作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 統一球にも関係なかった西武・中村 】

2011-12-15 17:58:14 | 02 華麗な生活

「統一球は飛ばない」という言葉に負けたんだと、
落合前中日監督は言った。

飛ばないと言われたら、バッターは力む。
力むとスイングがブレて、バットと球の間にズレが
出る。
それで新井・金本・ブラゼルがみんなやられた。

マートンが意外と打ったのは、途中で力むのをやめて、
シャープなバッティングに戻したから。

西武の「お代わりクン」こと中村だけが、統一球を物ともせず
にホームランを量産した。
本人は50本に2本足りなかったと
不満げである。
何故ホームランが打てるのかと訊かれた中村が答えていわく。
「しっかり打てば飛びます」。統一球も関係がなかったらしい。

バッターボックスに入れば常にホームランを狙っているとも。
ホームランの失敗がヒットです。
なんとも恐れ気もない若者である。
今シーズン中日との試合で左手にデッドボールを受けた。
その翌日右手一本でホームラン。
「あの時の感覚で、ホームランの打ち方が分かった」とも言う。

統一球でも、中村クンの心境になれば、ホームランは出るの
だ。
統一球は飛ばないという意識が、バッティング・フォームを
乱したのだ。

統一球は、投手の変化球の曲がり方も変えた。それで打ち
損なったバッターも多かった。

さて今年も終る。来年3月はすぐに来る。
戦う意欲に欠けていた真弓がやめただけでも、タイガースは
強く成れる。
久保というバカ・コーチが辞めたことで、投手陣が
蘇るだろう。

新しいシーズンが待ち遠しい。



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