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ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

値上げの春

2011年03月01日 | 四方山話

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”駅前開発反対”ブログです。

 近所の梅がぽつぽつ咲いている。
辺りには甘ーい香りが漂う。でも異常気象のせいか、綺麗に咲き誇っていない。
どこか変。
季節が(気温が)行きつ戻りつしていて、カラダが付いていけない。
ヒートテックを着たり、脱いだり。
春になったと思ったらまた冬に、きまぐれに戻ってきてもらっても困るのだ。老いたカラダはついていけない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この前から連日風もないのに空がどんより、春霞というには霞み過ぎ、黄砂というには
少し違うようだし、と思っていたら新聞にこの疑問が出ていた。
これは中国発の大気汚染微粒子で、中国の工場のばい煙などに含まれる硫酸塩を大気1立方メートル15マイクログラム観測したと、これは通常の約2倍なんだって。
いやですよね、まるで戦後の日本の工業地帯みたい。

まったく迷惑な話。
腹立たしいことばかり。
腹立たしいといえば、何でもかんでも値上げラッシュ。
コーヒー、油、小麦粉、これってパンが上がるでしょう、勿論パスタだって、もう場末の喫茶店はやっていけないのいじゃないかと不安。
そして、ガソリンの値上がり、これって円高なのになぜ?
それは池上さんが解説していました。
原油価格が高騰しているかららしい。原油価格とは、ニューヨークの原油先物市場で、「先物」を買う価格のことで、つまり将来を買う価格を決めるとか、その価格が高騰しているのに日本ではじわじわとしか上がってないのは円高効果なのだとのこと。
よくわからないけど、また4円上がるんですって。
嫌ですよねぇ・・・

雨時々曇り   10℃


二月も終わります。

2011年02月28日 | 四方山話

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 ついこの間 年をまたいだと思ったら、はや二月も終わり。
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る。」と時の過ぎゆく速さを言い表すが、最近はこの時の速さについて行くのがやっと。流れる日々に季節をめぐらす暇もない。
何でも今日は”バカヤローの日”だとか、バカヤロー!!と思ったことを書き連ねてみました。

なぜこのように、めまぐるしく時が流れるのか、それはインターネットの普及(ソーシャルメディアの威力)が原因だと思う。
中東の長く続いた独裁政権崩壊もインターネットから始まった。
そしてインターネットの普及で、数十年前は花型商売だった、写真屋、本屋、印刷屋さんが商店街から消えつつある。こんなに早いスパンで世の中ががらりと変わるのも驚きだし、戸惑うばかり。
そして新聞に出ていたのだけど、インターネットで京都大学の入試のハイテクカンニングが行われたと・・・
して見るとネットの普及は、いいことなのか悪いことなのか 老い先短い私にはさっぱりわかりません。
私がいつも思うのは新種のハイテクは新種のストレスを生むということ。

そして神戸淡路震災を彷彿させるニュージーランドのクライストチャーチ地震、なんとも見るに忍びないニュースに映像。自然災害は怒りの持っていき場がないのが一番腹立たしい。

そんなこんなで国内の出来事に関心を持てないでいたが、ちょっと目を離している間にとんでもないことになっていた。
政権党としての歴史の浅さが、民主党を
稚拙にみせているのだろうか、過渡期の政権なのだから、政権交代を国民が望んだ結果だからと我慢してきたが、もう呆れた。あまりにもひどすぎる。

希望から失望へ、失望から怒りへです。
その原因として、小沢一郎の政治とカネ、の政治的責任、菅総理の首相としての手腕の至らなさもさることながら、政権交代を成し遂げてそれで満足したのか、この党が目的を見失い、あたかも燃え尽きたかに見えることが、最大の原因なのではないかと私は思う。

いつだか面白い記事があり、切り抜きしていたのだけど、政治家って資質が大事、履き違えてはいけないと・・・。
その資質とは、情熱、責任感、判断力。

現状を変えなければという情熱と、必ずやり遂げるという責任感、そして政治は決定の連続、正しい判断力が必要なのだという。

でも私はもうひとつ付け加えたい。
言葉の重み、政治家(公人)は
簡単に発言してもらいたくないし、撤回もしてもらいたくない。

国政をとやかく言っても所詮ごまめの歯ぎしり、せめて自分の住んでる地域を何とかしなければですよね。

トンボが言う。
「たった一回だけ「江津市駅前開発反対」と訴えても届かんよ。何のためのブログ毎日更新なんよ、必ず”駅前開発反対”と書いてよ。」

というわけで絶対に”駅前開発反対”です。

 雨 13℃ 


介護保険の使い道

2011年02月24日 | 四方山話

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 待ちに待った春だというのに、なんとなく気が重い。
それというのも・・・

連日イリコさんは お父さんの収容施設探しで忙しい。
やっと見つかったグループホームも強制退去させられたのだ。

なんのための介護保険なのか、お金持ちのための介護保険なのか、年金の少ない人たちはやはり、収容施設がないから家族で見なければならないのか、私はそのところが知りたい。
もうひとつ今回初めて知ったのだけど、介護認定の数値が高い人ほど、介護負担料金も高いということ。
要は、ほとんど元気な人は安く利用できて、手のかかる人ほど、利用費が高いということ。介護保険は強制にひかれいるのになんか矛盾を感じるのは私だけでしょうか。

だから江津市も駅前開発などに予算を割くより、特老施設を作ればいいのにと思うのだ。みなさんはそう思いませんか?

そんなわけで連日孤軍奮闘の私ですから、生活リズムがくるってまるで手足をもぎ取られたような日々を送っている次第です。

そんな中 昨日の午前中 やっと光ファイバーの工事が終わりました。インターネットもフレッツ光です。
なんか、少し早いかな、もたもた感が少ないような気がする。
 

そうそう、やっと出来上がりました。
ブックカバーです。

こんなのでいいのかなぁ・・・
shinob.@本の虫さんは、気に入ってくれるかなぁ・・・

取りあえず、送りました。
いま暫らくお待ちくださいね


晴れ 20℃ 


文明の利器の落とし穴

2011年02月14日 | 四方山話

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 二月に入って急に暖かくなったので、今にも咲きそうにしていた鉢植えの沈丁花です。
また寒さがぶり返して、ご機嫌を損ねたのでしょう、固く閉じてしまった。
早く いい匂いを漂わせてながら、花かんざしのようにまん丸に咲かないかなぁ・・・

 さてもさても・・・
最近、八百屋の長兵衛さんが引っ張りだこだけど、相撲の場合八百長は罰則規約がなくて、八百長かどうかは当事者双方が認めなければ立証できないらしい。
それでも私はこの問題は「さもありなん」と思うのみなのだ。
今までない方がおかしいのであって、力士の間では、大関、幕内、十両の地位を守るためにお互いの星を融通し合う「互助会」というのがあったのだという。
かって、横綱になるのをあきらめた大関が、一場所でも長くその地位を確保したいがため、勝ち越しのかかった一番で星を献上して、そして今度は自分が献上してもらうという場面が何度もあったのを覚えている。
ファンもそれを知ってて、笑って許していたんだもの。
だから、なにをいまさら、さもありなんなのだ。

それより何より、私がこの問題で一番びっくりしたのが、携帯で削除したはずの文章がちゃんと残されていたという事実には心底驚いた。
消しても消しても、この宇宙のどこかで彷徨っているなんて、なーんか不気味。
パソコンなら、以前本で読んだのだけど、(絲山秋子の「沖で待つ」)内部の星型のネジを開けて、パソコンの心臓部であるCPUを取り出して壊せばいいとか。
しかし、携帯メールは携帯を壊しても、センターにはメールの記録が残されていて、復元できるのだという。
今まで私は、手紙や電話は筆跡が残ったり、逆探知されたりするので、メールなら消去できるから悪だくみには一番だと思っていたが、認識不足だったのですね。
文明の利器にもこんな落とし穴があったなんて、だれが信じるでしょうね。

そうか~。じゃあの時のあのメールも絶対にこの宇宙のどこかに残っているんだ。
人に知らせたくない悪だくみは、直接口頭でですね。よくわかりました。

気をつけなくちゃ・・・

雲りのち雨 4℃


恐怖の風速36メートル

2011年02月13日 | 四方山話

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 瞬間最大風速36メートルって、みなさんは経験したことありますか?
土曜日のことです。
怖いのなんのって、震えていた。
春一番なんてもんじゃない。台風より怖い。(台風はしばらく我慢してたら、逃げていくもの。)
長く生きてきたが、こんなに長時間強風が吹いて、吹いて、吹きまくった経験は初めて。
なにしろ風が吹く時、地響きがする。轟音とともに吹くから余計に恐怖を感じるのだ。
夜中からずーっと、ずーっと、ずーーーーっと!!
よく飽きもせず吹くもんだ。

店を開けたばかりの午前8時ころ、強風の中でも突然猛突風が吹き、建物が揺れたと思った瞬間、轟音とともに、ハメ殺しの窓外に 何か黒いものが飛んだのが見えた。
「どこからか、何か飛んできた。」

豪雨の中外に出てみたら、なんと当店の雨樋が強風にあおられて外れて飛んでいるではないか・・・
丁度居合わせたナンちゃんが、風に舞う雨樋の欠片を追いかけて拾い集めてくれた。
ありがとうございます。

それにしてもまたかよ・・・
建物が古いと、風が吹く度びくびくする。ストレスがたまる。そしていつも思うこと、「もうこんなところに住みたくない。風が吹いてもへっちゃらの縦穴式住居に住みたーい。」
働いても働いてもこのメンテナンスに追いつかない暮らし。私のこれからはこの繰り返しかと思うと悲しくなる。

おんぼろ我が家も築年数が長いので、屋根が婆ごと(安光姫)吹っ飛んだのではないかと、おそるおそる帰ってみたら、炬燵にもぐって怖い怖いと震えていた。
それでも、我が家は今回は
何とか持ちこたえてくれてた。

しかし、この化け物低気圧はなんだっていうの?
イリコさんちの雨樋も飛んだらしいし、国道のあちこち看板やら、街路樹の木の枝やら、トタンやら、ゴミやら、植木鉢やら、衣服まで散らばっている。

『風が吹けば桶屋がもうかる』というけど、風が吹けばジンちゃんのサンシャインがもうかるのかな。
今回も修理をお願いしなくちゃです。

報道では、江津の片田舎の風被害のことなんて、どこ探しても報じてないから、なら私がこのブログで全国発信です。ホント、嫌です、この風。なんとかして!!

雲り 6℃ 風は治まる。 


寒かった一月も終わります。

2011年01月31日 | 四方山話

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一月も終わるというのに、なんだかこのところ ずーっと寒い。
毎日寒くて、寒くて、老いたカラダには冗談抜きに応える。
去年の夏があれだけの猛暑だったのに、この冬は雪国の人たちでさえ驚くくらいのドカ雪の酷寒。
これ、どちらも太平洋赤道付近の海水温が下がる「ラニーニャ現象」の影響なのだとか。
オーストラリアの大雨の原因でもあるらしい。
新聞に書いてあったのだけど、鳥インフルエンザもこの影響で、日本が寒いから今年の渡り鳥が多いんだとか、知らないところで様々な影響が出ているのですね。

 そんな1月を振りかえると、謝罪ラッシュの菅内閣、随分政権交代には期待したんですがねぇ、どうしたらいいのか政治に疎い私にはよくわからない。
けど、このままいけば大変なことになるということだけはわかる。
私が地団駄踏んでもどうにもならないけど。

それより今月強く印象に残ったこと。それは・・・
チュニジアから始まった民主化運動だ。(ジャスミン革命)
これらの反政府デモはアルジェリア、イエメン、ヨルダン、そしてエジプトにも波及した。
一連の反政府デモは、新聞などによると、これまで中東ではあまり見られなかった新しい形のデモだとか。それというのも、そこにはイスラムの宗教や、反米感情がほとんど介在していないかららしい。
人々をこれほどまでに突き動かしているのは 経済的理由(失業や物価高など)とそれを解決できない政府への不満で、これらはネット革命と言われているのだ。
ついこの前見た映画でフェイスブックというサイトを知ったばかりなので、余計にこの手のニュースが気になるのかもしれないけど・・・。

そんなこんなで寒い、寒いの連発の一月だったけど、
寒さきわまる大寒のころのことを”春隣”というらしい。
日本語はいいですね。春隣と聞いただけで、ほのぼのとなんとなく華やいで感じる春の季語。
この寒さの隣には 温かい春が来ているよ、とでも考えなければ 耐えられなかったのでしょう。

この季語のように明るい春が来るといいなぁ。 
ホント早く暖かくなってほしい、願うはそれのみ。

雲り 3℃


言葉って

2011年01月25日 | 四方山話

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今年の冬は本当に寒い。
暑さが苦手だった私も、流石にこう連日寒くっちゃ身体もこちこちになる。暑かった夏が恋しい。
朝6時に起きて、母の食事を作るのだけど、台所に立つと、足元がジンジン冷える。
本当に寒い、寒いったらありゃしない。
久方ぶりにしもやけが足にできそうな予感。
しかしまだ子供のころの土間の台所のころよりはいい。数段暖かい。子供のころのことを考えると、今でも信じられないような、どんな寒さも我慢できるような気がする。
サッシもない、隙間だらけのおんぼろの家には どこの家でもそうだと思うが、暖房器具と言ったら炬燵と火鉢くらい。
夜寝る時、朝起きて着る洋服を炬燵に入れていた。
今のようにヒートテックの下着などなくて、毛糸のパンツだけを頼りに生きていた。

本当に健気だったんだなぁと思う。
年ごとに寒さにひよわになっていく私。
早く春が来ないかな、♪春ーよこい、早ーくこい、・・・

またもや、枕が長くなったが、先日尖閣諸島の衝突映像を流出した元保安官が、テレビで心境を語っていた。その中で記者が、「今回の流出に関して後悔していますか?」との問いに「後悔してないと言えば嘘になる。」と言っていた。
このインタビューを聞いたトンボが、「後悔していないといえば嘘になるとは後悔しているということなのだろう?こういう持ってまわったような言い方は嫌いよ、後悔していますと言えばいいんよ。そう思わん?」と聞いてきた。
 確かに木馬のいちゃもんつけのトンボの言うことにも一理あると思う。
けどはっきり言うと角が立つ、これが日本語のいいところでもあるんじゃないですか、日本語の乱れではなくて揺らぎととらえて 昔ながらの言葉も時代とともに変化(進化)する言葉も大事にしたらいいのではないですか?と答えたのですが・・・

そういえば、最近よく耳にする”首長(くびちょう)”という言葉のほうがなんか私はおかしいと思う。首長族を思い出す。私はこれを”しゅちょう”と読むのかと思っていた。

ま、長く生きていると 言葉の流行についていけなくて、昔の言葉を使いたくなるもの。
仕方のないことです。
気にしだすときりがないですよね。

 雲り時々雪  5℃


ネットの恐怖

2011年01月23日 | 四方山話

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久しぶりの星高山の朝陽です。

  えーっと・・・
突然ですが、皆さま、隠岐の海っていうお相撲さんご存知ですか?
そう 前頭13枚目で、残念ながら昨日、稀勢の里に負けてしまって優勝こそ逃したけど、最後まで優勝争いに加わっていた島根県出身のお相撲さんです。
角界一のイケメン関取ですよ。
八角親方(元横綱北勝海)が「もともと実力はあるのだけど、なにしろ練習嫌いで。」とこぼしていたけど、ここにきてやっと相撲が身に着いたというか、前頭13枚目で優勝争いに絡んでいるという。
要チェックで応援宜しくお願い致します。と言ってもなんの関係もありませんが・・・

そして、サッカー 傷だらけのザックジャパン、アジア杯の準々決勝です。アウエイだからどうしても厳しくなることは覚悟の上で、眠たい目をこすりながら観ていたのですが、先制されたり追い込まれていたりで、ついに寝てしまった。でも 3-2で勝ったのですねカタールに。よかったぁ・・・

話はコロッと変わりますが、『ソーシャルネットワーク』の映画を見たからか「フェイスブック」というサイトが再々新聞に出てくるのが目に入る。 
先日も新聞に出ていたのだけど、「チュニジア独裁政権が倒れたきっかけは」学歴があっても職のない若者たちの不満が、(政府の厳しい監視や言論の自由のない状況に)ツイッターやフェイスブックなどのインターネットの交流サイトでネットを通した呼びかけた。これにより抗議デモはすぐに全国に広がり、これが大きなうねりとなり独裁政権が倒れたと書いてあった。
それらはいかに強力な独裁政権をもってしても 対応できなかったのだろう。
「ジャスミン革命」というネット命名だったらしい。
お隣の中国では、こういう革命は無理なのでしょうか。尤もあの国はこういうこともちゃんと想定して、通信管制(報道管制)を引いているから、無理なのかもしれない。

雲り時々晴れ 8℃

 


ナマコの生態

2011年01月13日 | 四方山話

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 真正面から星高山のシンボルマークを写してみました。
護岸に停泊している漁船の中に、多分まゆパパの船もいるはず。
いつも命がけで日本海に出て美味しいお魚を獲り、そして新鮮でピチピチで活きのいい、お魚を食べさせていただく幸せ、を噛みしめながら、仕事が終わってからの至福の時間を過ごしている私です。

昨日も空は曇天、川面は 海から吹く北東の風に小さなうろこ波を絶え間なくおこし、数百匹のウミネコが群れをなして漂っていた。

冬の荒れ狂う海と言えば、この時期にしか獲れない大好物のナマコを頂いた。
が、しかし見れば見るほど不気味なヤツだ。
全体に青銅色で、光ってぬめぬめしている。そしてオレンジ色のイボがあちこちに付いてグロテスク。一体全体、生きているのか既に息絶えているのか、さっぱりわからない。

動かないんですもの。そもそもこれは動物なのか、魚なのか、はたまた貝なのか、軟体動物なのか・・・

そんなわけで、少し調べて見ました。
正確には棘皮(キョクヒ)動物です。
棘皮というのは、ハリネズミのような皮を持つという意味で
もともとはウニを対象につけられた名称だそうです
ナマコやヒトデは、そのウニと類縁関係にあり、棘(トゲ)をもたない動物も棘皮動物に含まれます。
で、なにを食べているのかと言うと、多くのナマコは、海底に降り積もって堆積した有機物を主な餌とし触手でそれらを集めて食べているんだとか。

そうなんだ、ナマコは、砂を食べるんだ。
正確には、砂中の有機物(バクテリア)を食べている。砂を食べて、砂を吐き出し、自由気ままにふらふらと移動し、岩などに蝉のようにひっついて敵の目をくらます。
で、さっきナマコが通った砂の中には、またバクテリアが生まれ、その繰り返しだから、砂を綺麗にしてくれて、地球環境のために役立っている。

誰にも迷惑かけないで、誰にも危害を加えない!
そんな偉いナマコの天敵は人なのか・・・

ううーん 少し引いてしまうけど、けど美味しいのだから仕方ない。
と言うわけで、ナマコ酢を作ってみました。
まず、まな板にナマコを乗せる。ぬるぬるするからおまな板から転げ落ちないように押さえて、イボの少ない方を縦に割り、紐のような内臓を引っ張り出す。
胴体の両端に硬いところがあり、これが口と肛門だと思う。
綺麗に洗い、薄切りにして、三杯酢に柚子のしぼり汁をかけて食べる。

味はというと、口に入れてムギュっとかむと、サザエやアワビのような磯系の味ではなくて、海の底の味、というか、難しい、ただ食感がぬるぬるこりこりぐにゃぐにゃや、書いていてわからなくなってしまったけど、私は好きです。

それにしても このナマコを最初に口にした人は偉い。

農耕民族ではなくて狩猟民族なのだろうか、私は知りたい。

雲り時々晴れ 5℃


渡り鳥いつまた帰る

2011年01月12日 | 四方山話

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 新川のシンちゃんではありません。
所用で二宮に行った火曜日、水尻川で見つけた白鷺です。
この寒いのに気持ちよさそうに水面を足を折り曲げながら餌を探している。
お!!青鷺も!と、カメラを構える間に 二羽並んで飛んで行きました。おおぉー残念。

そもそもこの鷺君たち、渡り鳥なのだろうか???
新川の鷺夫婦は絶対に居ついている。(おまけに子供まで作っている。)よほど居心地がいいのだろう。年中姿を見かけるから。

で、昨日の毎日新聞に偶然にも渡り鳥のルートが書いてあった。
これはメスのオナガガモに発信機をつけてルート解明に役立てようと世界自然保護団体が、飛ばしたカモがやっと昨年末に渡りの全行程が確認できたという記事。
それによると、カモちゃんが、昨年香港郊外を飛び立ち、中国大陸を北北東に一直線、長江を越え、山東半島を過ぎ、黄海渡って3月、韓国のペクリョンドに着いた。
そして韓国の哨戒艦沈没事件が起きた北方境界線ギリギリのところを飛び、中国黒竜江省ハルピン郊外に4月到着。さらに北東に飛び続けて5月にシベリアのアムール川河口、6月ついに目的地に羽を休めた。北極海に近いコリマ川の大湖沼地帯。渡り鳥たちの集まる夏の繁殖地らしいのだ。
往復1万2000キロ、時速50キロの大旅行。でも面白いのが帰り路。
9月の帰路は、間宮海峡を渡り、サハリン島を南下、北海道、本州、九州を縦貫し琉球列島沿いに東シナ海を横断して上海の南、台州湾から香港に戻ったんだとか・・・
それにしてもこのルート解明が鳥インフルエンザの対策に役立つらしいが、それにしても、カモちゃんたち、すごいですね。


雲り 5℃