初日からアベノミクスが主題であった。
各国の首脳が期待を込めたまなざしで安倍総理のスピーチを
熱心に聴いた。
G8がこんなに盛会で終わったのは何時以来のことだろう。
まして日本が主役の舞台なんて、それこそ何時以来のことだろう。
ドイツのメルケルだけが、「お前はコリアンか」と問いたくなるほど
イジワルを仕掛けてきたが、長くは続くはずもなかった。
日本の孤独な円高の時代に、ひとり大儲けできたのは誰の犠牲の上での
話だったのだろう。
東ドイツで共産党教育を受けて育ったオンナだ。
知識がコリアン並でも仕方がない。かわいそうなオンナなのだ。
日経はG8関係の報道を絶賛したが、NHKは全く礼賛せずに終わった。
NHKは国営放送でも何でもない。
全国的な視聴料金の不払い運動に期待したい。
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これは朗報である。さすがは安倍内閣であると拍手。
日本の物価は、小売大手の意のままに放置されすぎてきた。
白物家電などが、いくら良い物を作っても、家電量販店に小売価格を
決める権限を握られて、そのくせ量販店の店頭に、大手家電メーカーの
社員が商品説明の為にと、応援に行かされる。
量販店の社員と、家電メーカーの派遣社員が、たまたま高校の同級生の
場合だってあるだろう。
デキワルの量販店に入社した者が、高校時代には仰ぎ見た秀才を、店頭で
コキ使う事例だって、あっただろう。これって、おかしくないか。
新聞社だって、再販価格についての例外組に入れられているから、競争意識を
失って、一斉に安倍叩きをやれてきたのだ。
これでメーカーの手元に残る利益が増える。当然国内での法人税が増える。
日本国のGDPが騰がることになり、国内に生産拠点を残している企業が、
息を吹き返すだろう。
安倍内閣であればこそ、取れた名采配である。
参院選への前哨戦となることは皆が知っている。
世界中のバクチ打ちどもが、日本円を溜め込んで為替や株式で
荒稼ぎをしているのに、せっかくのデフレ脱却を目指したアベノミクス
が、子鬼たちの悪遊びで、暴騰・暴落を繰りかえし、反安倍の連中が
ここぞとばかりに、安倍政策は失敗だと言いたい放題の状況にある。
なにしろ世界が行った金融緩和の規模が巨大に過ぎて、そいつ等の
資金の大半が、日本に居坐っているから始末に終えない。
ただ安倍晋三氏を欠いて、日本経済の再浮揚はあり得ない。
何としてでも、安倍氏の志を全うさせてやらぬと、日本はまたもあの不況
の中に叩き込まれる。
みんな日本国の将来に思いを馳せるなら、こぞって安倍政権が掲げた
日本経済再浮揚のためだ。都議選も参院選も、安倍総裁の党を支援しよう。
黒田日銀総裁は、異次元の金融政策の振るい場を見失った。
世界の市場には米ドルがわんさと流通しており、少なくもリーマン
ショック以降の四年ほどは、まとまった資金の投入先が無かった。
アベノミクスで、世界の景気が動きだすキッカケを得て、ヘッジファンド
という仮面をかぶった子鬼たちが、東京の株価の変動を見て大喜び。
今日は800円下がったから、明日も700円は下げてやろうとか、
二三日様子を見て、今度は一気に900円程度上げてやろうと、
特に自動車関連の優良株を狙い撃ちし出している。
先日の日銀会議は、子鬼たちの絶好の踊り場になって、以降日本の
株価をヤツ等の蹂躙に任せた格好だ。
異次元の金融政策なる、日本刀の刃の部分は、抜いて切れ味を見せて
やらぬ限り、その恐ろしさを知る機会が無い。
早々にも、日銀でしか出来ない円防衛に、日本刀を抜いて見せる時を
失うぞ。
急激な円高は、異常な円高の調整期だと、今こそ大胆に動く時じゃないのか。
何故かマスコミは、その内容を報じようとしない。
そこでタブレットに頼ろうと、チャンネル桜を検索して、一家言を持つ
人々の考えを聞いてみた。
メンバーの中に、黄文雄という台湾を故郷とする人がいて、成る程と
感心したことを書く。
米国という国は、中国と朝鮮半島とに、妙な親近感を持っているらしい。
米国は大国には違いないが、その歴史はといえば、独立戦争に勝利した
のが、1776年と日本の徳川幕府が大政奉還した1867年と、僅かの
90年ばかしの時間差でしか無いのだ。
ましてオバマは、どう見てもアフリカから売られて来た奴隷の子孫であり、
歴史の話題は嫌な筈だ。
中国は代々「皇帝」の血統が変り、中には満州族の金や清のような、漢民族
とは異なる王朝もあった。
最大の面積を統治した元に到っては、蒙古民族である。
つまり現在の「共」とでも名乗るべき共産国家は、建国以来60年ばかしの、
いわば赤ん坊国家である。
歴史認識をと喚く朝鮮の歴史はと、こちらから問えば困惑するだろうと思うが
常にシナ大陸の威勢の下に、統治されていた哀れな国で、北も南も日本の
二次大戦敗戦を期に、それぞれが勝手に独立を宣言した、これまた赤ん坊国家
である。
つまりは、三国が共に長期にわたる植民地の時期を、歴史上に持つ点で共感を
持ちえる。そうか、成る程と感心した。
それだけは止めてくれと、紙面を見て驚いた。
日経朝刊一面のトップ記事だ。
中国に自動車用の高級鋼板を増産する体勢を取るとある。
今の国情から見て、中国にある生産拠点を国内に戻すのなら
納得もするが、何故に新規投資を行ってまで、日本の鉄鋼のウリ
である、高級鋼板の新工場を、場所選択の余地もないと言わんばかりに
中国に増設するのか。
最近自民党政策に疑問の声を上げる者が増えてきたが、鉄鋼業界の
ドル箱までもが、高級品の製造技術者の流出の怖れも大な海外移転
を、トップメーカーに許しているようじゃ、日本には何も残らなくなる。
安倍内閣の真骨頂は、国益の温存にあった筈だ。
ここは最考を望みたい。
米中の首脳会談は、八時間もかけて、蜜月期間を過ごしたと
マスコミは報じたが、もっとも肝心な事に触れる事も無く終わった
オバマに対する失望の論議もあまり見ない。
何がもっとも大切な事で、必ず言う必要があった事かと言えば、
言うまでもなく、今もなお共産党の一党独裁を通している中国は、
基本的人権と民主主義を、世界共通の価値観としている時代に、
中国のあり方が如何に、変則的な存在であるかを、全く問わずに
会談を終わった情け無い男が、米国の大統領として頂点に立つ
アメリカにも、新たな大国を自称する中国共産党の習近平を咎める
事すら出来ずに終わった事への追求が無いままで良いのかを、
問わず終いで良いのかと、だからオバマには失望したと述べたので
ある。
ソ連邦の崩壊後、中国に近代化を迫る事ができるのは、アメリカ以外に
無いとの意識すら、欠乏しているのが今のオバマ政権の実体じゃないか。
習の訪米前に、突如飛び出したオバマからの、対中TPP参加勧誘の話が
会談後消えて亡くなったが、あれはマスコミ各紙の誤報だったのか。
最近になって、朝日社内では長期購読者の購読中止を止めるべく、論調の
サヨク寄りを慎むような変化が見られる。未だに朝日の子分気取りでサヨク
論調を変えぬ毎日系の諸君は、このまま会社と運命を共にするのか。
大阪のテレ朝系のラジオ局の、アナウンサーが今朝は朝日新聞を紹介
も出来なくなって、苦し紛れに毎日新聞の記事紹介を行っていたが、
思わず失笑してしまった。あんな男にタイダース党を名乗られては迷惑だ。
古い自民党には、タチの悪い権力主義の悪党が多く居たもんだった。
その中の一人、京都出身の元官房長官が、勝手に北京を訪問し、
相手が甘い言葉で歓待してくれたのに、気を良くしたのか、日本の公益
に反する発言を行った。
自民党には選挙で公認を受けるのに、定年制が布かれて可也の年数が
経つ。今ごろ微妙な関係の相手国に乗り込んで、私見を述べられても、
国益に反する行為として迷惑なだけで、相手は相手だけに「こいつは使える」
と大喜びだ。
昔の歌謡曲に、掲題の歌があって結構人気があった。
歌舞伎の世界から書かれた歌詞には、玄冶店、切られの与三郎、お富さん
等が登場し、歌舞伎フアンには特に受けたようであった。
歌謡曲や歌舞伎に登場するのなら、まだ国益云々といったハナシには成らぬ
から、まあ良い。事が政治・外交に絡んだ事に波及すると、国益に反する。
困った名誉欲の持主が現われた。
尖閣問題を中国有利の線を固める意向であったようだが、ここに来て
米国の知日派の動きが活発になってきた。
オバマ個人には、対中接近の意志があるようだが、再選の可能性ゼロ
のオバマには、国家を左右する権限は無い。
知日派の代表的なキャンベル、グリーン両氏が先頭に立ち、アーミテージ氏
をも引き込んで、日米同盟強化を提言する動きが急だ。
中国の高官が、急に尖閣問題棚上げ論を唱えだしたり、オカシイなと思わせる
動きが出てきたが、この調子ではオバマが唱えている、TPPへの中国勧誘も
単なる個人行動で終わるのではないか。
それにしても、韓国のロビイスト養成と、それの活動ぶりには呆れるが、
先方がそんなこと当たり前の国である以上、日本も負けずにロビイ活動を進める
必要がある。
安倍総裁の誕生を契機に、始まった世界の景気快復だが、ここへ来て米国市場
を中心に、米ドルを巡る為替相場が100円を挟んで値動きが荒い。
なにしろリーマン・ショックをきっかけに米ドルの流通量が三倍にも増えている。
民主党の海江田などは、このことを参院選挙の争点にして、安倍自民を攻撃する
そうだが、アメリカの金融緩和の結果が、日経平均株価にどう影響しようと、
日銀は正々堂々と自己の政策を推し進めるだけで良い。
長期金利は上りすぎも見られないし、日本国債の叩き売りなんて、何処でそんな
現象が起きているのかと問いたい。
横浜市で開催されたアフリカ開発会議(TICAD)は、
安倍総理が、今後五年で1兆4千億円のODAを含む、最大3兆2千億円の
資金調達を官民合同で拠出することを、高らかに宣言して終了したが、
今後の運営がうまく行くかには疑問も残る。
長い間日本から中国に援助されたODA資金の、相当部分がアフリカ諸国に
横流しされた現実があり、中国の関心がアフリカの資源を中国に持ち帰る一方
で、中国製品の輸出拡大にあった事が鮮明に浮かび上がり、肝心のアフリカの
若者の雇用には殆ど寄与しなかった後を受けての「日本とアフリカの絆」の強調
は、実現しなかった時の反動が心配である。
民間企業が、そう簡単に生産拠点をアフリカに移転させるか、治安の点は如何か
も気がかりである。
モザンビークを例に挙げると、北米と品質で見劣りしない大豆を狙って、大豆の
加工業者も食指を伸ばしていると、報じられた翌日にも、現地の農民から土地を
返せとのデモが行われたとの報道も。
これは中国への反感が募ってのことだろうが、日本の大豆目当てのビジネスも、
資源狙いの大手商社がリードしているからには、同種の反感が高まるだろうと
予測せざるを得ない。
安倍総理は、多忙に過ぎる印象が強く、ロシア・UAE・トルコ・インドと、トップセールス
の先頭を走る他に、アフリカ94ヶ国は重過ぎるんではないか。
大切な人材だけに、身体の健康と安全を主に考えて欲しい。