マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

(続)鈴をつけにいく

2012年09月10日 15時50分43秒 | 世界の支配者
説明が不十分だったり誤解を招く部分もあり、かなり書き換えさせていただきました。

前回の鈴をつけに行くで、「さて、一年も持たない首相は日本を代表していると言えるのか?いうまでもないことだが、日本の首相を信じてくれる外国の要人はいない。逆に、米国の大統領だって4年に一度の選挙で絶対勝てる保証はない。つまり、継続できる保証のない条約は意味がない。会社に社長がいて、別にオーナーがいるように、国家にも社長がいてオーナーがいる。」と書いた。日本のオーナーは誰なの?だよね・・・。

日本を支配するABCDEの中で、Aは東京裁判で無罪放免された軍人が中心だから、日本を動かすようになったのは明治以降であることは明らかである。
また、Eが生まれたきっかけはヨーロッパに起こった宗教革命に求められる。30年戦争において本来ならプロテスタント側であるべき英国王室はカトリック側につき、プロテスタント側を見殺しにした。その結果、多くの清教徒がアメリカへ移住することになる。またDのヘッセン・カッセルは傭兵をハプスブルグ側へ貸しだし、さらに、アメリカの独立戦争においては英国軍に大量の傭兵を売ったのである。まさに、このあたりにD,Eの歴史的因縁が生まれてゆくのである。ちなみにロスチャイルド家はヘッセンの資金運用を任されたわけだが、数多くの銀行団の末席に座ったに過ぎない。

Dの手先が日本へやってきたのは戦国時代である。
イエズス会のザビエルは1549年に日本にやってきたわけだが、当時ヨーロッパでは宗教改革が始まるとともに、英国がカトリックから離脱するなど、なにやらきな臭い時代に移行しつつあった。つまり、大航海の「冒険時代」から「征服時代」になっていたわけで、ローマ教皇は世界をスペインとポルトガルに分け与えたのである。
当然彼らイエズス会は布教を表看板に、日本を自分たちの領土と決めつけていたのである。そのザビエルとヤジロウにゴアで出会ったフロイスは1563年から日本での工作を開始する。
とりあえず、彼らは日本の支配者に会うため、当時日本をほぼ制圧した将軍信長に面会した。そのあと恐らくは本当の日本の支配者と会い、自分たちと彼らが似たもの同士なので驚いたという落ちである。もっともその後、ポルトガルもスペインも本国が追い詰められ、英国やオランダにその座を奪われて行く。
日本はその後、鎖国時代となりイエズス会は日本に影響を与えなかったかと言えば、そうでもないが本格的に工作を始めたのはやはり幕末と考えるべきだろう。

その日本の真の支配者は、古代において日本を制圧し、日本国の名義上の社長を天皇と定めた。閨閥が広がらないよう婚姻家系を藤原家に限定する。そして裏切れないよう人質を取ることにした。
これを歴史上、斎院制度、斎宮制度と呼ぶ。斎宮制度は天武時代と考えられるが、日本の国体が確定し、ゆるぎないものになったのは平安時代だったのではないかと私は考える。正直、まだまだ解明できていない部分が多いので詳しくは今後の課題とする。

我々が知っている日本史は真の支配者を隠す目的で書かれているため、真相は闇の中である。ただ、たった一度だけ日本の支配者が本気で頭を抱えたことがある。それは満州の陸軍が独自に行動した時である。これがトラウマとなり、未だに日本はまともな軍隊を持てないのである。まあ、よほど困ったのだろう。当時の大本営はDとEに操られていて、満州にいた国士達は独自に動かざるを得なかったのだろう。戦後、日本に戻った彼らは志を失ったようで、残念なことである。

私は以前から秀吉が何者かを考察し、「天皇の隠し子」ではないかと思ったこともあったが、結局はヤタガラスに操られた傀儡と考えるとすべてはすっきりとつながってゆく。家康も葵のご紋が示すよう傀儡だったのだ。もっというなら、戦国時代はCのイエズス会の進出に対する危機感が生んだものではないのか?もしそうだとするなら彼らの戦略は相当したたかである。

以前、明治以降の天皇はキリスト教徒であると書いた。その動かぬ証拠がガーター勲章なのだが、世界の王族会議に参加できるのはキリスト教徒に限られるのだから答えは明らかではないか。
Cとしては自分たちの権益を維持できれば天皇がどのような宗派になろうが、大した問題ではないが、とりあえず京都にキリスト教徒の王さまを置くわけにもいかず、とりあえず身代わりを立てて、江戸へ送ったんじゃないの?これが明治天皇すり替えに対する私の最終意見である。つまり、日本の真の天皇は京都に残った鴨ね。

まあ、こんなわけで、現在でも外国との外交条約には表向きの公文書と、絶対に表に出ない非公開公文書があるわけで、非公開公文書には日本を(日本だけとは限らないが・・・)支配する家系の署名がされ、例えば米国となら、米国を支配している家系の代表か、もしくは団体の代表の署名があるのだ。

だから・・・「鈴」を付けられた時、自分達が何もできないことを知るのだな。

さて話は変わって、民主党の代表選が始まったみたいだが、野田さんの圧勝である。なぜなら、消費税増税のご褒美も含め、彼の金庫は万札であふれている。次の衆院選で民主党の議員はその金がなければ戦えないのである。
自民党の党首選?さあ、最悪は石原だろうけど・・・石破かな?知らない。

どこが政権を取ろうが、誰が首相になろうが、日本は変わらないのだろうか?

答えはNOである。官僚の中にも国士はいる。「金では動かない国民」が、「金では動かない政治家」を選び、そして「金では動かない官僚」を使えば日本は変わるのだ。
それにはまず我々から変わらねばならない。即ち、金では動かない清貧さが問われているのだ。私たちにできることは「金のために魂を売る」ような政治家を見極め、政党ではなく、人物本位で私たちの代表を選ぶしかないだろう。