消費増税の初日に当たる今日のホテル客の動向を知りたいと
今日も昼食を摂りに、芝英人さんの握る鮨を食べに行った。
そこで出たのが、幕末の歌人として、また烈女としても名高い
大田垣蓮月尼についての話題だった。
芝英人さんは、鮨こそ握っているが、その本質は学究の徒であり、
その深みは底が知れない。
さて大田垣蓮月尼だが、西郷隆盛とも親交があり、征討軍が京を
立つとき、次の和歌をしたためて、出陣する西郷に渡したとの逸話が
残っている。
伊賀の藤堂家の庶子として生まれ、二度結婚したが二度とも夫に
先立たれて、また子供も夭折して孤独な生涯を遂げたとされる。
相当な美人であったようで、言い寄る男も多かったらしいが、自ら
歯を釘抜きで抜いて、美貌を傷つけたとの逸話もある。
西郷隆盛出陣に当たり託した短冊に書かれてあった和歌一首。
あだみかた 勝つもまけるも 哀れなり 同じ御国の人と思えば
最新の画像[もっと見る]
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 13年前
-
【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
-
【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます