ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

袋とじのグラビア。

2005年08月11日 | 木馬の事
星高山の頂上から、桜江町方面(川戸、川平)を望む。はるか彼方に見えるのは中国山脈。(写真をクリックして見てください。)



近頃の週刊誌に思わせぶりな、袋とじグラビアがある。
「週間現代」の袋とじ、かなり過激なヌード写真や、セックス特集をしているページだ。最近は面倒くさくなり、あまり興味もないので私は破らなくなったが、(トンボは破ってあげるのもサービスと言う。)いつも「どうしてこんな面倒な人の手を煩わすような事をするのだろう?」とブツブツ言っていた。
それは、読者の興味をそそり、購入したくなるように(立ち読みでは見ることが出来ない。)してあるためらしい。
「丁寧に点線に添ってハサミで切ってください」と書いてあるのに、面倒くさいから、そのままブックスタンドに入れてある。(何でも面倒くさがりやの店だ。)

さて、毎日のように、モーニングに来てくれるのに、おとなしくてオーダーの話しかしない、使い古したわらぞうりのような顔の男性、少し顎がしゃくれている。(トンボが以前、ただならぬ関係と言ったカップルの男性)
彼女の方は仕事なのだろう、今朝は一人出来てくれた。
スポーツ新聞を熱心に見て、次に週刊誌を取る。

しばらくすると、ボックス席でなんか変な、ほうずきを鳴らすような音、「ビリビリビリ」
音の方を見ると、しゃくれたわらぞうりが、袋とじを破っている。
その破り方が変わっている。
点線部分を割って本の中央に持っていき、片方を押さえて、静かに破っているのだ。私なら指を突っ込んでびりびりにするのに、なんとも丁寧なお方。
イリコさんが言ってた。「この人は食べた後も綺麗に、トレーに入れてあり、カスも落としてないよ。」
同級生のおこげに見せてあげたい。(この人は後で箒とちりとりがいる。)

それより何より、50歳はとうにすぎているだろう、このしゃくれたわらぞうりに、袋とじに興味があるその事実が、可笑しくもあり、可愛くもあったのだ。

曇り時々晴れ 33℃

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2 コメント

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男も女も灰になるまで… (@押上)
2005-08-11 20:00:09
週刊誌の袋綴じは気を持たせる割に

たいしたことないので見ません。

ネット上ではもっと過激な写真が氾濫しています。



ただ、活字の「想像力をかきたてる」卑猥さはありますね。

古くは「明星」などのドクトルチエコ先生の身の下相談とか

「主婦の友」の綴じ込み付録など

悪ガキ連中で回し読みしたものでした。
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こんばんわ! (その)
2005-08-11 21:18:43
@押上さんの、悪ガキの頃は今と比べて可愛いものですね。

わらぞうりのお客さんも、年齢的に言って、同世代でしょう。



破って、こっそり覗いている顔が、おかしいのです。

そして覗きながら、こちらの方を垣間見るのです。悪い事をしているように・・



本当に男も女も灰になるまで・・ですよね。

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