あたしの風邪とは、明らかに違う。(私のそれは、上品でたちがいい)
たとえそれが鼻風邪であっても、風邪が体に入ると、なんとなくわかる。
鼻の奥がむずがゆいとか、背中がゾクゾクっとするとか、鼻水がツーと落ちるとか・・
人により形体は様々だろうが、必ず「お主、来たな?おいでなすったな?」と、挨拶したくなるような瞬間があるものだ。
この時を逃さず徹底抗戦で防御しないと、敵は侵入してしまい、取り返しのつかないことになってしまう。
確かに私は、家族中にばら撒いた、それでも食欲旺盛、鼻水旺盛、キリン製薬で一日も欠かさず消毒したから、大事に至らず、悲しいかな体重減少も免れた。
ところがイリコさんときたら、その時私や、周りの風邪菌にやられた人たちを、「気のゆるみから来るのよ、生活に緊張感がない、気合だ!気合だ!」と一人息巻いていた。
それが、何ということを・・青菜に塩、ナメクジに塩、悪戯坊主に校長先生、のごとく、しょんぼり……。 おかしいったら、ありゃしない。
のどが痛くて、唾も飲み込めない、熱はでるわ、耳まで痛いわ、で見る影もない。
しかし、悔しい事に痩せた、スマートになった。
ポッコリ出ていた下腹が小さくなった。(日曜日から、ろくに食べてないらしい。)
生活に緊張感がないからよ、気のゆるみよ。しっかりせい!と全く逆バージョン。
うふふ・・嬉しい。
何を言われてもしょんぼりのイリコさんです。
そんなイリコさんをトンボがからかう。「カドと○○○で金のかからない遊びのしすぎじゃないの?」そして「厨房のガラリ戸に手だけ出る窓を作って、引っ込んで、出てきんさんな。映画館のもぎり嬢のように・・」
トンボから略奪したヒヤシンスの花が重たくて45度に頭を下げているのに向かって、「気合だぁ!気合だぁ!頭をあげろ!」と叫んでいるイリコさん。
いつから、アニマル浜口になった?
晴れ 13度
今日から私のマーチ、修理工場です。
45度に曲がったヒヤシンス。
トンボが言う。暖かいところに置くな!ヒヤシンスだから・・
寒いおやじギャグ。
食べられないなんて余程つらいのですね。
木馬さんにはいつだって美味しそうなものが並んでいますのに。
私はいつも年末に大風邪引くのが恒例なので、それを過ぎれば大丈夫とばかりに油断しています・・。
いや、いけませんいけません。
でも、リバウンドが怖い、既にお腹が空きそうです。
気合だぁ!で頑張ります。
shi-baさんも、油断大敵、充分気をつけてくださいね。