作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 ドイツには百万都市が三つしかない 】

2012-03-30 09:24:36 | 02 華麗な生活

日本列島の地下に大地震の巣があることが分かっているのに、
東京一都市が年々過密していく、傾向に何とか歯止めは
掛からないのが不思議に思える。

ボクは東京に行く機会もめっきり減ったが、44歳で起業した後、
暫くは西新宿中央公園を眼下に収める十二荘通りに賃貸
マンションを借りて、そこを首都圏開拓の拠点にしていた。

東京には人口が多すぎて、行くたびに他人が吐き出す
炭酸ガスをいっぱい吸わされて、酸素が欲しいと思っていた。

東京に霞が関という、お役人の本拠地があり、かつて首相を
勤めた細川さんが、熊本の知事であった時に、県庁前の
バス停留所を僅か50メーター移動させたいと思っても、
中央官庁の許可を得るため、何度も上京する必要があったと
嘆いて居られたことを思い出す。

東北激震のあおりを受けて、東京でも多くの帰宅難民が出だ。
いい体験をしたのに、まだ東京は過密を解消しようとはせず、
長距離通勤でサラリーマンは、へとへとになっている。
こんな状態をオカシイとは思わないのが不思議な国ニッポンである。

ドイツには百万都市が三つしかない。
ベルリン・ミュンヘン・ハンブルグの三都市だ。

ミュンヘンは南ドイツの中心地で、市役所前の広場には、
常に観光客の群れがある。
そこから北東に、ものの5分も歩けば、広大なビアホールがある。
ホーフブロイハウスである。大きなジョッキを両手の十本の
指を使って一度に十個も運んでくる、たくましいオバサンたちが
働いている。

かのアドルフ・ヒットラーは、ここに群れる人々の熱気に乗じて、
アジテートを行い、ナチスを作ったという伝説みたいな話がある。

ボクはおよそ40年をかけて、ビアデッケと現地で呼ぶ、
コースターを蒐集してきた。今日からそれらの写真を
ブログでお送りしていく。

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2 コメント

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パパゲーノの40年の蒐集の ビアデッケ (坂口平安人)
2012-03-30 12:19:37
パパゲーノの40年の蒐集の ビアデッケ
の写真を見たい。
どうしたら見ることが出来ますか?
返信する
平安人さん。これから毎回ブログに異なるデッケを... (Unknown)
2012-03-30 16:17:56
平安人さん。これから毎回ブログに異なるデッケを添付します。相当な数になりますが。
返信する

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