作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 源平となれば(歴史エッセイ111) 】

2012-05-01 14:43:39 | 05 歴史エッセイ

大河ドラマは相変らず見る気がしないし見てもいない。

同じNHKに「家族に乾杯」というのがあり、屋久島を訪れる番組だったから
暇つぶしに見ていた。

鶴瓶とともに出ているのが、まだ18歳の武井咲という子で、なんと常盤御前
の役だという。

源氏の棟梁義朝の子を三人産み、清盛の女児をも産まされた、歴史に登場
する悲劇の女性の代表的な一人である。

もっと明確に言えば、彼の牛若丸、長じて義経の母親である。

源平という言葉を聞くと血が騒ぐ。小学生時代の歴児の名残である。

源氏の方に贔屓するが、源氏の中でも頼朝は大嫌いな人間で、判官びいきで
義経ファンという、単純なヤツがボク。

頼朝の代理人としての義経は戦の神の如き存在だった。
それが、自分のための戦に変った瞬間から、やる事為す事うまく行かない。

歴史上にも稀な、運の反転である。

司馬遼太郎さんの作品の中で、「義経 上下」は未読だった。
土曜日に神戸元町の海文堂で購ってきたから、目下ベッドに置いて睡眠薬の
代わりにしている。

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