後で物議をかもす例が多くある。
河野談話も、典型的なその一例である。国賊だと断定する所以だ。
意見の合わぬ親父に、自らの肝臓を提供した太郎氏は、洋平とは
似ても似つかぬ、健全な思考の持ち主で、これからも期待できる
数少ない現政治家のひとりである。
小学生五年生で、出たばかりの吉川英治の新書太閤記を読んだ
ボクは今様の言葉をもじれば、れっきとした歴児であった。
秀吉が信長の下で出世していく過程で、二人の池田姓の武将が
登場する。
一人は秀吉から見て、前田利家同様に先輩格の池田恒興で、
若いときの名が勝三郎。入道して勝入と号した。
「勝」の字が入る。
もう一人は、摂津の守護池田勝正で、こちらも「勝」に字の人。
子どもの時に、ボクはこの二人を同一人物と間違えていて、
困惑すること暫しであった記憶がある。
前者は信長の乳兄弟で尾張の人。後者は四国の三好氏が京洛を
支配していた時期の摂津守で、後に家臣の荒木村重に下克上されて
滅びる。
勝三郎、後に勝入と号して、ボクを惑乱させた「勝」の字の人は、
信長の死後、秀吉の天下取りに大いに協力するが、徳川との小牧の
睨み合いに飽いて、親族の森長可と相語らい、徳川の本拠岡崎を攻めんと
秀吉に申し入れ、渋々承諾した秀吉が、問題の甥三好秀次を伴う条件で
岡崎奇襲を承諾する。
歴史にイフ・タラは無いというが、この時に池田と森だけで岡崎に直行
していたら、、おそらくこの奇襲作戦は成功したであろう。
因みに森長可は、信長が愛した小姓森蘭丸の長兄である。
池田と森は作戦に成功し、実戦で破れて家康の前に首を曝した。
歴史はイフ・タラを考えてこそ、興味深くなる。
岡崎を落とされていたら、家康は小牧で屍を秀吉の前に曝したであろう。
李明博大統領の竹島上陸に端を発した、日韓の紛糾は
従軍慰安婦問題の蒸し返しから、天皇陛下から謝罪の言葉を
とエスカレートしている。
従軍慰安婦なる言葉自体が、戦後朝日新聞の一記者の造語である。
軍の行くところ、売春婦の需要があり、軍に取り入った売春業者が、
軍の後を追って売春婦を伴い営業を行なったことは事実であろう。
そういう時代、すなわち公娼が存在する時代であった。
可哀想な売春婦の多くが、親や親戚の意思で業者に売られた。
本件で日本の政治家が、韓国に謝罪する必要は全く無い。
賠償問題も決着して数十年も経つ。
アメリカの各地に、ソウルに出来たと同じ像が、たくさん出来るらしいが、
それならベトナムに進軍した韓国猛虎師団の兵が行なった現地人への
強姦事件を思い出させる為の像だと、言い触らしたら済むことである。
思い当たる韓国人は黙ってしまうだろう。
戦後日本は、先進諸国の中で最も早く、人工妊娠中絶を合法化した。
理由は宣戦布告も無しに、満州に乱入したソ連兵に乱暴され、心ならずも
妊娠した気の毒な女性を、せめて保護する為であった。
北朝鮮では、ソ連兵よりも多くの朝鮮人が、日本女性を襲ったと言われる。
軍隊が進むところ、地元民の女性が犯される事実は、世界の歴史に明らかで、
ご丁寧にも「従軍慰安婦」を伴った、紳士的な軍隊は日本軍だけである。
その他の場合は例外なく、現地調達という兵たちの個人的な強姦である。
今朝の日経一面記事は、新興国の通貨安で、企業の収益が圧迫
との見出しで、例としてロシアの於ける日産、インドに於ける第一三共、
ブラジルに於けるホンダ等の為替差損を取上げている。
基本的な問題は、日本円の不当なひとり高値の放置である。
通貨も商品であるとの見方から、多くの金利を生む通貨が高くなる。
預金を置いておくだけで、金利が沢山貰えるとなれば、誰でもその通貨で
預金をしたい。
現在の日本円は、殆どゼロ金利で預金者は報われない。
金利の付かない円が他国通貨に対して、高いということがオカシイ。
ロシアもWTOに加盟して、眠れる大市場に活気がつくと期待されている。
ならば、ロシアの通貨ルーブルは、高く買われるのが自然であろう。
インドもブラジルも、今後発展が期待される市場だ。
ルピーもレアルも、高く買われる時が迫っている。
韓国に7百万ドルも「為替スワップ」協定を結んだところで、日本が得る物はない。
それをやるぐらいなら、ルーブル、ルピー、レアル等に大型投資をした方が良い。
円を売って新興国通貨を買うのだ。円高が是正されて円安傾向が出てくる。